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  • v184 さえない/愉快な札幌113-フォッカイドウ

    ■さえない

    バスの中

    必要となったので、あるコンピュータソフトを買いにヨドバシへ行きました。ネットの「お試し版」が使いやすかったソフトを求めて。

    売り場へ行くと似たようなソフトがいくつも並んでいて、つい、買おうとしていたソフトより「良さそう」に感じたソフトを買ってしまいました。(今の私には高額で迷いが生じ…)

    失敗でした。結局使えなくて無駄な出費にショックを受け呆然となりました。

    しかし必要なので仕方なしに、お試し版が良かったソフトを買いに再び出かけました。

    あいにく大雪で疲れもあり、わずか2駅ですが、やむを得ず地下鉄を使いました。
    2駅なのに乗り換えがあります。ひと駅乗って、乗り換えてひと駅。

    まず駅のホームへ行くと、電車はちょうど出たところでした。「あぁもぉ」と少しイラっときました。やっと来た電車に乗り、ひと駅で降り、乗り換えのホームへ行きました。
    乗り換えの時も電車は行ったばかりで「ああもおっ」となりました。

    でもわずかひと駅です。電車に乗ると多少待たされたことも「まあいいか」と思うのでした。ところが目的の駅に着いたと思ったら逆方向の電車でした。「あーーーもぉーーー」となりました。

    仕方なしに逆のホームへ向かうと電車は行ったばかり。
    「きーーーっ」
    歩いた方が早かったかもっっ。

    とにかくそうやってやっと目的の駅へ着きました。ヨドバシからはかなり遠くの出口でした。しかも大雪の中、地上からしか行けないのでした。

    歩いていると、前の歩行者が急にピタッと止まって、つんのめりそうになったり、雪なのに水たまり(ロードヒーティングかも)にジャブっとなったり、交差点ではことごとくちょうど信号が赤になって、メガネに雪を積もらせながらイライラするのでした。

    ツキを変えようと、次の信号は、点滅して赤になったばかりのところをギリアウトで走って渡りました。右へ折れ、最後の信号。その信号がタイミング良く、ちょうど青になるところでした。
    「よーしっ」
    良い流れを作れたな、と思ったら、そこはスクランブルで、無理して走って渡らなくても普通に歩いていれば渡れた信号だったのでした。

    買おうと思っていたソフトは無事に買えて、帰りはバスを利用します。

    バス停までは来た時とは違って、前が開けるように信号は青、ストレス無くスムーズに行けました。しかも乗りたいバスがちょうど来ていて「非常にラッキー」でした。(乗りたいルートのバスは1時間に3本ですからね。え、いや、外で20分も待ったら寒いっしょ)
    こうやってプラスマイナスゼロに向かうんだな、とちょっと気分が良くなりました。

    バスから見た外の風景は、大雪で前が良く見えないくらいでした。そんな中、バスは通過する10数か所の信号機のほとんど全部に、ちょうど赤のタイミングで引っかかり、遅々として進まない状況にまたイラッときてしまうのでした。

    それだけです。

    さえない話ですね。

    宝くじで3億円が当たって気分がハイになっていたら、交通事故に遭っちゃって、すげー痛いのに、乗せられた救急車がたらい回しにされて凹んじゃいましたよ。

    なんていう感じのことが書ければ良いんですがね。良くないか。

    あまりにもさえない話なので、雪祭り前日の夜の写真をどうぞ。
    照明やマイクの試験、雪像もまだ途中のところもありました。
    前夜も観光客は訪れていました。

    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り
    雪祭り

    雪祭りは11日までやっています。
    おしまい。

     

    ■第113回 愉快な札幌大発見:フォッカイドウ

    フォッカイドウ

    こんなん見つけましたけど…。


  • v003 目指せ札幌上級者、交通網を制覇する

    ■目指せ札幌上級者、交通網を制覇する

    札幌交通網制覇

    札幌には非常に複雑な交通料金システムがあります。路面電車と地下鉄とバス間の乗り継ぎ割引というものです。
    このシステムがあることは昨日今日引っ越してきたようなイナカ者には絶対にわかりません。なぜなら、その案内は見つけられないし、あっても一見では理解しにくいものです。

    簡単に言うと、電車やバス、地下鉄を乗り継ぐと80円か100円おトクである、ということだけなんですが、

    http://www.city.sapporo.jp/st/ryoukin.html#tikanori(リンク切れ)

    ↑このホームページの「電車・バスに乗り継ぐ場合」を見て理解できる人がどのくらいいるでしょうか。しかもその活用方法がわかりにくい、というか私には何だかほとんどよくわからないです。

    とにかくトクをするということで、一度、試しに[バス→地下鉄]の乗り継ぎ券を買ってみました。まずバス内に説明などがないので、降りるとき運転手さんに尋ねるしかありません。もちろん私のうしろには降りる人がズラリと並んでいる状況です。
    「このあと地下鉄に乗りたいんですが」
    こう言ったあとにものすごい不安感が押し寄せてきます。もしかすると「勝手に乗れば」とか、単に「あっちですよ」とか言われるかもしれない、と、心配になるのです。本当です。
    実際は「あ、はい、乗り継ぎね、120円です」と券を売ってくれました。

    しかし目的地を告げてもいないのに、なぜ120円であるのかが理解できず、「まあいいか」という感覚でした。
    いったい目的地でどう精算するのか、「金額が足りないよ」なんて言われたらどう説明すればいいのか、と、心配になったものです。本当です。なんせ、そのチケットの存在自体が不明瞭な空気なんですから。
    地下鉄を出るときに駅員さんに聞いて、不足していた数10円を渡して外に出たのでした。結果として80円安く地下鉄に乗れたのですが、なんだか釈然としません。(降りるときに精算する形で切符を買わせる、というのがやり方として何かおかしいような…)

    まるで札幌市民しか知らないウラルール。
    札幌上級者はもっと何か知っているのではないか、何か隠しているのではないか、と私はにらんでいます…。(きっと何かある)
    そう考える私はおかしいのか?(そんなはずはないと思うが…)

    さて、以下がそのシステムの説明です。私なりにわかりやすく書いてみたつもりです。ヒマがあったら読んでみてください。

    ・・・・・

    例えば、バスを降りた後に地下鉄を利用する場合、まずバスを降りるときに運転手さんに声をかけて、地下鉄乗り継ぎ券を買います。これが120円。
    (どこまで行くかは問題にせず、とにかく120円)

    とりあえずそのチケットで地下鉄の改札を通れます。
    地下鉄1区間(初乗りですね)は200円、1.5区間と2区間というのがあって240円、3区間なら280円、4区間で310円、5区間で340円、6区間で360円です。

    これで、1区間で降りるときはそのチケットで降りられるので80円トクします。(自動改札を通れるかどうかは未確認)
    1.5区間で降りるときは20円を足せばオーケー。
    つまり140円で240円区間が乗れるので100円トクをするわけです。
    降りるときに窓口で20円を払うか、精算機(未確認)で払うのでしょう。
    もしくは地下鉄に乗るときに窓口でチケットを見せ、プラス20円を払えば目的地までのチケットが買えると思われます。(未確認)
    (いや、料金が1.5区間と2区間が同じだから、それは無理か…。わからん)
    2区間(240円)の時は40円足せばいいので160円となり80円のトク。
    3区間(280円)なら80円を足せばいいので200円となり80円のトク。
    4区間(310円)は110円足せばいいので230円となり80円のトク。
    …と、まあ6区間まで80円トクをする計算になるようです。

    同様に、地下鉄を降りてからバスを利用するとき、あらかじめ地下鉄に乗る前に、バス料金分120円(どこまで行くかは問題にせず、とにかく120円)を加えた乗り継ぎ券を買うようです。
    (地下鉄の改札口を出る前に窓口で「このあとバスに乗ります」と言っても買えるようです。なーんかアバウトな気がするなー)
    するとバス1区間の場合、本来200円かかる区間ですが、120円で乗ることができます。バス2区間というくくりでは、降りるときに20円か30円を足せばいいようです。
    まあ、どうやっても80円トクをするということのようです。

    地下鉄から路面電車を利用するときは、地下鉄のチケットを買うときに「路面電車に乗り継ぎできるチケット」を地下鉄料金に90円を足して買います。
    もしくは地下鉄の改札口を出る前に、路面電車に乗ると申し出れば、90円で路面電車の乗車券が買えるのです。
    170円の路面電車に90円で乗れるので、やっぱり80円トクします。

    バスを降りて路面電車を利用するときはこのサービスはありません。