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  • v427 指サック

    「まろさん」はハリネズミのぬいぐるみがお気に入り。右ビニールハウス(?)は乾燥システム。

    菊芋チップスは、いろいろと味を良くするための模索とともに、徐々に進めています。

    11月17日(日)、長芋祭りで価格に踊らされ、つるつる温泉で強風に吹かれ、帰宅して夜中に菊芋のスライスを開始しました。

    菊芋は一度水洗いすると長持ちしないので、少しずつ準備します。そして、この日は疲れが取れていないし、十分に注意してスライスをしていたのです。しかし恐怖の大王がやってきたのです。

    もうわかりましたか。スライスで恐怖だからわかりますよね。

    このV字タイプのスライサーは、単に斜めのものより最後まで切れてくれます。斜めのものは最後の切り終わりのところが切り切れずに、塊が残った感じになることが多かったのです。

    使いやすいスライサー。とっても良く切れるスライサー。

    指は切っちゃダメよ。気をつけろよ。絶対切るなよ。と思っていた時、しかも菊芋も3センチくらい残っていて、指を切るような段階でもありませんでした。

    シュッ シュッ シュッ ザクッ

    うう・・・

    『あ、完璧にやった』
    『やべ、深いかも』

    すぐに血は出ませんでしたが、サックリ親指の下から上に。あー書いていてもキモい。

    あとはご想像にお任せします。

    なお菊芋スライスにマイブラッドは入っておりません。

    あーあ、しかし、指サックリか。
    なんだかすごくテンションが下がって、ガッカリ感に満ち溢れてしまいました。

    指サックリ、指サックリ、指サック、指サック・・・ん、そうかっ、それだっ!!

    サックリやった翌日、金属の指サックはないかな。とネットで調べましたがありませんでした。

    作るか。

    作った。

    針金で作ったよ。まだ痛い親指を使って作ったよ。

    いいじゃんいいじゃん。

    そして懲りもせず翌日、洗ってあった菊芋を早くスライスしたかったのでスライスしました。

    シュッ シュッ シュッ ん シュッ シュッ

    針金指サックは機能する。しかし、実際にガードに当たることはありません。気をつけているから。しかも昨日の今日で、すごい慎重にやっているので、指サック必要ないかも、みたいな。

    結論。使えるが不安。

    多分親指と人差し指はガードできます。ところが、中指も関係してくるんです。もしかしたら中指を切る可能性もなくはない。じゃあ中指にも針金指サックしてみようかな、と思いましたが、3本指にこの指サックはやりづらい。

    まあ懲りもせず、スライスは続けてますが、一定の恐怖感が抜けず、スライスする量がどうしても減ってしまう。

    絶対に指は切らない作りの電動のスライサーが一番いいと思いました。買うかな、高いなぁ、でも安心は安心だし、買うかなぁ、高いなぁ、割にあわねぇなー、と悩んでいます。

    親指は処置が適切だったので、3日後の本日この書いている時間には、完全にくっついているし、痛みもほとんどないくらいです。馬油が効いたような気がします。

    スライス菊芋は、一旦乾燥システムで乾燥。18日はたまたま晴れ間が出たので午前中はこんな感じで天日干し。

    ほとんど日陰なんじゃい、でっかい家の陰なんじゃい(泣)

    30分でここ↑の日向は無くなります。
    場所移動。

    隣家との境界。日は当たりましたが、強風で無理やり固定しました。

    午後はここでたくさん吊るせるように、随分前からセッティクングはしていました。しかし、風は吹くし、地面の雪が水蒸気になったら乾燥しないし、そもそも0度くらいの低温だから菊芋の水分は飛ぶのかどうか。

    しかも日の当たる時間は2時間と持たず、日陰となります。

    日陰の人生。

    それでも一度でも天日に当てれば紫外線とか何か効果があるだろう。あとは50時間、60時間の乾燥システムでいけるかな。
    いや、70時間80時間かけないとダメかも。なんとなく乾燥機の熱が弱い・・・。

    大丈夫だろうか。

    去年はずっと雨だらけ、今年は曇りと強風、天気が厳しい。
    かつて北見の日照率は日本一と言われていた。すっかり気候が変わってしまった。

    頑張ってみるんだにゃ、と「まろぷー」は複合機の上に乗りながら言っていました。


  • v426 祭りは踊り

    何でしょうかこの、北見市民の半数ほどが集まったような行列はっ。

    入り口に近づいています。

    ・・まつり・・穫感謝祭 会場入口。午前10時で終わる祭り。

    11月17日(日)、ここは北見卸売市場の広〜い体育館のような施設。

    こんなに大勢の人が集まるところに来たのは久々です。

    なんか皆さん買ってますね、そしてゆうパックで発送するコーナーですよ。

    こっ、これはっ!!

    長芋じゃああーりませんか。そうなんです。長芋まつりだったのです。

    長芋祭りね。

    ここで会計して。

    発送するコーナーも行列。気温は確か氷点下。風もあってすごく寒かった。

    ↑これ、会場入り口なんですが、雪がうっすら。そして目を凝らすと・・

    ↓拡大

    寒いのに朝から並んでるーーーっ!!

    と、焦りました。並ぶのイヤ。

    で、結局30分くらい冷たい風に吹かれながら並び、半額くらいなのかな、長芋買いました。

    それから腰痛の治療ということで、塩別つるつる温泉へ行きました。

    ものすごい強風が吹いていて、露天風呂に浸かっていたら、ゴォーゴォーと風の音が響き渡り、山の斜面の木が折れるんじゃないかというくらいゆらゆらしていて、時々落ち葉が大量に舞って、湯船にブワーッと飛んできました。

    こわっ

    そういえば全然関係ないですが、前日、カーディーラーのタイヤ祭りだか、オイル祭りだかやってました。そこらへんでよく見る「肉祭り」だの「野菜祭り」だのもそうですが、おそらく日本全国で「祭り」をつけるブームが続いていますよね。

    祭りって本来、神事じゃないですか。踊ったりするじゃないですか。

    昨日(11/16)のタイヤ祭りのノボリ。祭り感はゼロ。

    祭りってどうなの。

    やっぱ踊らな祭りじゃないよなぁ、踊りは嫌いだけど。・・・・はっ!!

    そうか、この場合、安い価格で買えるということで人が集まるわけで、ね。

    みんな踊らされているんじゃん。(笑)

    というわけで、立派に祭りだったというお話でした。

    おしまい。


  • v425 菊芋チップス開始

    だんだん風格が出てきた「まろっしゅ」

    11月16日(土)。さあ土日。畑でたっぷり時間が使えますが、この日の朝は氷点下4度、予報では3度くらいまでしか上がらないということで、早朝に行っても土がカッチカチであろうと予想し、まずは所用を済ませます。

    お出かけすると、1日に数本しか来ない踏切で引っかかり、写真が撮れてラッキー。

    300円洗車。車の中から。

    畑で泥がつくのでたまには洗車。

    送風で水をぶっ飛ばす

    うーんスッキリ。

    車のディーラーのタイヤ祭りのノボリ

    タイヤ祭りだけじゃない。この日は、いろんなサービスが安くなる年に1回のチャンス。前のオイル交換から6000キロ以上入っちゃってて、こういうお祭り価格の日を狙っていました。オイル交換1000円、エレメントごとの交換で2000円。やすーーい。と言っても痛い。消費税がプラス200円。さらに痛い。税金いたたた。

    なんかバッグ

    お祭りだからアンケート書いてエコバッグみたいなのをもらう。

    さぁ、まだ昼にもなってない。では昨日の菊芋を土とのミルフィーユにしましょう。家に戻りました。

    発泡スチロールに「土」「菊芋」「土」「菊芋」・・・

    「土」、そして蓋して一丁上がりっ!!

    そしてもう一丁。これもいっぱいにして終わりっ。
    そして、午後、まだ寒いけど畑へと向かいました。

    いやぁもう、風がさ、すごいのよ。体感温度が氷点下10度って感じ。この写真は1時間半かけて「菊芋の森を掘った跡」なんですが、もう寒くて寒くて、写真どころじゃなかった。

    はい、このくらい撮れました。40キロくらいかな。

    気温は3度。汗は出ませんでした。そして腰痛がひどいっ。

    家に戻りまして、やっとチップスに取り掛かりました。

    午後4時に外の水道で菊芋の土を落としまして、洗うだけで30分、寒くて寒くて、鼻水たれてました。それから室内でまた綺麗に洗い、スライスしました。

    細かいクズとかカスとか出ますので集めまして、フライパンにオリーブオイルをトクっと入れて、細かい菊芋を炒めます。塩胡椒でこんな感じ。

    ケッコーうみゃいのだ。

    それから事務所の大乾燥システムにセットし稼働。温風を送り続けます。

    いよいよですっ!!

    がっ!!

    翌日は大変なことが起こります。恐怖の・・・。


  • v424 猫救済

    ワクチンを打たれる直前の「まろたん」 11月12日(火)の朝

    11月9日(土)には肉体労働で疲弊し、10日(日)もまた肉体労働および埋葬作業で疲弊。

    12日(火)には猫の「まろぽん」を動物病院へ連れて行くため、外に脱走しないように気を使い、外に出たがる「まろさん」を引き止め、カゴに拉致。

    この地ではほとんどの猫が厳しい冬の寒さで風邪をひき、寿命を縮めます。この猫は幸いまだ風邪をひいていない。そして人に慣れた野良猫は少ない。できるだけなんとかしてやりたい。保健所に連れてったら殺されてしまいますし。

    風邪ひく前にと動物病院へ直行。とりあえずワクチン。そしてさまざま検査しました。左側にハゲが数か所あり原因を突き止めようとしますが、ウンチが無いなど、手がかりが少ない。薬でノミやらダニやら疥癬やらの対策をし、1か月後にフレッシュなウンチを調べて、悪い奴がいないかどうかをみます。

    猫の本名は「クリームマロン(うるまろ)」と決まりました。カッコ書きの方が私の願いです。この猫はおそらくあの「うるちゃ」くんの子供ではないかと推察されました。仕草、独特のいい匂い、色、性格からです。そして「まろ」という顔をしていたから合わせて「うるまろ」なのですが、却下されたので、無理矢理カッコ書きでねじ込みました。(笑)

    どうでもいいですね。

    「まろっちょ」の親と思われるうる茶くんです。今は誰かに拉致されたようで来なくなりました。

    「クリームマロン(うるまろ)」という名に
    獣医は「大層な名前だな」と呆れていました。

    そもそも「クリームマロンちゃん」などと口にしづらい。なんて名前だ。早く変更したい。

    13日(火)は眠いし痛いし寒いし雨だし。畑はお休み

    そして14日(木)、この日もどうせ雨だろう(降水確率50%)とのんびり寝坊してやろうと思ったら、「異常に暖かく、そして晴れていた」ため、老体に鞭打って朝に畑へ向かったのです。天気予報当たらないっす。

    朝の7時で12度とは、なんという暑さ。

    当然、上着は無用。肉体労働を始めれば汗ダックとなりました。

    スタンプ販売中なり
    一番生育の良い南東の菊芋を収穫する
    前日の雨で抜けやすくなっている。
    うひょひょー
    3本一気

    スタートが遅かったため、約40分で切り上げました。

    一旦乾燥させて、ブラシで土を落としやすくする。

    こうやって天日に干そうとしましたが曇りました。

    これ、早朝にやると疲れで1日がだるいのなんの。

    で、日が当たってくれるかなと思っていたら雪が降ってきた。
    なんか五分五分的な予報だから、晴れても降っても天気予報は外れとは言えないところがストレス。

    なんとか片付けたら晴れてきてストレス。またセットする暇はなくストレス。

    その後、急速に冷え込んできて、あっという間に氷点下になってしまいました。朝の汗ダックはなんだったのか。暇をみて発泡スチロールに土と菊芋のミルフィーユ保存をやるはずでしたが、みるみる暗くなり終了。

    しかも寒くてやってられない。

    動くのめんどい。

    プレハブ事務所の中では「まろっちゃん」が隠れています。

    どこにいるかわかりますか。ヒントは緑の箱。

    真ん中の緑の箱の奥で・・・

    寝ていました。

    ストレス解消。(笑)

    おやすみなさい。


  • v423 菊芋保存

    北の西、位置的には斜面の一番高いところです。11/10

    この発育のあまり良くないところを一定量掘ってみます。でも背丈よりでかいから2メートルくらいは育っているんです。

    はい、12本掘りました。

    このくらい採れました。東側、菊芋の森のあたりに比べると、2本か3本分、5分の1程度しか採れませんでした。でも芋は小さくもなく、キモグロさも感じず、逆にいい出来だと感じました。

    いやーこれは物がいいよ。(自画自賛)

    それから一気に取れる東側に移動しました。

    ここは菊芋の森の南側。3〜4メートルに育っている、一番元気に育っている場所。

    採るどー!!

    きゃー
    きゃーきゃー
    そして菊芋の森を削ります
    うひょー
    ゴロゴロ
    1本でこんなに採れる
    これ以上採ると無駄になってしまう可能性があり、このくらいでストップ

    もっと採れるのですが、保管場所がありません。一定量はあちこちに送るのですが、残ってしまうと食べきれないし、悪くなってしまう。

    さて、庭にはもう結構埋めたし、どうしようかと考えたのが、発泡スチロールの箱。

    水システムに5つほど使っていた発泡スチロールの箱。蓋も3つ取ってあり、これは使える。

    仕込むところの写真は撮り忘れましたが、箱に土を敷き、菊芋を入れ、土をかけ、菊芋を入れ、土をかけ・・・そのように菊芋と土のミルフィーユ状態にして蓋を閉めます。それを3つ作り、蓋のない箱1つにはブルーシートをかぶせて、外に置きました。

    箱の場所を決めてから詰めました。もう箱は重くて動かせない。

    なんとなく上手くいきそうな気がする。残りの菊芋もミルフィーユスチロール詰めをしてみようかなと思うのでした。しかし、氷点下20度の世界で、ひと冬越すことができるのか微妙なところです。

    菊芋がカッチカチやで。見ろやこのしばれ具合。

    なーんてことになりませんように。

    「真冬でも取り出して食べることができるのか実験」であります。

    そして忘れているわけではないのですが、菊芋チップスの大量生産に取り掛からないといけません。それはそれで集中が必要なので、まずは菊芋の保存をやれるだけやって、最後にきっちり新鮮な菊芋を掘り出して、一気にスライス、一気に乾燥しようと目論んでいます。

    次の土日が勝負どころとなります。

    なんか、大寒波が来てるとかなんとか、テレビで言ってますけどね。

    札幌で11月としては、10年に1度クラスの寒波で、吹雪とベタ雪に注意、と言ってました。

    ベタ雪ってさ、

    あのさ

    あったかいじゃん。(苦笑)

    ここ北見は、んーと、最低が氷点下8度くらいは行ってるけど、二桁は行かず、最高気温は氷点下ではないから、まだ、昼間は掘れるだろう、と予測します。しかし、そろそろヤバくなってきました。

    菊芋チップスはちゃんと作れるのかっ!?