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  • v159 花火大会/愉快な札幌88-しらたきマン

    ■花火大会

    イカ花火
    イカ花火炸裂

    夏の風物詩のひとつでもある花火大会。というか寒いので火花を見てきました。(笑)

    豊平川沿いで毎週のように行われる花火大会。鑑賞する場所としてはやはり河川敷だとか、川にかかっている橋が良いのですが、人が多過ぎると気が散ってしまいます。

    人混みはイヤだなと思いつつ、河川敷へ向かいながらその近所の中島公園に自転車を止めたところ、公園の中は意外にも人はまばらでした。花火もよく見えそうでしたので、池の淵ギリギリの芝生で見ることにしました。花火開始の40分前でした。

    近くで三脚にカメラをセットしていた人がいたので、確かにこの場所はいいポイントだと確信。人も少なくてラッキー感満載でした。贅沢に花火を楽しめそうでした。

    開始20分前くらいになって、後ろを振り向いてみると、5メートルくらいの芝生のスペースにポツンポツンと人は増えていました。

    10分前くらいになって、子だくさんの家族がやってきて、すぐ近くのほぼ真後ろに陣取ったのでした。これが運命というものなのでしょう。笑いの神様が舞い降りてきてくれますね毎度。

    花火が始まりました。

    ドーン、ドーン。バシャバシャ。カモが大きな音に驚いて水辺で焦りまくって溺れそうになっていました。出だし好調です。
    低い花火はちょっとだけ木の影になるのですが、まずまず良く見え、満足できる場所でした。

    ドーン、ドーン。

    「ワー、キャー」と真後ろで子どもたちが騒ぎます。
    「たーまやーっ!!」とそのお母さん。
    お母さんが「たーまやー」って言うんだ、とちょっとびっくり。

    「たーまやーっ!!」と子どもAも真似て叫びます。(男の子)

    ドーンドーン。

    「わー、流れ星だー、流れ星ぃー」と子どもB(男の子)
    「えー、ほんとー?」と子どもC(女の子)
    (子ども何人いるのか分かりませんでした。赤ちゃんもいたような気配が…)

    花火がドーンとなった後に、火花が1本だけ長くなびいたのです。それを流れ星と言っていたのでした。

    「願い事を言ったらいいんだよ」とAかB。

    ドーン。

    「永遠に生きられますように、永遠に生きられますように、 永遠に生きられ…」
    『おいおい…』(私の心の声)

    ドーン。

    「お小遣いが1万円になりますように、 お小遣いが1万円になりま…」
    『おいおいおい…』

    ドーン。

    「お小遣いが2万円になりますように、 お小遣いが2万円になりま…」
    『おいおいおいおい…』

    やがてこのお小遣いの金額は20万円くらいに膨れ上がっていきました。(苦笑)

    それから子どもたちが池の近くにまで来て、走ったりはしゃいだりしたので、お母さんがやめなさい、気をつけなさいと叱り、「川に落ちるでしょ!!」と言いました。
    『池だよ』(私の心の声)

    やがて、ちょっと面白い形の花火があがり始めました。

    ドーン。

    「わー、タコだタコーっ!!」

    ドーン。

    「キャー、イカーっ!! イカーっ!!」

    ドーン。

    「UFOだーUFOだー」

    ドーン。

    「イカだーっ!!」

    ドーン。

    「タコだーっ!!」

    ドーン。

    「UFOーっ!!」

    ドーン。

    「イカーっ!!」

    ドーン。

    「タコーっ!!」

    ドーンドーン。

    「タコー、UFOーっ!!」

    ドーンドーン。

    「イカー、タコー!!」

    『もうええわっ』

    てなもんで、気が散って大変でした。
    そんなわけでとっても賑やかに花火大会は終わったのでした。
    楽しかったです。(ピキッ)

     

    ■第88回 愉快な札幌大発見:しらたきマン

    先週の日曜日に、辺鄙(へんぴ)な場所にありながら人気のあるカレー屋さんへ行きました。そこのメニューは1種類しかなく、3人なら「3つ」と頼めば良いシステムでした。開店と同時に入ったのですが、、本当に辺鄙なところなのにすでに並んでいる客も5人ばかりいました。ほとんど女性ばかり、車で来ていました。

    味はうまかったです。(味の解説終わり)

    というか私はひどい二日酔いだったもので、二日酔いにはなかなか効果的な食事でした。
    で、まずサラダが出てきました。レタスの他、いろいろと入っていまして、そのうちの「しらたき」をうっかりこぼしてしまいました。

    そのしらたきは偶然にも歩行者のようになったのです。

    しらたきマン

    すごいでしょ?
    …。

    終わり。


  • v153 子羊の丸焼きパーティ/愉快な札幌82-読めない

    ■子羊の丸焼きパーティ

    子羊の丸焼き
    子羊の肉を丸焼きで食う

    すすきのの真ん中に時々行く飲み屋がありまして、それがまたちょっと変わった店なのですが、そのマスターから「子羊の丸焼きパーティに来ない?」と誘われ、行かないわけないだろう、という感じで行くことになりました。

    それは豊平川の河川敷で、この日曜日に実行されたのです。
    生後8か月のニュージーランド産の子羊でした。国産はもっと育ててから食べるらしく、なかなか手に入らないようです。というか高額なんだそうです。

    火をおこし、準備をします。青いでかいクーラーボックスにはそのご遺体が…。

    ラム丸焼き準備

    ここのところずっと天気が悪かったわけですが、たまたまこの日はいい天気。青空の下、非常に快適な環境で、そのむごたらしい儀式は行われたわけであります。

    子羊の丸焼きの仕込み

    姿を現したニュージーランド産ラム肉。大地にブッ刺して使う金属の棒を串にして、ブスリと2本刺し、ガラムマサラを塗り、あばらの骨に沿ってナイフを入れてから火にかけていました。サバいているのはプロの料理人であります。

    前回のパーティでは、手足が付いていたらしいのですが、焼きムラが激しいために今回はちょっと細かく切り刻んだとのことでした。
    丸焼きを楽しみに、持参のワインを豊平川で冷やします。

    豊平川で冷やす

    赤2本、白1本、水。まわりでは学生がスッポンポンで川に入ってはしゃいでいたり、大騒ぎしていて、それはそれでまた楽しい光景でありました。

    今回はもうただ美味い楽しい心地いい、というそれだけです。持って行ったワインも安物ではありますがとっても美味しく感じましたし、これが自転車で20分程度のご近所だということが、札幌の自然との共生というか、まあ、ほら、ヘタしたら鮭まで上ってきてイクラまで食えちゃうワケですから、それはもう、スゴい都市だなと素直に思った次第であります。

    ラム丸焼き
    100円のワイングラス

    そしてそのラムを食べる際、あの先週買った100円のワイングラスにワインを注ぎ、とっても美味しく頂いたのでありました。
    もう今回は中身ありません。これだけです。すいません。

     

    ■第82回 愉快な札幌大発見:読めない

    読めない

    なんか、夜にどこかを通りかかった時に撮影したものですが、読めないのです。そして何の店なのかも…。踊っているお姉さんは何かローマ字になっているような雰囲気なのですが、自分で同じポーズをしてもよく分からないのであります。

    まあまあ愉快な方かな、と。(ああ、ネタがぁ)

    プリモって、ラテン語で「第一の」「最初の」とかいう意味らしいです。
    ますます分かりません。


  • v013 大洪水の歴史

    ■大洪水の歴史

    豊平川

    我が家から1キロちょっと東に豊平川が南北に流れています。石狩川の支流になります。
    支流のくせに大きな川でして、100年から150年ごとに、大雨による大洪水が起こるのだそうです。
    防災と、その意識を高める意味で、それぞれの地域に会わせた「洪水ハザードマップ」が市によって各家庭に配られています。
    それよると、我が家は50センチくらいの水位になると予測されています。50センチならなんとかコンビニまでは行ける…。(コンビニが営業不能か)

    最近の被害は1981年(24年前)、台風12号と15号が続けざまにひょっこり訪問してきたために大洪水となり、札幌では死者1名、交通網はズタズタ、広範囲に被害を出したそうです。
    なんの準備もしていない時にお客さんがひょっこり現れて、やり過ごしたと思ったら、またひょっこりお客さんが来てパニクってお茶こぼした、みたいな状況だったわけです。
    その時の洪水は、川の水位は9メートル23センチに達したそうです。地域によっては5メートルの浸水!!

    豊平川が洪水となる雨量の目安は、3日間で300ミリだそうです。九州や四国などに来る最近の台風がもたらす雨量を見ていると、500ミリとか1000ミリとか、そら恐ろしいものがあります。豊平川なら簡単に溢れてしまうのですから。

    毎年春先は雪解け水によって増水するので、今年はこの目で見ましたが、流れが速くてゾッとしました。
    普段とても優しくていい人なのに、切れると半端じゃなく怖いって感じですね。(違う)

    その時々切れて暴れる豊平川沿いに、とても素晴らしいものがあるのです。次回はその話を。