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  • v143 超音波な出来事/愉快な札幌72-笑店

    ■超音波な出来事

    猫のトラッシュ
    猫は著音波を発し、会話する?

    猫という生き物は、聴覚が非常に優れていて、人間には聞こえない音(2万ヘルツ以上の超音波音)も聞き取っているらしいです。動体視力もスゴいものがありますが、暗闇で聴覚だけで、ネズミを捕らえる事もできるんだそうです。

    我が家の猫も立派に猫でありまして、時々、鳴き声を発せず、口パクで鳴いてくることがあります。いわゆる「超音波鳴き」です。

    それは人間を猫と思って話しかけているような行為に見え(いや、多分そうですよ)、超音波鳴きをされたら、人間としては「口パク鳴き」で返してあげると、楽しい気分になります。

    日曜日の夕方、ツレと町へ出た帰りに、おやつのようなものが食べたくなり、たこ焼きを買う事にしました。10個入りを2つ、ひとつは帰ってすぐ食べて、もうひとつは適当にツマミか夜食にしようと。

    たこ焼きには4種類のソースが選べるようになっていましたので、ひとつを「普通のソース」、ひとつを「ピリ辛サルサソース」にしました。
    普通のソースはあとでかけられるように袋に入っていましたが、サルサソースは直接かけるしかありませんでした。

    1メートルほどの距離で、おばちゃんは我々に背中を向ける形で、たこ焼きの箱に向かって作業を始めました。

    「サルサソースはかけちゃっていいですか?」
    「ハイ、かけちゃってください」
    「普通のソースはじゃあこれ入れておきますよ」
    「ハイ」

    というわけで、普通のソースの方を夜食にでもすればブニョブニョにならずに食べられそうでした。

    ところが何を思ったか、おばちゃんは普通のソースの袋を箱から出して、おもむろにソースの容器を掴んでそのたこ焼きにかけ始めました。

    その瞬間
    『あっ、かけちゃった…』
    と、口に出そうになり、まさに上の写真のような猫の口状態になっていました。

    声は出していません。ツレに聞いたところ、私が声を発していなかったことを確認しています。同時にツレも心の中で『あ、かけちゃった』と思っていたそうです。それも声には出していません。

    店のおばちゃんはソースをかけて間もなくクルッと振り向いてこう言いました。

    「あ、かけちゃった?」

    聞こえたのかよーっ!! 言ってねーよーっ!! なんでーっ!?
    これはまさに超音波な出来事でありました。 正直、あわてふためいてしまいました。

    また買いに行こうと思いました。(笑)

     

    ■第72回 愉快な札幌大発見:笑店(しょうてん)

    笑店

    ♪~チャッチャチャチャラチャラ、チャッチャッ♪ チャッチャチャチャラチャラ、チャッチャッ パフッ…

    座布団全部持ってけ。


  • v103 たこ焼きと紅ショウガ/愉快な札幌33:ようこそ

    ■たこ焼きと紅ショウガ

    たこ焼きと紅生姜

    私は紅ショウガが大好きで、紅ショウガが合う食べ物が好きであります。それが理由で無性にヤキソバが食べたくなったりします。

    先日、たこ焼きが食べたくなりました。そう言えばたこ焼き屋なんてものは近所で見た記憶がなく、食べるとすればスーパーの冷凍たこ焼きぐらいしか思いつきません。
    逆にたこ焼き屋さんで食べると、思う存分紅ショウガを乗せられないので、大満足するためには、スーパーで紅ショウガとセットで買ってくるのがベストな方法であります。

    さっそく近所のスーパーへ足を運びました。冷凍食品のコーナーへまっしぐらです。そしてすぐに冷凍たこ焼きを発見しましたが、実にタイムリーな表示が目に入り思わず叫んでしまいました。

    「加ト吉かよっ!!」

    そーです、まさにあのミートホープ社が卸会社の“加ト吉の冷凍食品”です。ここは当地北海道。そりゃタコですからミンチにしてイカと混ぜたりすることはないし、特に明石産とも書かれていないから産地偽装ってのもないわけですが、つい言葉が飛び出てしまうわけです。

    「本当にタコなんだろうなっ!!」と。

    しかも冷凍たこ焼きはこの1種類しかなく、選択の余地がありませんでした。購買意欲がわかないので、先に紅ショウガを買うことにしました。そして発見した紅ショウガの袋を手に取り、裏面の記述を見てまた叫んでしまいました。

    「中国産かよっ!!」と。

    今、世界中で中国製の食品のいい加減さがニュースとなっていて、死者まで出ているご様子で、中国産はやはり一歩引いてしまいます。
    ただ、紅ショウガは30円高い国産の商品が並べてあり、産地偽装の疑惑はあるものの、少し安心できる国産を手にして、再び冷凍食品のコーナーへ、足取りも重く、向かったのです。

    そうしてひとつしかない冷凍たこ焼きのパッケージをマジマジと観察しました。読めば読むほど怪しさが満載です。これ、どうですか。

    ●国産キャベツ使用
    ●タコの柔らかさがUP!!
    ●さらにとろみ感がUP!!
    ●生地の香ばしさがUP!!

    「いったい何をしたんだい」と思ってしまうではありませんか。何をしたらタコが柔らかくなり、さらなるとろみ感が出て、生地が香ばしくなるの? 何をしたら? 何か入れたの? 国産って信じていいの? 大丈夫なの? 加ト吉さぁん。

    そんなわけで、もうこんなことを言っていたら食べられるものがなくなる世の中でございますから、目をつぶって買ったのでございます。

    ええ、買ったんでございますよ。
    それしかないんだし…。
    で、食べました。(悲鳴が聞こえるようだ)

    紅ショウガがうまかったです。
    そんなわけで、今回は「紅ショウガがうまかった」っていう話でした。おしまい。

    ★付け足し
    アメリカの異常プリオン牛もますます食べられないザル検査になってますし、国内の度重なる偽装表示は、それが氷山の一角である可能性も捨て切れない深刻さであります。
    何よりスーパーで「現物」を見てしまうと、食品がまるで安心して買えないものだと痛感したのでした。

     

    ■第33回 愉快な札幌大発見:スナック「ようこ そ」

    ようこそ
    スナック「ようこ そ」
    出ましたっ。ダジャレ。求めていたものを発見した喜びを感じます。
    しかしダジャレより先に、さびれた風景の方が先に気になってしまいますね。

    あっちもこっちも経営が成り立ってるのかどうかはともかく、このスナックのママさんは「ようこさん」だと思われます。いや、実は「ようこ そ」のダジャレを言いたいばっかりに、名前を偽装しているかも知れませんが…。(失礼)

    入ったこともないので真相は知りませんが、高い確率でようこさんだと思います。札幌にお越しの際はどうぞよろしくお願いします。一応宣伝しておきましょ。