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  • v418 乾燥システム構築

    ちょっとキングジョーな菊芋

    今年も菊芋の大量乾燥に挑まなければなりません。去年は段ボールで側を作り、焼肉の網を10枚仕込める装置を作り、消費電力弱めの「靴乾燥機」を利用し、まずまずの成果をあげました。ただ、晴れた日がかなり少なかったため、天日干しがあまりできなかったのでした。

    やはり基本は天日干しであって、それを補完して乾燥機にかける必要があると思っています。今年は去年ほど雨だらけではあるまい、と思って、天日干しに重きを置いています。でも日陰なんだなうちは。でも仕方がない。出来るだけ外で乾燥させます。

    ということは、急な天候の異変があっても、すぐ室内に取り込めて、そのまま乾燥できるようにしないといけません。

    焼肉の網に乗せた形では、天日干しの時に風で飛んだり、運ぶ時にこぼれたりして、不安定でした。だから野菜干しネット(干しカゴ)をそのまま移動できるように、サイズの大きい乾燥機が必要と考えました。

    しかしですね、部屋が狭いのです。どうやって構築するか考えました。そして予算も厳しいのです。こうなりました。

    下に布団乾燥機。リサイクルショツプで600円でした。

    側はチャック付きのビニール1400円、支柱190cmと175cmと90cmを複数組み合わせ固定金具と合わせて2000円弱。干しカゴは100圴で150円のものを夏場にちまちまと買い揃えていました。多分6000円は飛んでしまいました。

    ビニールをコの字にカットして穴を開けました。

    去年水蒸気を抜く排気口問題が勃発したのを思い出し、上部の横1か所に、切り込みを入れて排気口を作りました。

    下からの暖かい空気が上にたまり、じわじわと水蒸気とともに抜けていくわけですよ。暖かい空気は抜けきらず下の方まで暖まる予定です。そしてこれが部屋の暖房を兼ねるということになれば一石二鳥なわけです。

    秋の氷点下5〜6度であれば、この一石二鳥暖房で何とかなるかもしれません。

    全体、こんな感じです。

    画像左側にコンピュータがあり、この乾燥システムの前に座って、コンピュータの前で菊芋をスライスしたり、キーボードに何かしらこぼしたりしながら、この秋は過ぎていく予定です。


  • v417 菊芋試し掘り

    前回と同じような写真。10月28日(月)の朝の菊芋。少し枯れてきたかな。

    ちょっとどんなもんか試しに菊芋を1本ぶっこ抜いてみることにしました。畑の東側、この画像の右端のやつを狙います。

    ぶっとい茎が4本出ています
    芋をスコップで真っ二つにすると悲しいので、結構外から掘ります。

    とても引き抜けないほどガッチリと生えています。

    葉っぱ邪魔なので、枝を外し、茎を折る
    絵画のような、映画のワンシーンのような写真になりました。茎と葉を横にぶん投げ。気温0度。
    2019年、初菊芋の出

    ちらっと芋が見えました。どうなんだろ。

    うわー、きゃー、こわー

    なんかすごくね。

    ひと株だよーこれ。でも茎は4本あったなー。まあ1か所からこれくらい採れました。

    猫2匹分はあるなぁ、重さ。8キロくらい? ちょっと計るの面倒で測ってないけど。試しだし。

    この日はヤーコンも1株掘りました。

    手前がヤーコン
    午前7時で0度です

    いや、寒いんです。寒いんですが、こういう作業すると汗かくくらい、全然寒くなくなっちゃう。

    この後、外の水道の水で、これらをじゃぶじゃぶ洗うわけですよ。
    「さすがに水は嫌だなー」
    って思うわけですよ。
    「せめてお湯にならないかなぁ」
    って思っても、なるわきゃないんですよ。

    で、やっぱ嫌なわけですよ。
    でもすんげー採れたのでテンション上がって、ウッホウッホ言ってゴリラ洗い。
    ウホーウホー、キャッキャッ!!

    バチャバチャ、キャッキャッ!! つめたーいっ!!
    バチャバチャ、キャッキャッ!! あはははは!!

    ジャーン

    まあまあ、よろしいんじゃないでしょうか。

    今年はこの菊芋の販売を考えています。なんだかんだと金かかるのじゃし。許してね。
    販売まではあともう少しです。


  • v416 ヤーコン2本収穫

    霜が降りた10月25日(金)の朝の風景

    やばいっす。寒いっす。でも菊芋が枯れないんす。菊芋の収穫は枯れてから。

    気温1度

    この日はヤーコンを採りに来たのです。14日に試しに1本掘ったら、まずまずの出来。ていうかもっと大きくなりそうな予感がしたので、10日ばかり放置して、この日2本を掘りました。(全部で8本植えて、この日で3本収穫)

    なんか別の惑星のよう

    さて、スコップを入れますか。

    ザクッ
    ズリズリ
    とったどー
    ザクザク
    こんな感じ
    とったどー

    ヤーコンは収穫しやすい。そして、でかいかもー!!

    あと5株あります
    2株分のヤーコン。右は種芋となる部分。来年これを植える。
    洗うとこんなに白い

    食感はまるでダイコンのようにシャキシャキして、甘みがあり、生でサラダで食えます。ドレッシングはとりあえずなんでもいいというか、何がベストかわかりません。
    そしてヤーコンは長持ちしないと思われ、食べたい時に掘って食べるのがいいのかな、と思いますが、氷点下になると土がカッチカチになってスコップも刺さらないので、タイミングが難しいところです。ひょっとしたら越冬させても食べれるのかもしれないので、その実験もやってみようかと思っています。

    鹿の足跡だらけでした

    この日(10/25)は、土に鹿の足跡がボコボコと付いていました。このヤーコンエリアには獣害対策はしていません。

    獣害対策の超音波発生器

    もう鹿ちゃんもキツネちゃんもクマちゃんも、ここには食べるものがほとんどないので、獣避けの超音波発生器は撤去しました。来年また使いますが、効果は完璧ではありませんでした。

    この日の菊芋

    さて、この日、ナオヒロくんも一緒に来て、ナオヒロくんはこんなことをしてました。

    なんかやってます
    五体投地でしょうか
    五体投地でしょうか
    五体投地でしょうか
    五体投地でしょうか

    いや、五体投地ではありません。ニンニクを植えているのです。こうして秋に仕込んでおいたら、春からスクスク育つそうです。過酷な自然環境に耐えるニンニクはすごいですね。
    あ、いや、植物は全部すごいわ。


  • v415 にんじん

    10/23(水)の朝

    マシなニンジンを選んで写真に撮って、最初に表示すると、全部がよくできたように見えるマジック。実はしょぼしょぼなんすよ、予想通り。

    間引きがイヤで種を一粒ずつ植えました。
    雑草取りが面倒なので、ニンジンを中心に15センチほどの範囲にマルチをかけました。
    ここさえ頑張れば、あとはただ寝て待つだけ、という目論見でした。

    しかし、その作業そのものが非常に厳しく、ニンジンのすごく細かい種を一粒掴むだけでもイライラし、10か所も植えたら腰が痛くなり、種の数は1000粒以上あると思われ、途方にくれながら500粒くらいをセットしたのです。

    その後もニンジンの周囲15センチの外では、強力な雑草があっという間に日陰を作るほどに伸びるため手でぶちぶちとゴリラ抜き。種に近いところからも雑草が生えるため、ちまちまと抜く。

    そしてなぜか発育が遅い。大きくなってきたと思ったら、葉っぱが鹿に食われた。
    最初から最後まで全然ラクじゃなかった。

    いよいよ収穫です。

    うーん、しょぼい感じ。
    「しゅうかくっ!!」

    うーん、微妙。

    葉っぱ食われてるなぁ。
    「しゅうかくっ!!」

    うーん、まあまあか・・・。

    さ、これを抜くぞっ!!
    しょぼっ
    こっちのは珍しく葉っぱが残っていて大きいぞ。
    ぐぐぐぐ
    しょぼ

    しょぼいんだわっ。

    そして芸術ニンジン

    500粒は蒔いた種。超しょぼいのを含めて採れたのは約300本。

    なんだかんだこのくらいは採れましたが、苦労の割にはしょぼ過ぎました。でも味が濃くて、すごく体に良さそうな気がして、来年はどうしようか悩んでいるところです。種が余っているのです。発芽率は下がるでしょうが、撒いておけば芽は出るし、出たら間引きも雑草取りも必要になる。

    いやー困った。


  • v414 ヤーコン

    後ろに菊芋の森があります。その手前に植えたヤーコンが、この日(10/14月)、霜が降りたようで葉っぱが全部枯れて茶色くしおれていました。

    でも葉っぱが鹿に食われてなくて良かった。菊芋もヤーコンもその心配がないということだけはわかりました。自然に枯れて、収穫時期ということだと思います。なんてラクできるんだ。

    ニンジンなんて手間かけて汗水垂らして、鹿に葉っぱ食われて、鹿が喜ぶって、ああ、鹿さんに良いことしてるって思えばいいか。(でも去年は食われてなかったなぁ、そういえば。本当に鹿なのだろうか…)

    でもこのヤーコン、茎がすごく丈夫でカッチカチに固くて、なんとなく元気。試しに1本だけ引っこ抜いてみようとすると、土がカッチカチで(ここの土の特徴です)引き抜けない。スコップでまるっと掘り起こしてみることにしました。

    スコップを入れる

    片側だけではダメで、丸く四方八方からスコップを入れてグイッとあげてみました。

    メリメリメリメリ
    どうだこのやろーと首根っ子を押さえる

    これはどうなんだ。早いのか? まだ早いのか?
    でかいのか小さいのかよくわからない。
    ええーいっ

    とったどー

    ぐはははは

    なんかいい感じじゃね?

    でももっとでかくなりそうな予感。
    ということで、8本あるうちの1本だけを採って、帰宅しました。

    そして水洗いして、早速ポテトサラダを作ってその中に生のヤーコンを入れてみました。シャキシャキとして美味いのでした。

    とにかく瑞々しい。水分がすごい。ということはこれ、足が早そうで、とっとと食べきらないといけなさそう。たまたまやってきた人間(うちに来るなんて人は珍しい)がいて、2つほどあげました。

    ウッホッホーと持ち帰ってくれました。

    あ、写真撮り忘れたー。

    次の収穫を待て。

    時期がピッタリ菊芋とかぶりそう。