• カテゴリー別アーカイブ 畑のいろいろ
  • 研究所通信v489 菊芋は常に豊作

    怒っているのかなクリームマロン(変な写真ばっかり使うなと)

    まあとにかく、雨が降ろうが、日照りであろうが、この菊芋だけは生き残り大繁殖します。芋ですから温度変化の少ない地中で栄養も蓄えた状態で、増え放題になっています。

    南西の様子 10/18
    北かな
    北東かな

    わかりにくいですが、黄緑のところ、高さは2〜3mあり、菊芋が密集しています。
    夏に畑に来た時に、鹿が1頭いまして、その鹿が菊芋の森の中へ走って消えたことがありました。もはや鹿の隠れ場所みたいになっているわけです。できれば少し菊芋を掘って食べてくれたらいいのにと思います。

    10月19日の北見の朝は気温1度で、そろそろ氷点下の季節となります。そうするとじわじわと土が凍り、11月末頃には菊芋を掘り出せなくなります。菊芋の掘削作業(笑)は、なんと言いますか、下水管工事に近く、一度に一気に収穫するのはなかなか厳しいのです。足も早いですから(足はないやろ)、素早く加工する必要もあります。

    世界中の皆さん、生の菊芋もしくは菊芋チップスは今年も作りますが、買いませんか?
    食べたらわかりますが、美味しくはないですよ。(味覚には個人差があります)
    これを美味いと言ったら詐欺になるわっ。でもね、マズくもないです。(味覚には個人差があります)
    どっちやねん。気になりますねぇ。(笑)
    価格は上の「菊芋販売」のページをご覧ください。そこに書いてはいませんが、相談していただければオマケもしますよ。送料が高いですからね。北海道や沖縄のつらいとこです。

    「菊芋販売」のページにも少し書きましたが、市販の菊芋チップスはなかなか厚くてカッチカチのタイプが多く、歯が欠けたり折れたりするのではないかと思えるほどです。
    ぶっちゃけ、カッチカチにするにはかなりの高温で加工する必要があり、うちではそこまで高温にする機械がありませんので、長い時間をかけてできるだけ水分を飛ばし切るようにはしています。

    我が家には高齢で糖尿病の父がいるのですが、あんまりカッチカチのものは食べられません。うちで作ったチップスは薄めに作っているので、食べられるのです。でも美味しいものでもないから、1日にポリッと数枚だけしか食べず、毎日は食べてないようです。一定量食べている時は、検査(2か月に1度くらい)に行くと数値の悪化は見られず、改善することが多いです。しばらく食べてない時に悪化してるようにも見えます。改善した要因として、菊芋チップスのおかげだと実証できるかといえば言えませんし、これ書くとウソっぽくなりそうなので、まあ、こんなとこです。

    ついでに、書かんでもいいことを書けば、私の場合、父が糖尿で遺伝的に危ないので予防で食べるべきなんですが、おいしくないし(まずくもないしうまいと感じる時もある)、ほとんど食べてないのです。1か月2か月に数回、思い出したようにポリっと口にするくらいです。(その食べ方が遺伝しとるな)
    継続して食べようと思っても、なんだか疎かになってしまって、ちゃんとしないとなと心の奥底では思っています。せっかく手元にあるのだからね。

    一番良くないのは、菊芋が身近にあるというのに、
    「この度、糖尿病になりましたー(泣)」
    などと書いた時でしょう。間違いない。これだけはいかん。そんな時は公的機関のように黒塗りにするか隠蔽するしかない。

    今のところ黄色信号で「高血圧」「高血中脂肪」「尿酸値」だけです。だけ。
    ちゃんと菊芋チップス食べろや自分。


  • 研究所通信v488 今年の畑

    クリームマロンは元気いっぱいです(すぐ手ブレするスマホで撮影)

    今年はずっと雨だらけでした。
    「畑に行ってみるっぺよ」(北海道弁じゃないな)
    と思えばザーザーと雨が降る。雨の翌日は土がドロドロで行く気がしない。

    「畑さ行ぐが」(北海道弁じゃないな)
    と思えばザーザーと雨が降る。雨の翌日は土がドロドロで行く気がしない。

    それが2か月も3か月も続く。昨年の雨が降らない状況とは真逆でした。雨が降り続くと畑へ行く回数は減ります。ただ、今年は「ズッキーニ」「カボチャ」の有り余っているタネをちょっと穴ほって40か所くらいに数粒ずつぶっ込み、それでも余った種はばら撒きました。自然に生えてきて、雑草とともに生きてくれることを願い、とにかく「放置」してどうなるかが見どころでした。

    そしてこの間、今は亡きちゃめぞうくんの便秘解消のため、いろんな公園に連れて行って「朝の散歩」をしていたこともあり、畑に行きたくても行けない日も多々ありました。そんなわけで、行く回数は3か月で2回程度でした

    ズッキーニは7株ほどが理想通りに生き残り実をつけました。ただ収穫時期にも雨が多くて行くのがやや遅くなり、巨大化したものを10個ほど収穫しましたが、とても食い切れるものではなく、しかも売り物にもならず、日々、巨大なズッキーニは老化しているところです。

    なんと共生しているズッキーニと雑草。8/9
    少しは雑草を抜きました。
    いつの間にかでかくなっていて食うのが大変。それも3個くらいあるとゲンナリする。

    カボチャはほぼ壊滅状態で、それでも2株ほど生き、2個ほど小さい実をつけました。1個はゲットし、1個は小さすぎて放置しています。

    カボチャ 8/9
    いい感じのが1個出来てました。

    そして、ナオヒロくんが宇宙人と共に仕込んでいた玉ねぎとジャガイモは昨年よりはよく出来ていたようです。

    手前ジャガイモ、奥玉ねぎ 8/9

    全部手作業ですからね。こちらは宇宙人が雑草取りをしています。しかし収穫してみれば思ったほどの量ではないんですね。これが。

    それからナオヒロズッキーニはこれなんですが・・・

    しっかり獣害対策をしたのに

    実が付いたところで鹿にまるっと食われていたそうで、その後は葉っぱだけが大きくなって終わりました。(笑)

    それからナオヒロくんは
    「放置して雑草まみれにして枝豆を作ったんすよ」
    と言って、それを見せてくれました。

    枝豆も雑草と共に生きていました。

    しっかり育っていて、たくさんの豆が付いていたのを確認し、翌日収穫をしようとしたら、
    「豆は全部きれいに鹿に食われました(笑)」
    「1個も残ってないです(泣)」
    とのことでした。本当に実だけありませんでした。

    まあ鹿ちゃんに喜んでもらえたのならそれも良しというところでしょう。(笑)
    菊芋については次回。


  • 研究所通信v483 菊芋収穫2 & 宣伝

    菊芋の森は枯れてみんな倒れています。(12/4)

    11月14日に最初の菊芋を収穫。その後は雪や雨がちょろちょろ降り、畑へ行くタイミングがありませんでした。雪は積もる気配もありませんが、氷点下10度近くの日もあり、そろそろ地面もカチカチに凍りつくので、もう収穫は無理かなと思っていました。

    気温は「しばれない気温」で、10度近くまで上がる日もあり、なんとなくまだ収穫できるのかなと、12月4日に畑へ行ったのです。これを書いている12月13日になっても大した寒さではありませんが、そろそろ冬将軍が到来するとのことです。

    12月4日は土はまだ凍ってはいない状況で、水分が多いのでした。

    この土が、水でびしょびしょなんです。そうは見えにくいですが。

    土が濡れているので引っこ抜きやすく、収穫はしやすい状況でした。

    ナオヒロくんと共に果敢に森を攻めます

    数本を束ねて引っ張ればごそっと抜けます。その土の下あたりにでかい菊芋が残っていたりします。スコップで慎重に掘ります。

    こんな感じで収穫していきました。気温も全然寒くなく、作業をしても汗もかかず、適温でした。

    採りきれないほどあるので、無理なく加工できる量を収穫しました。

    収穫して土落としをします。チップスにする分だけ洗浄、スライス 、乾燥10時間以上、密封、ラベル貼りという工程で、1日3〜4袋(80g)作れます。

    こんな感じです。空気を抜く際に圧力で多少は割れます。

    作る過程で、クズや細かいチップスなどは捨てるのがもったいないので、つまみ食いをします。そのせいでこの製造期間は腸の働きが活発になるようで、歯が出る、じゃない、火が出る、じゃない、屁がよく出るので、腸への働きかけがすごいなと思います。毎年実感します。(屁がよく出るとか書いたら、売れなくなるじゃん)

    めっちゃ屁が出ます。(だから売れなくなるってば)
    すげー臭いです。(アウトっ)
    きっと悪いものが排出されているんですよ。(おっ)

    1袋80グラム1000円(税込・送料別)で販売してます。購入数が多くなるとおまけや割引をしますのでご相談ください。
    目安として、10袋以上なら半額で考えています。
    効能はいろいろあるようです。健康な方でも是非お試しを。(もう無理か)

    カードでポチっと購入できるシステムが作れない私なので、メールで受け付けています。
    上の「菊芋販売」のページをご覧ください。


  • 研究所通信v482 菊芋収穫

    11月17日(水)の朝、ついに雪が降ったのです。すぐ消えましたが。

    まだ雪が降っていない11月14日(日)に菊芋の収穫に行きました。

    なんかずっと天気が悪いんですよね。晴れたと思ったらすぐパラパラ降ってくるし。出かけるのが億劫で、今年は運動不足になりがちでした。コロナもあるし、ひきこもり。でもそろそろ動かないと、すぐ地面も凍ってしまうし、この短期間に菊芋はきちんと処理しないといけません。ということで14日に朝から収穫したのです。

    畑の北西。あまり成長していない菊芋の列。

    前日も雨がぱらつき、湿気はあります。菊芋は立ち枯れて茶色くなっています。とりあえず、今年改めて植えたこの成長の遅かった菊芋の列を、手前から掘っていきます。

    ぐっ(スコップを菊芋のそばに刺す)、回るように、ぐっ、ぐっ、ガツッ(茎を掴む)、めりめりめりめり(茎を引っ張る)、ぐいぐい(スコップをテコの原理で起こす)、めりめり、ぐいぐい、めりめり、どーーん。(引き抜いた)

    おやおや、小振りながらもまあまあじゃないですか。お次。

    いいね。次、奥から掘ろう。

    奥の方はさらに土に栄養がないのか、ポヨポヨです。
    やっぱり小振り。
    こんなに小さい茎でも掘ってみる。
    小さいなー。

    地味だなー。

    そうして1列やっつけました。一方、ナオヒロくんは、比較的元気な菊芋を掘っていました。

    プロの味を醸し出しています

    ひとまわり大きいです。
    これは負けてはいられないぞ、と、私も元気なやつを狙って掘りました。

    このへんかな。
    おおー
    わっさわっさ
    これ1本というか、数本集まったひとかたまりの菊芋。結構ある。

    まあまあかな。よし、次は「菊芋の森」を調べてみよう。

    菊芋の森に入っていきます。
    ナオヒロくんが入っていき、このへんどうですか、と。

    よーし、じゃあ、この辺は茎が細いから、数本束ねたら手で引っこ抜けるぞ、と、スコップは使わないで力づくで引き抜きました。
    引き抜いていくと、時々大きめの菊芋があります。細かいものが多いのですが、それはもうポイッチョとぶん投げます。

    引き抜いた茎を重ねるようにして、奥へと進む。

    ただ、しかし、このやり方は普段使わない筋肉を使うようで、この後5日経ってもよくわからない全身の筋肉痛で苦しみました。で、はい、2時間程度でこのくらい採れました。

    ここからが大変なんす。

    写真を撮った時は晴れていましたが、このあと曇ります。

    このように天日干しして、菊芋についた泥や土を乾かして(数度間ほったらかし)、ひとつひとつ、ブラシでシャッシャッシャッと、土を落としていきます。これが1時間経ち2時間経ち3時間経っても終わらないんですね。

    結局半分くらい落としたところで暗く寒くなってきたので、全部は諦めて車に積んで帰りました。

    その後も、雨がパラパラと降ったり雪が降ったり、作業は遅れ、これを書いている19日現在、約20kgは処理しましたが、残り半分はまだ土がついている状態です。


  • 研究所通信v479 いよいよ菊芋販売しますっ

    動きまくるクリームマロン。やっぱ猫の写真は動きでブレブレでねぇと(笑)

    今年は本当にだるいというか、やる気がゼロというか、気持ちが入りませんでした。来年は頑張らないとな、とは思っています。その前に、まだ今年が残っていますね。

    そういえば去年、今の時期に小腸炎で2週間ばかり入院していたのでした。まだなんとなく復調していない感じで、これが原因でやる気が出なかったのかもしれません。

    雑草の手入れなどは、ほぼナオヒロくんがやってくれて、菊芋の成長は鈍いながらも、おそらく地中には菊芋がゴロゴロとできていると思われます。

    去年の記録では、菊芋掘りは、12月に入ってもギリギリ可能でした。11月に入ったあたりからチマチマと試しに掘ってみようと思っています。

    10月24日(日)の朝、気温1度(早朝は氷点下1度でした)、畑はこんな感じです。

    霜が降りていて寒いです。菊芋はなんというか、まだまだ倒れない感じです。

    花はちらほら咲いています。

    ↑ この今年植えた菊芋は、非常に成長が遅く、元気がありません。

    うーんやっぱり背が低い。北西の角は特に土が痩せているようで、こんなもんです。

    小さっ!!

    てな感じなわけですが、はいっ、今年も販売しようと思います。(掘っても無かったらヤバい)

    ご希望の方は、菊芋販売のコーナーを見てください。

    今年、畑はほぼ全滅状態でした。この日、ナオヒロくんが頑張って立てたハウスの中で、少しだけ野菜が残っていました。

    ミニトマト。(10/24)
    これは9日前(10/15)のハウス内です。

    これがすごく甘くて実に美味しいトマトでした。そしてこれ。

    とったどー!! 寒いから手袋。

    大根をもらいました。全部大根おろしにして食ってやろうと思います。(笑)

    それから次の写真は10月15日に撮ったものですが、ナオヒロくんが手掛けたサトウキビです。

    北海道でできるとは思わないですが、作っている人はいるようです。もちろん今年は天候が無茶苦茶でしたので、こんな感じに終わってしまいましたが、ナオヒロくんはやたらと「パパイヤ作りたい」とか「マンゴー作りたい」とか、南国のものを作りたがっています。生暖かい目で見守ってあげようと思っています。