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  • v415 にんじん

    10/23(水)の朝

    マシなニンジンを選んで写真に撮って、最初に表示すると、全部がよくできたように見えるマジック。実はしょぼしょぼなんすよ、予想通り。

    間引きがイヤで種を一粒ずつ植えました。
    雑草取りが面倒なので、ニンジンを中心に15センチほどの範囲にマルチをかけました。
    ここさえ頑張れば、あとはただ寝て待つだけ、という目論見でした。

    しかし、その作業そのものが非常に厳しく、ニンジンのすごく細かい種を一粒掴むだけでもイライラし、10か所も植えたら腰が痛くなり、種の数は1000粒以上あると思われ、途方にくれながら500粒くらいをセットしたのです。

    その後もニンジンの周囲15センチの外では、強力な雑草があっという間に日陰を作るほどに伸びるため手でぶちぶちとゴリラ抜き。種に近いところからも雑草が生えるため、ちまちまと抜く。

    そしてなぜか発育が遅い。大きくなってきたと思ったら、葉っぱが鹿に食われた。
    最初から最後まで全然ラクじゃなかった。

    いよいよ収穫です。

    うーん、しょぼい感じ。
    「しゅうかくっ!!」

    うーん、微妙。

    葉っぱ食われてるなぁ。
    「しゅうかくっ!!」

    うーん、まあまあか・・・。

    さ、これを抜くぞっ!!
    しょぼっ
    こっちのは珍しく葉っぱが残っていて大きいぞ。
    ぐぐぐぐ
    しょぼ

    しょぼいんだわっ。

    そして芸術ニンジン

    500粒は蒔いた種。超しょぼいのを含めて採れたのは約300本。

    なんだかんだこのくらいは採れましたが、苦労の割にはしょぼ過ぎました。でも味が濃くて、すごく体に良さそうな気がして、来年はどうしようか悩んでいるところです。種が余っているのです。発芽率は下がるでしょうが、撒いておけば芽は出るし、出たら間引きも雑草取りも必要になる。

    いやー困った。


  • v414 ヤーコン

    後ろに菊芋の森があります。その手前に植えたヤーコンが、この日(10/14月)、霜が降りたようで葉っぱが全部枯れて茶色くしおれていました。

    でも葉っぱが鹿に食われてなくて良かった。菊芋もヤーコンもその心配がないということだけはわかりました。自然に枯れて、収穫時期ということだと思います。なんてラクできるんだ。

    ニンジンなんて手間かけて汗水垂らして、鹿に葉っぱ食われて、鹿が喜ぶって、ああ、鹿さんに良いことしてるって思えばいいか。(でも去年は食われてなかったなぁ、そういえば。本当に鹿なのだろうか…)

    でもこのヤーコン、茎がすごく丈夫でカッチカチに固くて、なんとなく元気。試しに1本だけ引っこ抜いてみようとすると、土がカッチカチで(ここの土の特徴です)引き抜けない。スコップでまるっと掘り起こしてみることにしました。

    スコップを入れる

    片側だけではダメで、丸く四方八方からスコップを入れてグイッとあげてみました。

    メリメリメリメリ
    どうだこのやろーと首根っ子を押さえる

    これはどうなんだ。早いのか? まだ早いのか?
    でかいのか小さいのかよくわからない。
    ええーいっ

    とったどー

    ぐはははは

    なんかいい感じじゃね?

    でももっとでかくなりそうな予感。
    ということで、8本あるうちの1本だけを採って、帰宅しました。

    そして水洗いして、早速ポテトサラダを作ってその中に生のヤーコンを入れてみました。シャキシャキとして美味いのでした。

    とにかく瑞々しい。水分がすごい。ということはこれ、足が早そうで、とっとと食べきらないといけなさそう。たまたまやってきた人間(うちに来るなんて人は珍しい)がいて、2つほどあげました。

    ウッホッホーと持ち帰ってくれました。

    あ、写真撮り忘れたー。

    次の収穫を待て。

    時期がピッタリ菊芋とかぶりそう。


  • v355 菊芋全収穫

    ■菊芋全収穫

    残されていた菊芋12本分

    11月2日(金)早朝、残っている菊芋を全収穫することにしました。いつ雪が降ってくるかわからないからです。

    成長しなかった菊芋くんが6人、それ以外の12人を惨殺、いや収穫しました。ご覧の通りです。

    4人を滅多斬り
    通路脇のヤツをひと思いに。
    草むらの中に隠れたいたヤツを闇討ち。草ボーボーでも芋はできています。
    こいつもっ

    まあ全部の写真はありません。時間もなかったし。こうして収穫した菊芋は、スライスして天日干しにするのですが、この量をスライスするととんでもない量になってしまいます。

    しかも相変わらず天気が不安定で、晴れていても急に雨が降ったり、そもそも我が家の庭は、周辺に建ってしまった背の高い家に囲まれるように陰になって、ろくに日が当たりません。

    どうしたものか。うーん。

    あ、そうだっ、キラリーンっ!!  (続く)


  • v354 恐怖ニンジンジュース

    ■恐怖ニンジンジュース

    ニンジンジュース

    もったいないもったいないと言って、間引きニンジンを移植をした結果、その移植ニンジンのほとんどがグロい形状に成長してしまったために、近所にもお裾分けできず、大量に保管することとなりました。
    (まともなニンジンは一定量、レストランなどで使ってもらえました。一応良かった)

    ニンジン

    見れば見るほど震撼する恐怖ニンジンが、この写真の他にもあり、さらに地中にまだこの3倍くらいの量が埋まっています。ニンゲンでいえば1人分くらいの重さ、全部で少なくとも50kgはクダラないであろうこのクダラないニンジン。処理に困りました。ウチに馬がいてくれればなぁ。

    料理にいくら使っても減りません。そこで、毎日ジュースにして飲めばかなり減らせるだろうと、ミキサーを泣く泣く購入。早速、ジュースを作ってみました。

    ニンジンを入れて、そこに水を加えるのですが、同じくらいの量の水を加えても超濃厚なのです。ゲル状のぬるいスムージーのようになり、スプーンで食べるような感じになります。これね。

    ニンジンジュース
    我が事務所に普通のコップがなく、仕方なくコーヒーカップで。

    一応、そこそこ美味いです。ニンジン100%でも美味いですが、リンゴを混ぜたり、ハチミツを混ぜるとより美味しくなりました。

    しかし濃い。普通に健康的に飲むのであれば、水の量は多めにしないと毎日は辛い。水を増やせば消費するニンジンの量が減り、いつまでもいつまでも恐怖ニンジンはなかなか減りません。

    ニンジン

    怖いですねー。このニンジンをカットします。厚く剥くので量は減らせます。

    ニンジン

    ほら、食い物に変わりました。細かくカットします。

    ニンジン

    このくらい細かくしないとミキサーが苦しみます。これをミキサーの器に投入。

    ニンジン

    ニンジンに水を入れ、ハチミツ(100均でゲット)を適当に入れました。

    ニンジンジュース

    ミキサーにセット。ゥレディ・・・・・スイッチオン!!
    グォーンギャギャギャギャー!! ギャギャギャギャー!! で完成です。
    水まだ足りなかった。ドロドロ。次はもっと水を増やします。

    まあ、これを毎日毎日飲むことになります。贅沢といえば贅沢なんですかねぇ。決してまずくはない。いや美味い。
    ただ、ニンジンジュースばっかりはさすがに辛いので、バナナリンゴハチミツジュースも作ってみたところ、

    「あー、美味い美味い、美味すぎるぜー」

    と、とにかく甘みとフルーツ感のある方が断然美味いのでした。いやニンジンジュースもなかなかいい味なのですが、そのうちきっと飽きる。すでに飽き気味。

    肌の色がニンジン色になっている人を見たら私と思ってください。

    来年はきちんと種を蒔こうと思いました。
    終わり。


  • v353 菊芋すごいぜ

    ■菊芋すごいぜ

    菊芋が猫を救う日も近い。このうるちゃ君は糖尿ではないと思う。

    猫なのにイヌリンで救う。
    糖尿病に有効とされるイヌリンを多分に含む菊芋の天日干し。人間にもペットにも有効らしい。
    犬はネコリンで救いたいところだが、じゃあウサギは何リンで救えば良いのか。
    ・・・イヌリンでいいじゃん。(最初からどうでもいい話に)

    10月21日、いよいよ菊芋を大収穫してしまおうと畑へ向かいました。

    菊芋君は私の失敗しない分離移植手術によって、34人に増え、先日一人から菊芋をゲットしました。それは天日干しにしていますが、晴れ間が少ない上に、我が家は日陰なので、ほとんど満足に干すことはできません。仕方なしに室内の窓際に吊るしています。

    今回は畑の奥の方から収穫することにしました。

    菊芋

    こちらに20人弱の菊芋さんたちが集まっています。最初にBのエリアの菊芋を掘ります。ここは当初アリですごいことになっていましたが、わさびとニンニク入りの木酢液を振りまいたところ、見事にアリは退散してくれました。

    菊芋

    EM菌培養の薄め液を来るたびに少しずつ投与しました。肥料はそれだけです。雑草は時々手で抜きました。というか本来というか、菊芋自体がまるで雑草扱いなのが現実でして、道端に生えていることに最近気づきました。非常に強い植物です。

    このA,Bエリアの菊芋は2メートルというところで、普通に3メートル4メートルになるので、小さい方です。芽のある部分を切り分けて植えたので、成長力が少しだけ弱いのかも知れませんが、その割にはまずまず育ったと思います。多年草なので、放っておけば翌年はもっと大きく成長するかも知れません。

    で、上の写真は「うおおおーっ」と引き抜いた時のものです。もう少し見やすい写真がこれ。

    菊芋

    結構付いてますよ。さらに周囲を掘ると、意外に離れたところまで伸びていて、大外からスコップを差し込んだつもりが、菊芋を真っ二つに割るという悲しい失敗を数度してしまいました。いやー、進出力がすごい。

    菊芋

    これは別の菊芋君ですが、まあ一株でこのくらいが引き抜かれて、土の中にゴロゴロと残っているパターンです。

    菊芋

    こんな感じで9人を惨殺、いや、収穫すると、持ってきたダンボールにいっぱいになってしまいました。
    小粒な芋はここには入れてません。

    菊芋

    軽く100個はあります。ヤバイっす。この後のスライスして天日干しなど、ちょっと処理しきれない。
    34人のうち、6人はほとんど成長せず(1メートルに満たない)、この日収穫されたのが9人なので、残りは19人。なんとまだ19人もいる。なかなか大量ではないですか。このダンボールにあと2箱は期待できるわけです。
    300〜400個は収穫できる。

    ということでこの日はここで終了。

    思ったよりも多いのと、小粒の菊芋は来年の種芋にしようと思い立ち、一定の大きさ以下のものを土に埋めてみました。ホイッ。あとで掘り起こしてどこかに保存するか、このまま保存するか、芽が出ないとも限らず、よくわからないのでとりあえず埋めます。

    菊芋

    そして土をかけて・・・

    菊芋

    この細い支柱をいっぱい立てて囲んだところに埋めました。ここには来春ロータリーをかける予定なので、あとで掘り起こして、菊芋畑にする予定のエリアにぶっ込みます。それ以降はそのまま放置、間伐的に収穫すれば放ったらかしで毎年毎年、収穫が見込めると思います。まさに自然農法の極み。しかも猫も救われる。

    翌22日、天日干しのスペースが少ない上、曇り空という不幸な環境下で、とりあえず10個を水で洗い落としました。

    菊芋

    グロいですね。こいつらをスライスします。前回の実験で、5ミリにスライスなど、スライスでもないので、2ミリ程度を意識してカットしましたが、今回は1ミリ厚にします。包丁でショキッ、ショキッと切っていきます。

    菊芋

    増えていく感じ。(笑)
    5個を包丁でカットした後、ふと、こんなものを持ってきてしまいました。

    菊芋

    タラララッタラー♪ 出ました、スライサーっ!! (ドラえもん風)
    間違って指を削ぐと大変ですから、注意しながらスライスしてみました。

    菊芋

    右のガラスボウルの外にあるのが手でカットした菊芋で、ボウルの中にあるのがスライサーでカットしたものになります。スライサーはおおむね0.5〜1ミリというところで、とても薄いです。この方が早く干せるはずです。

    菊芋

    これが薄い方、5個分。

    菊芋

    こっちが手切りの厚めの方、5個分。
    天気はイマイチ、陽は射さず、室内で自然乾燥させます。

    ところで前回厚くスライスした菊芋の天日干し状況はというと、こうなっています。

    菊芋

    なんか見た目は私の嫌いなシイタケのようになっていて、どこまでもグロい奴らなのでした。

    しかしまあなんですねぇ、まだ90個以上はダンボールに入ってる状態で、さらにこの2倍強の菊芋がまだ畑に生存中です。処理しきれない予感。

    うれしい悲鳴でした。