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  • v348 そうだ、旭山動物園へ行こう

    ■そうだ、旭山動物園へ行こう

    マヌルネコ。ざっくりモンゴル周辺の高地に生息する準絶滅危惧種。 2018.9.17

    9月17日月曜日、祝日。
    この日、どこへ行くかも決めず、朝7時に家を出発。
    「うーん、野生の動物が撮れないかな」
    「鹿、キツネ、オオワシ、ハクビシン、クロテン、クマゲラ、トド、ナキウサギ・・・」
    「・・・んー、あ、じゃ、旭山動物園にしよう」(動物園かよっ!!)(自分でツッコミ)
    「行ったことないし」
    「150kmくらいか、2〜3時間かな」

    ということで、北へ向かいました。

    カーナビ

    「えーと、94.5km先を左」(笑)

    まっしぐらに進み、10時過ぎ頃に到着しました。

    旭山動物園入口

    おやおや、これでも「とーーーっても人が少ない」んだって。
    地震と停電の影響で、北海道全体の観光客が減っているそうな。地震被害としては少なかった旭川(震度4)なのに来園客が激減しているわけですよ。おかげで混み混みの状況は避けられましたが。

    普段はめちゃくちゃ混んでいるため、人気のスポットも待つことなくスイスイと見ることができました。それでも3時間かかったけど。足が棒になったけど。

    スイスイ、スタスタ、サクサク、テクテク、スタスタ。あー、ヒザにきたー。くそー、坂が多い、ヒザがいてぇ。足重いーっ!!
    いやー思ったより広い。というか見どころ多い。うーん、せっかく来たんだから全部見ないとなぁ。
    てな感じで。

    ヤバいところにオランウータン

    かなり高い地点に登って遊ぶオランウータン。

    落ちたら死にますがな。人の形状なのだから。
    ウータンに限らず、この園の特徴となっている「行動展示」っていうんですかね、動物本来の習性を活かした展示方法なのです。

    ここに、見覚えのある顔の人がいました。(黄色い矢印のところ)

    園長の坂東さんですね。よくテレビで見かけます。

    園長の行動も見ることができました。

    楽しかったです。終わり。

     

     

    うそうそ。書きたいことがひとつあります。

    ここ20年くらい(ってなげーな)、見世物としての動物園は廃止するべきじゃないかと思っていました。というのも、なぜ熱帯や寒冷地帯に生息する動物を、合わない環境のところに無理やり連れてきて、しかも見世物として動物に強いストレスを与えなければならないのかと、強く思っていました。

    それがここの動物を見ると、苦痛が少なそうだったのです。むしろ満足げな動物もちらほら散見され。(満足してるのか幸せなのかはわからないけど)

    最近、野良猫や飼い主を失った猫を対象に、猫の動物園ができたらいいのになと思ったりしてました。見世物が第一義ではなく。いや、まあ、突き詰めれば全部人間のエゴかもしれないんですが・・・。ペットとして生きられる動物などがもっと楽に生きられたらいいのになとか。

    その点、旭山動物園には、少なくともこの地で、どこにでもいるような猫や犬、ウサギ、羊や山羊、ブタ、スズメやカラスなどもいて、なんとなく悪くないなと思ったのでした。

    そういう理由で、来てよかったなと思いました。あとは、写真の羅列です。おしまい。

    豚のケツ。うんこが顔を出した瞬間を捉えた。ケツ定的な一枚。
    ホッキョクグマとそれを見ている子供たち。このエリアにはガラスのドームに顔を入れて、クマを間近に見る仕掛けもあります。クマに食べられそうな気分を味わうことができるそうです。期待通りにクマが来ればの話ですが。
    アザラシのコーナーも人はまばら。こんなに空いているのは珍しい。はず。
    中からはこんな感じ。筒の中をアザラシが泳ぐ。人はさすがにちょっと多い。
    食事ができるスペースもこんなにまばら。
    オオワシ君
    眠そうなカピバラ
    ワオキツネザル
    なんだっけ。ブラッザグェノン? 人懐っこい感じ。
    クジャク。綺麗でした。
    ありゃーぐま
    コミミズクだったかな。違うかな。フクロウは5種類くらいいました。こいつらには人間はストレスでしょうね。
    レッサーパンダ。人の通路の上を行ったり来たり。
    ヒグマ。表情がね、幸せそうなんですよ。可哀想では無いというか。自然の方が良いんでしょうけど、こいつ自身はどうなんでしょうかね。
    こいつもね。ストレスがなさそう。猫の大きいやつ
    ペンギンは寝てました。
    キリンも至近距離で見れます。こいつらも表情が悪くないんですよね。客が少ないからかな。

  • v192 水遊びデビュー/愉快な札幌121-大雑把な標識

    ■水遊びデビュー

    双子のシロクマ

    最近、また円山動物園の、双子のシロクマの子どもが話題になっています。この双子は、去年の12月18日に生まれ、一般公開が待たれていました。

    そしてこの双子は、あの「ツヨシ」と名付けられたシロクマの兄弟(もしくは姉妹)に当たります。ツヨシは、釧路の動物園へお婿(むこ)に行ったらメスだったという、なんともマヌケな話で道民を和ませてくれてましたが、今度はそのようなことがないよう、3月下旬頃にDNA鑑定をするんだそうです。

    DNAて・・・。
    見ても分からんのでしょうかねぇ。人間と変わらないような気がするのですが…。
    私の勘ではオスとメスだと思います。(どんなに間違えても1匹は正解ですね)

    さて、このシロクマ親子は3月20日から一般公開され、愛くるしさが受けて、入場者がドッと増えたようです。この日(4/19)の朝の11時頃、動物園の正門はこんな感じでした。

    円山動物園正門
    円山動物園正門

    シロクマの双子の子どもが目当てに違いありません

    ここ数日、双子の小熊がいつ母熊の「ララ」とプールに入って遊ぶのか、が注目されていました。というのも4月17日に、シロクマのエリアのプールに今年初めて水を入れたからなのでした。

    初日はプールに入ったのはララだけで、2匹の小熊は水に入ってずぶぬれのララを見て怖がっていたそうです。

    翌18日も水を張らなかったみたいですが、テレビのニュースでは、「そのうち慣れたら入ることでしょう」みたいな、平和なコメントをしておりました。

    というわけで、ローカルマスコミの思惑通り、私は「双子の入水」の瞬間を見るために動物園へ行ったのでした。到着した11時頃からシロクマコーナーは人でいっぱいで、テレビのカメラも陣取って「入水」を固唾を飲んで待っているのでした。

    ところがララも双子の小熊も一向にプールに近付かず、縁(へり)の方へ行って2匹の小熊を隠すようにして授乳を開始。まるでオヤジのような格好で動かなくなってしまいました。

    円山動物園・シロクマコーナー
    右端にテレビカメラ、左側中央のララはオヤジのような格好のまま
    円山動物園・シロクマコーナー
    いつまで経っても縁(へり)の方でたむろするシロクマたち

    ずっと待っているとだんだん寒くなって来ました。もっと暑ければプールに入るのだろうけど、と思いつつ、シロクマ親子はプールに興味を示さないので、1時間ほど待って、あきらめて帰りました。

    夕方6時頃のテレビで「双子のホッキョググマが水遊び」のニュースが流れました。

    「えーーーっ、入ったのーーっ!!」
    「…なかなか入ろうとしませんでしたが」
    「いつ?」
    「…開園からおそよ1時間後に…」
    「えーっ、動物園に行った前?」
    「…2頭一緒に、水遊びデビューを果たしました」
    「すでに遅かったのかぁーっ!!」

    行った時点ですでにララと小熊はプールに入った後だったのでした。テレビカメラのスタッフは、「入水」について、決して固唾を飲んで待っているのではなかったということになります。

    お願いだから、絵が取れたんなら帰ってー。(ザ・パンチ風)

     

    ■第121回 愉快な札幌大発見:大雑把な標識

    大雑把な標識

    ここは札幌市中央区北1条西12丁目あたり。札幌駅までは2kmといったところ。
    向こうの奥に見えているのはロイトンホテル。まあまあ札幌の中心地ですよ。

    「千歳 Chitose→」

    いや、ザックリ!!


  • v055 カルチャーナイト ― 夜の円山動物園

    ■カルチャーナイト ―夜の円山動物園

    円山動物園

    北海道では、ここ数年、何となく全容のつかめない「カルチャーナイト」とかいうものを開催しています。「ナイト」というくらいですから夜だけです。今年は、札幌では7月21日(金)の夜5時半から10時まで。札幌以外では、函館、白老、下川、西興部(にしおこっぺ)など、何となくマイナーな町で夏休みの1~2日間ほどやっているようです。

    それは公共機関、公共施設を夜間に限り無料開放する、というものです。例えば、動物園、気象台、テレビ局、美術館、ジャンプ場、知事公館などなど。そんな大層なものがない町では、例えば西興部では、西興部小学校が札幌の小学校とインターネットで交信する、という内容になっています。カルチャーやねぇ…。…えっ、でもこれ、昼間でもいいやん…。ま、いいか…。

    そんなわけで、21日の夜に札幌円山動物園へ行ってきました。もちろん入場料はタダ。(普段は大人600円)
    動物園は普段は午後5時前に営業が終わるため、通常とは様相の違う動物の姿が見られる「らしい」というこで、この機に乗じて動物園を選んだわけです。
    実はこの日、花火大会もあり、花火がよく見える「ジャンプ場」の方が気分は良かったかもなんて思ったりもしました。

    さて、「ナイト」とはいうものの、北海道の夏は7時を過ぎてもまだ明るいので、動物園の目玉である「ホッキョクグマの赤ちゃん」を写真に撮ってきました。昨年の12月15日に生まれた「ピリカ君」です。ピリカってのはアイヌ語で「美しい」とか「可愛い」とか「良い」とか「元気だ」とかいう意味があります。

    シロクマ
    これでも小熊です。

    動物園は久々でした。北海道では全国的に有名になった「旭川の旭山動物園」があり、円山動物園としては、きっと必ず比較されたりするのでちょっと気の毒だなと思いつつ、とりあえず90分ほどかけて一周しました。

    つまらない感想をひと言述べさせて頂くと、すべての動物の施設の「床」がコンクリートだったこと(猿山でさえも)と、各動物の「檻が狭く」感じたので、動物が可哀想で仕方がありませんでした。動物園だけに子ども連れの家族が多く、少子化だというのにやたらと子どもが多く、様々な動物たちが子どものキャーキャーはしゃぐ声に辟易していたようにも思いました。動物園―なんていう人間のエゴ。解放すべきは施設ではなく、動物そのものではないのだろうか、なんて落語家みたいな落ちでどうでしょう。

    なーんて可哀想とかいいつつも、可愛い羊の姿を見た後に、帰路の途中とってもおいしいジンギスカンを堪能したのでした。