v149 フィギュア・スケート/愉快な札幌78-シルバーゾーン

■フィギュア・スケート

月寒体育館のスケートリンク
月寒体育館のスケートリンク

フィギュア・スケートのショーを観に行ってきました。札幌は月寒(つきさむ)というところにある「月寒体育館」が会場で、実は、今年ここへ行くのは2回目です。

1度目は4月16日水曜日、アイスホッケーの日本対ハンガリー戦で、アイスホッケーも今回のフィギュア・スケートも生で見たのは初めてでした。もちろん、どちらもタダ券でありまして、招待券を譲り受けたものです。

月寒体育館というだけあって、写真を見ての通りちょっと広い体育館なんです。中央に氷のリンクがあり、周辺の観客席は1000人も入るのかなぁという感じです。

そんな広さですから、アイスホッケーを見た時には、一番上の奥から立ち見をしていたにも拘わらず、選手が結構間近に感じられました。感覚的には本当に体育館のようです。

フィギュアスケートのショーの内容は、まあ、サラッとだけ。
荒川静香、中野友加里、武田奈也、本田武史といった有名どころの個人のスケーティングと、30人ばかりのスケーターがいろいろと、組んず解れつ、集団で踊ったりコントしたり、よさこい祭りと宝塚とドリフが詰まったような、それはまずまず楽しめる内容でありました。
内容終わり。(ホントに良かったです)

この日は雨が降ったり止んだりの、肌寒い1日でした。
会場に着いた時は長い行列ができていました。それは「招待券(ハガキ)」の人の列でした。この行列がなかなか前に進みません。並んだ列の後ろの方から愉快な声が聞こえてきました。

「早くしないと開演の時間になっちゃうしょ!」というおばさん
「風邪ひいちゃうよ、なにやってんだ」というオヤジ
「雨降ってたら最悪だよね(ちょうど止んでいた) 」というおばさん

みなさんイライラしておりました。いけませんね、もっとデッカイドウな心じゃないとね。
私はどうにか平穏な心のまま受付まで辿り着き、招待ハガキを手渡すと、係員がチケットと交換してくれました。1枚のハガキで4名までチケットがもらえちゃいます。2人だったのでチケットは2枚もらいました。

「どれどれ、なになに、SS席。随分良さそうな席だなぁ。えっ、8000円?」

会場に入るとすぐそこにリンクがあり、前から2列目のほぼ真ん中というタダでもらったのにめちゃめちゃいい席でした。待たされて怒らなくて良かった…。怒ってる時に嬉しいことがあったらバツが悪いですしね。

しかししかし、その座席はこんなのでした。

8000円の座席

手作り感満載。本来支払うべき値段とのギャップに戸惑いつつ、しかしまあ最高の場所に違いはなく、満足でした。

ところが、私は2列目。その前の1列目に頭の大きめのオヤジさんが座り、リンクのど真ん中がアタマで見えなくなってしまいました。

素晴らしい 演技も、真ん中でクルクル回られた日にゃあ、アタマのカゲで見えないし、スィーっとすべっていく姿も真ん中あたりで、アタマのカゲで途切れるしで、いいんだか悪いんだか、プラスマイナスマイナスって感じでした。

休憩を挟み約2時間。氷の冷気が地表にたまるのか、結構寒く、休憩時間には天ぷらそばをすすり、カラダを温めて、それはそれでまた何ものにも代え難い美味しさでありました。

会場はほぼ満席でしたが、収容人数が多くないと思われ、イベントとして採算がきっと合わないんだろうなと、タダ券で来た私が心配してしまいましたとさ。おしまい。

 

■第78回 愉快な札幌大発見:シルバーゾーン

シルバーゾーンの標識

クマ、鹿、馬、キツネなどと同じ扱いでありますね。

消えかかっていますが、シルバーゾーンと読めます。


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