• カテゴリー別アーカイブ 畑のいろいろ
  • v386 手抜き

    去年の畑は、菊芋はほぼ放置でしたし、ヨモギは自生して勝手に育つし、ジャガイモはある程度雑草を取るくらいで基本ほったらかし、となかなか理想的なやり方ができたのですが、ニンジンがとにかく手間がかかりました。

    まず、適当に広い畝に、適当にばら撒いた。発芽率的には何割か発芽しないと思っていたら、ほとんど発芽して、密集してしまいました。

    こりゃあ間引きで大変、なんだかもったいない、と思って、移植を始めた。これがなかなか数が多くて、新たな3メートルくらいの畝を8本ほど作り、筋肉が増加した。

    雑草取りも結構大変で、ニンジンにばかり手間がかかってしまい、しかも移植したニンジンは、そのほとんどがグロテスクにグローしてしまって、大量のグログロニンジンは、自分で処理するしか無くなってしまいました。

    おかげでミキサーまで購入することになり、2か月ばかり、毎日ニンジンジュースを飲むことになって、健康が増大した。

    筋肉がついたり健康になったり、なんなんだ。来年はもっとラクしなきゃダメだ、と、ひと冬考えていました。手を抜かなければ。

    まず、間引きは一切なくなるようにしよう。それにはタネを1か所に1粒だけ入れる。タネとタネの感覚は20〜30cmにする。発芽率が悪くても50m100mの長い畝に仕込めば、多少歯抜けになっても問題ない。

    問題は雑草。植えた周りだけ生えないようにするには、マルチがいいかもしれない。しかし、あのマルチってのはどうも個人的にスッキリしないのです。と言うのも、v381でも書きましたが、水を撒いても、マルチのビニールが弾いてしまって、逆に植物がかわいそう。

    であれば、幅20cmくらいのマルチはどうだろうか、と思ってやってみることにしました。そもそもそんな狭い幅のマルチは売ってませんから、1mくらいのを広告の品500円で購入し、それをノコギリでぶつ切りにカットしました。

    マルチの幅を狭くすることで、水をあげても外側からタネ周辺に届くし、ある程度の保温保湿効果もあるし、その部分には草は生えにくい。と言うことで、

    2019/5/24

    まあこんな感じ。タネを植える間隔で、安い竹串を使ってビニールマルチを止めつつ、風でめくれないように土を被せました。とっても面倒で、まるで働き者ですが、今後手を抜くために、最初の段階で手間をかけているのです。

    まだ、タネは入れてません。カッターでバツに切って、土にくぼみを作って、ニンジンの種1粒だけ投入していくのです。それをタネの数だけやる。

    ニンジンの種は、ネットで入手した固定種です。まだ中を見てないので何粒入っているかわかりませんが、細かいやつが8ミリリットル分入ってます。200粒くらいかと思いますが、わかりません。

    北側に50メートルの畝 5/27
    東側に20メートルくらいまでマルチかけました。 5/27

    種は6月に入ってから。

    とか言ってたら、5月26日に40度近くまで上がり(畑は50度?)、昨日27日も32度とやたらと暑くて、もう夏じゃないかと、もう種植えてもいいんじゃないかと思いましたが、週間天気予報によれば、1週間後の最高気温は20度になってます。

    下は8度とか言ってるので、あるいは、6月には0度くらいまで下がってしまうかもしれません。夏も終わりか。

    で、もう畑周辺は草ボーボーで、早速ナオヒロくんがねずみ男となり、草を刈っていました。

    働き者のナオヒロくん 201/5/24撮影

    雑草って、ひょっとして、全部食えるんじゃないかなぁ。
    全部、ガンとかに効いたりして。ぼそっ。


  • v381 ジャガイモ・菊芋・ズッキーニ

    今年は気合が入る。

    去年作ったジャガイモの小さいやつが、段ボール箱の中で芽が出て伸びまくり、グロテスクにグローしたグログロ状態になっていました。あまりにグロいので写真はありません。捨てるのももったいなく、土の中にぶっ込むしか手の打ちようのないシロモノとなっていました。

    この写真の手前、白いナイロンテープで囲んだ中に、そのジャガイモ(キタアカリ)をぶっ込みました。ウネは立てず、クワで土掘って、出ている芽をちょっと土の上に出して、土かけて終わりです。5月18日でした。

    さて、その2日後に見てみると、土から出ていた白かった芽が茶色がかっており、死にそうになっているような気がして、EM培養水をあげました。効果はわかりません。あとは放置です。自然の力にお任せ。

    で、菊芋。
    5月10日に畑を囲むようにぶっ込んだ菊芋の周辺には、腐葉土とも言えない自作の腐葉土を散らしておきました。それは秋に拾った葉っぱです。米ぬかと水を混ぜて、ブルーシートをかぶせておいた腐葉土にもなってない、よくわからないドロドロベタベタの地獄の葉っぱを撒きました。

    動物性の肥料ならほぼ確実に栄養たっぷり、植物はスクスク育つはずですが、まあ、毎年、肥料らしい肥料はあげてないですしね。それに比べれば今年は、腐葉土のようなものを散らしましたから、大丈夫でしょう。

    その菊芋のラインに沿って、EM培養水をかけているところ。黒い点々は腐葉土的な葉っぱです。何か植物のようなものが生えているように見えるのは、枯れたヨモギの茎で、単に目印です。

    ぐーぐー・・・

    はっ、つまらなすぎて寝てしまいますね。

    簡単な地図を作りました。

    ピンクの部分が私の領域、クリーム色の部分がナオヒロくんの領域です。

    菊芋は約80センチ間隔で160メートル植えました。これが2メートルを超える高さに育っていくので、畑全体が菊芋フェンスで囲まれるわけです。クマちゃんも入りにくいですね。

    熊が、菊芋の陰から覗くことになるんでしょうか。うひょー。

    さて、ニンジンは6月に入ってから、タネを蒔く予定です。去年は労力のほとんどをニンジンの移植と雑草取りに割かれてしまったので、今年はそのようなことがないように、種まきの時点で農家もびっくりの新必殺技を繰り出す予定です。お楽しみに。

    以下、地図を見ながら写真をご確認ください。

    入口から東の方向
    入口から北の方向
    入口から西の方向

    この時点で、ナオヒロくんはというと、それはもう素晴らしく進展していまして、広い面積にジャガイモを、ちゃんとウネも作り、固い地盤の底辺まで掘ったところにぶっ込んだそうです。そしてカボチャはちゃんと「苗」を自前の育苗ハウスで作って、100株ほど植え終わっていました。

    ガッツリ仕上がっていたジャガイモ畑。手作業。(5/22早朝撮影)

    カボチャは1株に1つだけ作ると、めっちゃくっちゃいいやつができるんだそうです。また、玉ねぎも幻の特別な品種(生でも食える、辛味の弱い優しい「真白=ましろ」)を、日本ではほとんど誰も作れないと思われる「無肥料・無農薬」でトライするそうです。

    おそらくかなり手間がかかるんです、死が待ち受けているかも知れません。

    ナオヒロくんは、豆の準備も終わっていました。

    マメにやっています。マメだけに。
    このニンニクも実はすごい。こんなに株間を詰めるやり方はあまりしないそうです。あえてギュウギュウで作っています。

    ナオヒロくんのパワーが炸裂している5月です。

    さてさて、5月21日の早朝。私はズッキーニの種を植えました。私にはひとつこだわりがあります。苗は作らないんです。最初からその場の土で育ってもらった方が強いのではないか、というイメージがありますが、真の理由は、移植が面倒だからでした。(なーんだ)

    ズッキーニのウネ、17株分。タネぶっ込みました。その右のラインにはニンジンを仕込む予定です。

    そして今回、特別なことをしてみました。ハイレグのような、フンドシのようなマルチです。わざわざビニール(マルチ)の幅をノコギリでカットして作りました。この幅のマルチは売ってないので。

    なんでこんなビニール(マルチ)のかけ方をしているのかというと、広くマルチで覆ってしまうと、ジョウロで水をあげても弾かれる、雨の水も弾かれる、ということで、かわいそうだから。

    タネに近い部分だけは雑草が生えにくいようにビニールをかけ、多分保温効果も少しはあるし、しかも、EM培養水をかけてあげても、タネに近い両サイドから浸透するのです。普通にまるっとマルチすると全部弾かれてしまう。

    もう少ししてから、芽が出るあたりに穴を開けます。北海道は6月でも霜が降りますので、しばらくはぬくぬくしてもらいます。

    さらに追記すべきことは、このように山のようなウネを作ると、たちまちアリが寄ってきて、蟻塚のようになってしまい、ズッキーニは殺害されてしまいます。それを防ぐために、「わさび・ニンニク入り木酢酢溶水」を周囲に円形に念入りに撒いています。

    以前、アリのあまりの傍若無人ぶりにムカついて、「アリの巣ごと全滅させる薬物」を使用しました。その時に、確かに効果はあったのですが、そんな大量無差別殺蟻のようなやり方はいかんなと猛省しました。

    アリは「悪」でもないし、そこにいる必然性はあるのです。アリにも蟻生というものがありますから、全うしていただけたらと思います。ありのままに。アリだけに。
    ぶっ殺しちゃいかんです。(ゴキは例外)

    去年、殺すわけではない忌避剤を使用した結果、アリは引っ越してくれました。ホッとしつつ、今年は使いまくっています。おかげで「わさびニンニク入り木酢液」がなくなってきました。そこらへんにちょいちょい売ってるものじゃないので、手に入れるチャンスがあればいいなと思っています。お金ないけど。

    肥料はろくに与えていません。菊芋に落ち葉だけです。(本当はガッツリ肥料入れたい欲はある)
    ズッキーニも菊芋も、ある程度成長したら、理想の放置プレイになればいいなと思います。


  • v377 畑始動

    今年も始まりました。こちら西半分。(5月3日)
    東半分。広いっ。

    早くもナオヒロくんが知り合いにロータリーをかけてもらっていました。去年よりも広いエリアです。この広さを手作業で、家庭菜園的にやるのは、死あるのみですから、大変助かっています。

    5月10日の朝5時、気温3度。畑に向かってエネルギーを注入する私。服がパツンパツン。これがゆったり着られるまで痩せる予定です。
    この支柱が立っている中に、菊芋をぶっ込んで眠らせてあります。

    まず、去年200個ほどの菊芋をぶっこんでおいたところを掘り返しはじめました。ここの土はめちゃくちゃ固くなるのです。ガッチガチ。スコップとクワで力一杯、掘りました。
    ところが、菊芋は出てきません。

    これね、結構深いですから。

    この手前のところに深めに、多めに入れておいた記憶なのです。おっかしいなぁー、掘っても掘っても出てこない。仕方ないので、中の方へ掘り進めます。深く掘ったので、下から起こすように掘れば、菊芋を傷つけなくて済みそうでしたが、
    「そろそろ出て来るから、気をつけないと、、いけな、い、なっ!!」
    とクワを上から振り下ろすと・・・

    ギャー!! スパッと真っ二つ。やっちまったな。

    真っ二つ。つまり、種芋が倍に増えたわけですよっ。とか言ってる余裕がこの時はなく、とにかくもう疲労困憊でした。トータル40分ほど穴掘りました。
    でもまあ、この後とりあえず100個以上は出てきました。そしてこの畑の大外を囲むように、株間を70〜80cm間隔で植えていきました。200メートルにはなります。
    疲労困憊の上、200メートルを何度も行き来して、足もガクガクでした。

    さらにその植えたところに、EM培養菌を入れた水を、ジョウロで撒きました。重い水タンクを運び、EM培養液をジョウロに足しながらかけていきます。水が切れたら入り口付近へ取りに行き、運んで来て、まあ、そうして600メートルくらいは歩くわけですが、土がふかふかしてて歩きにくい、そして全体に傾斜があって、こりゃもう拷問ですよ。

    ということで、2時間半、息を切らせて作業を終えました。

    西・北・東に、コの字になるように植えました。菊芋は2〜3メートルになるので、塀で囲ったようになる予定です。

    6時40分、土から水蒸気が。画像の右側が南。

    塀で囲ったようになれば、獣害対策にもなるかなと。(ならないです)
    実は、南の入り口の方に、動物の糞が落ちていました。量は多くはなかったのですが、真っ黒でした。真っ黒の糞といえば、はい、そこのあなた、何だと思いますか。

    黒い糞ですよ。
    はい、そうですね、クマちゃんと思われます。量から見て子熊でしょうか。それっぽい足跡もありましたし、クマちゃん来てます、来てます。
    やばいがな。

    ジャーン!! 獣害対策の超音波発生器

    今回は、獣害撃退用品、昨年のより強力な超音波発生器を2つ買ってありました。

    ナオヒロくんはすっかりプロのネズミ男となっていました。仕込みがすごい。

    ところで、今年はひとつ大変な事件がありました。

    ネコが盗まれたのです。このネコ。

    無くなってしまったネコ。誰だ盗んだやつはっ!!

    いくら戦後最大の大不況下とはいえ、鉄がカネになるからって盗むんじゃねーよ。ひどいよ。嫌な世の中でござんすねぇ。

    もともとここにあったネコは傷んでいたためか無事でした。

    泥棒ですよ。こんな犯罪も平気で犯すのは、トップがアレだからでしょうか。そんな時は、こんな写真で和みましょう。

    5月10日、すごく小さいカタツムリを発見。5mmくらい。

    めでたしめでたし。

    家に戻ると、ノラのうるちゃくんが私の椅子で寝ていましたとさ。


  • v374 ヨモギのガンへの効果

    びっくりちゃん、多分、乳がん

    我が家のびっくりちゃんは半野良。最近は家でおとなしくしていますが、時々外に出たがります。年齢不詳ですが、少なくとも15歳以上と思います。

    このびっくりちゃんの乳にしこりができまして、その個数も増えていました。病院に相談したら、おそらく悪性腫瘍で、高齢の猫でもあり、手術は衰弱させるだけなので、放置しています。

    ただ、私がヨモギのガン効果に目をつけ、ヨモギの粉化に成功しているわけです。学術的に、アルテミシニンと言う物質が、がん細胞だけをアタックして死滅させる効果があるとの研究結果が出ています。

    癌細胞を選択的に死滅させることができ、抗がん剤よりも34,000倍も正確に癌細胞だけを死滅させることができる、と。副作用もないとのこと。まあ食い物ですから。

    わかりにくいですが、ボコボコと腫瘍があります。

    じゃなんで知られてないの、てなりますが、そりゃあ、あーた、製薬会社が儲からなくなるからに他ならないですよね。重曹だってがんに効くとか言われています。単に少食(断食みたいな)にするだけでも効果があるとも言われます。抗がん剤を疑問視する声は、医療関係者を筆頭に多いです。

    平成は公的機関の失墜の時代だったと思います。何が真実か、偉い人の言うことを鵜呑みにしないこと、これが今後のキモと思います。(だからと言って、ヨモギを食ってがんを治すのはもっと怪しいですが。ツボはそこじゃなく、「なぜ」を常に考えることが必要だろうなぁと、お、思うんだな)

    こんなこと書くと令和(粛清)されちゃうのでそこそこでやめときまして、気になるのはその効果を高めるために、水溶性のアルテスネイトとか脂溶性のアルテメーターというような化合物が作られていること。しかし素人にそんなものは作れません。ただのヨモギの粉で勝負します。

    びっくりちゃんを救えるか。

    さて、そのアルテミシニンを多量に含む植物は、実はヨモギではなくクソニンジンという乱暴で悲惨な名前の植物のことでしたが、日本のヨモギにも5分の1含まれているとの情報がありました。私のザックリとした計算では、人間に対し、粉末ヨモギを1日200gという地獄の量のヨモギの粉を与えると効果があり得ますが、実際にはわからない、というのが正直なところ。(猫なら人間の12分の1だから16gの投与。花の粉なら8gかな。どっちにしても無理ですね。ちょこっとでも良いと言うことにする)

    猫に無理やり食わせようとすると引っかかれてしまうのでやめましょう。

    と言うことで、実はもうかれこれ1か月以上、指に粉を乗せて、猫の口の周りになすりつけています。それを舐め取らせているので、量的には不十分とは思います。

    嫌がっているように見えましたが、意外にも逃げませんし、猫的には
    「なんか嫌だけど、気になるにゃ。でもやっぱり嫌だにゃ」
    と言う態度です。近づいてくるので、また口の周りに粉を擦り付けてます。

    日に日に、嫌がります。(笑)

    効果は、当初、これはっ効いてるのではないか、と思えました。しこりが少し柔らかくなったように感じました。そして少し縮んだ感覚がありました。

    しかし、日によっては、ボコボコが増えていたり、大きくなっていたりしました。ただ、また小さくなったりしていました。結局、わかりません。でも続けてみようと思います。ウエットタイプの餌にヨモギ粉をふりかけたりもしています。ちゃんと食べます。でも猫によっては食べないかもしれませんし、わかりません。

    うちのトラッシュちゃんも、似たような反応がありました。癌ではないですが予防になりそうなので与えてみました。指で口の周りにこすり付けたら…

    「なんか嫌だけど、気になるにゃ。でもやっぱり嫌だにゃ」と言ってました。エサに混ぜたら食べます。結構クセは強いので、少なめにパッパッと振りかけます。

    ヨモギの葉っぱの粉と、花の粉では味が違います。花は濃くて強い味がします。美味しいと言う感覚ではありません。ハーブのきついやつです。

    粉にするのは大変でした。
    こうやってチマチマと
    チマチマチマチマ、粉となんか変なカスに分離しました。何時間もかかりました。

    と言うことで、平成最後の(またかよー、うざいなー)、平成最後の記事となりそうです。(何回目だよー)

    では、平成さんさようなら。


  • v361 ヨモギの粉化に成功

    ■ヨモギの粉化に成功

    上が葉っぱの粉、下が花の粉

    ついにヨモギの粉化に成功です。随分時間がかかりました。
    微粒子ですので、私はかなり吸い込んでいます。特別体調が良くなったということはありません。(笑)

    以下、読みにくく理解しにくい悪文の羅列です。
    個人的なメモみたいなものです。

    乾燥状態が甘いと粉末製造機の中で葉っぱごと回りうまくいきません。やはりとことんああしてこうして、しつこくアレして、そのアレをああしてアレをこうして、やっと完成するのですが、その時にはコンピュータが粉を吸ってるんじゃないかっていうくらいの微粒子で、ちゃんとそれ専用の場所を作ってやるべきだなぁと思ったのでした。外は寒いし、部屋は狭いし、粉は舞うし、音はうるさいし、猫はストーブの前で寝てるしで、もう大変なんすから。

    葉っぱの部分より花の部分に、がん細胞だけを攻撃する多くのアルテミシニンが含まれているということで、花と葉を分けて粉にしました。

    花の方の粉は花の赤みがある。写真のように明るい色になっています。葉っぱの方はよもぎ餅をどんよりさせた感じになります。色素はまた別物だろうから、どう考えたらいいのか・・・。アルテミシニンって何色?(笑) 純粋にその分子だけ集めることってできるの? 考えてみたらその収まった様子や出で立ちがわからない。
    それにアルテミシニンがどのくらい含まれているのか、検査キットもなく、調べようもない。

    とりあえず香りを嗅いでみました。ハーブの香りですから悪い臭いではなく、凝縮されたような強い香りです。
    葉っぱより花の方がちょっとだけ強い匂いがあるように感じる。葉っぱの方は、枝的な葉脈の部分が入っている分、弱まっているのだろうか。しかし香り成分はまた別物なので関係ないか。わからない。

    葉っぱより花の部分が香りが強く感じるのは、花の部分に2倍のアルテミシニンが入っているという情報が影響して、脳が勝手に強く感じようとしているからかもしれない。

    花の部分も枝から外れにくい花と、ぽろぽろと外れるものとがあり、分けて粉にしてみました。
    枝を含む花を粉にした時にはアレとそれに分離し、香りに強弱の違いがある。ただし、わかりにくすぎるし、数値化もできない。
    これもまた枝にはアルテミシニンが含まれないという情報が、頭の中で勝手に「香りも薄い」と思い込んでしまい、違ったように感じているかもしれない。

    どの部分にしても、アルテミシニンの部分だけを分離できているのならば、2倍入っていようが関係ない。きちんとそれだけ分離できていればいいだけの話。しかしアルテミシニンの容姿がわからないし、すべてが勘でしかない。

    勘については、少しだけ自信があるのは、どう見てもアレした時に、まさかここには有効成分はないだろうというアレが発生します。直感的にコレはゴミであると判断してしまう。それも正しいかどうかはわからない。

    効果については、長期的な視点が必要になります。しかしこれが体の中でどのような挙動をしているか、ということについて、わかるはずもないと思います。(ひょっとしたら、この頃コマーシャルで目につく、この成分がどこそこに効くとか、レモン1億個分とかが超効くとか、今なら9割引でお得とか、もう一個サービスでお得とか、違うのかもしれません、本当に摂取した物質の挙動がわかっているのでしょうか。結構勘と思い込みで言ってたりして。あ、いや、もうね、お偉いさんのお墨付きだから、大丈夫なんでしょう・・・)

    さて、菊芋同様、ヨモギも粉は完成しました。これをどう摂取していくのか、どんな効能があるのか、複雑な人体、何が影響したのかしなかったのか、特にヨモギは証明することが難しく、課題は山積みであります。予算のある研究機関の元情報と、100円均一で作った道具と、勘だけでどこまでやれるでしょうか。

    来年は、今年よりもっともっと楽をして、同じものを作るつもりです。

    アルテミシニンの測定方法をご存知の方はコッソリ教えてください。なんのお礼もできないと思いますが、実験可能ならその数値を持ってお礼とさせて・・・・って、こらこら、お金もないのにできるかいな。

    勘だ勘。