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  • v384 日本ダービー大予想

    スタンプ買ってくれー! クリックで飛ぶよ。(欲望丸出し)

    もともと馬に興味はなく、日本ダービーについても、何の情報もありません。
    馬の配置が決まったようですので、逆欲望理論に基づき、儀式を行いました。

    なんだか覚えにくい名前が多いですね。

    ちょうどいい箱(袋)がなく、平たいちっちゃい箱を用意しました。そこに折った紙を投入。

    フタを立てて、両サイドから手を伸ばして、引きます。

    「今から絶対勝つ馬を引きます」(棒読み)

    と言ってはサクっと、

    「今から絶対勝つ馬を引きます」(棒読み)

    と言ってはサクっと。

    「今から絶対勝つ馬を引きます」(棒読み)

    繰り返し言うとお経のようです。
    欲望が自然と込められるこのセリフによって、「欲望丸出しシステム」が稼働し、サクサクと引かれていきました。18枚の半分の9回繰り返しました。

    引いた9枚の紙

    この9枚には自動的に欲望が込められ、欲望にまみれているため当たるはずもないので、ゴミ箱へ捨てます。しかし、理屈では当てるつもりで引いていますので、次の魔法のセリフによって、簡単に捨てることができます。

    「なんで捨てちゃうかな」(棒読み)

    棒読みではあるが、未練いっぱいに捨てられました。
    欲望理論では残った9枚にアタリがあるのですが、それがわかってしまうと「欲望」が湧き出てきますので、アタリを捨てた体裁を作り出したわけです。

    捨てられた9枚。

    さて、9枚が残っています。無欲の状況を自動的に作るこのセリフ。これにより無欲で引いた体裁になります。

    「意味ないじゃん」(棒読み)

    「意味ないじゃん」(棒読み)
    「意味ないじゃん」(棒読み)
    「意味ないじゃん」(棒読み)


    そうして引いた9枚はこうなりました。数字は引いた順番です。

    エキサイティングな絵づらですね。
    それにしてもこれほど欲望をコントロールした必勝法は世界初ではないでしょうか。
    紙を開いてみました。ジャーン!!

    キレイですね。

    なんとなく雰囲気出すために、馬番号と名前を書いてみました。

    はい、これが待望の答えになります。
    前回披露した決め方で自動的に買い目が決まります。最後に引いた「4番、サトノルークス」が無欲を極めた一頭ということになり、これが軸です。
    (ああ、また黒枠だ、不思議すぎるっ)

    すべてワイド(3着以内に2頭入っていればアタリ)100円ずつ。

    4-12 (サトノルークス・アドマイヤジャスタ)
    4-6 (サトノルークス・サートゥルナーリア)
    4-8 (サトノルークス・メイショウテンゲン)
    4-2 (サトノルークス・ヴィント)
    4-18 (サトノルークス・シュヴァルツリーゼ)

    微動だにしません。これが答えなのです。
    無欲の馬券になります。

    これはマッドFによって、忠実に購入されます。
    私には元手も購入手段もありません。
    マッドFは高笑いすることができるでしょうか。


  • v383 競馬逆欲望理論+形骸化儀式+買い目自動化

    買った馬は来ない。消した馬が来る。買えなかった馬は来る。競馬あるあるですね。
    欲を出せば挫(くじ)かれる。迷った時点でアウトなのです。
    迷わないように自分ルールを決めても来ない、そんな人はもうギャンブルはやめなさいってことです。

    私は20年も前にやめました。

    もう割り切ってくじ引きにしたらどうか、ということなんですよ。ところが、「欲を出せば外れる法則」を利用すれば、案外勝てるんじゃないかと、他人のお金で実験しているところなんです。

    5レースくらい実験をしてみたら、単勝1点勝負は勝つわ、ワイドならほとんど50倍くらいのが当たっているという、なんだか恐ろしい状況が生まれたので、これをシステム化してみようとしているところです。

    ということで「逆欲望理論」は、完成の領域にやってまいりました。これはもう「ウマノミクス」という詐欺ですね。皆さんは引っかからないようにお願いします。

    そしてついに、前回の課題であった三文芝居用の台本(セリフ=お経)が完成しました。

    今号から読んだ方は過去記事をご覧ください。(v376 v378 v379 v382
    バカバカしいだけです。

    一応手順を詳細に書きます。

    ★手順1
    枠の8色の色紙(裏白)を用意して、色のついている方に馬の名前を書く。白い面が表に出るように折って箱(袋)に入れる。(どれが何か全然わからない、という雰囲気を出すため、見た目を全部同じにしましょう)

    馬の名前を書くことで、雰囲気が出る。
    紙を折って外見は全部同じにする。
    全部、箱(袋)に入れる。

    はい、ここまでできましたか? (笑)

    ★手順2
    次に箱(袋)から半分を引きます。(奇数頭数の場合は1枚多く引きましょう)
    この時に、欲望があふれ出なければなりません。
    簡単です。台本を読むだけ。引く時のセリフはこれです。

    「今から絶対勝つ馬を引きます」(棒読み)

    このシンプルさは大事です。

    「今から絶対勝つ馬を引きます」と言う

    しかも棒読みしてください。前回のマニ車を思い出してください。マニ車なんてただぐるぐる回すだけでしたね。形骸化はこうでなければいけません。感情は入れずとも、入っていることになっている、のです。

    複数人数で儀式を行っても、これならそんなに恥ずかしくもないですよね。
    「いいか、見てろよ、必ず引き当ててやるからな。俺に任せておけ」
    とか、恥ずかしくて言いにくいですから。

    「今から絶対勝つ馬を引きます」(棒読み)

    いいですね。「絶対」に欲望が出ていますしね。棒読みだから、能劇のような奥深さが出てきますね。もはや伝統芸能技法なのかもしれません。

    「今から絶対勝つ馬を引きます」と言う

    9枚引くなら、9回言ってください。

    ★手順3
    次に、そうやって欲にまみれて引いた馬は来ませんから捨てるのですが、ここが重要ポイントになります。勝ち馬の名前が手中にあると信じているのに、わざわざそれを捨てるわけですから、理不尽さがにじみ出ていなければなりません。ということで、捨てながらこう言います。

    「なんで捨てちゃうかな」(棒読み)

    いいですね、シンプルですね。
    なぜ自分は勝ち馬を捨ててるんだろ、という気持ちが、これを棒読みするだけで発生します。まさにマニ車的に形骸化されたセリフであります。言うだけです。

    捨てつつ「なんで捨てちゃうかな」と言う

    ★手順4
    さて、箱(袋)に半分残っています。それを1枚ずつ引いていくのですが、前の実験ではここが一番「小芝居」してて難しかったところです。
    「ああ、なぜわざわざ当たってる紙を捨ててしまったのだろう。ここに残っているのはハズレばっかりだよ。ガッカリだよ」と言いながら、わざとらしさや白々しさに恥ずかしくなりながら引いていたのでした。これを形骸化します。その時のセリフはこれです。

    「意味ないじゃん」(棒読み)

    決まりましたね。ちょっとキムタク入ってますが。
    意味がない、というところに何の希望もない、「もうどうでもいいよ」的な雰囲気が漂います。虚無感ですね。どんな読み方にも耐えうるセリフです。
    ただ、これG1レースなら大抵18頭立てなので、最大9枚ありますので、こうなります。

    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く

    「意味ないじゃん」を復唱することにより、お経的な形骸化が達成されていますね。

    これなら簡単。悔しがったり、悪態をついたり、演技するのはしんどいですから、これさえ決めておけば、システマチックに事を進められるわけなのです。まさにマニ車的形骸化セリフです。

    黙々と引けばOKです。
    半笑いでも、真剣にでも、ズルしても、真面目にも(スピッツかっ)、「意味ないじゃん」によって、希望など入り込む余地はなく、すっかり欲望が消えちまっています。

    無欲こそ勝利への道。形骸化こそ究極のシステム化。
    儀式はここまでです。

    次に買い目のシステム化を行います。

    いよいよ買い目を決めていきますよ。

    この買い目を決める時には、必ず「欲」が出てきてしまうので、「欲」を完全封印します。
    欲のあるところに真の勝利はありません。
    新聞の予想とか倍率とか見てはいけません。

    では一番「欲望」が抑制されている部分はどこでしょうか。
    手順4で、最も欲が消えているポイントはどこでしょう。

    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く(1)
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く(2)
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く(3)
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く(4)
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く(5)
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く(6)
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く(7)
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く(8)(最後から2番目)
    「意味ないじゃん」 と言って、サクっと引く(9)(最後)

    (1)なのか(5)なのか(最後)なのか。

    スタンプ買ってね。絵をクリック。

    世の中、同じことを繰り返すほど、形骸化は進みます。繰り返すほど無心になる。意味すらわかってない。ただいるだけ。欲などない。

    てことは最後のやつだ。

    残り物に福って言うし。

    間違いない。

    それだ。

    最後のやつが軸だということが今わかりました。
    そして今までの実験結果から、買い目はこうなります。
    予算は500円。(なぜだの声が聞こえる)

    ◎最後のやつから、ワイドで、下から5点まで流し。100円が5点。

    やはり人間の能力には限界があり、毎回ピッタリ当てることは不可能に近いのです。そこで、実験からもわかるように、3着までには必ず2頭は入ってきたので、1・2着ではなく、3着を視野に入れた「ワイド」がよろしいということになります。欲張らずワイドで。

    ワイドなら普通に予想すれば当たるんじゃないの。
    って言わないの。

    と言うことで、次の日曜日はダービーですって。
    土曜日に、その買い目を公開し、ドキドキの検証を行います。


  • v382 逆欲望理論とマニ車

    なんか、こんなやつなんですよ。マニ車(まにぐるま)というチベット仏教の大発明品です。転経器(てんきょうき)とも訳すらしいです。私はこの目で見たんです。チベットでっ!!

    これはヒモに重りが付いていて、ぐるぐる回して使います。「側面にはマントラが刻まれており、内部にはロール状の経文が納められている」のです。

    修行僧というかお坊さんが、時間をかけてお経を唱えたその1回分をですよ、回した人が1回転させると1回唱えたと同じ効果(功徳)があるという道具なんですよ。グルングルン回せば回すほど、回した回数分お経を唱えたことになる、便利な仏具です。

    徳の積み放題。

    本物のお坊さんは悔しくないのでしょうか。

    それはともかく、これは一種のシステム化なんであります。誰がやっても同じ成果を生み出せる手法なのです。どんな気持ちで回そうが、回すだけでお経を唱えたのと同じ効果があるのです。

    さて、成り行きで競馬予想をすることとなった今年、欲にまみれて決めた馬は来ないという理論が、ほぼ正しいのではないかと思えてきました。その「逆欲望理論」でありますが、これにマニ車を応用してみると、それはもう恐ろしい馬券の神にもなれそうな予感であります。

    逆欲望理論のシステム化なのであります。
    現在は完成の一歩手前まで来ています。

    以前の記事にも書きましたが、逆欲望理論予想には、どうしても「小芝居」が必要となります。それは欲望を丸出しにする必要があるからでした。つまりここにマニ車的な要素を導入すれば良いわけですよ。

    この必勝法は歴史的な発明ですので、ここに書くのは惜しいのですが、まあ、いいでしょう。書きますよ。

    自分には勝ちたい欲がある、その表現を形骸化すればいいのです。

    形骸化。(けいがいか)(笑)

    今までは「小芝居」を打っていました。周囲に分からせるため、自分がそう思い込むため、感情移入した「小芝居」を。これはつらいのです。
    それを棒読みの「三文芝居」にしてしまえばどうでしょう。もう恥ずかしくもないです。

    マニ車は回すだけ、というのはもはや形骸化であって、気持ちがこもっているとは言い難いですね。(ずるいっすよね。お坊さんも切れますよね。でもいいんです。公式に仏教界の偉いダライ・ラマ的な人たちも認めているのですから。…まさか金儲けじゃないよな)

    で、逆欲望逆理論予想におけるマニ車とは、すなわち、「台本」なのです。棒読みで「怒ったぞー」と言ったら怒ったのと同じことになるのです。(ドヤ顔)

    新作スタンプです。買ってね。クリックで飛びます。

    お経が読めない人でも、読んだことになる。
    欲がない人でも、欲望の塊となる。同じですね。

    儀式の一環として、枠の色紙に馬の名前を書く、それを折る、箱に入れて絶対に勝つという思いで半分の頭数分を引く、という作業。これによってその馬は勝てない。これを形骸化します。

    その前になぜ半分なのか。それは人間の能力限界のギリギリの範囲だからなのです。
    例えば、18頭もいるお馬さんの中から、勝利する1頭を引き当てるのは、超人しかおりません。逆に言えば超人が引いた馬は、未来を捻じ曲げてでもその馬が来ると言うことでありまして、人間にはそれができません。
    しかし、儀式を行うことによって、18分の1を9分の1に、つまり当てる確率を倍に上げることができるわけです。すごいではないですか。マニ車ほどではありませんが。

    ということで、形骸化しますよ。いわゆるマニュアル化です。(まだ不完全。整理段階)

    手順1
    枠の8色の色紙を用意して、馬の名前を書く、それらを折って箱に入れる。これ、すでに立派な形骸化ですから、これくらいは我慢してやりましょう。必須と考えます。

    手順2
    次に箱から半分を引くわけですが、ここで「三文芝居」を打つのです。台本を読むだけ。まさに「言霊」(ことだま)で当てると言ってもいいかもしれない。その台本は完成間近!!

    手順3
    引いた半分はゴミ箱に捨てます。ここで大事なのは、次のステップに無理なく繋げるための心理作りです。全ては台本にかかってきます。乞うご期待。
    それから、捨てたものは拾わないこと。呪いがかかります。
    拾うと疲労します。(ダジャレかっ)

    手順4
    「当てようと念を込めて引いた半分を捨ててしまった」
    「ハズレしかない」
    と思いこむ。
    その虚無感・ 空虚感を醸し出す「セリフ」を読むことにより、誰がなんと言おうが、ハズレしかないと洗脳された状況を作り、この強固なバイアスによって欲を完全に封印することができます。

    手順5
    順番に最後まで引きます。儀式はここまで。

    そして肝心の予想でありますが、実はシステム的に曖昧だったのです。今回の逆欲望理論予想では、この部分をシステマチックに決める最強の理論を、マニュアル化することになります。完成は間近です。

    もう少し待て。www

    でもね、やっぱあれですよ。なんだかんだ、半分に絞っただけですから。

    騙されちゃダメですよ。(笑)

    笑ってる場合か。

    一応、注意しておきます。そもそもこんな予想おかしいですから。外れたら金返せとかないですからね。書かないとわからない人もそこそこいそうで怖い。(笑)
    でも不思議なんですよね、結構来てたりするんで。(こらこら)
    あ、こんな予想に何万円も突っ込んじゃダメですよ。100円〜500円が限度ですね。

    こんな必勝法に大金叩いたら、それすなわち、賭け金が罰金と化しますから。
    せいぜい100円で遊びましょう。

    賭ければ賭けるほど、徳が積まれるなら、どんどん賭ければいいのですがね。


  • v379 脅威の欲望理論炸裂

    ポテチの山

    前回の続きです。

    欲望理論、それはいかにして欲望を逆利用して、ギャンブルに勝つか、というもので、良い子の皆さんは真似をしてはいけません。危険です。

    まずエネルギーが吸い取られます。気をつけましょう。

    さて、東京メインレースは、一連の儀式を通じて勝ち馬を確定しました。その後、2着3着を引いてみましたが、その2,3着は理論上、正しいかどうかは不明でした。1着までは逆エネルギーによって当てられるはずですが、その後は多分、当てるだけのパワーを使うということになると、死んでしまうかもしれないんですね。

    そして今回、逆パワーを得るためには「かなりの小芝居」を打つ必要性も感じました。

    「見てろよ、絶対勝つ馬を引くからな」などというセリフの吐き方。
    そして可能なら第三者に随所に「勝てるかもね」という相槌を入れてもらい、
    「勝つに決まってるだろ」とか、「無理だよ、勝てる馬は捨てちゃったんだから」とか、言いながら勝つ感、勝てない感を自由にコントロールする必要があるのです。

    さて、この欲望理論によって順番に引き当てた結果はこれ。

    黒枠の2頭はどうなったのか。

    どうなったんだいっ。

    どうなんだいっ、黒いの来てるよ、2頭来てるよっ、おいおい。
    ここで期待してはいけません。ここはグッと我慢してこう言います。
    「勝てるわけねーわ」
    「青いのがくるんじゃねぇの」
    と。やさぐれた感じで言いましょう。

    こんな状況であっても欲を出したら勝てません。
    前号の新潟11レースで学習しましたね。
    勝ちそうになっている時ほど、もうどうでもいいよ、と投げやりになり、勝つわけがないことを確信していなければいけません。

    そうしたら、なんとなんと、黒い帽子が1着と3着。なんてこった、ワイドならよかったのか。ワイド3-4は40倍でした。京都メインで1点的中させた800円のうち、200円を3-4馬連に賭けていたのでした。ワイドで買っていたら、たら、たら、たら・・・。8000円じゃないですかっ、ステーキ食えるじゃないですか。(ステーキて…)

    しかもご覧ください。2着は9番でした。4-9-3でした。

    これは買い目を書き込んだもの

    予想は3-6-4。結果から言えばハズレに見えますね。4-9-3でしたからね。
    しかしこの9番はですね、最後に引いた馬(記録した馬)だったので、実はもうなんの期待もないと思い込み、こうしちゃいました。

    9番にバツがっ!!

    ここに大きなヒントがありますね。本気でバツをつけた馬は来るのよ。無意識的に、本気でこれはない、と思ったやつ。バツつけたやつ。来るんですね。わはは。


    しかも、実はこれ1・2着と引いてから、6-12-13-16-5-2-9となっていますが、3着以下は欲が入ったと思い逆転させていたのです。(9番はすっかり最後に引いたものと勘違いしてました。記録する時に順番を変えたのです)

    現実には3-4と引き、9-2-5-16-13-12-6と引いたのです。3番目に引いたのは9番だったのですっ。つまり3-4-9と引いていたんです。

    どうしてこうしちゃったかなぁ。(遠い目)

    3-4-9。これ、3連複なら350倍だったんですね。ついでに1・2・3着をワイドにしていたら、14倍、30倍、40倍と全部的中し、4万円をかるーくオーバーしていたのですね。わはは。

    まあ、今回のはひょっとすると「ビギナーズラック理論」もあるのかもしれません。初の試みでしたので。実はこの後、新潟と東京の12レースをやってみたのですが、儀式に使用する色紙も揃わず、小芝居も形骸化してパワーも足りず、要件を満たしていないためか惨敗でした。これはカウントしません。

    結論です。
    欲を持って引いた紙に勝ち馬はいない率100%でした。
    逆パワーは意外にエネルギーを使うため、3レースが限界。可能なら1レースに絞り、欲は捨ててワイドで買う。(ワイドで買うのも欲望丸出しですが、高額配当を狙う方がより欲望が高い)

    そして、これに慣れてくると、欲望丸出し演技はともかく、当たるわけがない失望演技が鈍ってきます。なぜなら残った紙に当たりの確率が高いから、「当たるわけがない」と言いつつも、「当たることを確信しながら引く」ことになり、パワーが発揮されなくなる可能性があります。

    これを防ぐには、心の切り替え(小芝居)も大事なのですが、ビギナーズラック理論との組み合わせが最強になるだろうと思われます。

    常に新しい方法で行えばいいのです。
    今回の実験で、ある程度の成果がありました。精度を高めるためには、より欲望が高まり、そして欲望を抑えるための状況作りが必要となりそうです。


  • v378 欲望理論馬券の実験開催

    スカパー! 競馬チャンネル

    2019年5月13日。悪魔の競馬魔(マッドFとしましょう)により、悪の儀式を行うため、招待を受けました。馬券は500円、マッドFが出資し、勝てば山分けという、私にはまったく痛みのない条件で儀式は行われました。

    私の「欲望理論」は、競馬で勝ち馬を的中させることができるのか、その検証を行います。マッドFは、スマホでネットを通じて投票券が購入できるため、出走ギリギリまで儀式が行えるのです。しかもスカパー競馬チャンネルを契約しているので、パドックの様子なども見ることができます。

    これは「欲望理論」が存分に発揮出来得る状況です。
    メインレースは「東京11レース ヴィクトリアマイル G1 18頭立て」であります。15時40分発走。14時30分に現場へ到着し、ポテトチップスを振舞われました。そして早速、準備していた「欲望理論」に必要な8色の紙を怪しげなテーブルにセットしました。

    とっても怪しい

    このレースに関して私は、前情報は一切知りません。そもそも血統だのタイムだの騎手だの人気だの馬のツヤだの、そんな情報は邪魔でしかなく不必要であります。それがまた実に清々しい方法であることを、会場の皆さんにもご理解していただけたと思うのであります。

    紙に馬名を書き込んでいきます。この時大事なのは、欲望を丸出しにすることです。「勝ちたい」「勝つ馬を引き当てる」「絶対勝つ」「世界平和」「買ったらアイス食う」など、邪念も雑念も構わず、勝利を願いながら書きます。

    ポテチもまた、欲を誘うアイテムとなりました。
    馬名を隠すように折ります。

    それを袋に入れて、半分の9枚を引くのですが、この時に最大のパワーを入れるのがコツです。やはり欲望が最も大事ですので、「必ず勝ってボロ儲けするんだ」と、恥も外聞もなく、「ただ儲けたい」という気持ちで引きます。あっせん収賄も証拠隠滅も恥とも思わない政治家に向いているかもしれませんが、これは不正ではありません。

    この欲望の限りを尽くして書き、引いた半分の9枚には、当たりはありません。欲望理論は、欲を出せば当たらないことを利用した、最強の理論でありますから、これらをゴミ箱へ捨てます。ポイッ!!

    本当にいいのですか?

    そして残った9枚の中に、ほぼ確実に勝ち馬が存在しています。ここから1枚を引くのですが、この時、欲を出してはいけません。絶対勝つつもりで引いた9枚を捨ててしまったのですから、
    「残りに勝つ馬はいないんだよ、ガッカリだ」
    「もうどうせハズレなんだからなんでもいいや」
    と言いながら本当に適当に引きます。

    3番、クロコスミア でした。

    続けて引いたのが

    4番、ノームコア でした。

    なんとなんと、2枠の黒2頭でした。

    おいおい、なんでよりによって黒枠2頭なの。すげーな。
    しかも黒枠に「クロ」コスミア。ノームコアの母馬が「クロ」ノロジストで、さらに母の父が「クロ」フネ、とクロ三昧となりました。

    まるでオカルトのサイン馬券のようです。来るかもしれないという期待が高まりました。

    実はこの欲望理論、今回初めて行うため、より細かな設定をしていません。今回は実践を兼ねて、精度を確かめる意味もあり、順番に残り全部を引いてみました。

    残り7枚の時に、若干の欲が入ってしまった気がしました。それがまた欲となっていたのかもしれません。(意味深)

    いやぁもう、実はすごいことになっていまして、このレースの前に100円だけ、単勝を買ってみようと、新潟のメイン11レースを、同じ手順で引いたのです。それがこちら。

    愛用のボールペン・ジェットストリームで書きました。

    またしても黒枠、2番リリックドラマ、逃げ馬。
    逃げ馬ということは、しばらくはずっと1着での走りを堪能できることになるわけです。案の定その通りの展開となり、結果的にゴール前で差され、3着でした。この時、ゴール寸前まで「勝てるかも」と思い、思わず「ヤバイヤバイ、頑張れ」と、応援してしまった、つまり欲望を隠しきれなくなり、「欲を持てば負ける」を体感してしまったのです。

    欲さえ出さなければ2番リリックドラマは勝てたのかも知れません。欲望理論はつまり、現実を変えてしまう力が備わっているかもしれません。

    この新潟のレースの勝ち馬は、1番スリーマキシマムで、しっかり袋に残っていました。つまり勝つチャンスはあったと思われます。しかも1、3着はワイドで的中できる。いや、こう頭で考えたらダメなんです。魔のスポットに飲み込まれてはいけません。

    競馬というのは困ったもので、京都でも開催されていました。それも同様に儀式を行い、単勝に100円賭けました。その結果がこちらっ。

    8.6倍を見事1点で的中です。わっはっはっ、わっはっは、わっはっは。

    すごくね。当たったんですよ、これが。わっはっは。

    この800円を東京メインに使うこととしました。これも欲ですね。いかんですね。

    ということで、時間となりました。(時間って何?)
    次回に続きます。