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  • v220 トコタンでチカ釣り/チビ死す、猫近況

    ■トコタンでチカ釣り

    チカ
    釣れたチカ。よく見れば鼻先に引っ掛かっている。

    またしても釣りの話です。もはや人間が出て来ない通信と化していますが、いえいえ、ちゃんと人間も出てきます。ほい。

     

    釣りをする人間
    人間だらけ(12/25)

    人間が写っている、というだけですけどね。

    さて、世間はクリスマスで浮かれている中、またまたサロマ湖の「富武士」(トップシ)へ、チカを釣りに出かけたのでした。
    飽くまで自給自足の訓練であります。(キリッ)

    1時間ほどで現地(前回と同じ場所)に到着。釣り客はゼロ。
    船は陸に上げられて、やけにカッコいい風景なのでした。

     

    誰もいないトップシ港
    なんかカッコいいぞ。「富武士」(トップシ)の港。

    とにかく寒いので釣り糸を垂らして車の中で様子を見ていました。

     

    富武士で釣り
    こんな感じ

    竿はピクリともしないため、30分であきらめて、8kmほど西にある「バロ」へ行くことにしました。「バロ」は「芭露」と書きます。
    「なんだバーロー」とかいう駄洒落を吐く人間は多かろうと思います。

    トップシを出て3~4kmのところで、1台の車がハザードを点滅させて止まっていました。私はスピードを落とし、「何だろう」と思いながらノロノロと追い抜いていきました。道路脇に橋の名前の書かれた標識がありました。

     

    トコタン橋
    トコタン、と読みます。

    その先にあるその橋を渡りながら、「おおっ」と叫んでしまうのでした。

     

    釣りをする人間
    トコタン川

    必殺、同じ写真の使い回し。
    しかし見て下さいよ。川が凍って、その上に人が乗って、穴をあけて釣りをしているのですが、川の両端がシャーベット状なのです。

    とりあえず、みなさん釣れているご様子なので、行ってみることにしました。すぐ近くに駐車場のようになっている広い空き地があり、車が20台ほど駐車していました。佐呂間町の簡易トイレが設置されていましたので、「ここで釣っていいの?」などという心配もなく、安心して釣りが出来る雰囲気でした。

    川へ行くと、川辺に氷の厚くなっている部分が1か所だけあって、氷の島に渡れるようになっていました。
    釣り人の足元を見ると・・・

    チカ
    どんどん釣れるのか、ぶん投げられたチカたち。(あとで回収されるのでしょう)

     

    チカ釣り
    橋の逆側にも人が延々と。

    都合の良いことに、前に釣って帰った人が開けた穴があった(上の写真の右側)ため、そこで釣りを始めました。

    え、寒くないかって?

    さみーよ。

    寒いですよ。でもこの日はそれでも氷点下1~2度程度で、とても暖かい絶好の釣り日和なのでした。先週は氷点下17度近い寒さでしたから、それに比べると川辺のシャーベットにイチゴシロップをかけて食べたいくらいの暖かさです。

    でも寒いもんは寒いです。なんせ大して動きませんから。

    釣り糸には7つの疑似餌風味の針が付いていて、エサなしでバンバン釣れました。
    でも釣れない時間が長くなった時に、「気持ち悪い赤い虫」を針に付けてみたところ、またバンバン釣れるのでした。「釣れる楽しさ」が「気持ち悪さ」を上回るのですね。
    時々は、糸を垂れて1~2秒で食いつくのですよ。

     

    トコタン川
    よく釣れる。向こう側に見えるのがトコタン橋。川の名前はトコタン川。

    釣りは1時間ほどでやめました。食べ切れずに余って捨てるのは罪深い。あまり過剰に獲るのはいかがなものかと。(必殺、前回の文章の使い回し)

     

    チカ
    ていうか多いだろこれっ!! ピカピカのチカ50匹

    いや、まだまだ釣れそうだったんすよ。
    他のみなさんは多分、数百匹釣ってます。

    午後の1時半頃、帰り際に、しゃべりながら川辺を渡りました。
    「しかしまー、よくこの氷解けずに渡れるもんだね。川だって氷が抜けたらどうするんだろうね。ほらもう解けてるよね。ほんと、あっ!! ああっ!!」

    トコタン川

    矢印のところで、氷が抜けて右足水没。

    ジャボーン、と右足がずっぽり川に入り、ゴム長靴の中に超キン冷えの水がなだれ込んできました。どうにかすぐ引き抜いて渡りましたが、氷の島に残っていた人たちの、「可哀想に」的な、冷たい視線を感じるのでした。

    いや、ひょっとして、帰り道が危険になったわけだから、
    「帰り道を壊すな、バーロー」
    などと怒っていたかも知れません。芭露じゃないけどここは。

    釣れた50匹は、12匹をご近所にお裾分け。2匹は猫にお裾分け、8匹はムニエルにして、28匹を天ぷらにして、天ぷらの10匹を南蛮漬けにしたのでした。2日で食い切りましたとさ。

    しっかし釣りたては新鮮で美味かったです。

     

    チカのムニエル
    ムニエル。塩・コショウ・小麦粉・タイム・ローズマリーをふってバター焼き。
    チカの天ぷら
    チカの天ぷら

     

    ■チビ死す、猫近況

    猫のチビが12月20日に死んでしまいました。当日病院へ連れて行き、もう手遅れと言われつつ、何とか治療したもののダメでした。
    人間換算で93歳。合掌。

    猫たちの近況です。

    デカ・チビ
    左デカ・右が死んでしまったチビ。これは10か月前。
    ちゃめ
    ちゃめ。チンピラの風格。最近は「ちゃめぞう」と呼ぶ。(12/25)
    美人のトラッシュちゃん
    美人のトラッシュちゃん。(12/23)
    茶~ぶー
    数日前、ノンアルコールビールを窓と内窓の間に置いて冷やしておいたら、凍って破裂した。奥でガスファンヒーターの暖をとるピンボケの茶~ぶー。(12/19)
    茶~A
    寒い中で頑張る野良猫の「茶~A」(12/11)。なついている。
    ちなみにかつては「ちゃめ」を「茶~B」と呼んでいたのです。

     

    びっくりちゃん
    スズメやネズミをよく捕えてくる半野良猫のびっくり目の「びっくりちゃん」。
    おやつのスズメゲット。(12/26)