• タグ別アーカイブ: 瀬戸瀬
  • v292 ひまわりの置き物

    ■ひまわりの置き物

    ひまわりの置き物
    10/10 ひまわりの置き物。雪バックだと美しい

    どうでしょうか、このひまわりの置き物。なかなかレトロなのですよ。しかし価値があるようには見えないのです。実物はくすんだ感じで、写真ほどキレイではありません。大きさはというと…

    ひまわりの置き物
    高さは12~13センチ

    葉っぱのところに意味不明の穴が3つずつあいています。で、横から見ると…

    ひまわりの置き物
    ちょっと変なカーブ

    どすか。これ欲しいですか。いりませんよね。いくらなら買いますか。100円? 50円? 10円? いやこれ315円もしたのですよ。ガソリンにすれば50km以上走れます。
    えーと裏に何か表示がありまして…

    ひまわりの置き物
    315円て、税率5%の時の値札やね

    まるC PRODUCED BY TOHO SEIKYO と書いてあります。調べてみましたがまったく分かりませんでした。多分、無価値です。そして無価値だからこそ買ったのであります。それはここに売られていました。

    セトセ温泉
    このひなびた感じ、そして「天然温泉」の貼り紙、「浴場」の案内板

    そう、ここは前々回ちょこっと触れた、あのセトセ温泉なのであります。(瀬戸瀬と書きます)
    落石やクマをかいくぐってたどり着くセトセ温泉。簡単には行けないかも、な秘湯ですよ。露天風呂がなく、内風呂のみ。源泉そのままだそうで、自然に適温になってるんだとか。

    セトセ温泉
    周辺には自然しかありません。

    露天がなくて、内風呂だけでは30分が限界でした。まあしかし肌もすべすべになり、いいお湯でした。で、売店があったので帰り際に覗いてみました。
    『欲しいものは何もない』
    ただ、「これは売り物じゃないな」と思って手に取ったそれが、315円と値札が貼ってあったのです。
    「えっ売りもの? しかも300円もするの」と気持ち的には「無理」と思ったのですが、不思議なパワーがあったのです。このひまわりの置き物を置くと、そこがパワースポットになるのです。

    ウソです。

    「いやーこんな変な置き物はそうそうあるもんじゃないな、これは多分もう生産もされてない昔のヤツだと思うし、この温泉も大変っぽいし経営の足しにしてもらおう。自分も余裕はないけれど、ここはひとつ、キヨミズの舞台から“後方伸身宙返り40回ひねり”で飛び降りたつもりで買っちゃおう!!」
    と買っちゃいました。

    もちろん衝動買いで、後悔するに決まっているのですが、無価値の凄みに満足して机のそばに飾っています。もちろんパワースポットにはなっていません。むしろその逆の効果が最近得られました。

    欲しい方には3万円で譲ります。(極悪)
    情報として、このひまわりの置き物、まだセトセ温泉に3つくらいありました。早く行かないと無くなるかもよ。うふふ。

    おしまい。


  • v290 北海道の風景―生田原

    ■北海道の風景―生田原(いくたはら)

    生田原のあたり
    9/22 生田原、何かおかしな写真が撮れました(クリックで拡大)

    なんていうんでしょうかねぇ。どこへ行っても濃霧や後光のような神秘的な風景をよく見ます。ここは北見からは西北へ50kmほどのところで、早朝の霧の風景ですが、「これぞ田舎の風景」と思いました。

    生田原のあたり
    こんな感じです。朝の6時半ころです。

    この日はここから峠的なところを越えて、瀬戸瀬のセトセ温泉の偵察に行ったのです。その温泉へ向かう峠的な道の入り口にこんな看板がありました。

    恐怖の看板
    さりげに恐怖な看板

    通行される方へ
    この先8km区間通行には特に注意してください
    ●落石が頻繁に発生しています。
    ●未舗装であり路肩も弱くなっています。
    ●熊が出没しています。
    ●異常気象時は大変危険です。

    やや新しいけれど、臨時に立てた感じはなく、ずっとこういう状況が続くのでしょう。
    台風の連続攻撃の後だっただけに恐怖は倍増でしたが、幸い、事故もなく、熊に遭遇することもなく、この区間の終わりにセトセ温泉を発見しました。

    とりあえず、その場所とたたずまいをチェック。情報では露天がないらしいのですが、雰囲気がもう秘湯でした。早く入らないと経営破綻してしまうんじゃないかと思いましたが、まだ早朝7時。後日また来ることにして、丸瀬布(まるせっぷ)へ向かいました。
    その後もこんな感じでした。

    ヒグマ生息地

    そして丸瀬布では、また素晴らしい風景と出会うのでありました。
    多分そのうち続き書きます。
    おしまい。