• カテゴリー別アーカイブ ペット・猫・犬
  • v239 ピッピ

    ■ピッピ

    クマ笹
    クマザサ

    空腹で倒れそうになりながら、フラフラと歩いて、ついに力尽きて倒れ込んだその目の先に笹薮があったとします。せめてたんぽぽだったらその葉っぱを口にしてもいいかも知れない。でもそこにはクマザサしかなく、まるでポリエチレンのような葉っぱと茎に絶望を覚えることでしょう。

    クマ笹
    ささやぶ

    そんな時でも最後まであきらめず、笹薮をよーく観察してみて下さい。
    何かありますね、ほら。

    クマ笹
    ピョンとクマザサが生えてきています(写真中央)

    生えてきたばかりの子どもの笹があります。
    子どもは食えます。(表現が危ないけど)

    クマ笹
    どーですか、クマザサの子どもを収穫しました

    このクマザサの子どもの皮をはぎ取ると、なんとなんと・・・

    クマ笹ピッピ
    タケノコみたいな食べ物に変身

    これをピッピと言うんだそうです。(俗称)
    知っている人は少ないと思います。クセがなく、本当にタケノコのような食感で、タケノコより味があるかも知れない。
    飢えて死にそうになった時は、この贅沢品とも言えるピッピを是非お試し下さい。
    (あまり細いと食べにくいです。茎の太いのが良いのですが、少ないです)

    タメになったね。おしまい。

    物足りないので、猫ギャラリーです。

    茶~ブー
    茶~ブー(4/10)
    白い猫
    斜里の白い猫(5/18)
    ちゃめ
    暴れん坊でチンピラのちゃめくん。(5/24)
    びっくりちゃん
    びっくりちゃん。すっかり元気になりました。(5/26)
    クロちゃん
    我が家の家猫となったクロちゃんです。(5/26)
    ミケちゃん
    ミケちゃん。(6/1)
    野良猫
    野良猫。(6/2)

     

    物足りないので花ギャラリーです。ていうか寒過ぎて花の写真が少ないですが。

    ヒヤシンス
    我が家のヒヤシンス(5/26)
    チューリップ
    我が家のチューリップ(5/27)
    ムスカリ
    ムスカリ(5/27)
    たんぽぽバックのチューリップ
    たんぽぽバックのチューリップ(5/27)

  • v235 びっくりちゃん生還

    ■びっくりちゃん生還

    びっくりちゃん
    2013年1月18日、約40日ぶりに生還。ガリガリに痩せていた。

    我が家では、このびっくりしたような目をしている野良猫をびっくりちゃんと呼んでいます。いったい何歳なのか分からないくらい前からこの辺りをウロウロしています。
    1年2か月前の「びっくりちゃん」の姿はこうでした。

    びっくりちゃん
    びっくりちゃん

    2011年11月26日。スズメをお土産に持ってきてくれました。(泣)

    2012年にびっくりちゃんを撮った写真はほとんどありませんでした。自由過ぎる猫なので撮影機会が少なかったのです。

    2012年12月は、12月にしては異常な氷点下20度前後の日が続いていました。
    びっくりちゃんがいつものように我が家に入り込んで、ストーブの前でゴロ寝をしていると、我が家の“ちゃめぞう”が「オレと遊ばんかいワレ」としつこくちょっかいをかけていました。

    それでびっくりちゃんが外に出たいと言うので、めちゃめちゃ寒くて大雪の夜に外に出してやりました。12月8日頃でした。

    その日からびっくりちゃんはバッタリ来なくなってしまっていました。雪でどこかに閉じ込められたりしてないだろうか、除雪車に撥ねられてないだろうかと心配でした。

    1か月を過ぎても来ないので、ひょっとしたら近所の家で可愛がられているのかも知れないし、凍死しているかも知れないと思いました。

    1月18日、40日ぶりにびっくりちゃんが来ました。ああ、やっぱり別荘で悠々自適の生活を送っていたのか、と思っていたら、その姿がひどいもので、なき声も出せず、さわってみると骨張ってガリガリになっていました。

    肉球が、土を掻いたのか汚れまくっていて、体も埃まみれでした。

    軒下かどこかに閉じ込められたのかも知れません。40日間食べるものもなく、氷点下20度の世界でじっとしていたと考えられます。

    びっくりちゃん
    びっくりちゃん

    びっくりちゃん
    そう簡単には死なねーぜ(メスです)

    しかしこのびっくりちゃんの生命力にはびっくりです。わずか1日で声が出て、4~5日で体に肉がついて回復してしまいました。強いなー野良は。

    しかしまあホントにこの厳しすぎる自然の中で、猫も鳥もよく生きているものだと思うこの頃です。

    ということで、ここからはネコ写真をお楽しみください。

     

    クロちゃん
    クロちゃん!!
    ちゃめ
    我が家のチンピラ“ちゃめぞう”くん。恐ろしく元気です。
    びっくりちゃん
    2010年8月31日、びっくりちゃんスズメをゲット
    びっくりちゃん
    2011年元旦のびっくりちゃん
    茶~ぶー
    最近の茶~ぶー
    トラッシュちゃん
    最近のトラッシュ
    トラッシュちゃん
    同じくトラッシュ
    北見の野良猫
    近所ではないところで撮った北見の野良猫
    北見の野良猫
    近所ではないところで撮った北見の野良猫
    北見の野良猫
    近所ではないところで撮った北見の野良猫
    北見の野良猫
    近所ではないところで撮った北見の野良猫

     

    おまいらすごいぞ。頑張れ。


  • v225 このごろの猫の様子

    ■このごろの猫の様子

    猫のちゃめ
    ちゃめ

    チンピラ風味で威嚇鳴きしていた「ちゃめ」は、我が家で甘やかされ、すっかり毒気を抜かれて、飼い猫風味になってきました。最近は「ちゃめぞう」と呼んでいますが、先日、親戚がどっさりと集まった日は、名前が「マイケル」に改ざんされていました。

    それではクイズです。
    ちやめぞうの「ぞう」は次のうちどれでしょう。(どうでもいい?)
    「ちゃめ蔵」
    「ちゃめ三」
    「ちゃめ造」
    「ちゃめぞう」
    正解は最後に。

     

    ねこ

    メスの「トラッシュ」ちゃんは、ピンボケ美人です。ピンポケの写真がやたらと可愛い。10歳は人間換算で何と58歳らしいです。高齢になってしまったのですね。

     

    ねこ

    オスの「茶~ぶー」はこの頃やたらと甘えるようになりました。トラッシュちゃんとはいつもケンカばかりで、全然仲良くなりません。9歳。人間で52歳。

     

    ねこ

    年齢不詳の半野良猫のメスの「ビックリちゃん」は、まだスズメを捕らえてバリバリ食っています。かなりの高齢らしいのですが。

     

    ねこ

    これは6月30日、数少ない暑かった日、散歩をしていた時に、暑い暑いと日陰でぐったりして寝ていた野良猫です。近寄っても目をちょっと開けるだけのぐうたらでした。

    ねこ

    この猫は、時々、仕事場に連れて来ると、いろいろひっくり返して、仕事の邪魔をしてから、足元やキーボードのそばで寝ている「ちゃめぞう」です。

     

    ということで、正解は全部ひらがなの「ちゃめぞう」でした。
    気持ち的には、私の飼い猫としては三匹目なので「三」にしたいところですが、やはり、頭の中ではひらがなで言っているような気がします。(やっぱどうでもいい?)

    ちなみに「チャメ」を調べてみると、
    「韓国では子供から大人まで、男女を問わず人気の果物だそうで、日本でいうプリンスメロンの仲間」で、「シャキッとした食感と、糖度13度以上の程よい甘さが特徴」だそうです。

    チャメ
    これが「チャメ」らしい。

    宣伝文句では「プリンスメロンの仲間」とか言われちゃってますが、日本語にするとマクワウリだそうです。
    ちゃめはマクワウリだったのか・・・。
    てことはちゃめぞうは、マクワウリぞう、か。(どうでもいい)


  • v211 ネコだより

    ■ネコだより

    ちゃめ
    ちゃめ

    北見の野良猫は平均1~2年で死んでしまう過酷な環境で生きています。ほとんどの猫は外でひと冬越すと確実に風邪をひいてしまうと思います。あるいは死にます。氷点下20度は行きますから。

    そんな中、風邪もひいていない少し大きな子猫が、5月26日から、我が家の周りをウロウロし始めました。多分1~2歳で、風邪をひいていないということは、飼い主に捨てられたか、迷いネコになったと思われたのでした。

    この猫、怖いもの知らずで、かなりでかい声で鳴き、他の強烈な野良猫たちを威嚇して追っかけ回す強者なのです。しかし、人間には決して攻撃せず、なついているので、やはり、飼い猫だったのでしょう。

    畑をうろつくちゃめ
    畑をうろつくちゃめ

    こいつが、我が事務所のプレハブにもホイホイと入ってきたのです。
    目の色がオレンジ色っぽい茶色。これは「金目」(きんめ)と言われる目で、シッポも長くてタマタマもプリプリと大きな特徴のあるオス猫です。
    暫定的に「ちゃめ」と呼ぶことにしました。

    プリンターに乗るちゃめ
    プリンターの上に座る
    袖机で寝るちゃめ
    袖机で寝る
    仕事の邪魔をするちゃめ
    机の上で、仕事の邪魔をする

    ということで困ってしまいました。このままにしておけば、おそらくコイツは野良猫を増やしてしまいます。そしてこの猫も数年で死ぬでしょう。保健所に渡せば淡々と殺されてしまいます。

    飼わないにしても去勢だけはして、不幸な野良猫を増やさないようにしなければ、と思ったのでした。というのもやはり人になついているので、捕まえるのが難しい野良猫と違って、対処可能だからです。

    「でもカネないよ」
    と心の中で言ってます。わたしら。

    それより私は、去勢を思うと、生物の生きる根拠を奪うようで、せつなくなってしまうのです。が、ペットとしてしか生きられない環境もあり、人間の勝手な理屈であっても、去勢を否定することはできません。野良猫は人間社会に適さないし、去勢なしに飼うことは現実、難しい。

    それで決断しました。あまり長く決断できないでいると、野良猫が増えたり、マーキングを始めてしまうのです。東電や政府のように、ダラダラと何も決断できないでいると、取り返しのつかない、犠牲者が増え続けるのとよく似ていますね。

    なんちゃって。

    申し訳ないが、プリプリのタマタマを取る。去勢すると自然と飼う流れになります。

    飼うか。

    仕方ない。

    改めて名前を決めようと思いました。「金目」って縁起が良さそうなので、「キンちゃん」にしようかと思いました。でもキンちゃんタマなし、ってね、なんかね。

    ちゃめでいいや。(適当に確定)

    そして6月9日、去勢手術をして、現在我が家で暮らしています。
    我が家の猫ラインナップをどうぞ。

    トラッシュ
    トラッシュ(東京渋谷区のゴミ箱出身)
    茶~ぶー
    愛知出身「茶~ぶー」。病院ではよく「茶ーぶ」とか「茶ぶー」と書かれる。
    でか
    かつては強かった元野良猫「でか」。ボスの風格。北見出身。
    ちび
    カラスを殺戮した「でか」よりスゴい「ちび」。北見出身。
    ちゃめ
    このたび我が家の一員となった「ちゃめ」(タマなし)。北見出身。
    びっくりちゃん
    びっくり目の「びっくりちゃん」は半野良猫。北見出身。
    くろ
    野良の「くろ」。時々来る。
    チャーリー
    「チャーリー」と呼んでいる野良猫。最近左手をケガして来なくなった。生きているだろうか。

  • v195 ノラ猫だらけ/愉快な札幌124-やっちまったな

    ■ノラ猫だらけ

    ノラ猫
    この猫たちは何を見ているのでしょうか…

    5月24日にまた、近所の中島公園へ自転車で行きました。目的はフリーマーケット。そこでは心を揺さぶられた「ヘリコプター」と「白い車」を買いました。

    合わせて20円でした。

    白い車とヘリコプター

    カッコいいですね。特に白い車はシンプルで軽量です。ハンドルもシートもドアもありません。(笑)
    ヘリコプターは飛びません。(笑)

    そんな良い買い物をして、気分良く自転車を走らせていました。すると1匹のノラ猫が横から飛び出してきて、肉のようなものを加えて横切って行きました。

    よーく見ると、生まれたばかりの子猫をくわえていたのでした。
    「あ、子猫だ」
    うわーうわー、とびっくりして自転車を止めて、ただ通過するのを見ていました。たまたまくわえていた子猫の顔がこちら側を向いていて、肌色の肉の塊のような、目も見えてない、生まれたてでした。

    その猫がトットコトットコと5~6秒で横切って行ってから、いつも持っているカメラに気づき、写真に撮れなかったことを悔しく思いました。あっけにとられて完璧にカメラのことを忘れていたのです。

    それから、のろのろと自転車を進めてから、やっぱり同じ場所に引き返すことにしました。おそらく親猫が、生まれたばかりの子猫を運んでいたのだから、子猫がまだ数匹いるかもしれない。とすれば、また同じように残りの子猫を運ぶのではないだろうか、と思ったのです。

    しかし、待てど暮らせど親猫が子猫をくわえて出てくることはありませんでした。

    辺りをうろうろしていたら、割と若い猫があちこちに発見できました。そろーりそろーりと近寄って、カシャっと。

    ノラ猫

    うーん、ノラ猫感もあり、まずまず良い表情。
    それから若い女性が2人やってきました。別のノラ猫にパン屑のような物を与え始めました。するとあっという間に・・・

    ノラ猫

    押すな押すな。(笑)
    私は写真撮ってもいいですか、と声をかけました。あ、そのウラ若い女性の写真じゃないですよ。別にノラ猫撮るのに許可などいらんのですが、一応ね。

    最初に載せた写真は、女性がパン屑を投げる瞬間、猫全員がその手の先に注目した瞬間でした。
    たまたま通りかかったおばあちゃんが、コレを見て言いました。

    「あらー、珍しい。ノラ猫がいるのね、こんな大都会に」

    そうか、大都会なのか。人口密度が異様に高過ぎる東京に25年も暮らしていたので、自然いっぱいで、空間の広い札幌にいるそのさなかに、ここが「大都会」と聞いてちょっと違和感がありましたが、まあ確かに190万人も住んでいるのですから、確かに大都会なんですよね。

    そしておばあちゃんは、やけに「珍しい」を連発して去って行きました。
    パン屑を与えていた2人の女性も去って行きました。

    そしてノラ猫は、食後の飲み物を堪能していましたとさ。

    ノラ猫

    おしまい。

     

    ■第124回 愉快な札幌大発見:やっちまったな

    横断歩道で

    横断歩道を歩いていたら銀杏の葉っぱの形が見えました。白線の上に乗っかってるのかなと思ったら「型」でした。葉っぱを避けないで上から線を引いたようです。芸術かっ。

    うーん自然がいっぱい。