コロナウイルス感染について、いつまでたっても「検査」をしようとしない政府ですが、オリンピックが開催不能になったら(もうなってますが)、検査を本格的に進めるかもしれません。検査をしてほしいと声をあげることが大切と思います。現時点ですでに手遅れ感はありますが。
イギリスでは、3月20日、従業員の雇用を維持した企業に対し、その給与の最大8割を支給すると発表しました。労働者の解雇を防ぐためです。外国の場合、外出自粛(禁止)と検査と生活保障がセットになってるのに対し、日本はダメですね。恥ずかしいです。
日本では国民への補助の検討はしているものの、まごまごまごまごしていて、オリンピック開催の判断をすることにさせられたWHO(世界保健機構)には、サクサクと200億も300億も「寄付」してます。恥ずかしいです。
政府は、間違え方だけは迅速であります。
また、斡旋収賄で睡眠障害を装って捜査から逃げて説明もしない議員が、コロナ対策で「お金の話」を言われましても、まずはもらったワイロ1200万円をなんとかしてもらえませんかね。不正なお金の全額を吸い上げてもらって、コロナウイルス対策費に使って欲しい。
しかし、そもそも一人に数万円補助したとしても、愚策的な商品券を配ろうとも、検査もせず、感染者を特定もできず、感染者が相当数潜伏しているこの社会で、何度補助金を支出するつもりなんでしょう。
これって、ニオイの元を特定せずに、消臭剤をその都度配るっていう感じでありますね。とても場当たり的。考えが浅いなぁ、頭のいい人はいっぱいいると思うんだけど、どうして国の中枢にはいないのだろう。医療崩壊もさせないようないいアイディアも結構出ると思うんですが。
英知を結集どころか、英知が排除されているこの国。
さて、不要不急の外出は控えるようにと言われていましたが、北海道ではその「緊急事態宣言」が3月19日に解除され、「新たなステージへ」と、検査体制も拡大することなく、つまり科学的な根拠なしに、警戒しながら生活せよ、ということになりました。
警戒しながら、1年前に行った旭山動物園へ行こう、と思いました。去年との比較ができるし。
道路の補修で通行止めが発生しているため、このルートでしかいけませんでした。
「えーと、どういけばいいんだい。なになに・・・」
「98キロ先を左か」(笑)
もともと混雑しない北海道ですので、車が少なくても、コロナで少ないのかどうかはわかりません。
150キロほど乗って・・・
はい、着きました。(笑)
まずまずの人出でありますが、去年と比べると半分か、いや6〜7割は来ているか。そういえばペンギンの散歩では、去年は写真を撮るのにとても苦労したのです。沿道には観光客だらけで、東南アジア系の言葉があちこちで聞こえていて、日本語がほとんど聞こえませんでした。
今年は逆で、日本語しか聞こえてきませんでした。
そのペンギンの散歩では、あっさりと沿道のすぐ脇を確保でき、しかもスカスカでした。ただ、時間が経つと人は増えていました。
人はそこそこいました。ほとんどの人はマスクをしています。ただ、マスクは感染者が飛沫を飛ばさないことでは効果はあっても、ウイルスを取り込んでしまう場合にはほとんど効果はないようですので、でも、まあ、検査もしない国ですから、自分が感染者かもしれないと思ってマスクはした方がいいと思います。
ペンギンの目ってちょっと怖いんですが、好きです。
マヌルネコ。
でもやっぱり客は少ないですね。
さて、そんなわけで帰ります。旭川の町に入り、道の駅に寄りました。広い体育館のようなイベントスペースでブランドもののセールスをやってましたが、客はゼロ、ガッラガラで心が凍りました。50円のラベンダーサイダーを2本買い、ラベンダーが入っていないことに驚きつつ、帰路につきました。
「えーと、どう行けばいいんだい、カーナビくん」
「ん、117キロ先を左だね」(笑)
そして、途中、層雲峡というところで、毎年行われている氷瀑まつり(1/23〜3/15)が、緊急事態宣言が出された2/18以降が中止となっていて、その「祭りの跡」が・・・
不気味でした。毎年こうなのか、今年はコロナがあって手入れができなかったのか、わかりませんが、終末的な感じがしました。
余談ですが、北見市に配られるはずの残りの33枚のマスク。7枚セットのマスクを5個、封筒に入れて、35枚が全世帯に配られました。トータル42枚。テレビなどではこう言ってました。
「合計約40枚」を全世帯に配布した。
残り33枚問題は、しれっとトータル42枚にして、全部で「アバウト40枚」ということで解決しました。それにしても、このマスク配布の後味の悪いこと。自分だけお得感を与えられ、アベ友みたいにされられた。「いらねぇ」とも言いにくい。
北見でクラスターがあったからとは言え、日本中のどこでも起き得る状況で、「迅速な対応」と言われたいばっかりに慌ててマスクを配ったアベ総理。これもニオイの元を断つことなく、消臭剤をプレゼントしているようなもの。より根本的な部分にお金を投入しないと、無駄に時間が流れていくだけと思います。
今や、「危機は去った」との雰囲気を醸し出す作戦が展開されていて、それに乗せられている人が多数いるのではないか。自然消滅してくれるほど甘い話ではないのに。気が緩んだ直後がとても危険であると思います。
もはや大量感染者と、重篤患者の大量発生に備えた、画期的なアイディアが必要だろうと思います。そのためにどうするか、こんな個人がどうこうできるわけもなく、リーダーの皆さん、もたもたしてないで、英知を集めて対策してっ、としか言えない現状です。
マスクを配られて得したようにされてしまった身の私としては、個人的にはそのように思っています。コロナ対策は全部が全部、間違いだったり、順番が違ったり、精神論だったりしていると思います。鋭い指摘をしている学者などは、不安を煽るなと総攻撃されているご様子。
マスコミを餌付けして、学者も餌付けして、司法も餌付けして機能不全にし、人の話も聞かない強引すぎるアベ政治では何の解決策も出てこないでしょう。こんなザラついた話を書かねばならないほど、残念な国になってしまっています。
まずは裸の王様に、王様は裸だと言うところからやらなければならないとは、本当に残念な状況です。
そんな中でも、食べていかなきゃならないし、季節は冬から春へと変わり、植物は成長し始めます。つづく。(なんだなんだこの展開はっ)