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  • v277 北海道の景色―石北峠

    ■北海道の景色―石北峠

    石北峠
    石北峠付近の絶景(5月22日) クリックで拡大(別窓)

    前回の三国峠から20km、石北峠から10kmのところにこの風景があります。早朝4時過ぎ。思ったほどの朝焼けがなかったのが残念でした。

    このポイントも車を無理に止めてちょこっと歩く。
    (ベストポジションでは車は止められない)
    過去に何度か夕陽の風景を車を止めて見たこともあります。しかし、そこまでしてこの風景を眺めようとする人は少ないようです。て言うかいないかも。ネットのGoogleの画像検索をしても、ここで写真を撮った人はいないのか、出てきません。

    なんでだろう。ぞわぞわするような風景なのに。
    本当になんでだろう。

    なんにも考えないで、ただぼーーーーっと、見ているだけで満足します。こういうのをパワースポットとか言うんですかね。別にパワーはつかず、力が抜けてヨダレがダラダラでてくるだけですが。

    これ、湖は人工のダム湖なんです。すごいことになっちゃって。

    向こうに見える山はよく分からない。地図では写真左がクマネシリ岳(1586m)、真中手前がピリベツ岳(1602m)、右奥が西クマネシリ岳(1635m)、かも知れない。わからない。

    おしまい。


  • v272 紅葉/スタンプ新作

    ■紅葉

    牛の人形、アズマイファーム
    うっしっし

    「そうだ、写真を撮りに行こう」
    ということで10月10日の土曜日、然別湖(しかりべつこ)と大雪山系の銀泉台(ぎんせんだい)を目指しました。

    然別湖の紅葉とは。
    「大雪山国立公園の南端、北海道一標高の高い湖。ダケカンバの黄色をはじめ、赤やオレンジ色に色づく紅葉は、針葉樹の緑と混ざり合って大変美しい」
    とのこと。

    そして銀泉台は大雪山系の紅葉の名所。らしい。
    紅葉とともに新蕎麦の季節でもあり、昼にあの蕎麦を食べに三国峠にも寄ろうと。

    ぶっかけそば
    この蕎麦(7/11)

    この蕎麦、新蕎麦の季節ならさらに美味いに違いなく。

    青い丸が出発点(北見)、赤い丸が然別湖
    行きは緑のルートで、約160km
    帰りは紫のコースで、三国峠(小さい黒い丸のところ)で昼に新蕎麦を食べ
    銀泉台(大きい黒丸のところ)で大雪の絶景と紅葉を楽しむ予定

    行って帰ってくるだけで350kmくらいあるので、朝5時半に出発。行程の9割は山の中。
    車を走らせていると、やけに木がボキボキ折れているのが見えました。根こそぎ倒れている木もチラホラ。1週間ほど前の爆弾低気圧、2日前の低気圧の強風の影響のようです。

    倒木
    これは小さい木ですが、こんな感じででかい木もたくさん倒れていました

    人によっては特に何もない、私にとっては美しい自然だらけの道を120km程走った頃、水力発電所からの高圧線と紅葉のコラボな風景を撮影。

    紅葉と電線
    電線だらけで面白い

    然別湖の北にある糠平(ぬかびら)でひと休み。然別湖までは20km強、道がくねっているので峠なのかもしれませんが、もうちょっとです。
    8時、糠平を出発。するとすぐに…
    「ええええ、またこいつかいっ!!」

    道路閉鎖

    どこへ行っても出くわす「道路閉鎖」。今回は雨ですか。。。口も閉鎖。
    こりゃどうしようかと迷い、せっかくだから回り込んででも行くことに。
    えーと、約70kmもある。(汗)

    紅葉
    閉鎖のゲート近くの紅葉。あまり赤くない

    とにかく広い北海道。

    風景
    道路閉鎖のおかげで見れた風景

    とにかく広い北海道。

    風景
    道路閉鎖のおかげで見れた風景、上士幌町かな。鹿追町かな。

    とにかく広い北海道。

    風景
    道路閉鎖のおかげで見れた風景。
    町が一望できる。多分、上士幌(かみしほろ)町

    そして然別湖に到着。9時20分。真っ先に足湯を発見し、浸かりながら湖面を眺める。

    風景
    光の反射がきれいだったので、紅葉には目が行かず、湖面ばかり見ていました

    湖には手漕ぎボートに乗る人が。

     

    然別湖、手漕ぎボート
    有料の手漕ぎボート。かなり広い範囲で遊べそう。

    この時、「大変美しい」と言われる紅葉に目が向いていませんでした。キラキラする湖面に気をとられ、この後の行程が長いので時間に気をとられ、ヒルメシの新蕎麦が気になり…。
    足湯に浸かって湖を見たら満足してしまいました。だから紅葉を狙った写真は無し。

    ここから100km強の三国峠へあの新蕎麦を食うために向かいます。9時45分。ちょっと早いようで全然早くない。本当にあっという間に時間が経ってしまいますから。

    案の定、車を走らせていたらガソリンがピンチ。ここまでの道でスタンドがあったかどうかの記憶がなく、遠回りでもやむを得ないと、近くの南の町へ向かいました。鹿追(しかおい)という町。

    さっそくスタンドを発見。

    ガソリンスタンド
    ストリートビューからキャプチャした現地の画像。当日は晴れ。
    左にガソリンスタンドを発見。右にヤマザキYショップ(コンビニ系)が。

    スタンドは営業中。ところが人がいない。呼び出しブザーがあり、押した。

    誰も来ない。
    何も起きない。
    鳥が鳴いています。
    輝く太陽の光。
    心地よい微風。
    のどか。

    ふー。

    もう一度ブザーを押すかどうか迷い、
    「だれもいないが、そのうち来るだろう」と、待ちました。

    1~2分で、向かいのコンビニから、そのコンビニの制服を着た店員が走ってきました。
    「申し訳ありません」
    「ええっ・・・」(えー、そっちから現れるの?)
    すると直後に
    「ああーごめんなさいね、えへへ」と言ってスタンドの中からオヤジが登場。
    「いやーどうもすいませんね」と給油しながらしきりに謝るオヤジ。
    『ひょっとして居眠りしてた?』(私の心の声)
    「あのー、今ね、この先の4つ目の信号の先の左側で「そば祭り」をやっているんですよ。人がいっぱい来てて、駐車場がいっぱいかもしれませんけどね。良かったら食べていってはどうですか」

    居眠りのお詫びに情報をくれたのかな、と思いつつも、「そば祭り」とはまた、これから蕎麦を食べようと思っていた時に、素晴らしいタイミングでそのイベント情報をゲットできて、これは「祭り」へ行けという神の啓示なのだな、ということで、

    はい、三国峠の蕎麦、消えたっ。(笑)

    4つめの信号を目指しました。
    車を走らせながら思うのでした。
    「信号の数より、距離を言ってほしかったな」
    走っても信号がない。4つ目の信号って100キロ先だったりして。(汗)

    と思っていたら、1~2kmで町の風味になって来て、先の方に信号機が見えました。4つはありそうでホッとしました。10時半、そば祭りに到着。

    鹿追そばまつり
    道路閉鎖のおかげで「鹿追そばまつり」に飛び込み。確かにすごい人の数。

    そして蕎麦を食う。

    賭場、オショロコマ天
    蕎麦と具は別々に買うシステム。蕎麦は500円。
    冷たい蕎麦にゴボウの天ぷら(120円)を乗せ、魚は「オショロコマ」。
    オショロコマ天は1匹400円と高く、ひとつを2人で分けた。
    オショロコマはちょっともちもちしてて美味かった。

    オショロコマって何? 高いけれど珍しいので思い切って食べてみたのでした。蕎麦はもちろん新蕎麦の十割、手打ち。もちろんまいう。

    腹が満ちたところで、大雪山系へ向かいます。11時15分。

    実は今回、一番期待しているのは「銀泉台」の紅葉なのです。
    それは下の地図で言うと大きい黒丸のところ、脇道の奥にあります。

    地図
    ピンクの丸が「そば祭り」の鹿追町
    小さい黒丸のあたりが三国峠、大きい黒丸が銀泉台

    ピンクの丸から大きい黒い丸(銀泉台)まで、約130キロ。
    写真を撮りながら、ゆっくり急ぎます。

    風景
    道路閉鎖のおかげで見れた風景

    とにかく広い北海道。こんな不思議なものもありました。

    風景
    道路閉鎖のおかげで見れた風景(橋梁)

    こんなものも。

    第三音更川橋梁
    道路閉鎖のおかげで見れた風景(第三音更川橋梁)

    白樺だらけの道。

    風景
    なんてことないのですが

    三国峠を越えて、銀泉台までもう少し。

    風景
    なんだかすごい

    そしてついに午後2時、
    「銀泉台のーーーーーー」
    「入り口までーーーーーーー」
    「きたーーーーーーーーーーーっ!!」
    からの

    道路閉鎖
    あっ

    道路閉鎖で閉口。

    通行止
    冬期?

    またまた道路閉鎖。もう冬っすか。2日前(10月8日)から通行止め。
    しょぼーーん。

    ただ、もう紅葉は終わったのかも知れません。標高高いし。
    このあと、15km先の「高原温泉」の温泉に浸かり(この日が今期最後の営業でした)、写真を撮りながらの帰路。

    風景
    もうね、これね、たまらんです

    石北峠。

    風景
    写真で伝わるかな、ぞわぞわする風景。

    とにかく広い北海道。

    風景
    すげーんす

    というわけで、帰宅したのは午後6時。10時間半463kmの旅でした。疲れますた。
    本当に疲れますたが、感動しますた。

     

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