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  • v449 NEWニンジン地獄

    ヒマワリのタネから芽がっ!!(6/8)

    写真はヒマワリの芽ですが、今回はニンジンの話です。

    5月21日から3回に分けてニンジンの種まきをしました。長い畝を3本、石が多いので手で取り除いていきました。石がゴロゴロ、ひとつひとつつまみ出して、ポイッとぶん投げる。30〜40メートルやってみそ。腰と膝と足全部、きついから。www

    5月21日はこんな感じでした。それから6月3日・・・

    このようなスラローム畝を3本作りました。なぜジグザグなのか。それは、単に面白いと思ったからでした。何の意味もありません。

    もちろんここも石をつまみ出しました。ある意味地獄ですよ。

    2年前には「間引きしたニンジンがもったいない」と移植するために新たに畝を立て(畝といっても両側の土を山していくだけですが)、その数が多かったことも地獄でしたが、そうやってできたニンジンのほとんどがグログロ(グロテスクグローイング)で、意気消沈地獄となりましたし、去年は「間引きや雑草取りをしなくてもよくするために細いマルチ(ビニールをかぶせる)をして、マルチに小さめの穴を開け、すごく細かいタネを1個ずつピンセットを使って種まき」しました。異常に時間がかかる地獄を味わいました。しかも半分くらいは失敗でした。ダメージが大きいのでした。

    今年は今年でニュータイプの地獄が待っていました。まずは6月8日の様子をご覧ください。

    この緑の新芽はいったい・・・

    これはですね、ニンジンの芽が出ているのかどうかもわからない中で、ニンジンによく似た雑草がワラワラと生えていて、見分けはつく雑草の芽もワラワラと出ているところです。

    いやー、この中にニンジンの芽があってもわからない地獄。寄ってみましょう。

    まさに新しい地獄。

    たまりませんね。どうします?
    とりあえず畝じゃない通路をクワで鋤きました。

    いいですね。
    問題は畝。明らかにニンジンではないやつをひとつひとつつまみ出そうかと思ってやってみましたが、恐ろしく時間がかかるのと、下手をするとニンジンも摘んでしまう可能性が決して低くないので諦めました。

    ということで、とりあえずニンジンの頑張りで生えてきていただき、ニンジンだとはっきりした時点で、その周辺の草を掻き取っていこうと思っています。

    毎年毎年ニンジン君にはヤラレちゃいますね。

    ところで菊芋。去年の菊芋の森の場所はこうなってます。

    いよいよ恐怖感が増してきました。この写真の右上あたりにヒマワリを仕込んだわけですが、最初の写真の両側にも鮮やかな黄緑の葉っぱがちょっと写っていますね。その場所からはヒマワリは3つ芽が出ていまして、他の2つがこれ。

    真ん中あたりにヒマワリ。囲むように生えてきた菊芋の勢いがすごい。

    菊芋は2メートルから3メートルになります。ヒマワリも2メートルクラスのやつです。何となくヒマワリが菊芋に駆逐されるかもしれませんね。時間がきたら菊芋をぶち抜いて、他の場所にぶち植えてやろうかと思っています。

    一方ナオヒロ君はしっかりした作業を続けていました。

    じゃがいもと、手前ゴボウです。わかりにくいですが右にニンニク、その右に玉ねぎです。左側にも多分大量の玉ねぎが仕込まれています。大変貴重な無農薬玉ねぎになります。


  • v447 畑の状況

    5/21のカラスのボブ

    今年はメインがもちろん菊芋。次に去年評判の良かったニンジンも作ります。

    そして今年の裏の目玉はヒマワリです。なぜヒマワリなのか。それは自分が小学生の時、道端に咲いていたヒマワリの種を食べたら美味しかったからです。

    これは5月19日の畑。ほとんど何も植えていません。

    この東側の北の端と南の端にヒマワリを4〜5本ずつ植えて、逆(西)側の北にも植えるつもりです。今年うまく出来るかどうかをチェックして、良さそうなら種をゲットして、来年ドッサリヒマワリだらけにしたろうと思ってます。

    ヒマワリの種、美味いっすから。洋酒に合いますね。

    5月21日の朝は3度でした。

    21日、ナオヒロくんは高級カボチャの苗を仕込みました。1株に1玉だけを作る用の苗だそうです。これです。

    この後10日経ち、すでに6月になってしまった今、書いちゃいますと、この苗は全滅しました。(笑)←笑っちゃダメだろ

    いくつかは鹿に食われ、残りはなぜか死んでしまったとのことです。高級なやつらは大事に大事に育てないとダメなのかもしれません。この他に、別のカボチャを仕込んでいて、それらはスクスクと育っているのでした。

    これも21日の朝、私のニンジンの畝です。

    ニンジンは毎年、めちゃくちゃ苦労させられています。というか自分で勝手に自爆しているようなものですが、ニンジンはやっぱり、土の中に石があると、身が二股になったり、この世のものとは思えないグロテスクな形になったりするので、石は取り除こうと思っていました。

    で、石が半端なく多いのです。この畝、1本結構長くてですね、ちゃんと測ってないけど、15メートルくらいかな、手で掘りまして、土の中にある石をかき出して、土を戻して山にして、山にする時も石が混ざるので外していきます。ちまちまちまちまと1個ずつ石を取り除きます。でも完璧には取り切れません。

    畝1本に1時間はかかるのです。

    もう腰にくるわ、足にくるわで、2時間半やって、種はまだまだガッツリ残っていて、いい加減きつくてやめた時には、生まれたての馬のようになってしまいました。膝ガックガクでヨタヨタでした。

    で、何となくウロウロと畑を歩き回っていたら、北側に鹿でもキツネでも人間でもない足跡があるじゃありませんか。

    クマなのかな、子熊なのかな。キツネの足跡はわかりますね。
    あっちこっちにあるんですよ。黒いふんもありましたし、ほぼクマですね。来てるんですね。

    翌22日、ニンジンの種が余っているので、さらに畝を伸ばしました。

    右の3列がニンジン、左のちょっと短い1列は枝豆です。

    枝豆は個人的につまみにするために作ります。まあ、特権というか。

    ニンジンの種はまだ余っています。体力が戻ったらもう数本作るつもりです。

    ↑これは、家でズッキーニの苗を作って移植しようとしていたのですが、いつまでたっても芽が出ず、面倒なのでそのまま土にぶっこんでみました。ズッキーニの種死んでるかも。

    苗ってうまくできないんですよね。実はヒマワリも失敗したので、結局ほじくり出して、芽が出ていない種を直接畑にぶっこんだのでした。上の写真の奥の黒いところ。

    これは北東のヒマワリ
    北西のヒマワリは角に3つ。黒いところ。

    それから、菊芋チップスを作るために入手した電気乾燥機がなかなか優れていると思うので、菊芋の他にチップスにできないだろうかと、ぼーーっと考えていました。

    続く。


  • v415 にんじん

    10/23(水)の朝

    マシなニンジンを選んで写真に撮って、最初に表示すると、全部がよくできたように見えるマジック。実はしょぼしょぼなんすよ、予想通り。

    間引きがイヤで種を一粒ずつ植えました。
    雑草取りが面倒なので、ニンジンを中心に15センチほどの範囲にマルチをかけました。
    ここさえ頑張れば、あとはただ寝て待つだけ、という目論見でした。

    しかし、その作業そのものが非常に厳しく、ニンジンのすごく細かい種を一粒掴むだけでもイライラし、10か所も植えたら腰が痛くなり、種の数は1000粒以上あると思われ、途方にくれながら500粒くらいをセットしたのです。

    その後もニンジンの周囲15センチの外では、強力な雑草があっという間に日陰を作るほどに伸びるため手でぶちぶちとゴリラ抜き。種に近いところからも雑草が生えるため、ちまちまと抜く。

    そしてなぜか発育が遅い。大きくなってきたと思ったら、葉っぱが鹿に食われた。
    最初から最後まで全然ラクじゃなかった。

    いよいよ収穫です。

    うーん、しょぼい感じ。
    「しゅうかくっ!!」

    うーん、微妙。

    葉っぱ食われてるなぁ。
    「しゅうかくっ!!」

    うーん、まあまあか・・・。

    さ、これを抜くぞっ!!
    しょぼっ
    こっちのは珍しく葉っぱが残っていて大きいぞ。
    ぐぐぐぐ
    しょぼ

    しょぼいんだわっ。

    そして芸術ニンジン

    500粒は蒔いた種。超しょぼいのを含めて採れたのは約300本。

    なんだかんだこのくらいは採れましたが、苦労の割にはしょぼ過ぎました。でも味が濃くて、すごく体に良さそうな気がして、来年はどうしようか悩んでいるところです。種が余っているのです。発芽率は下がるでしょうが、撒いておけば芽は出るし、出たら間引きも雑草取りも必要になる。

    いやー困った。


  • v411 菊芋順調

    9月25日(水)の菊芋。花が咲きかけている。

    菊芋はとってもラクして作れるという意味で、理想的な食材です。何せこの国では、この植物自体が雑草扱いであり、そして雑草なだけに非常に生命力が強い。この生命力はありがたい。
    しかし菊芋を農作物と認識した途端に、この周囲に生える草がすべて凶悪な雑草となり、生産者を苦しめるのであります。

    もしかしたら、他の雑草と共に生きても、3メートルにもなるこの葉っぱから養分のほとんどを作っているかもしれないと思えば、土の養分が他の雑草に取られても、芋が小さくなったりしないかもしれない。知らんけど。でもつい周囲の雑草は抜いてしまう。

    雑草は定期的に抜いたり(ゴッホゴッホ言いながら手でゴリラ抜き)、刈り払い機で刈ったりしました。本当に雑草と言われる草は強くて、恐ろしく成長も早く、そいつらも農作物であったらいいのになと思うのでした。

    そういえば雑草とされているスベリヒユですが、一度食べたものの調理に失敗。美味しくなかったため、その後採取する気力を失いました。そして奴らはこんな風に邪悪化していました。

    放射状に地を這うスベリヒユ 9/28

    グロい化け物となっていました。こわいこわい。

    それはともかく、可能であればもっと何もしないで菊芋が作れれば良いのですが……はっ!!
    これを書きながら、来年は今年よりもラクして作る方法を思いつきました。それは来年まで秘密にします。むふふ。

    10月8日(火)、花が咲いていました。元気な東のライン。
    北のライン
    北西の角。右の西のラインは南(奥)に行くほどしょぼくなっている

    菊芋は背が高くなるので倒れていたら目につきます。鹿や熊が来て押し倒すようで、とてもわかりやすいです。

    1株倒れていますが、その周辺には鹿の足跡がありました。明らかに畑に入って、ニンジンの葉っぱを食べていたことがわかりました。しかも今年はどうもニンジンの生育が悪く、すっごく手をかけたのに鹿に葉っぱまで食われまくって、おそらく大失敗になりそうです。

    試しに3本抜いてみた。葉っぱはほぼ鹿に食われています。

    思ったよりは良かったのですが、ほとんどはまだ小さくて、もう少し待ってから収穫しようと思います。

    ニンジンの(おそらく)失敗で、なんとなくしょぼい感が広がっていますが、あの宇宙人たちがやってきて仕込んでいった野菜は巨大化していました。ちょっと引っこ抜いてみました。

    大根でかっ 10/8
    カブでかっ 10/8

    そしてナオヒロくんもまずまず、大量のカボチャと小玉の無肥料玉ねぎも出来て、この日はじゃがいもを収穫していました。

    なかなか良い感じのジャガイモがコンテナに山盛り2杯ほど

    そしてさらにはこれ。

    これはなんとっ

    畑の宝石、小豆なのでした。ナオヒロくんは
    「でもこれでアンコを作ったらちょびっとしか出来ませんけどね」
    と笑っていました。

    それから、まだ残っているのは、私の隠し球「ヤーコン」であります。

    菊芋の森をバックに、成長を続けていたヤーコンの姿っ。10月8日の時点でこの状態なので、枯れて倒れるまで、まだもう少しと思われます。

    さて、去年苦労して作った菊芋チップスですが、いよいよこの大量の菊芋をスライスし、乾燥させるために、去年以上の乾燥システムを構築しなければいけません。去年は靴乾燥機を使いました。今年はもっと強力にする必要がありそうです。それは着々と出来つつあります。


  • v410 やばいやばい

    9月22日(日)の朝。久々の畑です。16日ぶり。
    16日前の6日(金)にもでかいのが4つも5つも。

    このくらいのやつ。9/6

    この日はまた、やばいやつがいくつかできていました。

    こんなバカでかいのがたくさん。

    右手の方が適正、左手の方は育ち過ぎだが…

    適正な大きさのズッキーニが小さく見えて、適正なズッキーニをもぐと損した気分に。
    駄菓子菓子(なにこの変換)、だがしかし、とても食いきれないし、だからと言って、人にあげるには気が引ける。でかすぎて持て余すこと間違いなし。

    そんな巨大ズッキーニがゴロゴロ15個ほど、コレクターのように集めた感じになっています。
    やばいです。誰かもらってくれぃ。

    ニンジンもやばいです。

    鹿の仕業か

    ほぼ、鹿だと思いますが、ニンジンの葉っぱはどんどん食われていて・・

    食われていないニンジンは成長が遅く、このニンジンを引っこ抜くと・・

    しょぼしょぼ。小さすぎてどうにもなりません。一口でカリッと食っておしまい、的な。ただ、やはりものすごいニンジンの香り。何にでも効きそうな薬のようです。

    ニンジンに隣接したジャガイモを掘ってみました。

    野良芋はしっかりとできていました。で、ニンジンはというと。

    しょぼーん

    とっても小さい。ニンジン大失敗の予感。

    では、植えたジャガイモを掘ってみよう。去年我が家で放置していたら芽が出て化け物のようになってたやつです。グロくグローイングしたグログロジャガイモは、こうなった。

    おー、ちゃんとできてる。ただ土に穴あけてぶっこんだだけで、数回雑草取りをしただけで、土寄せもしてないので、枯れたジャガイモの茎を探すのが大変で、掘ってみたら結構できてました。

    このように草取りもあまりできなかったところにもジャガイモは勝手に生えていたのですが、枯れてしばらく経っているので、探すのが大変。眼力をパワーアップして発見。この野良芋、掘ってみればこの通り。

    思ってたよりいい感じのジャガイモが出てきました。あちらこちらで掘ったジャガイモをブルーシートに乗せて、半日放置して天日干ししました。

    無肥料、無農薬の貴重なジャガイモ。

    これ、ズッキーニと抱き合わせで、誰かもらってくれぃ。
    でも送料がかかるのよね。

    しかし今年はですね、メインは菊芋なのですよ。これさえうまくいけば、満足なのです。どうですこの成長ぶり。3メートルにはなりましたよ。いや4メートルくらいあるかな。

    すごい成長。いよいよ先端に花が咲くのです。
    菊芋の森もイメージ通りに
    森の完成ですよ。
    北側には80メートルもの菊芋
    森から西へ行くほど、やや細い感じ。
    北西の角

    菊芋の背が低くても、茎が細くても、それなりに芋はできているはずです。収穫するには花が咲き、散って、枯れて倒れる頃なので、あと1か月前後かな。

    去年は手作りの乾燥機にかけてチップスを作ったり、パウダーにしたりしました。今年はひたすらチップスを作る予定です。ちゃんと天日干しできるかな。雪降ってきたらどうしましょ。まあ、考えてみたところでどうなるものでもなし。準備だけしっかりと。

    一体どんな地獄が…