• タグ別アーカイブ:
  • v216 ヤマベ、イチゴ、昆虫、ちゃめ

    ■ヤマベ、イチゴ、そして…

    渓流釣り(筆者の妻)
    渓流釣り(筆者のカミさん)

    その後はいろいろな祭りがあったり、車で速度超過で警察に捕まったり、36年ぶりの友達に会ったりしましたが、ハヤシ君のことを書いても誰も知りませんし、他に特別なこともなく、今回もまた、畑とか魚とか、そんな話です。(笑)

    8月6日、川に魚を釣りに行きました。と言っても、行って間もなく雷光がピカピカしてきたので、13匹のヤマベと1匹のアメマスが釣れたところで引き返してきました。
    その後、ものすごい雨が降り、畑がまた水浸しになり、トウキビが15本全部倒れてしまったり、撒いたばかりのホウレンソウの畝(うね)が崩れて、種が流されてしまったり、散々でした。

    というか、つまらん話ばっかりで申し訳ないです。

    一応、毎日ルッコラのサラダや、コリアンダーや春菊やミツバやシソなども生でサラダで食べたりしている話や、キュウリやナスが採れて美味しいっていうつまらない話、イチゴも出来て毎日のように食べていたというつまらない話、ズッキーニの花が咲いてもうすぐ実が付きそうだっていうクソつまらない話、などを写真を交えて書こうかと思っていたのですが、今書いた以上に発展した話などないので、別の話題にしましょう。

    その前に一応、ヤマベの写真。

    ヤマベ
    こんな模様

    それと美味しかったイチゴ。色味的にキレイなので写真載せます。
    野良イチゴで、庭のあちこちで勝手に実が付いたのでした。買って来た苗のイチゴはほとんど食べられませんでした。自然に放置してあるイチゴやニンニクは非常に強いです。

    イチゴ
    先月中頃あたりまで2週間くらい毎日採れました(7/9)

    さて、こうなったら虫の話にしましょう。(魚や野菜の話とさほど変わりませんが)
    ま、野菜の話よりはきっとインパクトがありますから。

    去年はナミアゲハの幼虫が、山椒の木に大量に居着いて、葉っぱを食べ尽くしてしまい、山椒の木は今年、死んでしまいました。
    そうしたら、その周りに生えているミツバに、キアゲハの幼虫がいたのです。

    キアゲハの幼虫
    キレイですね。え、キモい?(7/13)

    ナミアゲハの幼虫に比べると、より派手で不思議な感じがします。神秘的ですらありますね。これがアゲハになるんですからね。

    キアゲハの幼虫
    (昨年の写真)ナミアゲハの幼虫もキレイですね。え、キモい?

    それよりも今年は去年に比べると、ワケの分からない虫がいるのです。今年は葉もの野菜を多くして支柱を減らし、畑にクモの巣が作られにくい構造にしたのです。クモの巣が少ないせいかどうかは分かりませんが、なぜかテントウ虫が増殖しているのです。
    それもいろんな種類のテントウ虫。

    テントウ虫。
    テントウ虫。

    他にもやたらと小さいテントウ虫とかいるんですが、写真には撮っていません。
    毛虫やイモムシ系もいろいろ存在しております。中でも不思議なヤツはこれ。

    へんな毛虫
    ギャー!! へんな毛虫

    多分「蛾」になるんでしょうね。しかしまあ不思議な形をしています。

    さてさて、ところで、よく見かけるのは「ダンゴムシ」です。いっぱいいます。気持ち悪いので殺してしまいたいのですが、殺すのもちょっとアレでできません。
    ところがダンゴムシのフンは土壌を良くするらしく、居てもらった方が植物には良いので、そもそも殺してはいけないのでした。無駄に生きている生物などいないのであります。

    さて、さっきから「ダンゴムシダンゴムシ」と書いていますが、うちにいるヤツは「ワラジムシ」だと言うことが最近分かりました。まずはご覧ください。

    ワラジムシ
    キモすぎるので生々しさを弱める画像処理をしました。

    大抵は集団でいるので本当にキモキモです。実は「ダンゴムシ」も「ワラジムシ」も同じ形らしいです。こいつがなぜ「ワラジムシ」なのかと言うと、丸まらないのです。

    突っついたりした時にクルーンと丸まって団子のようになるのが「ダンゴムシ」で、突っついてもアタフタと動き回るだけのヤツは「ワラジムシ」というのだそうです。

    木の枝や割り箸で突っついてみたら、ウチのヤツらは確実に「ワラジムシ」でした。
    昔からダンゴムシと言ってきたので、ちょっと違和感があります。やはりワラジよりはダンゴの方が言いやすいです。(どうでもいい)

    ワラジ
    ワラジ
    ダンゴ
    ダンゴ(やっぱこっちの方が良い)

    最後に、最近の「ちゃめ君」の写真です。こいつは他の猫を見るとやたらとでかい声で威嚇するので、最近は「ちんぴら」と呼んでいます。

    ちゃめ
    事務所の窓辺でまどろんでいます。
    ちんぴら
    すぐ威嚇する「ちんぴら顔」のちゃめです。

    目が金色なので一応、金運猫、ということにしています。
    金運無さそうな感じですけど。


  • v025 雪虫

    ■雪虫

    雪虫

    北海道では、北海道以外の日本のことをザックリと内地と呼びます。神奈川出身の妻が「雪虫(ゆきむし)」を初めて見たというので驚いたのですが、内地の人は「雪虫」を知らないのかも知れませんね。(東北にはいるようです)

    秋にたまたま雪虫がいたので写真に撮れました。5ミリ程度の大きさです。弱々しく服に付いたりするので、人なつっこく感じたりします。雪が降るちょっと前くらいに現れ、大抵は集団でふわふわと宙を舞っています。しかし札幌で見た雪虫は集団化していなくて、ほとんど見かけないまま冬になってしまいました。

    今年はやはり異常気象で、この雪虫ではなく、動きが速くてうざったい小さなアブラムシが集団化し、ニュースになるくらい飛んでいました。

    雪虫については、昔から普通に飛んでいるものでしたので、特別調べたことはありませんでした。それでちょっとだけ調べてみました。

    正式名称はトドノネオオワタムシ。多分「トドノネ=トドマツの根」に住む「オオワタムシ=綿が多くまとわりついたような虫」ではないかと思います。(適当。違うかも)
    そもそもこいつはアブラムシで、ヤチダモ等の木の根で越冬し春にふ化。トドマツに引越して、夏場はその根、地下でひっそりと暮らします。つまりずーっと日陰の生活を送るわけです。

    その数カ月でなんと“4~5世代”を経て、秋に羽のついたふわふわのヤツが生まれてきます。これが雪虫と呼ばれるヤツで、冬間近になって飛び立ち、日の目を見るわけです。
    トドマツから雪虫となってヤチダモに移り、交尾をして越冬卵を生む、というサイクルになります。ちょっと驚くのは、このふわふわしたヤツは実はヤツではなく、すべてメスなんだそうです。てことはオスはずっと暗い生活を送っているのですね。

    それはともかく、雪が降る1~2週間程度の短い期間しか見られない雪虫は、見ていると本当に癒されますよ。そっと手を出すと止まったりします。ただ、雪虫は非常に弱く、少しの衝撃で死んでしまいます。ホモサピエンスのメスとはちょっと違いますね…。
    (^◇^;)

    キタキツネ、マリモ、クリオネのように、いつかユキムシキャラが登場するかも知れません。(はっ、ビジネスチャンス?)
    松嶋菜々子がおいしいと言ったという北海道名菓「ゆきむしスフレ」―それは決して雪虫が原材料ではないお菓子ですが―を食べつつ、ユキムシキャラのブレイクの予感に包まれるのでした。

    なお、トドノネオオワタムシは「害虫」なんだそうです。納得いかない。