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  • v177 ももが痛い/愉快な札幌106-洪水目安棒

    ■ももが痛い

    氷の路面
    路面はほぼスケートリンク

    やたらとももが痛い日が続いています。その理由がしばらく分かりませんでした。
    何日経っても何となくももが痛くだるいのです。太ももの前側です。
    こんなことは初めてです。

    つい先日、外に出ると路面が写真のように氷でツルツルになっていました。これは降った雪が融けて、再凍結した状態です。
    車がひっきりなしに通る道路では雪や氷はなくなっていますが、車の少ない通りや歩道はツルツルです。特に歩道では「車道側に転んだら…」と考えると怖さを感じます。

    雪や氷の上は、歩幅を超小さくして、足の裏全体で着地するようにして歩きます。少しだけホンダのロボットのASIMO君になったような気持になります。

    そうして歩いていたらももが痛くなってきました。
    「これかーっ!!」と思いました。
    雪が降ってから路面を歩く度に普段は使わないももの筋肉を使っていたのでした。今年やけに痛く感じたのは、老化が進み、小さな筋肉痛の治りが遅くなっているからなのでした。

    氷の上を歩きながらいろいろと思ったことがあります。

    どこにでもツワモノは存在していまして、このような路面を自転車で、片手をポケットに突っ込んで乗っている青年を見ました。
    「危ない」と思う前に「手袋はけよ」と思いました。
    (北海道では手袋は「履く」ものであり、「付ける」とか「はめる」とか「する」ものではありません)

    手袋はともかく、「まったく若さに任せてよぉ」なんてジジ臭いことを考えていると、どっかのジジが氷の歩道を自転車に乗って通過していきました。
    「倒れて死んだらどうすんだ」なんて心配してあげていると、今度は若い女の人が氷の上を自転車で通過して行きました。
    言葉も無く、ちょっとだけ目が点になりました。(ふるっ)

    ネタがないのでこんなもんで勘弁してください。(笑)

     

    ■第106回 愉快な札幌大発見:洪水目安棒

    洪水目安棒

    ネタ切れに苦しんでいるさなか、ありがたいことに読者から情報をいただきました。
    洪水被害の歴史を重ねてきた札幌ならではの愉快な発見であります。

    豊平川河川敷にあります。
    川の水位が上がってきたらこの棒を見て危険度を察知する装置であります。レベル2の半分以上になると、説明してる看板は水中に埋没して読めません。ま、そんな時に読みに行く人もいないからいいんですが。

    脇の看板を拡大すると…

    洪水目安棒

    うーん「現在の水位が分かる」ってことは、やっぱり危険が迫っている時に確認するんですね。
    一目で分かるって書いてありますが、レベル3を越えると、この棒自体探せないような気もします。危険なときは棒を見なくても危険だと分かると思いますし…。

    まあ、普段からの防災意識を高めようってことなんでしょうね。過去の被害のことなど忘れちゃいますから、人間は。

    んーと、この棒、洪水で折れたり流されたりなんかして。 というかこれが流れていたらレベル5ですね。


  • v172 子どもの前では/愉快な札幌101-チラシ

    ■子どもの前では

    信号無視
    ここの信号を守る人は珍しいです。

    信号を見て、右を見て、左を見て、もう一度右を見て、左を見て、そして横断歩道を渡ります。…赤なのに。あ、私じゃないですよ。

    先日、片側3車線の幹線道路を、おばあちゃんがのこのこと歩いて横断していました。車が完全に来てない時って多いですから、このような光景はよく目にします。

    大きな道路の歩道を自転車で走っていて、右側に小道がある場合、車が勢い良く車道の手前まで飛び出してくる時があります。しかも右側からくる車ばかりを見て、左側から来ている自転車にまったく気づいていません。だからスピードを出して自転車に乗っていると、ヘタをすると脇道から飛び出してくる車に衝突します。本当に片方しか注意を払っていないドライバーは多いと感じます。

    こういう信号無視やマナー違反などは、札幌だから云々というわけではないと思いますが、日常ですごく目につくことは確かです。

    最初の写真ですが、片側3車線の道路に脇の小道が左からつながっています。ちょっと変則的な十字路になっていまして、右側からは大きな道路がつながっています。この小道を利用する車は少なく、道幅も狭いため、歩行者としてはちょちょいと渡ってしまいたくなる道路なのです。
    写真には赤信号を普通に無視して歩いている人がおりますね。

    道路の角にビルがあり、向こうからの歩行者はこの小道から車が来ているかどうかは分かりません。この横断歩道を写真の向こう側から赤で渡る時、歩行者はいくらなんでも車が来ないか確認しないと危険です。
    しかし何割かの人は、まったくその確認をしていません。時々自転車がノーブレーキでスピョーーンと赤信号を渡っております。スゴいです。見ていて怖いです。

    自転車に乗っていたある日のこと。この歩行者信号が赤になっていました。そしてその赤信号を守って立ち止まっていた子ども(多分小学の低学年)が一人おりました。
    そしてその後ろには7~8人の歩行者や自転車が来ていました。向かいからも何人かが来ていました。

    心の中で思ったことは、子どもが交通ルールを守っている中で、大人たちは信号を無視して渡るのか、それとも子どもの前では道交法を守るのか、ということでした。

    「おおっ、一人目は止まった」
    「自転車の人、止まった」
    「歩行者止まった。自転車止まった」
    「向こう側も止まってる」
    「すごい、信号をみんな守っている」(←おいおい)
    「あ、ひとり渡った。おばちゃんっ! ダメじゃん」
    「でもひとりだけか」

    やはり子どもの前での「ルール違反」は大人としての示しがつかないと思っているのだなと、すごくホッとした気持になったのでした。(いい話だねー)

    いや、どうかな。

     

    ■第101回 愉快な札幌大発見:チラシ

    価格が見えない

    大きなチラシ(50×70cmほど)のすべての商品価格が、こんな感じで隠されていました。
    他にも「どひゃ~!これは激しい!!」とか「もうワヤだ~!!」とか「味は最高!!価格は底値!!」とか、すさまじいチラシでした。
    しかも店名が「バッタランド」。
    バッタもんを連想させる店名にも愉快さがにじみ出ていました。
    駐車場400台完備だそうです。規格外ですねぇ北海道。


  • v129 愉快な札幌58:駐車場の看板/意外と寒くない氷点下

    ■第58回 愉快な札幌大発見:近所の駐車場の看板

    駐車場の看板

    近所の駐車場の看板を何気なく見ていたら、愉快なネタを発見してしまいました。
    愉快と言うか、この写真の中に、ゲッ、ちょっと怖いものが写っています。
    それは何でしょう。

    答えはあとで。

     

    ■意外と寒くない氷点下

    つるつる道路
    札幌の道路は鏡面仕上げとなっており、つるっつるです。

    最高気温が0度以下の“真冬日”になると、さすがに外に出たら凍傷になって耳や鼻がもげるか、凍死すると思う方がいるかも知れません。

    ところが氷点下の1度や2度なら、まして晴れた日ならポカポカと暖かいくらいに感じます。足場が悪いので、歩くのにエネルギーを使うこともあって、少し歩くと汗が出てきます。アイスクリームを食べたくなるくらいホットです。

    飲み屋でしこたま飲んで、深夜になって酔っぱらって歩いて帰ってきても、身体はポカポカ、冷たい空気は気持いいくらいであります。(そのうち死ぬな)

    私が道東の生まれだからと言って、特別に寒さを感じない、というわけでもないんです。これでも結構寒がりです。でも寒くないのは、部屋が暖かいのと、外出する時は防寒するからです。関東など中途半端に寒い方がよっぽど寒いです。

    私の場合、現在やや肉が多めで、脂肪も寒さをうまいこと防いでくれています。
    防寒のためにメタボでいるか、健康のためにメタボを解消するか、悩ましいところではあります。冬はメタボ、夏はスッキリ、が理想的ですね。季節で体形を変える変態が望ましいってことですね。(いねー)

    ただ、メタボであっても、氷点下7度や8度くらいになると、信号などで立ち止まるのがイヤになります。歩いているうちは何とか耐えられるのですが、止まると
    「さみーなちっくしょー」
    と言ってしまいます。

    さらに氷点下10度を越えてくると、歩きながら
    「さみーなちっくしょー」
    「あーちっくしょー」
    と言い続けてしまいます。
    今年はまだそこまで寒くなってません。

    最近は地球温暖化のせいなのか、本当に厳しい寒さというのはなくなったように思います。人間のエゴに感謝ですね。チガウチガウ。 牛のゲップに感謝ですね。チガウチガウ。

    冬が中途半端に暖かいと、日中雪が融けて、夜に氷となって、写真のように道路は鏡面のような仕上がりになります。

    私は一人だと歩くのが速い方だと思うのですが、こういった鏡面仕上げの道路を歩くと、歩幅は少し狭く、高く上げず、真上から体重をかけるような歩き方になります。遅くなるんじゃないんです。
    ふと気付くと小走りのようになっていて、時々飛びますから、おそらく夏場より速く歩いていると思います。しかし夏場と違うのは、前を歩いている人を追い抜きにくいことです。

    昔から、前に人がいると速度を上げ追い抜き、何人抜けるかを楽しみにしているくらいなのに、鏡面仕上げのつるっつるの道路では、追い抜くためのコース取りが非常に難しいのです。まさに一歩間違えると転倒、失格となります。(笑)

    氷の道を転ばないで速く歩ける自慢でしたえっへん。

    こんな自慢をしていたら必ず事故りますね。はい気をつけます。

     

     

     

    ■第58回 愉快な札幌大発見の答え

    ゲゲゲの鬼太郎

    マークがゲゲゲの鬼太郎そっくりなのでした。
    妖怪ですからね、彼は。
    怖いですね。


  • v041 妖怪人間ベム

    ■妖怪人間ベム

    怪しい
    怪しい

    両親とはぐれてしまい、路頭に迷っている小さな女の子がおりました。そこに通りかがったのが、見た目にはとても恐い妖怪人間ベムのような男でした。

    ベムは妖怪ですから得体の知れない力もあり実際に恐いのですが、その力が発揮されるのは「悪」に対してであって、か弱い女の子へのものではありません。
    そういうことには子供は敏感で、良い人か悪い人かはすぐにわかるものです。このベム似の男も悪い人ではありませんでした。

    「どうしたんだい、道に迷ったのかい?」
    「お父さんとお母さんがどこに行ったかわからなくなったの」
    「それは大変だ、一緒に探してあげよう」

    そう言ってベム似の男は女の子の手をとって一緒に両親を探してあげました。しかしなかなか見つけることができません。しばらくすると交番が見えたので、迷うことなく交番へ入りました。

    「おまわりさん、この人が私を連れ回すんですけど」
    「ええっ!?」
    「なにっ! お前みたいなヤツが社会を腐らせるんだ」
    「ちっ、違いますよっ」
    「お嬢ちゃん、もう大丈夫だよ」
    「ありがとう、おまわりさん」

    子供というのは、ちょっとしたウソもついてみたいものなのです。
    まあしかし、このご時世、小さな子供に声をかけ、一緒に歩くなんてことは泥棒するより危険な行為となってしまいました。親にとっては子供の命に関わることとなり、学校などにしても子供が知らない人に道を尋ねられてもまず逃げるような指導をするところまできてしまいました。

    このごろの犯罪は徹底して弱者へ向かっているように思います。どうせなら表に出せない大金を隠し持っている政治家をターゲットにすればいいのに、とか、思ったり思わなかったり。(ここ忘れていいですよ)

    さて、札幌のサイクリングロードの道端に、ベムのような風貌の男と女の子が手をつないでいる道路標識(?)を発見しました。なぜか分かりませんが、これがとても奇異に思えたものですから、ついつい写真にも撮ってしまいました。


    さて、この写真を撮ったあと、自転車に乗っていると、このベム兄さんが日本中にたくさんいることに気付きました。


    日本中で帽子をかぶったベム似の男が子供を連れ回しております。昔の日本は安全だったんですね。(何か違う)


  • v020 どっちだ(気が長いの短いの)

    ■どっちだ(気が長いの短いの)

    雪の札幌

    北海道は車社会なので、ドライバーの運転はもっと荒いものかと思っていました。
    歩いている道の左前方の脇道から車が来て一旦停止。見通しの良い道路で、車の往来はありません。歩行者である自分とその車との距離は十分にある。こんな時、ドライバーは左右確認をしたならばすぐ車を発進させるのが普通です。ところが、こういう場合、高い確率で歩行者が通り過ぎるのを待ってくれちゃうのです。

    確かに時々は微妙なことは微妙と言えなくもない距離ではあるかも知れない。(かなり複雑な表現)
    しかしながら、車がスッと出てくれた方が歩行者としてもありがたい距離ってあると思うのです。車の前を通過するまでにはそこそこの時間がかかるというのに、車が待ってくれている場合、心身共に妙な圧迫を受けることになります。

    『あれっ、何で発進しないんだろう。道路ガラガラなのに。ひょっとして待ってくれている? なら急がないと悪いなぁ』と思ってやや早歩きになります。しかし、やっぱり距離があるので、車に出てもらおうと歩みを遅め、行って下さい的な態度をしてしまいます。しかしその時にはもうかなり微妙な位置に来ていて、
    『ここまできたら早く渡らないと、待ってくれている車に悪い』と思い、結局は小走りになります。
    もうガックンガックン状態。
    すげーストレスです。
    「何で走らないといかんのかなぁ」

    いやまあ、ゆっくり歩いて通過すればいいのでしょうけど、この妙な間にはどうしても負けてしまいます。
    私は思いました。こっちの人は明らかに気が長い。

    横断歩道を渡っている時も、右折車も左折車も、自分との距離が結構あっても待つ車が多いです。
    「ありゃ、サクっと行けば良いのに」と思ったりします。いかんですかね、こんなにゆとりがない考えは。

    札幌は今180万人の都市です。そのほとんど中心地でも幹線道路の1本裏に入ると交通量が多くは感じません。いや、本当に少ないです。歩いていて信号機が赤でも、車が来ていないと大抵みんな渡ります。子どもが見てようがみんな渡ります。信号待ちの自分もつられて渡ります。
    私は思いました。こっちの人は明らかに気が短い。

    あれ、どっちだ?

    ※写真は11月9日に降った初雪です。昨年より13日遅かったそうで、今年は暖かいということです。