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  • 研究所通信v530 ヤーコン2025

    2025.10.10朝6時13分 日が昇ってきた

    今年の畑は気候の関係であれこれ生育が悪かったり、地中の虫に食われたり、鹿に食われまくったり、全体的には悪かったと思います。ナオヒロくんのサツマイモはまあまあ成功、そして私は唯一ヤーコンくらいしかやらなかったわけですが、ナオヒロくんが畑の土をふかふかにしてくれたこともあり一見してうまくいった感じがしました。
    あとは写真で。

    2025.9.18 その畑のヤーコン。育ち中
    2025.9.18 土も耕さず、ただ穴を掘ってぶっ込んだヤーコン実験 

    何もしないヤーコンは成長が遅いです。土もカチカチですし。でも周りの雑草はなんと力強く成長するんでしょうか。

    2025.10.10 そのヤーコンはやはりダメっぽいのでした
    2025.10.10 こっちの方はもっさもさでうまくいっている風味
    2025.10.10 いっちょ掘ってみる
    2025.10.10 うーんできてる。まあまあか
    2025.10.10 ダメっぽい方を掘ってみる
    2025.10.10 ほっそ。やっぱダメ
    2025.10.20 10日後のヤーコン。いい方
    2025.10.20 ダメな方 ゾンビみたいになってます
    2025.10.20 良き方。まずまず
    2025.10.20 このくらい採れました。いいですね。全部ではなく、後日また
    2025.10.20 ダメな方はこれくらい でも生でも食えます
    2025.10.20 この日の朝は0度でした

    そして後日、最後の最後の収穫。

    2025.10.24 いい方のヤーコン。こちらもゾンビとなり収穫時期
    2025.10.24 まいったかこのやろー、と残り全部収穫
    2025.10.24 ほーれ、どや
    2025.10.24 あれ? 大した量はないし大きくもない
    2025.10.25 実をもいだ後の根。ここに翌年の種が潜んでいます
    2025.10.24 で、コンテナの左上、来年の種芋となります

    来年の種になる部分はとりあえず春まで、大きめのプランターに土を入れてそこにぶっ込んで、寒い部屋で寝ていてもらいます。春になったらその根のかたまりを割って、ポットに分けて、芽がでるのを待って、いい感じの時に畑に移植します。来年またヤーコンに挑戦します。

    今年はまあまあでしたが大成功という感じではありませんでした。
    来年大成功になればいいなぁと思います。基本、何もしないで。

    その前に首のヘルニアを治さねば。(安静が必要なのに安静にできない)


  • 研究所通信v522 回顧録 ヤーコン

    2025.8.22 極小カタツムリ

    この通信、畑のネタを1年間も放置し、2年くらい適当に書いてお茶を濁していたのですが、ちゃんやっとかないとあとで苦労するもんだなと思う今日この頃です。

    ヤーコンは2019年に作ってみて大成功を収め、翌年も頑張ろうとその根を土に埋めました。その根は春に引っ張り出して、いくつかに株分けして植えるのですが、土から取り出すときのことを考え、軽く穴を掘ってブルーシートを敷いてその上に土と共に埋めました。

    ひと冬を越して掘り出してみると雪解け水がブルーシートのせいで抜けず、根は水浸しでダメになっていました。

    ヤーコンの種芋は種屋さんでもなかなか販売されません。ヤーコンそのものもスーパーなどでは見かけません。流通量が少なく知名度も低いというのが理由のようですが、以前私が聞いた話では、ヤーコンというのは ピー の関係で ピー なことになっているようで、ピーになりかねないのでなかなか目にしないということでした。ガセかな。
    農家さんが作ったものが、ちらほらと直売所や道の駅や温泉施設等で時々売られています。とっても貴重なので、種芋は速攻で買うようにしています。栄養価や効果については調べてみてください。すんごいですから。

    さて去年の話。2024年春、種芋が手に入ったのでガッツリヤーコンを植えたのです。

    2024.7.22 いきなり7月の写真

    珍しくマルチというビニールを施しました。(雑草防止)
    あとは放置プレイ。

    2024.9.10 スクスク育っています
    2024.9.23 元気です
    2024.10.6 モリゾーのようです。ちょっと1本を
    1本を引っこ抜いてみました。まあまあ大きい芋ができています

    それから3週間ほど放置した10月29日の朝、霜が降りまして、畑へいくと厳しめの寒さの中、謎の生物がボーッと立っているではありませんか。まるで恐怖映画のようです。

    彼らは無抵抗なので恐れることなく引っこ抜いていきました。

    たくさん採れました
    結構でかい 2024.10.29

    このヤーコンの根っこの塊があるんですが、これ、

    なんかグロテスクではありますが、この塊が種芋になるんですよ。これをプランターに入れてひと冬越しまして(8株くらいかな)、寒い部屋に置いておくだけなんですが、春になると掘り出して、この塊を4〜5センチ程度にパキパキと割りまして、使い捨てのビニールのポットに植えておきます。

    ポットは50個くらいになりました。50鉢ですね。

    そうするとじわじわと芽が出てきます。(写真撮っておけばよかった)
    そいつらを畑に移植しました。今年の6月29日。

    この右側に植えまして、割り箸を立てておきました。30株くらい。ここはナオヒロくんがしっかりまともな畑になるように耕してくれました。

    それ以外にも荒地状態のところに適当に移植しまして、こんな感じで伸びてました。

    どこに何があるかわからんけど。これ8月22日。ヤーコン伸びてます。

    この日、まともな畑に植えた方のヤーコンはこう・・・

    えーと右側にヤーコン。左側はナオヒロくんのかぼちゃ。

    ヤーコンのアップ。元気です。 2025.8.22

    それから約1か月後の9月11日はこう。

    順調です 2025.9.11
    カボチャはガンガン伸びてます 2025.9.11

    今年の夏はめちゃくちゃ暑かったせいか葉っぱの色が焼けて見えますね。ヤーコンはまずまずいい色。で、適当に植えたヤーコンはというと・・・

    成長が遅いです。 2025.8.22

    肥料もあげていないし、ただ放置していて、2回くらい雑草を簡単に抜いただけです。やっぱだめか、弱々しい。土が固いんですよね。

    さて収穫時期まではあと3週間くらい。どうなるか楽しみですね。
    また謎の生物を惨殺みたいな感じになるんですかね。


  • v422 ヤーコン埋葬と菊芋埋葬

    11月9日(土)、庭にうっすらと雪が

    周りに建物が建ってしまい、太陽の光が消え、すっかり薄暗くなってしまったマイ庭を活用することにしました。

    ここに菊芋を土付きで埋めておき、いつでも掘り出せるようにしておきます。

    そんな作業を野良猫の「まろっぺ」が、隣の塀の上から見ていました

    こいつは拉致します。そして軟禁します。でないと多分早く死んでしまうでしょうから。

    それはともかく、庭に1×1.5メートルほどの穴を掘り、ブルーシートを仕込みます。

    腰が痛いのよ。

    「まろっち」です。

    のんきじゃのー。猫は。でもきっと寒さで早死にするわ。ちょっと待ってなさいね。

    「まろぴょん」です。

    ていうか、事務所(プレハブ)の中に入っちゃってるし。(笑)

    さ、出かけるぞ。

    大農場では菊芋がすっかり枯れていました。
    北の列は今ひとつの生育

    この日も菊芋を収穫です。

    と、その前に。今年試しで植えたヤーコンがすごく良かったのです。その美味しかったヤーコンの根が6株あり、そこに種芋が複数ずつ付いていました。来年は3〜4倍は作れるかもしれません。20株以上。家で新聞紙に包んで寒い場所に置いておいたのですが、ちょっと心配なのでこの農場に埋めて保存することにしました。

    地面に深めに穴を掘り、ブルーシートを設置。

    この方がおそらくヤーコンは死にましぇん。土をたっぷり目にして埋めます。
    ブルーシートは目印になり、取り出しやすいから。

    土と根(ヤーコンの種芋)を一緒にして埋めます

    誰かを埋葬しているみたいですね。怖い怖い。

    北の列、真ん中より西寄り

    さて、↑ここらへんを殺ってみましょうか。
    ここだけ倒れているのは、鹿の出入りのせいと思われます。足跡があったので。

    ザクザクザク
    このくらい採れました。少ない。でも土が乾いていて採りやすい。

    ついでに西側の、やはり生育の弱い菊芋も掘ってみました。

    おーー、意外にいいかも

    やや見劣りはするものの、結構付けています。

    北と西を1〜2本ずつでこのくらい採れました

    それから菊芋の森に行き、がっぽがっぽと収穫。全部でなんと、なんとなんと、約100キロを収穫!!
    それを車に積んで、家へ帰り、庭まで運びました。

    菊芋埋葬直前
    ドカドカドカ
    こうして埋めて、断熱シートをかぶせる
    一人埋葬
    2人目にかかります
    寄せてパラパラと土をかけ
    埋葬

    アーメン。

    こうして11月9日の土曜日が過ぎて行きました。


  • v419 菊芋の森探検

    11/2

    前回の10/31から10日以上も更新できませんでした。というのも、ずっと菊芋と戯れていたからなんですね。まず11月2日(土)。

    3メートル以上に伸びた菊芋はややぐったりしています。

    ザクザク
    ゴロゴロ

    どんどん採れます。

    もりやまです
    ずるずる

    そして、菊芋の森をちょっと探検してみましょう。

    ざわざわ

    そうだ、この森の中を通過してみよう。

    ざざざ
    ズンズン
    おー、森深い
    深いな
    ああ、向こう側に抜けました。
    また森の中へ突入します
    ううう
    似たような風景です
    もうすぐ向こう側か
    森を抜けたかっ
    出ましたねー

    こうして土曜日は過ぎていきました。

    これでどのくらい?
    9キロか

    この日はヤーコンも収穫。

    誰だこのおっさんはっ
    ヤーコンを採ってやがる
    とったどー、ってやってる
    2株採取

    ヤーコンは1株を越冬実験で残し、今年は終了です。

    ヤーコン
    3キロ。

    菊芋はもっと採りたいのですが、採った後の体制ができていないのです。早くしないと道東の殺人的な冬がやってきます。土がカッチカチに凍って、スコップもクワも入らなくなります。その前に多くを収穫して、保存しなくてはなりません。

    一部はあえて残して越冬実験、そして連作実験もしてみます。

    今年これから採る分はすぐにスライスして、チップスの製造にかからないといけません。そのためには、晴れの日が続くタイミングがベストです。

    雨なら採らない方がいい、でも急激に寒くなって土がカッチカチになったら元も子もないです。大丈夫なのかっ!?

    それと乾燥システムはほぼ出来ているとは言え、干しカゴが10個しかセットできない。それを2倍近くにするための工作用に買った針金(110円)が、腰痛と疲労でほったらかしになっていて、大ピンチ。

    そしてなんと、こんな時に、野良の子猫がわが研究所に猫ドアから入り、すっかり就職に成功状態。冬になれば猫はほぼ100%風邪をひき、寿命が縮む。これはもう家猫にするしかない。そうしたらあと2匹の成猫がわが研究所の周りをうろついてる。

    今年はあと2か月もない。どうなってしまうのかっ。


  • v417 菊芋試し掘り

    前回と同じような写真。10月28日(月)の朝の菊芋。少し枯れてきたかな。

    ちょっとどんなもんか試しに菊芋を1本ぶっこ抜いてみることにしました。畑の東側、この画像の右端のやつを狙います。

    ぶっとい茎が4本出ています
    芋をスコップで真っ二つにすると悲しいので、結構外から掘ります。

    とても引き抜けないほどガッチリと生えています。

    葉っぱ邪魔なので、枝を外し、茎を折る
    絵画のような、映画のワンシーンのような写真になりました。茎と葉を横にぶん投げ。気温0度。
    2019年、初菊芋の出

    ちらっと芋が見えました。どうなんだろ。

    うわー、きゃー、こわー

    なんかすごくね。

    ひと株だよーこれ。でも茎は4本あったなー。まあ1か所からこれくらい採れました。

    猫2匹分はあるなぁ、重さ。8キロくらい? ちょっと計るの面倒で測ってないけど。試しだし。

    この日はヤーコンも1株掘りました。

    手前がヤーコン
    午前7時で0度です

    いや、寒いんです。寒いんですが、こういう作業すると汗かくくらい、全然寒くなくなっちゃう。

    この後、外の水道の水で、これらをじゃぶじゃぶ洗うわけですよ。
    「さすがに水は嫌だなー」
    って思うわけですよ。
    「せめてお湯にならないかなぁ」
    って思っても、なるわきゃないんですよ。

    で、やっぱ嫌なわけですよ。
    でもすんげー採れたのでテンション上がって、ウッホウッホ言ってゴリラ洗い。
    ウホーウホー、キャッキャッ!!

    バチャバチャ、キャッキャッ!! つめたーいっ!!
    バチャバチャ、キャッキャッ!! あはははは!!

    ジャーン

    まあまあ、よろしいんじゃないでしょうか。

    今年はこの菊芋の販売を考えています。なんだかんだと金かかるのじゃし。許してね。
    販売まではあともう少しです。