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  • v122 食べる大切/愉快な札幌51:また来る

    ■食べる大切

    食べる大切フェア
    ここはまだすいている場所、開場は人でぎゅうぎゅう。

    ちょっと前、耐震偽装が発覚しましたね。結局はホイホイと建てにくくなっただけで、悪代官は逃げ切り、おそらく何も解決していません。日本中に強度不足の建物がゴロゴロしていることでしょう。
    法改正後のついこの前も、高層ビル上部の鉄筋が意図的に抜かれていたとのニュースを見て、「どうせ分からない」と思えば、儲け優先で、現場でいくらでもちょろまかしをやらせる経営者がいるのだな、と結局のところ思うわけです。しかもそれもまた氷山の一角かも知れない。

    最近、食品の偽装表示が、北海道のみならず、全国規模で大流行しております。産地偽装、賞味期限の偽装、中味の偽装、つまりは全部、何もかも信用ならない状況になっています。

    (今回のはカタイ話だなー)

    ウチはコープをよく利用します。食の安全という点では、まだ信用できるのかなと思っていました。でもあのミートホープの商品をコープも扱っていたわけで、さらにもし大手食品メーカーが恒常的にデタラメをやっていたら、どこが扱おうが信用なんてできるわけもありません。「もし」じゃなくなってますし。

    遺伝子組み換え食品だって平気で流通しています。何の検証もされていないはずです。

    「うまみ成分」とだけ書かれていて、その中に脳みそがスポンジになる牛さんのエキスでも入っていようものなら、これは完全に詐欺・ペテン表示ですし、何だかもう、信用できるものがなくて餓死してしまいそうです。

    そんな餓死してしまいそうな中、コープさっぽろが、「今年も」あるイベントを開催しました。大義名分はこんな感じ。

    食のたいせつさをテーマに、生産者・お取引先・行政などの参加により、さまざまな食についての活動を行い、交流を深めるとともに、コープさっぽろの食の取り組みを社会的に発信することをめざす。

    (カタイなー)

    チラシでは、楽しく学んで、おいしく食べて、「食」について考える、と書かれています。イベント名は「食べる・たいせつフェスティバル2007」。

    生産者(食品メーカー、農協や漁協、産直など)諸団体、行政、合わせて77団体が出展。信用の獲得の意味もあるでしょうから、確かに美味くて安全っぽいものが集まりそうなのでした。
    ということで、日曜日は朝からお出かけしました。二日酔いなのに。

    「アクセス札幌」という異様にアクセスが悪い会場へ向かいました。
    とてもアクセスが悪いので、このイベントのためのシャトルバスが最寄りの駅から出ていました。

    そこは朝から大変なことになっていました。何せ、いろんなイベントを詰め込んでいるので、先を争ってやってくるのです。

    「マイ・カレー粉作り」を体験しようと申し込もうとしたら、開場前なのに定員いっぱい。
    「プロののり巻き作り」、「スープカレー作り」、「殻付き貝の剥き方」など7イベント、「お楽しみ抽選会」、それに「アンパンマンショー」や「よさこいの踊り」、「パパイヤ鈴木振り付けのトドックダンスを踊ろう」、「生産者にインタビュー」など、いろんなことをやるんです。

    でもそんなイベントはむしろ付け足しでした。

    各ブースでは、試食品を用意していて、ちょっと歩くといろんな食べ物を無理矢理に近い形で「どうぞどうぞ」と勧めてくれ、食べることができるのです。
    最初にガムをもらいました。それからキッコーマンの白だしをビンごとくれました。紙パックの野菜ジュースをくれました。紙パックの黒酢をくれました。全部ちゃんとした商品です。

    ツブの塩辛食べました(コリコリしてめちゃ美味しかった)。高原牛のステーキ食べました。鮭のたたき食べました。とうきびの正油焼き、玄米、牛乳、ラーメン、大根、赤い果物のジュース、鶏の唐揚げとステーキ、柿、みかんジュース、チーズ、クラッカー、イクラ、コーヒー、かぼちゃ、たまねぎ、焼き鮭、などなど、試食だけで腹が一杯になり、まだまだカレーライスやチャーハン、お菓子など、食べられなくなってしまいました。

    こんなに脈絡なく食べたら、腹壊しそうですよね。食の危険ですよね。まあでも美味しく頂きましたし、腹も壊れなかったし、安い値段でいろんなものが買えました。

    ただ、美味いから安全なわけはなく、産直と言われても違うかも知れないし、良いことばっかり説明されるとどこかにウソがあるんじゃないかと思ったり、何度も何度も失った食への信用は、なかなか回復できないような気もしました。

    それにしても人の数がすごくて、時間を追うごとに身動きがとれなくなって、朝の渋谷駅みたいになってました。久々に人口密度の高い空間に、げんなりして痩せてしまいそうでした、とさ。

     

    ■第51回 愉快な札幌大発見:又来るベアー

    又来るベアー

    もうネタがないっス。


  • v096 飲食店のテレビ/愉快な札幌26:ベア

    ■飲食店のテレビ

    猫

    札幌に限らないことかも知れませんが、札幌の飲食店に入ると、多くの店にテレビが設置してあり、非常に高い確率で何かしらの番組が流れています。そりゃそうですね、置いてあればテレビはつけますね。

    私はこれにはどうしても違和感があります。特に飲み屋さんではテレビだけはつけて欲しくないと思っています。

    酒も食事も、私の場合はほとんど1人では行きません。 必ず2人以上で行きます。食事は一人では美味しくないから、飲み屋さんへは話がしたいから行きます。飲み屋さんの場合、後日すべて忘れている場合も多々ありますが…。

    飲み屋さんでは、テレビがあることによって話題が逸れたり、途切れたりします。下手をすると自分がテレビに見入ったりもします。こんなに悔しいことはありません。何のために飲みに行ったのか分かったもんじゃありません。

    番組次第では、入れてはいけない自分のスイッチが入って、熱さがMAXになったりします。だから私はできるだけテレビのない店を選んでいました。というか、テレビのある店の方が少なかったので、そういう店は避けていました。

    しかし札幌ではテレビのない飲み屋さんの方が少ないので、やむを得ず飲みながらテレビの音を聞くことになります。

    テレビの話題に引きずられて、他のお客さんがその話題を始めた日にゃー、誘導尋問に引っ掛かった的な、ピザを10回言って「ヒザ」って言わされたようなガッカリ感に襲われて、もう酒の味どころじゃありません。

    その客だって本当はそんな話をしに来たのではないはずなのに、と思ってしまいます。

    私のよく行く安くておいしい飲み屋さんにもテレビがいつもついてます。もう諦めてます。そしてできるだけテレビの音は聞かないように、話題が引きずられないように、頑張っている次第であります。

    でも気になって気になってチラチラ見てしまうものなんです。本当にテレビがなければいいのにって思うことが多いです。

    割とどうでもいい、日常のお話でした。(まさかネタ切れ?)

    ◎余談1
    前回、花見の様子を少し書きました。みなマナーを守っていて、気分良く帰ってきたわけですが、翌日のテレビのニュース番組を見てガッカリしてしまいました。

    同じ場所での話です。昼間は確かに良かったのです。夜になって、特に若年層が暴れ始めます。騒いだり木に登るのはまあ普通といえば普通なので驚きはしません。ゴミを持って帰らないってのもまあよくある話です。ゴミを分別しないなんてことじゃ驚きません。びっくりしたことは2つ。

    ひとつはバーベキューをするためのコンロや、ゴザやビニールシートごと、ゴミだけじゃなく、そういう一式をまるごとそのまんまにして帰っているのです。夜逃げ同然に。しかもそれが1組じゃないってんですから、コラーと叫んじゃいます。テレビに。

    もうひとつは、ジンギスカンの肉をですよ、封を開けない状態で何キロも捨ててあるってことです。不況じゃないのかっ、地方は経済的に疲弊してるんじゃないのか、このドアホどもがっ、て叫んじゃいます。テレビに。

    食べ放題ではごっそり残していくし、食べ物の有難みがわからないんでしょうか。そのうち食糧危機がやってきますよ。そうなってから、あの肉捨てるんじゃなかったーって、言うわけないか。言わないですね。悲しいな。

    ◎余談2
    本筋とは関係ないですが、北大のメタボリック症候群の人体実験については、まだ連絡がありませんっ。まだまだ、いつになるんだか。でもすごいでしょ。でっかいどー、北海道、大らかであります。

     

    ■第26回 愉快な札幌大発見:近所の看板「ベアのマーク」

    株式会社ベアのロゴ

    近所の空き地の前に立っている看板なので多分不動産関係の会社と思われます。どこかがヘンなのですが、わかりますか。

    それはですね、株式会社ベアって言うのに、マークがタヌキかアライグマです。7、80歩譲ってアライグマだとしても、アライグマはラクーンでベアではないし、せっかく北海道でベアなんだったらヒグマでいいんじゃないのかな、と思った次第です。

    きっとヒグマにしたら恐くなっちゃって、かわいいクマにしようって考えたらアライグマが浮かんで、そのまま決まった、と考えられますね。(推理)

    で、アライグマはクマ科ではなく、アライグマ科で、クマとは完全に別もので、イヌ科とかイタチ科とかと並列なので、これは犬のマークにしているのと同じことですね。

    まあ小さな話なんですが、曲がりなりにも、会社のマークですので、ね。

    いや、しかし、何か深い理由があるのかも知れません、というフォローを入れて、今回はこんなところで。

    タヌキアライグマ

    タヌキ(左)とアライグマ(左)


  • v067 なんだか許し難い/札幌ダジャレ2:生まれた

    ■なんだか許し難い

    ファイターズ割引
    日ハム、25年ぶりパ・リーグ優勝で街は割引合戦

    北海道は不況である。仕事も無いし、消費者の財布の紐も固いから、時々あちらこちらの店で激安企画を立て、何とか客を招いて薄利で凌いでいる。多売ではない。薄利で凌いでいる。

    と、そんな感じなんですよ。それで、1500円程で、しゃぶしゃぶの食べ放題企画というのがありまして、牛(オージー)、豚、ラムどれでもいくらでも食べていいという店があったので行きました。
    驚異的なのは、これに300円を足すと「生寿司(なまずし)=にぎり寿司」も食べ放題になるところ。うにだっていくらだってつぶ貝だって、何だっていいんです。好きなだけ食べられます。

    さすがにモウロクが始まった私の胃袋は年々縮小していますし、無理して食べても肥満と病気になるだけなので、寿司の食べ放題プラスはやめておきました。

    さて、美味かったとかそういう話じゃございません。

    たらふく食べて、もう帰ろうかと思う頃、先に入っていた子ども2人連れの家族4人の客が席を立ちました。食べ飽きてしまったのか、子どもがドタドタとうろつき回っていましたので、さっさと帰ることにしたのでしょう。食べ物を山のように残してっ!!

    テーブルの上には肉の塊が残っていて、どう言ったらいいのか、両手のひらを握らずに少し丸めて小指の側をテーブルから2~3センチ浮かせて、こう、まるっとしてみてください、まるっと。キャベツひと玉ぐらいあろうかという量の肉を残しているのです。さらにそれだけじゃなく、にぎり寿司が30カンばかり大きな皿に残っていまして、食べた数の方が明らかに少ない状態で帰ったのです。

    『くれ』

    と最初に思いましたが、もちろん腹一杯でしたので本心ではありませんが、持ち帰って明日食うからくれ、というのが本心で、そう思いました。(まわりくどい)

    そう思った矢先に、店員がその残ったものに手ふきやら箸やら食器やらを重ね、もう明らかに捨てる準備に入っておりました。残り物は客に出さない良い店です。

    というか、何も感じないのかあの客はっ!! だいたい道民の生活が大変だからとギリギリまで安くしてくれて、やっとの利益で経営してるお店屋さんに対して失礼じゃないかっ!! というかもったいないだろっ!! 持って帰れっ!! というか注文するなよ無駄にっ!! というか子持ちだろ、どんな子どもに育つんだよっ!! 貧困層をあざ笑うようなことするなよもうっ!!

    はあはあ。

    むかむかーっとしてたところ、後ろに居たカップルの客が席を立ちました。しゃぶしゃぶの豚肉を皿一杯のまま残してっ!!

    あああもう力が抜けましたね。しゃぶしゃぶのお湯の中に残った野菜のかけらをコマコマと拾い食いしてた私が恥ずかしいですよ。どーーんと残して帰るのが札幌スタイルですよ。でっかいどー、ほっかいどー。納得いかねー。ひどすぎるよー。

     

    ■札幌のダジャレ的世界の発見 第2回・うまレター

    うまレター

    生まれた、と、言いたいんですなこれは。
    今回は冊子です。天下のJRA、日本中央競馬会が「協力」という形で、札幌の会社が作っている競馬情報冊子です。無料配布していまして、何でうちにあるのか分かりませんが、このタイトルを見て、ああまたか、と思った逸品です。

    ところで、競馬は馬券を買うとその馬と騎手の調子が悪くなるので何年も前にやめました。来て欲しくない馬がいたら私に相談してください。来ないようにしてさしあげます。(半分本当)


  • v066 モウロクじじい酔う/札幌ダジャレ1:届く

    ■モウロクじじい酔う

    居酒屋のメニュー

    9月のある日のこと。その日はかなり疲れておりました。
    夜8時頃のことです。バスを降りてダラダラと歩きながら、メシをどうしようか考えていました。焼き鳥でも食べて、酒飲んで、帰って寝よう。そう思って飲み屋へ入りました。

    「いらっしゃいませー。お飲物は何が良かったですか?」
    「(何で過去形なんだっ。「良いですか」だろっ)えーとね、ウーロンハイひとつ」

    焼き鳥を食べながら、そのウーロンハイを飲みました。
    ゴクゴクとね。
    ああ、たまには酒抜かないと病気になっちゃうな、なんて思いながら、何の疑いもなく焼酎と焼き鳥とのハーモニーを楽しんでおりました。でも1杯目ってすぐなくなってしまうんですよね。

    「すいませーん、これ、オカワリください」
    「はーーーい、・・・・オカワリでよろしかったですか」
    「ええ。(よろしいですか、だろっ)」
    「ウーロン茶ですね」
    「ええ。・・・ええっ!? 違う違う、ウーロンハイ。ウーロンハイをオカワリです」
    「ウーロン“ハイ”ですね。お待ちくださーい」

    まさかと思ったのですが、出て来たコップの形は、最初のものとは別物だったのでした。ああ、何と言う失態。さっきのは多分100%ウーロン茶。私はウーロン茶を酒と思って飲んでいたのでした。モウロクジジイかっ!!

    これにより心に結構ダメージを受けてしまいました。昨年“わさび”と思って“バンテリン”を間違えてタコの刺身に乗せてしまった時と同じくらいのダメージです。

    そこでこんな考えが浮かびました。ウーロン茶をウーロンハイと間違えて飲んでも酔うのなら、この際、ウーロン茶をウーロンハイと思って飲んでみよう、と。そのメリットは…

    ・ウーロン茶が脂肪を分解してやせる。
    ・酒の時と違って、おそらく食べ過ぎずに済むのでやはりやせる。(太りにくい)
    ・酒を飲まずに済むので、肝臓にやさしい。
    ・酔って絡まないので人にやさしい。
    ・飲食代がかなり節約できる。
    ・次の日になってあちこちに謎の擦り傷ができたていたりすることがない。
    ・飲酒運転をしないで済む。(車ないけど)
    ・二日酔いにならない。

    こりゃあ凄いメリットだらけ。何と言ってもダイエットできるかも知れない。ということでさっそく実行しました。何と1週間、酒飲まずに生活できました。こんな長期間飲まずに生活したのは、かれこれ15年ほど前の、飲み過ぎで倒れた時以来の快挙であります。やればできるんだねぇ。しみじみ。

    ただ、1週間経って測った体重はほとんど同じでしたので、ダイエット効果はゼロ(1人中1人失敗)ということで、またぼちぼち飲み始めたところです。

     

    ■新コーナー・第1回・札幌のダジャレ的世界の発見

    もう本当に力の抜けるものを時々目にするので、この際、見つけたらここに載せていくことにしました。
    今回は、チラシで見つけたこんなものです。

    トドック
    うーん

    「届く」→「トドく」→「トドック」
    ということで、トドなんだろうかというキャラクターになっています。でもトドに見えません。何とかしてください。


  • v065 ジンギスカン天国(地獄)/猫看護(最終回)

    ■ジンギスカン天国(地獄)

    さっぽろジンギスカン

    前回こう書きました。
    ――日本ハムファイターズが優勝すれば25年ぶりということなので、
    優勝したらジンギスカンを食べて祝うことにします。(またかっ)

    まだ優勝ではないのですが、1位になったわけであり、優勝に等しい。ということでそのお祝いにジンギスカンを食べに行ったのは、1位を決めた翌日(9月28日)のことでした。

    “さっぽろジンギスカン”という店の名だか肉の総称だかわからないような店の名のジンギスカン屋さんです。まるで工事現場のプレハブの仮小屋のようで、1階の釣具屋の看板が目立ち過ぎて、本当に飲食店なのか不安でとても入りにくい雰囲気です。2階へ上る階段もギシギシしてて耐震強度を知らない方が安心できる建物であります。

    じゃが、うまいんじゃよここが。

    人気のある店で、12~13人ほどしか入れず、閉店も9時台で終わってしまうため、大抵行列ができています。この日はたまたま席が空いていてすんなり食べることができました。 2階の不安定な空間で舌鼓を打ちまくり、“締め”にジャスミン茶をジンギスカンのタレに入れて飲みます。店によっては番茶やお湯で割ります。またある店ではラーメンを投入します。これがまたタレに入れたニンニクや唐辛子とからんで最高にうまいのですが、確実に太ります。

    さて、今回の本題はこちら。店の壁に興味深い貼り紙がありました。
    「ラムの端肉をペット用にお分け致します」と。

    『ほほー、うちのネコどもにたまにはこういう肉をあげたら喜ぶだろうな』
    と思い、できたらもらえないかと聞いてみたところ、あっさりとハイどうぞーっ、とビニール袋2つに入った肉を渡されたのでした。ずっしりとした重み。もちろん無料です。

    ペット用ラム肉
    ペット用ラム肉と茶〜ぶーとトラッシュ

    ラム肉を体重計で測ったところ2.3kgありました。さて、これをどうやってネコに食わすか―。生はさすがにコワいので焼いてみることにしました。これがまた、あろうことが人間が味見しまして、実にうまい肉であることが判明。そりゃそうです、店で出している端肉なんですから。ただ、脂身が多いのでたくさん食べると具合が悪くなります。(実験済み)

    さあ、ネコども、食いやがれっ

    すると、茶色い“茶ーぶー”は「イヤだ」と鳴いて立ち去り、白い“トラッシュ”はマズいものに砂をかける仕種を始めました。そしてふと思ったのです。

    『ペットって犬のことか』(貼り紙にはパンダのイラストが添えられていたが…)

    ペット用にもらった肉なのに、ペットが泣きながら嫌がっています。さあ困りました。この脂っぽい2キロを越えるラム肉をどうしようか、 と。捨てるのはもったいなさ過ぎる。
    こういう場合、煮込みにすると脂身も気にならずに、しかもやや日持ちさせられるということで煮込みを作ることにしました。

    ネギとショウガで臭みを取り、こんにゃく、ごぼう、にんじん、大根を投下。醤油だのミリンだので味付けし、鍋いっぱいの煮込みが完成したのです。パチパチパチ。

    ラム肉料理

    そんなわけで今日(10月2日)でラムの煮込み4日目です。飽きてないですよ。肉が本当にやわらかくてうまいです。日に日にうまくなります、このペット用の肉。(泣)
    そして一抹の不安。店にバレたらどうしよう。

    さて、さらに嬉しいことが起こるかも知れません。ファイターズの25年ぶりの“リーグ優勝”、そして1962年・私の誕生年以来の44年ぶりの“日本一”。そうなりゃもう、あと2度、ジンギスカンでお祝いだっ。

     

    ■その後の猫看護報告(最終回)

    猫のミュウ

    9月30日。ついにみゅうちゃんはわが研究所を卒業しました。両目とも結局腫れが引き切らなかったのがちょっと残念でした。しかし元気いっぱいになったので、良かった、と思いました。

    今、まだ足元で寝ているような気がして、時々、蹴らないか心配になったりしています。

    しかししかし、飼い主さんの状況が大変で、まだ点眼を6時間おきにやらねばならず、ひょっとするとまた少し預かる可能性も残っています。

    ま、それはともかく、失明しなくて本当に良かったので、卒業祝いにジンギスカンを…。