v208 鹿の心臓/畑仕事、始動

■鹿の心臓

鹿の心臓串
鹿のハツの串

写真は鹿の心臓の串です。結論から言うと、これ、コクがあってラム肉のような味がしました。とっても美味しかったです。おしまい。

なんちゃって。

北海道なので、たまぁにですが、鹿の肉や内蔵が手に入ることがあります。4月17日の土曜日に、親戚が「食べろ」と、冷凍された鹿の心臓を丸ごと一個くれました。

それはそれはごっつい心臓で、見慣れている鳥のハツ(心臓)の巨大版という感じです。人間の心臓はこぶし大と言われていますので、これは鹿のにぎりこぶし大ですかね。(笑)

そのカチカチに凍った心臓君を冷蔵庫で一晩、自然解凍。翌日の朝にはぐったりとした心臓君になり、それを赤ワインに漬けて冷蔵庫でまた半日ほど寝かせました。

臭みを取り、肉を柔らかくするための赤ワインです。この処置が正しいのかどうか知りませんが、食べた感想から言えば大成功でした。

しかし、赤ワインに浸かるぐったりした心臓はグロさが増量。人間ってヤツは何でも食ってしまうケダモノですな、という感じでありました。

グロいので最初の写真に載せるのはどうかと思って、スクロールをすると見えてくるように、こうやって文章をダラリダラリと長くしているわけですが、そろそろ良いですかね。鹿の心臓先生の姿を公開してしまいましょう。

はい、ドーーン!!

鹿の心臓
鹿の心臓

比較するものを置かなかったのはミスでしたが、さっき書いた大きさです。これを切り刻んで串に刺します。スプラッター映画のように心臓をガツッとつかみ、狂気の笑みを浮かべながら切れ味の良い包丁でザクザクとバラし、先端の尖った木の棒でこれでもかこれでもかと串刺しに…。

そして塩と胡椒とタイムパウダーを傷口に刷り込むように刷り込んで…。
で、こういう感じになります。

鹿の心臓の串
鹿のハツ串

あら不思議、急に美味そうになってしまいました。
できれば炭火で焼きたかったのですが、ガスコンロで焼きました。(最初の写真)
鹿の「心臓」は、鹿の「ハツ」という美味しい食べ物に生まれ変わりましたとさ。
めでたしめでたし。

■畑仕事、始動

昨年から始めた家庭菜園的「畑」。 今年2年目となり、少しつかんだコツを活かして、より楽しい畑仕事をしようと意欲満々です。

まず、本業の事務所であるプレハブにグリーンカーテンを作るために、蔓が伸びるコーヤと豆類を植え、さらに昨年大豊作だったキュウリも植えます。
そして、放っておくとガンガン伸びるトマトも、やってはいけないと言われる放ったらかし農法で、伸び放題にさせます。

トマトは芽かきをしないと失敗すると言われていますが、私の感覚では「そんなはずはない」のです。
トマトに関しては、ちゃんと「芽かき」をして育てるヤツを畑に作り、それとは別にグリーンカーテンという大義名分で「放ったらかしトマトは成功するか実験」をするのです。

楽しい。

グリーンカーテン仕込み
伸び過ぎていた庭のサクランボの木(写真左)の枝を切って、支柱として立てかけました。

高所恐怖症で上れなかったプレハブの屋根に、冬のうちから上る練習をして、やっと上れるようになりなりまして、こうやって組み上げたのです。

そして去年より1か月も早く、畑を起こして、準備に入りました。まだ雪も降りますし、霜も降りるので、種まきはまだ先になります。

庭の畑
これはまだ半分耕したところ

重労働ですので、もちろん筋肉痛で苦しんでおりますが、去年よりも倍くらいの効率で掘り起こし作業が出来ています。
昨年、唯一イヤだった「ヨトウムシ」との闘いを有利にするため、ブロッコリーは手入れしやすい場所に変え、クモの巣に引っかからないように、支柱と支柱の距離を離し、「ウリハムシモドキ」にはマリーゴールドを与え、アゲハチョウのために山椒の木の苗を8株ほどすでに仕込んであります。

ドーンと来い、虫。(役割のない生物は存在せず、決して殺さない)

あのダンゴムシですら、土を改善してくれるというので、ガマンしております。幸い北海道東部にはゴキブリがおりませんので、その点は快適です。あれは意味が分からない存在ですが、お願いだからいなくなるか、形や動きを変えてもらいたい、
蚊もちょっと勘弁してもらいたい。(蚊は増え過ぎる人間を淘汰する役目かな)

さてさて、まだ寒い北見ですが、ちらほらと我が家の庭にも花が咲き始めています。
冬が長いと春は特別良いものですね。

クロッカス
黄色のクロッカス
クロッカス
紫のクロッカス
クロッカス
白いクロッカス

最後にひとこと。今年は放射能だけが気がかりです。
すべてが台無しになりませんように。


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