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  • v232 年始にワカサギを釣る

    ■年始にワカサギを釣る

    網走湖でワカサギ釣り
    初の本格的ワカサギ釣りは罰ゲーム?

    年末にワカサギ3匹を川の字にして気持ちも暮れている中、新年5日の北海道新聞の夕刊に
    「氷上わくわく ワカサギ次々」
    と、語呂の良い見出しが目に止まりました。
    「網走湖のワカサギ釣りが解禁になって、ドーパミンが出まくっている釣り客の写真付きの記事」でした。

    新聞記事
    「遊漁料」中学生以上800円。小学生以下400円。元は取れるか。

    この様子はテレビのローカルニュースでも流れました。
    有料もやむなし、暮れっぱなしの心を解放するためにも、6日・日曜日の朝に45km先の現地へと向かったのです。
    新聞テレビの効果は絶大で、駐車場の車のナンバーのほとんどは地元「北見」ではない地名ばかりでした。札幌、室蘭、旭川、帯広、釧路。みなさん遠くから来ていらっしゃる。

    駐車場
    駐車場
    地図
    赤い丸のところからはるばる★の釣り場までやってくるのです

    その日は新聞記事の写真とは違い、曇り時々雪&強風&低温という気候になりました。心はますます暮れていきます。
    湖面の氷上はテントでいっぱいで、多くの人はテントの中でぬくぬくと釣りを楽しんでいるようでした。(外から見えないけど楽しそうなオーラが出ています)
    貸しテントはあるのかも知れませんが、遊漁料でアップアップの我々は、寒いのを見越してカセットコンロストーブを持っていったのです。ところが、それは風に弱く使い物になりませんでした。

    網走湖ワカサギ釣り場
    網走湖、「呼人(よびと)」の会場はテントの中で大にぎわい

    ワカサギ用の糸には7つほどの針が付いています。それが、いきなり私の手袋に引っ掛かりました。
    「おー、手袋が釣れたっ」
    定番のクソつまらないギャグを飛ばしたものの、針が取れず、延々と時間が過ぎていきました。しかも寒い。暮れなずむ心。
    そんな中、カミさんが最初に2匹をヒット!!

    釣れたっ
    やっと釣れ始めた

    私も釣れた手袋がやっと外れて、ちゃんと手に装着。釣り糸を垂れて、いよいよドーパミン炸裂か。
    「あ、釣れたっ、やったー!!」
    おっと、手袋は外さないとまた手袋が釣れてしまう。手袋を外し、ワカサギを針から外します。手袋を外したままだと凍傷になってしまうので手袋を装着。
    「あ、釣れた」
    手袋を外しワカサギを外します。手袋装着。
    「あ、釣れた」
    手袋を外しワカサギを外します。手袋装着。
    「あー、めんどくさいっ!!」

    めんどくさいのよ。どうしたもんかな。うーん。どうにもならない。
    「あ、釣れた」
    手袋を外しワカサギを外します。手袋装着。
    「あ、釣れた」
    手袋を外しワカサギを外します。手袋装着。
    「あー、めんどくさいったらっ!! もう!!」

    というわけで、針が引っ掛からず暖かい手袋を開発すれば儲かるかも知れませんね。

    釣れたワカサギ
    ワカサギにしてはけっこう大きい
    ワカサギ釣り
    しかし思ったほど多くは釣れませんでした

    体感的には氷点下10度前後ではなかったかと思います。テントなしの他の釣り客も寒さに耐えていました。

    ワカサギ釣り
    寒そう
    ワカサギ釣り
    寒そう

    さて、釣果はというと、45匹。
    遊漁料にガソリン代、撒き餌に釣り糸、椅子のレンタルなどなど、1匹100円ほどの超高級ワカサギとなったのでした。

    帰宅するとまたまたやってきた野良猫クロちゃんに3匹、我が家の茶~ぶーに4匹プレゼントして、あとは唐揚げにして食べました。

    ちゃめとワカサギ
    「ちゃめぞう」(↑)も「トラッシュ」も猫のくせに生魚が嫌いらしく絶対に食べません

    唐揚げの方法は、美幌の釣り具屋に寄った時に、ワカサギコーナーに書かれていたレシピを参考にしました。それはワカサギを塩水で洗って、塩こしょうして、小麦粉と片栗粉1:1で混ぜて170度で揚げる、です。

    ワカサギの唐揚げ
    上の茶色いのは鶏肉

    十分に腹一杯になりました。たくさん釣るのも良いのですが、このくらいが適量かなと、結果的に思います。ワカサギくんに感謝。


  • v231 年末にワカサギを釣る

    ■年末にワカサギを釣る

    ワカサギ
    ざっと3000匹はいるのではないかと思います

    2012年12月29日。我が家から50kmの網走港へチカを釣りに出かけました。しかし、釣り人の姿はほとんどなく閑散としていました。

    網走港
    人影はなく、車が数台偵察に来ては去っていきました。

    かつてないほどチカが釣れない、という話は聞いていましたが、ここまでとは。
    網走の港と言っても広く、車でうろうろとしていましたら、何やら釣り人が20人ほど固まっている一角がありました。

    網走港
    ここだけ大盛況

    何やらアミを使って細かい魚をすくっています。近づいて見ると、それはチカではなく、なんとワカサギでした。
    ワカサギって淡水魚かと思っていたら、海でも生きられるみたいです。しかしまあなんという凄い量。最初の写真がそれです。(知らないおじさんに話を聞き、写真を撮らせてもらいました)
    アミですくっている人は10人くらいで、それぞれが容器に一杯になるとまた別の容器に入れていました。笑いが止まらない感じです。多分、パチンコの確変状態に似ているのかなと思うのでした。

    すぐ側で釣り糸を垂れてみたのですが、チカの針では大きさも合わないし、まるで釣れません。釣り糸で釣っていた人が数人いましたが、それでも全然釣れていないようでした。ワカサギはこの一角にしかいないようでしたし(周辺に釣り客がいない)、このピンポイントで、アミでかき回しているのですから、釣るのは難しいのかも知れません。

    『それにしても風情がないなぁ』
    『近所に配っても余るだろうに』
    『これって釣りじゃないし、趣味にしてはやり過ぎでは』
    『人間の欲望は果てしないのだな』

    見れば見るほど、獲り過ぎじゃないのかと、ちょっとばかり疑問が湧くというか、とても腹立たしいのでした。というのも私が釣った漁獲量はこうでしたから。

    ワカサギ
    海で釣ったワカサギが川の字に

    そうです、これが今回の釣果(ちょうか)です。でもこれで良いじゃないですか。ひがみとか妬みじゃなく、やっぱ、アミですくって持ってくのって、ちょっと何か違うなと思うのでした。
    実は、私は釣りがそんなに好きではありません。釣りの醍醐味とかどうでもいいです。釣りは自給自足生活の練習、訓練なのであり、食料をラクに手にする方法にいちゃもんをつける理由はありません。
    いや、むしろアミで大量にすくって保存食に加工してこそ、真のサバイバーかも知れません。しかしなんか美しくないというか、ズルいというか、インチキというか、もう

    『ちゃんと一匹ずつ釣れよっ!!』

    みたいな気持ちでした。それはやはり、そんなやり方はもう「商売的」であり、「大量消費」であり、「自然破壊」であり、「無駄な殺生」であり、「独り占め」であり、「足るを知らない」であり、「貧しい心」であり、もう、あー、くっそー、みたいな気分。

    確変でドーパミンが出まくり、笑いが止まらない釣り客を尻目に、仕方なく55km北方のサロマ湖へ向かいました。
    以前(v219)チカを狙ってサンマが釣れてドーパミンが出まくりウハウハ状態になったトップシの港を目指したのです。ところがそのトップシも釣り人は一人もいませんでした。釣れるのであれば人で賑わっているはずで、ここもあきらめました。

    そしてまた以前楽しい思いをしたこの近所のトコタン川へ行くと、川はすでに氷が張っていて、少しの釣り客が、薄いんじゃないかと思える氷の上で釣りをしていました。

    トコタン川
    歩くとミシミシ音がしました

    確かに今年の寒さは異常であり異様であり、寒過ぎて川も凍るのですが、1~2か月は早い気がする。
    こわごわ乗り込んで、誰かが空けた穴を利用して釣り糸を垂れてみましたが、1匹も釣れませんでした。
    結局、漁獲量はこうです。

    ワカサギ
    海で釣ったワカサギが川の字に

    ああ、笑いたまえ、笑いたまえよ。(笑)←自分で笑う

    帰宅すると、野良猫のクロちゃんがいつものように我が家にやってきました。こいつは家には入らないので、皿に貴重なワカサギを盛りつけ、外に出したら、クロちゃんは美味しそうに平らげて満足そうに立ち去っていきました。

    クロちゃん
    クロちゃん。氷点下20度でも生きている。頑張れ。

    ああ、今日はこれで報われた、と思ったのでした。


  • v230 寝ぐせのススメ

    ■寝ぐせのススメ

    びっくりちゃん
    現在行方不明のノラのびっくりちゃん。氷点下20度前後の毎日が続く中、最近姿を現さなくなりました。死んでなきゃ良いのですが心配です。
    そういえば、猫って「寝ぐせ」になりませんね。

    いきなりクイズです。テレビに出る度にほぼ100%の確率で「寝ぐせ」の人物がいます。さて、それは誰でしょう。答えはwebで。あ、ここwebか。(笑)
    答えは最後に。

    ★ ★ ★

    ここ数年、「寝ぐせ」っていいなぁと思うようになりました。たいてい後頭部の片方だけ髪の毛が跳ね上がっていますね。
    「気づいてない本人」が実に微笑ましいというか、「決して完璧になれない人間味」に溢れているというか、「あえて直さないアンバランスファッション」というか、直そうとしても直らない「あきらめ感の佇(たたず)まい」というか、見た目度外視の「悟りの境地」というか、わざと隙を見せて相手を油断させる「策士」というか、そこに漂う哀愁や潔さの雰囲気が実に良いのです。
    漫画やアニメの主人公もかっこいい寝ぐせヘアーが多いですね。(違う)

    近所のスーパーで寝ぐせのおじさんやおばさんを見ると、『なかなかやるな』と感心してしまうほどに、寝ぐせは素晴らしいと思うわけです。

    先日、22年間使用した電子レンジが壊れてしまい、仕方なく4つの大型店を巡り、時間をかけて検討し、一番お得な超格安電子レンジを購入してきました。

    家に帰ってきてからカミさんが私の後ろでボソッとつぶやきました。
    「うーん、なかなかスゴいなー」

    電子レンジのことかなと思った直後に、『あっ、後ろから見て言ってるってことはまさか…』と直感し、自分のアタマの右後ろあたりを触ってみると、おっ、これは確かにいつもよりスゴいかも知れない、と思うほど「渦を巻いて跳ね上がっている」のでした。もちろん自分には見えないのですが、なかなかの仕上がりになっていることは分かりました。

    ここのところ寝ぐせがついていても、それが何となく楽しいので、いつも放ったらかしにしているのです。

    この状態で人の集まる大型店4店舗をじっくりとまわってきたかと思うと、感慨無量というか、いい仕事をしたというか、人々を楽しませることができたかと・・・

    ・・・。
    済んでしまったことはしょうがないよね。

    翌日1000円カットに行って伸びていた髪を切ってきました。特に後ろ側は刈り上げにして短くしたのでした。寝ぐせがつかないようにするためではありません。できるだけ間隔をあけて散髪代を浮かすためですよ。

    そうしたら、ここのところの氷点下20度前後の異常な寒さの中、アタマがひんやりしてたまらないのでした。事務所の室温は、朝、氷点下だったりしますからね。寒さをダイレクトに実感しています。

    短くした髪の毛でもしっかりと毎日寝ぐせがついています。
    そして寒いです。

    というわけで今回は「直りにくい寝ぐせがついて、なおかつ寒い」という話でした。年末のお忙しい中、時間を取らせてすいませんでした。(笑)
    おしまい。

    ★ ★ ★

    さてクイズの答えですが、それは政治家の亀井静香氏でした。もはや寝ぐせのオーソリティ(権威)ですね。


  • v229 りんごの気持ち

    ■りんごの気持ち

    りんご
    真っ赤なりんご(10/20)

    知っていますか? 北の果て、極寒の地・北見にりんご園があることを。私は知りませんでした。それが北海道新聞の記事になっていたことから発覚。しかも我が家からかなり近いこともわかりました。
    それだったら行くしかない。

    リンゴ園への道
    りんご園までの道はこんな感じ。(後日撮影。11/10)

    車で走っているとエゾリスが砂利道を横切って行きました。リス・キツネ・シカの方が人より多い道路。「観光果樹園」と書かれた看板が見え、その先にりんご園はありました。我が家から5~6分程度。

    「うーん、近い」

    その日は天気も良く、新聞に載った翌日の土曜日ということもあって、人間がたくさん来ていました。車が15台くらい、30人前後。
    そりゃもうお祭り騒ぎですよ。村人総出ですよ。テレビも無ぇ電気も無ぇ大自然の中、人間だらけですよ。でも果樹園は広くて、みんな木の陰になって数人しかいないみたいになってますけどね、見た目には。

    リンゴの木
    ひとつの木に100個くらいなってます。人、いたんですが、見えませんね。(10/20)

    「北見にこんなりんご園があったとは!!」
    新聞で見るのと違って、実際に見ると「ああ本当だったんだな」と実感するのでした。

    その日は新聞で話題になっていた「紅つがる」と、他にいろいろある中から適当に「旭」というりんごの2種類を買って帰りました。
    紅つがるはすぐ売れてしまうそうで、買った時には残りわずかでした。それはそれで、りんごが特別好きでもない私(好きじゃないんかいっ!!)にもまあまあ美味しいと感じたりんごでした。まあまあですよ。
    ところが、「旭」の方が柔らかくて、梨のような、いや梨とは全然違うなぁ、何だろう、ネットで調べると「フカフカした食感」とあり、なるほど確かに「フカフカしてるといえばそんな気もする」という感じの食感で、私にはとびきり美味しかったのです。

    というのも、私はどちらかと言うと果物は全般に「食べるのが面倒で嫌い」なのです(嫌いなんかいっ!!)。種が残ったり、皮が残ったり、芯が残ったり、汁が垂れたり、食べていてイライラするのです。いくら美味くてもメロンだってスイカだってグレープフルーツだって自分から進んで食べませんよ。

    しかしこのりんご、「めんどくささ」より「食感」が勝ってしまって、その日から「毎日りんごを1個ずつ食べている」くらいなのです。

    味というよりは、やはり「食感」が良いからなんです。
    「何だかものすごく食べやすくて、小腹がすいたときにジャストフィット」
    「味だって酸味もあってりんごっぽいし、甘すぎずジャストフィット」

    かつてない「りんごが食いたい状態」が続き、もう販売も最後かという日曜日に、3度目の足を運びました。

    リンゴの直売所
    りんご直売所(11/10)

    どんよりとしてるのは天気のせいですよ。

    リンゴ
    こんな感じで売っていて、試食もさせてくれます。

    私はいわゆる「少し傷んでいる外品(撥ね品)・5kg600円の旭」を10kg買いました。その時にちょいと、地方発送をしているか聞いてみたところ、びっくりする応えが返ってきたのです。

    「地方発送してますよ」
    「そうですか、それだったら旭を4kgくらい送っちゃおうかな」
    「あのですね」
    「はい」
    「実はこの前、あるお客様が送った先の内地(道外)の人から電話がありましてね」
    「はい」
    「ものすごい怒られたんですよ」
    「えっ!」
    「おまえのところはこんなボケたりんごを売ってるのかって」
    「ええっ!!」
    「こんな悪くなりかけのヤツ送ってきやがって、と怒られて」
    「えええっ!!!」
    「そういう品種だと言っても分かってもらえなくて・・・」
    「なるほど」
    「とにかくすごい剣幕で20分くらい延々と怒られました」
    「ええええええっ!!!!!!」
    「だから、そのへんのこと分かっていない人にはですね、あらかじめ・・・」
    「ええ、それは言いますけど、美味しいのに何でですかね」
    「従来のりんごじゃないと受け付けない人がいるのかも知れませんね」

    「じゃあ4kg旭の発送をお願いします」
    「内地ですか」(ビクビク)
    「はい。親戚なので言っておきますよ」
    「ええあの、ちゃんと伝えていただくと助かります」(ビクビク)
    「トラウマになってますね」(笑)

    この会話、こんなふうに聞こえました。

    「じゃあ4kg旭の発送をお願いします」
    「内地ですか」(マジかよ、クレームきたらヤベーわ)
    「はい。親戚なので言っておきますよ」
    「ええあの、ちゃんと伝えていただくと助かります」(旭じゃないヤツにしてくれよ)
    「トラウマになってますね」(笑)

    あ、これは想像です。

    ところで、旭以外にも「つがる」「レッドゴールド」「王林」を食べてみたのですが、やはり私はこう思いました。
    「食べるの面倒だなー。堅いし、途中で飽きるわ」
    普通のりんご。普通の人はこれが普通なので、旭は普通じゃないのかも知れません。
    売り手は難しいですね。

    りんごは何にも言わないけれど、りんごの気持ちは良く分かる。
    「ぜいたく言ってんじゃないよ」

    ちなみに、旭は英語名が「マッキントッシュ」なんだそうです。
    そうか、普通じゃない方か。うちもマックだしそういうことか。


  • v228 第1回・収穫祭2012

    ■第1回・収穫祭2012

    ニンジン
    収穫したニンジン(笑)

    随分前に、友人から「収穫祭」をウチの庭の畑でやれ、という指令がありました。
    しかし、収穫時期の8月・9月は蚊が多いことから、10月にやることにしたのでした。
    そのかわり寒いのであります。

    蚊に食われるのをとるか、寒さをとるかの2択で、寒さをとったのです。
    10月21日、日曜日、12時30分より開催。

    収穫祭会場
    会場入口から撮影

    「収穫祭」と言っても、すでに収穫した野菜は食べ切っており、まだかろうじて残っているのは、何とも愉快なラインナップなのでした。

    ・ミニカボチャ1個
    ・生育不良のニンジン数個
    ・とうがらし数本
    ・ししとう5~6本
    ・驚くほど小さなゴーヤ数個
    ・ズッキーニが2本

    ズッキーニを除けば、両手に乗っかるほどの野菜しかありません。でもまあ、蚊がいない方が大事なわけで、「購入した野菜を持ち寄って、収穫した体(てい)」で、収穫祭は実現したのでした。

    しかも炭火でのバーベキューということで、肉やホルモン、焼きそば、フランクなど、野菜より遥かに多い肉の収穫祭になったのです。
    ブタを収穫した覚えはないのですが。

    さて、久々に、この研究所通信に「人間が登場」します。
    高校時代のクラスメイト2人、彼らは立派に偏狭な北の大地に根付いております。北見では知る人ぞ知る存在となっている、アクターにドクター。
    そして「こだわりの焼きそば職人」も参加しました。それは同級生の女性なのですが、他のクラスだったためにまったく記憶に残っていないのでありました。
    アクター、ドクター、マイスターそろい踏み。

    アクターは辛いとうがらしを「辛くない顔」で名演技。
    ドクターは帰りに自転車でこけてドクターが必要になりました。
    焼きそばマイスターには、焼きソバージュを振り乱して焼いていただきました。
    (ソバージュじゃねーわ)

    収穫祭会場
    久々に人間です。椅子にはMacのG4の筐体が。

    いつもより少しだけ高級な焼酎と、安いけど美味しいワインを持ち寄り、ついつい話に夢中になり、ハラを抱えて笑い、カラスがギャーギャー鳴き、静まり返った住宅街に活気が溢れたのでありました。(近所迷惑という気が…)

    収穫祭会場
    話に夢中になり、真っ黒に焦げてます。
    収穫祭会場
    そして、シメにラムのシャブシャブを決行!!

    12時半にスタートしたこの祭りは、3時を過ぎる頃に寒さが襲ってきました。それでも1時間ばかり寒さに耐えながら、飲み食いしたのです。

    「来年もやろうぜ」
    「やっぱ寒いからもうすこし早い時期に」
    「でも蚊が…」
    「寒いよりは良いんじゃないか」
    「しかし蚊が…」
    「さみーよ」

    まあ考えてみれば、蚊より寒さをとったのに、いざ寒さに襲われると、蚊の方がマシ、と言う具合になるのですね。人間って…。

    収穫祭と言うよりは、これは肉祭りであり、それより何より「楽しく酒が飲みたい」ための口実になっていたのでありました。

    さて来年はどんな肉祭りになりますやら。