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  • v314 大規模「家庭菜園」 カボチャ(成功)

    ■大規模「家庭菜園」 カボチャ(成功)

    バッタ、キリギリス
    バッタくんも元気です。キリギリスですね。

    今回、ナオヒロくんの作物はなかなか良く出来ていました。じゃがいもをはじめ、マメ、ダイコン、ニンジン、カブ、オクラなど、闇の大王に無理矢理作らされた作物もよく出来ていました。そして一番のメインはカボチャでした。ナオヒロくんが作りたかったのはこのカボチャなのですっ。

    抜かりなく、家で100単位の苗を育て、土に肥料を入れて耕し、マルチをして万全の体制でした。そして普通ではこんなに株間を詰めないらしいのですが、それを承知で、どんどん苗を移植していました。

    カボチャ
    マルチをして万全(6/21)
    カボチャ
    上の写真とは別の場所。マルチはせず(7/1)
    カボチャ
    これも別の場所(7/1)

    まともに買うと高価な「クリ将軍」の種を人脈でタダで手に入れたようです。それと「クリゆたか」という品種。いろいろとこだわりがあるようでした。

    カボチャ
    周囲の雑草も伸びてきます(7/5)

    当初から草地に植えるメリットをナオヒロくんは力説していました。ツルが草地に伸びることで、実が日焼けせず、いい状態で収穫できるとのことでした。
    ナオヒロくんはどんどん拡張を続けました。

    カボチャ
    すごくよく育っているカボチャのさらに奥(赤い矢印)を耕していました。(7/13)
    カボチャ
    こんな感じ。草の根も張って、大変だったようです(7/13)

    そうしてカボチャの恐竜のようになって行く中で、周囲の草を一度刈りました。やっぱうざったくなったのでしょうか。(笑)

    カボチャ
    周辺スッキリ。うーんマンダム(ふるっ)(7/18)
    カボチャ
    後で植えたカボチャもじわじわ育つ(7/18)

    どれも順調です。

    カボチャ
    周囲に伸びるカボチャ。しかしやっぱり広いなー(7/20)

    そしてまた周辺の草が伸びてきます。

    カボチャ
    手入れするナオヒロくん。基本は放置(7/27)
    カボチャ
    もちろん無農薬。順調(7/27)
    カボチャ
    そして実が付き始めていました(7/27)

    あとはとにかくただただ放置です。

    カボチャ
    周囲の草も伸びてきた(8/13)

    ナオヒロくんは、農家さんでアルバイトをしながらやっているので、タマネギの収穫期などと重なり、こちらの畑にはそうそう来れません。それを見越して、放置OKのカボチャなのでした。
    そして私の方は、ほとんどの作物は失敗し、忙しい日々の中で、8月末からは畑にしばらく行けませんでした。一気に1か月以上経ち、私の知らないうちに、カボチャは収穫されていました。

    カボチャ
    ほとんど収穫が終わっていました(9/23)
    カボチャ
    それでもまだ少し実は付いていた(9/23)

    味の方はというと、これが東京の吉祥寺で「北見展」というのがあり、そこで一部ですが使ってもらうことにしました。知り合いというか、後輩が頑張って主催しています。

    出来はいいそうです。(ナオヒロ談)
    マズいワケがないね。
    一応、宣伝っぽくなりますが、地元に貢献という意味で、チラシ載っけます。行ける方は行ってみてください。カボチャは「カボチャ団子」にする予定だとか。7日(なんと明日)からですが、7日に間に合うかどうかのギリギリのところでして、8日と9日には食べられるそうです。

    チラシ
    もう終了しています・・

  • v313 大規模「家庭菜園」 ズッキーニ

    ■大規模「家庭菜園」 ズッキーニ

    ズッキーニ
    ズッキーニは大成功(2017/27)

    私の「放ったらかし何にもしない農法」は、一部、何かをしてしまったことで、いろいろと謎に包まれてしまいました。ズッキーニがそれです。ズッキーニ以外はほとんど失敗しているので、現在、何もしないで成功させるコツを知らない状況なのであります。

    ズッキーニとカボチャに関しては、マルチといって、土にビニールをかけました。しかも小さいスコップで2~3杯の腐葉土を土に混ぜたのです。何という手間をかけてしまったのでしょう。
    さらには、種を植えて芽が出て間もなく、0度近い寒さに襲われ、寒さから少しでも守るためにケースをかぶせたりもしました。手間をかけすぎですね。

    ズッキーニの場合は、畑のコーナーに9か所、盛り土して種を仕込み、マルチしました。畑のセンターにも10か所、同様に盛り土をして種を仕込み、確か2~3か所マルチしました。準備したビニールが途中で切れてしまい、面倒になったのです。
    しかも腐葉土を混ぜたものと混ぜなかったものとが混在することになりました。腐葉土が途中で切れたからです。何とも中途半端なセンターの10か所のズッキーニ。

    そしていくつかはアリに殺られました。コーナーで1株、センターで2株死んでしまいました。マルチにアリが寄って来やすいようにも見え、土を盛ったところにも来やすいようにも見え、もともと近くに巣があったようにも見え、結局何から何まで、よく分かりません。

    それでも全部はやられないのだから、わざわざ薬で殺すこともないなと、結果的に思いました。アリがいっぱいいるのはイヤなものですが、何かワケがあっていると思うので、来年からは寛容な心で畑を作ろうと思います。

    アリくん、好きにしていいぜ。(笑)

    ズッキーニ
    畑のコーナーに、L字型に9株(5/31)

    このL字の角あたりから撮った写真が次の写真で・・・

    ズッキーニ
    黄色で囲ったところが畑のセンターのズッキーニの場所。
    手前は、寒さ除けのケースの上にキツネにウンコされたコーナーのズッキーニ(6/15)

    畑の中央に作ったズッキーニは成長が遅く、コーナーに作ったズッキーニは育ちが良いのでした。これがマルチと腐葉土のせいなのかは分かりません。センターのいくつかは同様にマルチと腐葉土が入っており、それでも成長が遅かったのです。
    土の質が微妙に違うのかも知れない。
    しかし、コーナー近くのカボチャは、マルチと腐葉土を施したにもかかわらず成長しなかったのでワケが分かりません。(まあ、カボチャだからなのかなぁ)

    ズッキーニ
    コーナーのズッキーニ。花が咲いています(7/5)

    そして4日後。

    ズッキーニ
    実が付き始め(7/9)

    さらに4日後。

    ズッキーニ
    実はまだ小さく、新たに派手な花が複数(7/13)

    一方、センターのズッキーニはというと。

    ズッキーニ
    成長が遅く弱々しい。こちらも雑草は伸び放題。(7/13)

    どれもこれも成長が遅いのです。マルチの有無も、腐葉土の有無も関係なく、全体に弱い。やはりここの土との相性が悪いのかも知れません。陽当たりは良いのだから。
    5日後のコーナーのズッキーニ。

    ズッキーニ
    頑張るコーナーのズッキーニ(7/18)
    ズッキーニ
    コーナーのはどれも元気(7/18)

    周辺に雑草があっても、株のまわりはマルチに守られており、雑草と共生しているとは言い難い。そして2日後、初収穫。(コーナーのズッキーニ)

    ズッキーニ
    とったどー。美味しかったどー。(7/20)

    そして3日後・・・

    ズッキーニ

    ズッキーニ
    またとったどー(7/23) これもコーナーのヤツ

    あ、あっちもこっちも・・・

    ズッキーニ
    とったどとったどとったどとったどー(7/23)

    4日後。どれもコーナーのヤツ。

    ズッキーニ
    黄色もとったどー、これは透明マルチ(7/27)
    ズッキーニ
    どんどん(7/27)

    あっちにもこっちにも実を付けていきました。
    センターのズッキーニは元気はなかったものの、死んでもいなかったので、実を付けていました。いつも元気がなくて雑草まみれにしていたこともあって、写真もほとんど撮っていないのでした。いやー失敗失敗。もっと撮っておけば良かった。

    黄色と緑のズッキーニを交互に、センターにもコーナーにも同様にしたため、収穫したズッキーニは「とったどー用」に写真は撮ってありますが、全部を撮ったわけでもなく、どれがどこで穫れたのかさっぱり分からなくなってしまいました。ただ、センターで穫れたズッキーニはあまり大きくないものばかりでした。

    ズッキーニ
    次から次に。(8/6)
    ズッキーニ
    8/13
    ズッキーニとマメ
    豆もついでに収穫 8/18

    どんどん穫れました。下の2つもコーナーの黄色ズッキーニ。(オレンジっぽいですが黄色です)

    ズッキーニ
    しばらく畑に行けてなかったらでっかくなっていた(9/10)
    ズッキーニ
    これも(9/10)

    8月末に初めて痛風の発作を経験し、苦しんでいる間も、ズッキーニは育っていました。

    ズッキーニ
    2本とも40cmくらい(9/10)

    そうして毎日ズッキーニを食し、私の体の半分はズッキーニで構成されたのでした。(ウソ)
    どうやらズッキーニは、この角地に適性があるようです。来年はマルチ無し、肥料無しも試してみようかな。(失敗するんじゃね?)
    今回のは固定種ではなかったので、来年は固定種で。(失敗するともったいなくね?)
    そしてとことん、自然に任せよう。

    とは思うものの、ちょっとした欲望が実験を台無しにするのか…。
    やはり、収穫物は欲しいですからね。全部失敗は悲しいし…。


  • v312 大規模「家庭菜園」 じゃがいも2

    ■大規模「家庭菜園」 じゃがいも2

    じゃがいも
    春先の新芽(2017/6/10)

    私の作った放置じゃがいもはあまりにも適当過ぎましたが、ナオヒロくんのじゃがいも作りは圧巻でした。上の写真から10日ほどで次のようになり、

    じゃがいも
    もっさり(6/21)

    さらに10日後にはこう・・・

    じゃがいも
    とっても元気(7/1)

    そしてこのわずか2日後…

    じゃがいも
    土寄せの跡(7/3)

    土寄せが始まりました。この土を削って根元に盛る作業は、想像以上の重労働だったそうで、もう来年はこんなには作らないぞ、と無理矢理種芋を追加され、重労働が倍増した原因である「闇の大王」に怒りをぶつけていました。(笑)

    2週間ほどすると花が咲いていましたが、「鹿に花を食われた」と、いまひとつ謎な現象により、鹿除けのナイロンテープを張りました。予算がないのでこれが限界です。

    じゃがいも
    山側に簡易鹿除けを張る(7/18)

    それから約10日後、元気な緑だったのが、やや枯れてきました。

    じゃがいも
    やや変色(7/27)

    そして間もなく、部分的に枯れてきた株のじゃがいもを掘り始めました。この時に食べたじゃがいもが、何ともコクがあって、べらぼうに美味かったのです。「闇の大王」も知り合いの農家さんのものより断然うまかった、と絶賛していました。

    じゃがいも
    掘るナオヒロくん(7/30)

    地面はカッチカチに固まっています。固いのです。雨が降るとドロドロになるため、その時期にじゃがいもが太り、晴れると万力で締め付けたようになる。これが味を出しているのかも知れない、と我々は雑談しました。
    前号で書いたように、じゃがいもを掘る時はピーカンがベスト。

    じゃがいも
    8/18の金曜日の早7時半ころ

    写真の奥の方の左側と手前を残し、収穫されていました。私は土日か早朝しか動けないため、手伝っていません。そして8月20日の日曜日に晴れて、手伝うことが出来ました。土が固くてかなり力が必要でした。

    じゃがいも
    掘るナオヒロくん(8/20)

    最後のウネに取りかかるナオヒロくん。やはり地面がカッチカチで、掘るのは大変です。この日は「闇の大王」も来ていて、地面が固くて厳しいと嘆いていました。

    じゃがいも
    掘るナオヒロくんと、奥に「闇の大王」(8/20)

    じゃがいも

    じゃがいも

    じゃがいも

    収穫したじゃがいもはコンテナに詰め、一輪車で50メートル先のハウスの近くまで運びます。

    じゃがいも
    この日は、このコンテナで5個ほど(8/20)

    かなり重い。しかし予想したよりは少ない感じがしました。

    じゃがいも
    紫のじゃがいもも少しだけナオヒロくんは作っていました(8/20)

    ピニールハウスの前の広い地面に、枯れ草を敷いて、そこにじゃがいもをぶちまけて、大きさ別に選り分けていきました。

    じゃがいも
    全部でこのくらい(8/20)

    大きなものは割合少なく、5~7cmくらいの大きさが大半でした。中学生と呼ぶことにしました。小学生も結構あり、やはりここの土が締め付けて大きくなりにくいのだろうと思いました。売り物としては厳しい感じでした。味は良いです。
    3~4時間ほど天日に干して、家に持ち帰り、お裾分けに奔走しました。

    全体を見た時、思ったよりは少なく、もし利益を得たいのであれば、やっぱり機械化・大規模化しないとダメなんだろうかと感じました。
    じゃがいもって機械化すると、「種まき機、土寄せ機、虫除け(農薬)、雑草対策(農薬)、芋掘り機、運搬車、格納庫」と、ハンパなくお金がかかるんです。しかも気候に左右されるわけで、農家のリスクが大き過ぎるんですよね。
    作る作物によってはまた別の機械が必要ですし。
    なんとなく、効率だけ考えた単一栽培にこそ落とし穴があるのではないかなぁ。

    それはともかく、何もしない農法を確立しなければなりません。(無理無理)

    それにしても、この過酷な一連の作業をやり通したナオヒロくんに喝采を送りたいと思います。パチパチパチ。
    終わり。(えっ、それだけ?)

    来年、どうするのかなぁ。どうしようかなぁ。


  • v228 第1回・収穫祭2012

    ■第1回・収穫祭2012

    ニンジン
    収穫したニンジン(笑)

    随分前に、友人から「収穫祭」をウチの庭の畑でやれ、という指令がありました。
    しかし、収穫時期の8月・9月は蚊が多いことから、10月にやることにしたのでした。
    そのかわり寒いのであります。

    蚊に食われるのをとるか、寒さをとるかの2択で、寒さをとったのです。
    10月21日、日曜日、12時30分より開催。

    収穫祭会場
    会場入口から撮影

    「収穫祭」と言っても、すでに収穫した野菜は食べ切っており、まだかろうじて残っているのは、何とも愉快なラインナップなのでした。

    ・ミニカボチャ1個
    ・生育不良のニンジン数個
    ・とうがらし数本
    ・ししとう5~6本
    ・驚くほど小さなゴーヤ数個
    ・ズッキーニが2本

    ズッキーニを除けば、両手に乗っかるほどの野菜しかありません。でもまあ、蚊がいない方が大事なわけで、「購入した野菜を持ち寄って、収穫した体(てい)」で、収穫祭は実現したのでした。

    しかも炭火でのバーベキューということで、肉やホルモン、焼きそば、フランクなど、野菜より遥かに多い肉の収穫祭になったのです。
    ブタを収穫した覚えはないのですが。

    さて、久々に、この研究所通信に「人間が登場」します。
    高校時代のクラスメイト2人、彼らは立派に偏狭な北の大地に根付いております。北見では知る人ぞ知る存在となっている、アクターにドクター。
    そして「こだわりの焼きそば職人」も参加しました。それは同級生の女性なのですが、他のクラスだったためにまったく記憶に残っていないのでありました。
    アクター、ドクター、マイスターそろい踏み。

    アクターは辛いとうがらしを「辛くない顔」で名演技。
    ドクターは帰りに自転車でこけてドクターが必要になりました。
    焼きそばマイスターには、焼きソバージュを振り乱して焼いていただきました。
    (ソバージュじゃねーわ)

    収穫祭会場
    久々に人間です。椅子にはMacのG4の筐体が。

    いつもより少しだけ高級な焼酎と、安いけど美味しいワインを持ち寄り、ついつい話に夢中になり、ハラを抱えて笑い、カラスがギャーギャー鳴き、静まり返った住宅街に活気が溢れたのでありました。(近所迷惑という気が…)

    収穫祭会場
    話に夢中になり、真っ黒に焦げてます。
    収穫祭会場
    そして、シメにラムのシャブシャブを決行!!

    12時半にスタートしたこの祭りは、3時を過ぎる頃に寒さが襲ってきました。それでも1時間ばかり寒さに耐えながら、飲み食いしたのです。

    「来年もやろうぜ」
    「やっぱ寒いからもうすこし早い時期に」
    「でも蚊が…」
    「寒いよりは良いんじゃないか」
    「しかし蚊が…」
    「さみーよ」

    まあ考えてみれば、蚊より寒さをとったのに、いざ寒さに襲われると、蚊の方がマシ、と言う具合になるのですね。人間って…。

    収穫祭と言うよりは、これは肉祭りであり、それより何より「楽しく酒が飲みたい」ための口実になっていたのでありました。

    さて来年はどんな肉祭りになりますやら。


  • v226 このごろの畑の様子

    ■このごろの畑の様子

    グスベリー
    グスベリー

    今年はあまり畑のことは書きませんでした。というのもずっと寒過ぎて、なかなか作物が育たず、あまり変化がなかったからです。7月半ば過ぎでも最高気温が14度とか、8月に入っても20度前後の肌寒い日が続きました。その合間に暑い日がちょこっと。変な気候でした。

    そんな中、畑はじわじわとジャングルのようになってくれました。
    ひとつひとつ検証していきます。

    多分つまらない話なので、読むのが辛くなったら写真だけ見て楽しんでください。何と言うかこれは単なる記録です。メモです。

    まずはニンニク。
    実は、過去2年、ニンニクの育て方を知りませんでした。調べたのですが、よく分からなかったというか、放ったらかすと何となく小ぶりのものが出来ていたので、肥料が足りないのだろう、くらいに考えていました。

    大きく育てるには、ニンニクの芽と呼ばれる部分をカットする必要がありました。「芽」と言っても、それは「えー? これ芽じゃないじゃん」的な感じなのです。
    常識的には「芽」って土から出たばかりの可愛いヤツじゃないですか。ニンニクの芽って、言ってみれば見た目的には「茎」(くき)なんですよ。だからよく分からなかったのです。

    ニンニクのタネ
    このくるんくるんした部分がニンニクの芽ってやつですよ。
    手でポキッと折れます。

    その芽というやつがウネウネしてちょっと気持ち悪い感じになっていき、先端が膨らんでタネの集合体ができます。それも当初タネなのか何なのか、何だか気持ちの悪い塊で、ひょっとして奇形じゃないかと疑ったくらいでした。

    ニンニクのタネ
    どうですかこのキモい感じ

    このタネが出来る前に、くるんくるんしたヤツをちょん切って、地下に出来るニンニクに栄養が行くようにするわけです。

    ということで今年はまあまあ大きく作ることができました。
    しかしこの芽をカットすると芽の先に出来るタネが穫れませんので、一応、何本か芽を残してタネは確保することにしました。
    (ニンニクの育て方を調べると、そのタネではなく、「種ニンニク(実)を購入して」土に埋めるようです。それ本当のタネの部分じゃないと思うのですが・・・。ということで「一般的な作り方」がよく分からない。一応、去年と今年は、気持ち悪いタネの集合体をバラしてそれを植えたのです)

    ニンニクの芽
    これがニンニクの芽ってやつだ。(6/25)

    おかげで今年は、去年よりは大きめのニンニクが穫れました。(それでも小ぶり)

    ニンニク
    ニンニク

    ニンニク
    根をカットして束ねて干して、このあとも暗い場所で乾燥させる。
    来年はもっとでかいニンニクを作るぞっ。(8/19、下8/21)。

    続きましてはズッキーニ。これが大豊作。なんぼでもできる。というのも、タネからポットで育てた2株と、街へ出た時につい買ってしまった苗2株と合わせて、畑には4株のズッキーニが居座ることになったのです。

    ひどくでかくなるというのに。

    ズッキーニ
    これで1株。痩せた大人20人くらいこのスペースに詰め込めますよ(8/17)

    こんなのが4株。もう畑は化け物だらけ。

    ズッキーニ
    毎日のように次々に採れるのです。完全に元を取りましたね。ふふ。マジウマ。(8/19)
    巨大ズッキーニ
    ちょつと目を離すとこんなにでかくなってしまう。(8/21)
    今年は1本残してそこからタネをゲットして来年植えてみたい。

    続きまして「キヌサヤ」。
    豆は過去2年失敗したのでやめようと思ったのですが、気が変わって植えてみたところ、寒い気候の中順調に伸びてワサワサと出てきたのです。一緒に植えた「枝豆」は伸びずに失敗しました。理由は不明です。

    キヌサヤ
    まさかいっぱい穫れるとは思っていなったキヌサヤ(絹鞘エンドウ)(8/17) しかもみそ汁の具など、とても美味しくいただけた。ありがたや。来年も作るっ。

    それからトマト。「できるだけ芽かきをしない実験」をしました。ずっと寒くて育たなかったのですが、じわじわと枝を伸ばし、8月手前から急速にもっさりとしてきました。どんどん枝が増えてくるので、支柱をどんどん追加して、少しだけ芽かきをして、伸びている枝を適当にカットして風通しを確保しました。(結局は手がかかるのです)

    去年は芽かきをし過ぎて、実がほとんど付きませんでした。今年は芽かきをあまりしていないため、実はどんどん出来てます。

    トマト
    トマト

    トマト
    透明マルチの2畝に3株。左が小玉のトマトベリー、右に大玉のモモタローと福建の2株。 ジャングル化しています。通路は通れません。(8/17)

     

    お次はダイコン。見た目はまずまず。

    ダイコン
    ズッキーニの葉っぱに隠れるようにして育ったど根性ダイコン(8/20)
    ダイコン
    とったどー(8/23)

     

    「ルッコラ」は、タネ実験に成功し、「間引かない実験」では「まあまあ普通に育つけどちょっと線が細い」という感じになりましたので、来年は間引きしようと思いました。
    しかし、とにかく、もう、毎日のようにその葉っぱを摘んでは、サラダで食べました。天気が悪かったのに、ルッコラはよく頑張ってくれました。

    ルッコラ
    ルッコラは育てやすくタネも穫りやすい。寒さにも強そう。写真左「D」はディルというハーブ。去年全然違う場所に植えたヤツのタネが飛んだのか、勝手に生えていた。

    ルッコラサラダの作り方。

    葉っぱを摘み取り、水洗い、葉っぱをちぎってボールに山積み、塩・胡椒を適当にかけて手で混ぜて、レモン汁を適当にバチャバチャかけて、オリーブオイルをバチャバチャかけて、箸かなんかでグリグリ混ぜて、粉チーズを適当に振り掛けて、完成。星3つです。

     

    次、イチゴ。
    畑の周りに散り散りになってたヤツを、陽当たりの良い1平米ほどの1か所に移植しました。肥料をやって、雑草を引っこ抜いとけば良いのができます。来年も楽しみです。

    イチゴ
    6月、イチゴは毎日数粒ずつ穫れました(6/26)

     

    次は「キュウリ」。
    今までで一番生育が悪かったのですが、それでも3株、15本くらい食べました。(本当に出来が悪かったです)
    黒マルチをした苗と何もしない苗で、生育を比べたところ、マルチをした方が伸びが良かったのでした。手をかけないと育たないのが野菜なんすかね。基本的には何もしない自然に任せる放置でやりたいのですが。

    毎年うまくいく「チンゲンサイ」。
    今年も成功もよく出来ました。
    特に、タネを撒いて、間引いた芽を移植すると、ほとんどが生育します。他の葉もの野菜は大抵移植には失敗しますが、チンゲンサイはなぜか強いのです。今年はタネを採取してみようと思っています。

     

    それから「カラーピーマン」。

    カラーピーマン
    まだ緑色。(8/20)

    生育が遅いです。とても遅い。これは寒さのせいということにします。というのも、似たような「シシトウ」も「トウガラシ」も全然成長しないのです。

    春先にはアスパラが出来ました。
    もう20株ほどあるので、来年から10年くらい毎年20~30本程度は食べることが出来ます。

    ホウレンソウと春菊は今回作りませんでした。小松菜はよく育つのですが、なぜか収穫し忘れたり、食べる気が起きなくて(何だかタイミングが合わない)、ものすごく大きくなっています。

    小松菜
    でかくなっているのに食べてもらえない小松菜。(8/25)

    万能ネギは生育が遅く、ゴーヤもなかなか成長しません。キャベツもブロッコリーも遅い。ニンジンは出来つつあるも、生育は遅いです。トウキビは完全に寒さでやられ失敗。オクラも育ちませんでした。

    そうそう、アゲハの幼虫用に手に入れた12株の山椒の木の苗が、今年の氷点下20度の寒さで、8本が死にました。しかし4本が生き残りました。
    アゲハの幼虫に山椒の葉を食べてもらいたいのですが、アゲハの幼虫は何も考えずに食べ尽くしてしまうため、山椒の木が死んでしまう可能性があります。
    せっかく生き残った山椒なので、今年はアゲハが寄らないように、不織布をかけて保護しながら育てました。(ていうか今年はアゲハの姿をほとんど見なかった)
    再来年あたりから、アゲハの幼虫に食べさせてやろうと思います。

    山椒
    分かりにくいですが、山椒の木。(8/21)

    こちらはミョウガ。そろそろ土からニョキニョキと出て来る頃です。ミョウガの場所は固定してあり、まったく手間がかかりません。

    ミョウガ
    手のかからないミョウガ。今年は少しバラ撒き肥料をあげただけ。(8/21)

    8月19日(日)に、グスベリー(最初の写真)のジャムを作りました。3kgのグスベリーで。第217号の「B」の漉すやり方で、トロトロしたジャムがたくさん出来ました。今年は収穫するタイミングが少し遅れたので、作りたかった「やたらと酸味のある超スッパイグスベリージャム」は出来ませんでした。残念ながら美味くなってしまいました。
    来年はもっとスッパイのを作りたい。

    畑を始めて3年目。何となくですが、畑起こしと畝づくり、種まき、雑草取り、程度は出来てきました。まだまだ、肥料のタイミングとか、虫対策とか、いろいろやらないとならないのだと思いますが、少なくとも、思うのは・・・

    「害虫」などいないし、虫を殺すのは最終的に自分を殺すのであり(かっくいーなー)、虫には虫の食い扶持を残し、蝶や蜂や鳥のいる畑でなければならないと思っています。イヤだけどクモも必要なのです。多分、アブラムシもワラジムシもムカデもダニも、全部意味のある必要なパーツなのだと思います。それらをいかにして共生させ、たっぷりと良い作物を収穫するかが課題になります。

    親戚やご近所のおばあちゃんたちからは、もっと整然とした美しい畑を望んでいて
    「ちゃんとやれ」「ダメダこりゃ」
    とか言われたりします。

    適度に様々な虫がいる畑を理解してもらうことができるのでしょうか。重く難しい課題であります。というか思ったように好きにやります。