• カテゴリー別アーカイブ 愉快・ダジャレ
  • v106 納涼? 花火大会/愉快な札幌36:エリンジ

    ■納涼? 花火大会

    豊平川での花火大会
    豊平川での花火大会

    大規模な花火大会に出かけてまで見たのは、隅田川以来、ほぼ20年ぶりになります。去年、一昨年は部屋の窓だったり、屋上だったり、会場からは遠く離れた公園だったり、考えてみたら近くでじっくり鑑賞したことはありませんでした。

    すすきのの突き当たり「中島公園」までリペアムゲル自転車を転がし、公園に自転車を止めてすぐ近くの豊平川河川敷まで歩きます。

    その日は妙に寒くて、日中は室内で長袖のシャツを着ていました。夕方外に出るとやはり肌寒くて、もう1枚着込まないと風邪をひくかも知れないと思ったほどです。夜はどんどん冷えていきますから…。

    まあ、それでも一応「夏」ですから、夏だと思えばきっと暑いのです。道端では風俗的広告入りうちわを配っていましたし、きっと暑いんです。

    で、会場へ着く15分くらい前に花火は打ち上がりました。その音がものすごくて、やっぱり近くで見るのと、部屋から見るのでは全然違うことを実感しました。

    早く落ち付いて見たかったのですが、とにかく人がすごい数で、なかなか前進できません。ものすごい音がドカーンと鳴って、道路の脇のビルの隙間から花火が見えたり見えなかったり。それにしてもあんまりすごい音なので、空爆とか想像してしまいました。こんなもんじゃないでしょうけど。

    河川敷も長距離に渡って人だらけでした。人数は発表もないので分かりませんが、日曜日の渋谷かっ、てくらい人がいました。

    普通、夏の花火といえば何と言ってもビール。それがどうも飲む気になりません。やっぱり寒い。結局は何も飲み食いせず、シラフで鑑賞し切りました。

    そういや花火って「納涼」じゃないですか。涼しい気分を味わってね、っていう意味じゃないですか。十分涼しい中で見ていると、ああ、そういえば夏だなぁ、本当は暑い夏なんだなぁ、と、逆に夏気分を味わうことができるんですね。新発見でした。

    さて帰り道で、こんな言葉を耳にしました。
    「人混みが暖かい」
    やっぱりみんなちょっと寒いと思っていたんですね。

    今年はおしくらまんじゅう効果で夏到来です。

     

    ■第36回 愉快な札幌大発見:慧林寺(えりんじ)

    えりん寺

    きのこのエリンギのダジャレのお寺です。・・・って違うだろっ。
    バチが当たりますね。
    いよいよネタ切れかっ 。


  • v105 チラシ/愉快な札幌35:みちお/Wラーメンその後

    ■チラシ

    折り込みチラシ
    ある日の1枚の新聞折り込みチラシ

    あえて書けば、「地方のチラシ」は楽しい。何というか、人間味に溢れている。ぬくもりや息づかいさえ感じる。(笑)

    北海道には、料理でも北海道独特の言い方があって、さつま揚げのようなものを“天ぷら”と言ったり、漬け物を“おここ”と言ったり、唐揚げのようなものを“ザンギ”と言ったりします。

    ザンギというのは、このチラシには小さく「北海道風唐揚げのこと」と書かれているのですが、もう少し詳しく言うと、「鶏肉や魚介類」を醤油やニンニク、ショウガなどで下味を付け、唐揚げにしたもののことを言います。鶏肉、タコのザンギは飲み屋のメニューでよく目にします。

    不祥事が起きたときの「ザンギに耐えない」とは全然違います。

    上の画像では“ホタテザンギ”の弁当「北海ホタテ弁当」が、生活習慣病予防に効果的だと書かれています。ただ、価格は載ってないし、裏面は白だし、食べに来いと言ってるのか、買いに来いと言ってるのか、よく分かりません。弁当だから持ち帰りなのかも知れません。 でも一瞬通販かなと思ったり、宅配かなと思ったりもします。

    そういう何かちょっといい加減な感じがまた、人間味となっておるのですね。

    さて、このまま次のコーナーに突入です。

     

    ■第35回 愉快な札幌大発見:北海道男(ほっかいみちお)

    ほっかいみちお

    どうですっ。そのチラシの一部です。愉快極まりないです。「ほっかいどうおとこ」で「ほっかいみちお」ですよ。これを作れる人はそんなにいないと思います。褒めてるんですよ。スゲーです。ははは。
    以上。

     

    ●ダブルラーメンのその後

    3号前で、ダブルラーメンを「2名様に」と書きながら、実は3名に送らせていただきました。私は「懐かしい味で、とても美味い」と書きました。食べてくれた方から、調理した写真を送ってくれまして、それがまた美味そうなのでここに載せます。

    ダブルラーメン
    すごく美味そうなので、クリックすると馬鹿でかい画像が出て、満足します。(笑)

    これはもう店で800円で出せますねっ。ここまでやってくれたら本望です。すごく美味しいとの感想でした。これは3人家族で、育ち盛りの子どもまで、北海道にしか売ってない特別な袋インスタントラーメンを喜んで食べてくれました。

    もう一人も美味かったと言ってくれました。マジ美味いですよね。

    ダブルラーメンって独特の味がすると思うんです。

    問題はもう一人でして、これがひとつの袋に入っている2玉の麺をいっぺんに作り、スープをひとつしか入れずに食べて、「薄すぎる」とか何とか言ってました。なんかマズそうに調理したみたいです。生でバリバリ食べてなさいっ!!
    できたらこの写真のように作ってみて下さいね。(個人連絡でした)


  • v103 たこ焼きと紅ショウガ/愉快な札幌33:ようこそ

    ■たこ焼きと紅ショウガ

    たこ焼きと紅生姜

    私は紅ショウガが大好きで、紅ショウガが合う食べ物が好きであります。それが理由で無性にヤキソバが食べたくなったりします。

    先日、たこ焼きが食べたくなりました。そう言えばたこ焼き屋なんてものは近所で見た記憶がなく、食べるとすればスーパーの冷凍たこ焼きぐらいしか思いつきません。
    逆にたこ焼き屋さんで食べると、思う存分紅ショウガを乗せられないので、大満足するためには、スーパーで紅ショウガとセットで買ってくるのがベストな方法であります。

    さっそく近所のスーパーへ足を運びました。冷凍食品のコーナーへまっしぐらです。そしてすぐに冷凍たこ焼きを発見しましたが、実にタイムリーな表示が目に入り思わず叫んでしまいました。

    「加ト吉かよっ!!」

    そーです、まさにあのミートホープ社が卸会社の“加ト吉の冷凍食品”です。ここは当地北海道。そりゃタコですからミンチにしてイカと混ぜたりすることはないし、特に明石産とも書かれていないから産地偽装ってのもないわけですが、つい言葉が飛び出てしまうわけです。

    「本当にタコなんだろうなっ!!」と。

    しかも冷凍たこ焼きはこの1種類しかなく、選択の余地がありませんでした。購買意欲がわかないので、先に紅ショウガを買うことにしました。そして発見した紅ショウガの袋を手に取り、裏面の記述を見てまた叫んでしまいました。

    「中国産かよっ!!」と。

    今、世界中で中国製の食品のいい加減さがニュースとなっていて、死者まで出ているご様子で、中国産はやはり一歩引いてしまいます。
    ただ、紅ショウガは30円高い国産の商品が並べてあり、産地偽装の疑惑はあるものの、少し安心できる国産を手にして、再び冷凍食品のコーナーへ、足取りも重く、向かったのです。

    そうしてひとつしかない冷凍たこ焼きのパッケージをマジマジと観察しました。読めば読むほど怪しさが満載です。これ、どうですか。

    ●国産キャベツ使用
    ●タコの柔らかさがUP!!
    ●さらにとろみ感がUP!!
    ●生地の香ばしさがUP!!

    「いったい何をしたんだい」と思ってしまうではありませんか。何をしたらタコが柔らかくなり、さらなるとろみ感が出て、生地が香ばしくなるの? 何をしたら? 何か入れたの? 国産って信じていいの? 大丈夫なの? 加ト吉さぁん。

    そんなわけで、もうこんなことを言っていたら食べられるものがなくなる世の中でございますから、目をつぶって買ったのでございます。

    ええ、買ったんでございますよ。
    それしかないんだし…。
    で、食べました。(悲鳴が聞こえるようだ)

    紅ショウガがうまかったです。
    そんなわけで、今回は「紅ショウガがうまかった」っていう話でした。おしまい。

    ★付け足し
    アメリカの異常プリオン牛もますます食べられないザル検査になってますし、国内の度重なる偽装表示は、それが氷山の一角である可能性も捨て切れない深刻さであります。
    何よりスーパーで「現物」を見てしまうと、食品がまるで安心して買えないものだと痛感したのでした。

     

    ■第33回 愉快な札幌大発見:スナック「ようこ そ」

    ようこそ
    スナック「ようこ そ」
    出ましたっ。ダジャレ。求めていたものを発見した喜びを感じます。
    しかしダジャレより先に、さびれた風景の方が先に気になってしまいますね。

    あっちもこっちも経営が成り立ってるのかどうかはともかく、このスナックのママさんは「ようこさん」だと思われます。いや、実は「ようこ そ」のダジャレを言いたいばっかりに、名前を偽装しているかも知れませんが…。(失礼)

    入ったこともないので真相は知りませんが、高い確率でようこさんだと思います。札幌にお越しの際はどうぞよろしくお願いします。一応宣伝しておきましょ。


  • v102 ダブルラーメン/愉快な札幌32:春夏冬

    ■ダブルラーメン

    ダブルラーメン

    ダブルラーメンをご存知でしょうか。ひとつの袋に2つの麺が入っていて、普通に食べたい時はひとつで良し、超空腹な時はふたつ作るも良し、調節自在の優れたシステムの袋ラーメンなのであります。

    昔、時々食べていた記憶があります。そしてこれは、北海道を出てから戻るまでの24年間、東京の生活では見たことがありませんでしたから、おそらく北海道だけで販売されていると思われます。

    こちらで発見した時は懐かしい感じがしました。記憶から消えかけていました。
    この日曜日にダブルラーメンを調理しました。おそらく27~28年ぶりに食べたことになります。懐かしい舌の記憶が蘇りました。

    「マルちゃん」こと東洋水産(東京都港区)の製品ですから、全国発売でもおかしくないと思うのですが、これがなぜ東京で売らないのかはよく分かりません。うまいのに。
    どれほどうまいのか…。

    北海道には数々のラーメンの有名店がありますが、すみれ? 青葉? てつや? 欅(けやき)? 味の時計台? 笑わせてはいけません、みんな味が濃過ぎて病気になってしまいます。薄味のあのうまいバーミヤンラーメンをしのぐ(笑)のが、このダブルラーメンであります。(まあまあ、話半分に)
    一刻も早い全国発売が急がれます。

    ホントに懐かしい味なんです。うまいです。疑うのであれば、先着2名様(せこっ)にプレゼント致しましょう。ホントですよ。食べてみたい方は

    「ダブルラーメンを恵んでくだせぇ」

    とメールに書いて送ってください。早い者勝ちですよ。食べた後は感想を送ってくださいね。

    さて、そんなうまいダブルラーメンですが、ふと食後に思ったのです。
    『まさかアメリカの狂牛エキス入ってないだろうなぁ』と。

    袋を見ると「精製ラード」というのがありました。これだけでは分かりません。しかし最後に「原材料の一部には鶏肉、豚肉を含む」と書かれていました。従いまして、狂牛エキスは入ってなさそうではあります。

    しかし、この表示すら今は信用することができませんよね。
    それもこれも北海道の苫小牧で発覚した「偽装牛肉コロッケ事件」のせいです。(北海道はいろいろとやってくれちゃいますねぇ)
    悲しいぞ、北海道。

    それはともかく、ひょっとして、うまいのに北海道限定っていうのは、まさか長期の人体実験を行っているのではないだろうな、と疑ってしまうのでした。

     

    ■第32回 愉快な札幌大発見:居酒屋「春夏冬」

    秋ない、商い

    何かつぶれてるっぽい看板ですけど、これ、なんて読むかわかりますか。

    多分、秋がないから「あきない(商い)」だと思います。トンチですかね。でもこれは、きっと日本全国にたくさんあると思います。そろそろネタ切れか…。


  • v101 ボルタ/愉快な札幌31:酒場

    ■ボルタ

    ボルタ

    鉄の町「室蘭(むろらん)」で、鉄をもっと生かしたまちづくりをしようというので、「てつのまちぷろじぇくと」なる市民団体ができ、去年の4月から写真のような商品を売り出しました。

    ボルトやナットをハンダで接着した「ボルタ」というロボット(置き物)です。ポーズは室蘭工大の10人ほどの学生が、毎月アイディアを持ち寄って、試作し、製品にしていってるそうで、現在85種類が販売されています。最終的には100種類を目指しているそうです。

    これのスゴいところは、作っているのは職人や芸術家などではなく、主婦や定年退職者だというところ。ハンダゴテも持ったこともないようなおばちゃんが作っていたりします。

    それは一度、札幌の東急ハンズに実演販売でやって来ました。ちょっと前のことですが、どのくらい前だったか思い出せません。(ボケの兆候か…)
    私は実作業を見てみたかったので行きました。そこにはまさにおばちゃん(2人)がハンダゴテを持ち、ペンチでボルトを曲げ、ハンダゴテでハンダを溶かして制作していました。

    これがまたなかなかうまいもので、大したもんだなあと感心して見ていました。ずっと見ていたらこの作業風景を撮影したいと思い、思い切っておばちゃんに聞いてみました。

    「あのー、写真撮ってもいいですか」
    「えっ。えーと、いいとは思うんですけど、よくわからないので店(ハンズ)の人に聞いてみてください」

    「すいませーーん」
    「はいはい何でしょう」(ハンズのおじさん店員)
    「あの作業風景を撮影してもいいですか」
    「それはですね、店内の撮影は禁止とさせていただいてるんですが」
    「えっ、作業風景ですよ」
    「すいません、ダメなんです」
    「手元とかだけでもダメですか」
    「すいません、ダメです」

    なんでやねんっ!! 技術を盗もうとか、本の記事を撮ったりとかじゃないんだし、犯罪性ないやろっ!!
    むしろ宣伝になるというのに融通が利かないのぉ、ハンズさんっ。

    というわけで、おばちゃんが作っている写真はありませんが、本当です。

    まあ、そんな素人の制作者ですが、実はプロ意識を持たせるための工夫があることを後から知りました。それは、分業制にしないで、一人が一体を完成させるということだそうです。そうすることで、同じポーズのものでも、自分が作ったボルタに愛着も沸き、自分の作ったものを買って欲しいと思うようになる、という狙いのようです。

    確かに「自分は足のカーブ担当」とかでは面白みという点でもなくなるし、やる気や達成感が失われるかも知れませんね。

    ボルタは一体500円だったと思いました。あれ? もっと高かったかな? 記憶が不確かで自信ないですが。(兆候か…)
    ちなみに、1年間で2万体売り上げたそうです。

     

    ■第31回 愉快な札幌大発見:酒場「Saka-Bar」

    酒場

    ベタです。説明不要ですね。

    店の前に車があるのは気になるところです。
    比較的近所ですが入ったことはありません。