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  • 研究所通信v488 今年の畑

    クリームマロンは元気いっぱいです(すぐ手ブレするスマホで撮影)

    今年はずっと雨だらけでした。
    「畑に行ってみるっぺよ」(北海道弁じゃないな)
    と思えばザーザーと雨が降る。雨の翌日は土がドロドロで行く気がしない。

    「畑さ行ぐが」(北海道弁じゃないな)
    と思えばザーザーと雨が降る。雨の翌日は土がドロドロで行く気がしない。

    それが2か月も3か月も続く。昨年の雨が降らない状況とは真逆でした。雨が降り続くと畑へ行く回数は減ります。ただ、今年は「ズッキーニ」「カボチャ」の有り余っているタネをちょっと穴ほって40か所くらいに数粒ずつぶっ込み、それでも余った種はばら撒きました。自然に生えてきて、雑草とともに生きてくれることを願い、とにかく「放置」してどうなるかが見どころでした。

    そしてこの間、今は亡きちゃめぞうくんの便秘解消のため、いろんな公園に連れて行って「朝の散歩」をしていたこともあり、畑に行きたくても行けない日も多々ありました。そんなわけで、行く回数は3か月で2回程度でした

    ズッキーニは7株ほどが理想通りに生き残り実をつけました。ただ収穫時期にも雨が多くて行くのがやや遅くなり、巨大化したものを10個ほど収穫しましたが、とても食い切れるものではなく、しかも売り物にもならず、日々、巨大なズッキーニは老化しているところです。

    なんと共生しているズッキーニと雑草。8/9
    少しは雑草を抜きました。
    いつの間にかでかくなっていて食うのが大変。それも3個くらいあるとゲンナリする。

    カボチャはほぼ壊滅状態で、それでも2株ほど生き、2個ほど小さい実をつけました。1個はゲットし、1個は小さすぎて放置しています。

    カボチャ 8/9
    いい感じのが1個出来てました。

    そして、ナオヒロくんが宇宙人と共に仕込んでいた玉ねぎとジャガイモは昨年よりはよく出来ていたようです。

    手前ジャガイモ、奥玉ねぎ 8/9

    全部手作業ですからね。こちらは宇宙人が雑草取りをしています。しかし収穫してみれば思ったほどの量ではないんですね。これが。

    それからナオヒロズッキーニはこれなんですが・・・

    しっかり獣害対策をしたのに

    実が付いたところで鹿にまるっと食われていたそうで、その後は葉っぱだけが大きくなって終わりました。(笑)

    それからナオヒロくんは
    「放置して雑草まみれにして枝豆を作ったんすよ」
    と言って、それを見せてくれました。

    枝豆も雑草と共に生きていました。

    しっかり育っていて、たくさんの豆が付いていたのを確認し、翌日収穫をしようとしたら、
    「豆は全部きれいに鹿に食われました(笑)」
    「1個も残ってないです(泣)」
    とのことでした。本当に実だけありませんでした。

    まあ鹿ちゃんに喜んでもらえたのならそれも良しというところでしょう。(笑)
    菊芋については次回。


  • 研究所通信v473 カボチャ壊滅

    昨年の秋頃から、我がプレハブ事務所の猫ドアから入ってくるクロちゃん(6/7)

    今回はカボチャの壊滅状況について書きます。7月6日の写真3つ。

    まあ、7月初旬ですからこんなもんかもしれません。で7月22日はこんな感じでした。

    なんか元気がないようです。とにかく雨が降らない。そして1か月後の8月26日。

    まあまあ伸びてますけど、葉っぱは小さくやっぱり元気がない。そしてもう大きめの実がついても良さそうなのに、60株ほどもあるカボチャのどこにも見当たらない。広い範囲に植えてますから、どこかにありそうなものですけど、見つからない。

    ナオヒロくんが言いました。
    「1個あるはずですよ」
    「えーと、この辺に・・・」
    「あ、ありましたっ。これですっ」

    手のひらくらいの大きさで、なんかしょぼい(8/26)

    これを見ながらナオヒロくんは
    「こーーんな小さいのがいっこですよーーっ!! げらげらげら」
    と笑い、その笑い声が広い大地にこだましていました。

    他にもまだ緑色の4〜5cmくらいの玉が4〜5個確認できました。現在もう9月で、寒くなってきましたから、ほぼ希望なしといった状況です。

    カボチャ壊滅。


  • v447 畑の状況

    5/21のカラスのボブ

    今年はメインがもちろん菊芋。次に去年評判の良かったニンジンも作ります。

    そして今年の裏の目玉はヒマワリです。なぜヒマワリなのか。それは自分が小学生の時、道端に咲いていたヒマワリの種を食べたら美味しかったからです。

    これは5月19日の畑。ほとんど何も植えていません。

    この東側の北の端と南の端にヒマワリを4〜5本ずつ植えて、逆(西)側の北にも植えるつもりです。今年うまく出来るかどうかをチェックして、良さそうなら種をゲットして、来年ドッサリヒマワリだらけにしたろうと思ってます。

    ヒマワリの種、美味いっすから。洋酒に合いますね。

    5月21日の朝は3度でした。

    21日、ナオヒロくんは高級カボチャの苗を仕込みました。1株に1玉だけを作る用の苗だそうです。これです。

    この後10日経ち、すでに6月になってしまった今、書いちゃいますと、この苗は全滅しました。(笑)←笑っちゃダメだろ

    いくつかは鹿に食われ、残りはなぜか死んでしまったとのことです。高級なやつらは大事に大事に育てないとダメなのかもしれません。この他に、別のカボチャを仕込んでいて、それらはスクスクと育っているのでした。

    これも21日の朝、私のニンジンの畝です。

    ニンジンは毎年、めちゃくちゃ苦労させられています。というか自分で勝手に自爆しているようなものですが、ニンジンはやっぱり、土の中に石があると、身が二股になったり、この世のものとは思えないグロテスクな形になったりするので、石は取り除こうと思っていました。

    で、石が半端なく多いのです。この畝、1本結構長くてですね、ちゃんと測ってないけど、15メートルくらいかな、手で掘りまして、土の中にある石をかき出して、土を戻して山にして、山にする時も石が混ざるので外していきます。ちまちまちまちまと1個ずつ石を取り除きます。でも完璧には取り切れません。

    畝1本に1時間はかかるのです。

    もう腰にくるわ、足にくるわで、2時間半やって、種はまだまだガッツリ残っていて、いい加減きつくてやめた時には、生まれたての馬のようになってしまいました。膝ガックガクでヨタヨタでした。

    で、何となくウロウロと畑を歩き回っていたら、北側に鹿でもキツネでも人間でもない足跡があるじゃありませんか。

    クマなのかな、子熊なのかな。キツネの足跡はわかりますね。
    あっちこっちにあるんですよ。黒いふんもありましたし、ほぼクマですね。来てるんですね。

    翌22日、ニンジンの種が余っているので、さらに畝を伸ばしました。

    右の3列がニンジン、左のちょっと短い1列は枝豆です。

    枝豆は個人的につまみにするために作ります。まあ、特権というか。

    ニンジンの種はまだ余っています。体力が戻ったらもう数本作るつもりです。

    ↑これは、家でズッキーニの苗を作って移植しようとしていたのですが、いつまでたっても芽が出ず、面倒なのでそのまま土にぶっこんでみました。ズッキーニの種死んでるかも。

    苗ってうまくできないんですよね。実はヒマワリも失敗したので、結局ほじくり出して、芽が出ていない種を直接畑にぶっこんだのでした。上の写真の奥の黒いところ。

    これは北東のヒマワリ
    北西のヒマワリは角に3つ。黒いところ。

    それから、菊芋チップスを作るために入手した電気乾燥機がなかなか優れていると思うので、菊芋の他にチップスにできないだろうかと、ぼーーっと考えていました。

    続く。


  • v403 スクスク育つズッキーニと雑草

    無肥料なのじゃが、スクスク育つのぉ。一番でかいのは50センチほど。 7/30

    ズッキーニは放置するといくらでも大きくなる、気がする。食べごろはタネができないうちにもぎ取ること。

    菊芋(右側)、東の列。その左にズッキーニの列。

    ズッキーニの周りは幅の狭いマルチをしています。その外側に生えた草もまたスクスクと育ち、この写真のようになっています。一見してただの雑草だけにしか見えません。でも近づいてみれば…

    全ての植物が元気である。

    無肥料なのにズッキーニも元気です!

    でかすぎまんねん。5日ほっといたらすごいことに。でもこうなったらどこまででかくなるか試したい。

    これ40センチありますから。残しておきましょ。
    これは30センチありますから。残しておきましょ。

    どこまででかくなるか、楽しみですね。(皆さんはこんなバカなことはやめたほうがいいです。適切な時に収穫しましょう)
    そして、後から別の場所にいくつかズッキーニのタネを植えていて、こうなっています。

    菊芋の森の近辺です。7株ありますよぉ。怖いなぁ。7/30

    それから、菊芋の森の中の北側に、ヤーコンを植えています。もちろんここで作っている野菜には農薬はゼロ、肥料もやってない、引っこ抜いた草が「緑肥」です。EM菌を数回撒いて、木炭の粉を撒いています。あっ、土壌phの話を書いてないのでした。それは次回。

    で、これがヤーコン。

    美味しそうですねぇ。

    ってウソつくなよー自分。ヤーコンは根菜だから、土の下だよ。見えないのに美味しそうとか言うな。

    はい。

    ヤーコンという野菜は南米アンデス山脈地方原産だそうです。梨のようなシャリシャリとした食感で、きっと病気を治したりすると思うんですよね知らんけど。とにかく最近の珍しい野菜です。置戸町が力を入れていて、置戸町の温泉「ゆうゆ」に、ヤーコンの苗が1個100円で売っていたので、ついつい8株買ってしまいました。

    それからそれから、前回、水システムでカエルが死んでいたので、救済措置を考えました。これです。

    水溜めに落ちても、草の枝に捕まれば外に出られます。この長めの草を斜めに入れることで、カエルはもう死ぬことはありません。完璧な「救済装置」ができました。「水システム」はバージョンアップしていますね。(笑)(長い草入れただけやん)

    それからですね、雑草と言われながら、実はヨーロッパでは食材となっているスベリヒユですが、順調に育っています。

    いつ食べようかなぁ。

    それからニンジンはと言うと。

    畝と畝の間が草だらけですよ。もううんざり。これ全部ゴリラ抜きすれば、腰が壊れます。もういいっす。このままで。

    それと、盛りだくさんですね、えーと、一旦「ナオヒロくんと宇宙人たち」のキレイな畑をご覧ください。

    これはすごいです。ひとつの株にひとつの実を付けさせれば、超高級な味わいのかぼちゃができるんだそうで、全体の3分の1ほどを剪定していたりします。残りはもうほったらかしでどうなるか実験とのことです。(結構手入れをしています)

    豆もすごいことになっています。もっさもさ。うちの豆はこれ。

    豆といってもいろいろございますが、面倒なので「豆」としておきましょう。

    うちのはポヨポヨです。

    それとナオヒロくんは玉ねぎも作っていますよ。

    どれもこれもこだわりの作り方をしているんだそうです。旨味凝縮。

    それと、ビートにも手を出しています。それもなんか見たことないやつ。これ、もう収穫してましたが、赤株のよう。

    砂糖の原料ですから甘いはず

    この赤いところが甘いって言うんですが、これはむしろ、葉っぱの方に特徴があって、ちょっとちぎって食べてみたら、すごーく「濃い味」がするんですよ。塩味的な。

    これを某料理人に見せたところ、非常に面白いと注目。一体どうなっちゃうんでしょうね。これも実験のひとつ。

    あとは宇宙人が念力で草を抜いて未知のエネルギーを注入したジャガイモ。そろそろ収穫時です。

    これは収穫するだけで腰が死にますね。しかし宇宙人なら、一瞬にして全部取り尽くしてしまうことでしょう。

    最後に、今年の主力である「菊芋」の様子を見て終わりにしましょう。

    右に北の列。 7/30

    北の列は80メートル。まずまず育っています。

    北側から撮影した「菊芋の森」。まるでキッコロとモリゾーの集団ですね。

    さっき使った写真ですけど・・・南から撮っています。 7/30

    この右の菊芋は、すでに1メートル50センチ、人の身長くらいになっています。東の列で40メートルはあります。途中から菊芋の森になっています。西の列も40メートル、それは今ひとつ成長が遅いので、写真撮り忘れております。ていうか見に行くだけで疲れてしまうので行ってない。そのうちまた。

    収穫期が恐怖です。

    7月30日の畑でした。おしまい。


  • v402 畑の様子

    ジャガイモの花。じゃがばな。7/7

    畑って大変。前号から17日も経ってしまいました。週3〜4回程度、早朝の2〜3時間の作業しかしてないんですが、バテバテです。そして睡魔との戦い。

    もう簡単に記録として書きます。まず菊芋。

    右側は雑草をゴリラ抜き。東の列。7/21
    北の列。西の40メートル。機械で草を刈ったところ。7/21
    北の列。東の40メートル。菊芋の左サイド、途中からゴリラ抜き。
    右側はニンジンの畝。畝と畝の間は雑草が生い茂り。7/21

    ニンジンは。

    上の写真と変わらんなぁ。一粒ずつ植えたところから芽が出て育ってます。7/21

    で、私のやってるエリアとは明らかに様相の違うナオヒロくんのエリアはこう。

    カボチャがすごい勢いで、育っている。7/21
    豆がいつの間にかスクスクと育ち(左)、ジャガイモも元気にもっさもさ。(右)

    こりゃあ歴然じゃないですか。次の写真はきっと面白いですよ。私が豆を植えたところが。

    えっ、どこに豆がっ?? 7/21

    ここにはですね、草は生えていなかったのですよ。それが、いつの間にかこうなってしまって、仕方ないなぁ、もう、キッツイけどやるか、と草を抜きました。手抜き。いや、手で抜きました。

    抜いた草はそのままそこに放置することで緑肥とする。

    豆が現れた。(笑)
    これ15メートルくらいあるかな、汗ダックダクでした。

    それとニンジンの畝が足りなくて、適当に蒔いたところがありました。そこにニンジンがちゃんと生えていたんですよ。

    ほぼ雑草と化してますけどね 7/23
    周りの草を手で抜くとこうニンジンが 7/23
    ここにもある
    周辺の草を抜いて、救出成功

    で、また菊芋。7月23日。

    東の列。菊芋の右側の雑草がどうもすっきりしないから。
    ウォーリャぁー、ブチブチブチブチ〜!!!

    と、ゴリラ抜き。実は両側やってるんで、とにかくもうヘトヘトのバテバテ。

    そして土の改良にEM培養液をジョウロで撒いていくのですが、全体をやれば、かるーく1時間はかかっちゃうんですよね。

    ですよね。

    ですよね。

    そんな中、少しは役に立っている「水システム」ですが、事件が起きていました。

    なんと溜まってた水の中に、カエルがピーンと硬直して死んでいました。溺れて死んだのでしょうね。落ちたら出られないから。でもカエルが水の中で死んでいたのはショックでした。

    右に発泡スチロールに溜まった水がありますね。その中で水中に浮遊するように死んでいました。それをすくって箱の外に出しました。7/24

    何か藻のようなものに包まれて最初は何だかわかりませんでしたが、カエルとわかって、水から外に出しました。見るからに苦しそうでした。これは悲惨だ。

    水溜めに落ちた生物が死なないように工作しなければならないと思いました。

    その後は雨が降ったり、用事があったり、もうこれを書いている28日現在、あれから4日間も畑には行けず放置しています。そして生物救済道具は何も用意していない。やばい。これでは殺蛙罪に問われてしまう。

    てな話ですね。それと。

    ズッキーニが化け物になっていました。7月16日ですでにこう。

    えーとですね。育ちすぎちゃん。胴廻り40センチくらい。肥料はやってないんですけどね。

    気がつくと育ちすぎ。ズッキーニ内部に種ができたらレストランでは使えないんだそうです。

    で、ズッキーニだけのカレーとか、ズッキーニだけのトマト煮込みとか、ほぼズッキーニだけっていう感じのものを5日間食べ続けましたとさ。

    あとあれですね、土壌phを測定する機材を購入したんですよー。そしたら不良品をつかまされて、どこを測ってもピクリともしなくて、返品しました。その後また購入して測ったんです。

    そんな話もあります。

    おしまい。