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    ■北海道の景色―津別峠の雲海

    津別峠の雲海
    津別峠の雲海(7月17日) クリックで拡大(別窓)

    北見市中心街から約60km、車で1時間半。
    その日は朝の4時には到着したかったので2時に起床。ほぼ寝る時間に起きるのはつらいです。しかもズルズルと遅れた上に、曲がり角をうっかりスルーしてしまい、せっかくの早起きがかなり無駄になり、1時間遅れの5時ころに到着しました。

    すでに陽が昇りかけています。

    40台ほど止められる駐車場がビッシリで、最後の1か所でした。ここに止められない場合は、上ってきた道路の脇、50m100m下ったあたりに止めるらしいです。
    しかしまあ、こんなに人が来てるとは思っていませんでした。

    駐車場から少し上ると展望台があり、向こう側には屈斜路湖があり、遠くに知床の山並みが見えたりします。早朝はいつも雲海状態らしいです。当然、屈斜路湖は雲の下で見えません。(冬は道路が閉鎖されるので夏の間しか見れない)

    ビューポイントへ上がった時に人がごっちゃリいるのが見えました。
    「なんだこのピンク色はーっ」と驚くと同時に
    「うわー人だらけだ」と思いました。

    津別峠
    確かに人は集まってきていたけれど

    久々に人の群れを見たので驚いてしまいましたが、でも50人いない程度なので、実はそんなに人だらけでもないのです。東京の電車1輛の中にいる人の方が多いわけで。

    じわじわと朝日が昇り、赤味と凄みが増して、みんな「わーわー」言ってます。そりゃあ「わーわー」言いたくもなります。そしてだんだん太陽が上がって、雲海が明るく照らされていきます。

    津別峠
    空の雲までがいい感じになるんですよね、なぜか。

    「あー、ええもんを見たわ」と、帰ろうかと駐車場に戻ると、実はこっち側の風景もまた絶景であるのです。

    津別峠からの雄阿寒岳・雌阿寒岳
    反対側には、雄阿寒岳(左)と雌阿寒岳(右)が見える(これは8月7日夕方撮影)(クリックで拡大)

    雄阿寒岳・雌阿寒岳が見えます。少し見えにくいけれど、これもまた絶景です。見ていると気持ち悪いくらいです。国立公園でもあり、人間なんていません。地味にぞわぞわします。

    こういう景色は人間の小ささを感じさせてくれます。