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  • v167 やきそば屋/愉快な札幌96-黒い道路標識

    ■やきそば屋

    焼きそば
    信じられねぇ!!

    日曜日のことです。妙に焼きそばが食べたくなりました。ネットで「札幌 焼きそば」で検索してみると、一つ目と二つ目に世にも恐ろしい焼きそばの店が引っ掛かりました。

    それは大通公園沿いの南側、西4丁目というメジャーな場所にありながら、地味なビルの地下1階、繁華街のツボからちょっとだけ離れた微妙な位置にありました。ウチからは歩いて15分と近所です。
    確かに地上の通りには個性的な看板も出ていました。

    やきそば屋の看板
    地上の看板は個性的

    セット価格が530円と安いですが、驚くようなインパクトはありませんし、焼きそばが札幌の名物であればまだアレですけど、気に留まらない存在だったわけです。

    店自体は地下街の一角にありまして、地下街と地上の中間階みたいなところにあるため分かりにくいんです。
    実は地下にあるディスプレーがものスゴい。
    それは地上と同様、ツボから外れた気づきにくい場所にあるのです。その「ものスゴいティスプレー」に気づきさえすれば、そこから階段を上がって地上との中間の階(中2階っていうのかな)の店へたどり着くことができるのです。

    とにかく…

    地下街にあるものスゴいディスプレーは、とっても目立たない位置(ちょっと引っ込んだところ)にあり、何度も何度も近くを通過していながら、その驚愕の店に気づきませんでした。
    これが地下にあるものスゴいディスプレーです。

    やきそば屋のディスプレー

    ものスゴいのにあんまり目立ってない。ものスゴさに気づきにくい。

    まず、驚愕の、人々の心を鷲掴みにする“一番下の盛り付け例”が、文字で隠れているというスゴさ。(そのスゴさかいっ!!)
    最初の写真がそうですが、脇からのぞかないと分からない。(もったいねぇ)
    そして、「並」の料金は270円と書かれています。実際、中2階の店の券売機は280円になっていましたが(ディスプレーの方を直さないとね)、その安さは十分なインパクトを持っています。しかし、それも一見では分からない。(もったいねぇー)
    ドドーンと280円を目立たせても良いのに…。

    さらに恐ろしいのは、メニューのラインナップです。

    並(1玉)
    大盛り(1.5玉)
    ジャンボ(2玉)
    スーパー(2.5玉)
    ミラクル(3玉)
    ウルトラ(4玉)
    これでもくらえ(7玉)
    死んでもしらねぇ(9玉)
    信じられねぇ(12玉)

    となっていまして、

    やきそば屋の券売機

    またその価格が人々の動揺を誘うわけです。

    280円  並(1玉)
    330円  大盛り(1.5玉)
    380円  ジャンボ(2玉)
    430円  スーパー(2.5玉)
    480円  ミラクル(3玉)
    530円  ウルトラ(4玉)
    680円  これでもくらえ(7玉)←ここでもう1玉100円切ってます。(笑)
    830円  死んでもしらねぇ(9玉)
    980円  信じられねぇ(12玉)

    12玉で1000円切ってますよ。うひゃひゃひゃってなりますよね。
    じゃもう一回、はいっ。

    やきそば・信じられねぇ

    12玉で980円ですよ。ぐふふ。

    トッピング的なメニューもいろいろあり、カレーや中華飯とのコンビ、あんかけ、サラダやスープとのセットなど、内容は多彩でありました。

    さらにそれだけじゃ終わらないんですこの店は。気づきましたか。麺の色、素の色です。

    味がないんです。

    もう気が触れますよね。

    いえいえ、これがなかなかのシステムでありまして、味は自分でつけるのです。

    ノーマルソース、特製ソース、マヨネーズ、ゴマ酢、酢、しょうゆ、キムチソース、カレーソース、焼き肉のタレソースなどがカウンターにところ狭しと置いてあり、「ゴマ酢+マヨネーズがオススメ」なんてインフォメーションがあったりして、私は、「並」にいろんなソースをあちこちにかけて楽しんだのでした。大好物の紅ショウガもかけ放題。

    それからもうひとつ。店内に超スーパーウルトラジャンボ級の貼り紙がありました。多人数で注文をすると、さらなる驚愕のサービスが受けられるっぽいことが書かれていました。ただ、信じられねぇ内容過ぎて、今となっては確たる自信がありません。それは札幌にお越しの際に、ご自分の目で確かめていただければ幸いです。

    問題はこれで採算がとれているのか、というところでしょうが、この店、少なくとも20年以上昔からあるらしく、客もいっぱいでしたし、採算はとれているのでしょう。

    私の感覚では、麺は決して粗末ではなく、とても良い麺を使っているような感じがしました。ただここまで安いと「本当に安全なのか」と思わざるを得ない食の環境があります。

    ホント 、いつも残留農薬などの心配をしないといけないなんて、悲しい世の中になっちまったもんでござんすねぇ。でも美味かったなぁ。また行こうっと。

     

    ■第96回 愉快な札幌大発見:黒い道路標識

    黒い道路標識って記憶がないんですが、どこかにあるのだろうか。
    あんまり「愉快」なネタじゃないですが、ちょっとだけ面白くないですか?

    黒い道路標識


  • v166 収穫/愉快な札幌95-つる人

    ■収穫

    ジャガイモ
    室内栽培ジャガイモの末路

    室内栽培していたジャガイモをついに収穫しました。vol.163で穫れたものよりも小さいものがいくつか出来ていました。

    ジャガイモ

    こんな感じで、皿に集めると…

    ジャガイモ

    このしょぼさ。
    その半分はぶよぶよして食べられそうもありませんでした 。食べられそうなジャガイモだけを使い、小さいものに合わせて切り、ニンニクバターで炒め、しょうゆをからめました。

    ジャガイモを調理

    そして、結構いい加減に植えておいたパセリがモッサモッサと生えているので少しむしりまして…

    パセリ
    ジャガイモもこのくらい頑張って欲しかったが…

    それからちょうど大通公園で開催されていた「物産展」で、たまたま面白いと思って買った「当別町のマイクロトマト」なるものがあったので、そのジャガイモに添えたみたのが最初の写真です。トマトは本当に小さくて、主人公のジャガイモが少しだけ大きく見えるのでした。

    しかしここまで豪快に失敗すると逆にすがすがしいものです。さて来年は、かぼちゃかとうもろこしか…。

    なんてそれはありません。やはり主食系野菜の栽培は室内では無理だと思いました。圧倒的に太陽の光量が足りない感じです。それと今回は虫が発生しなかったのですが、ラッキーと言っていいと思います。

    もし栽培に成功していたら、次は数を増やしていたかも知れず、そうなれば場合によっては虫が発生して、室内は大パニック、なんてことになったかも知れません。うひー。

    何にしても、いくつかの教訓は得られました。

     

    ■第95回 愉快な札幌大発見:つる人

    自転車に乗っていたら、看板が目に入りました。
    足がつりそうになりました。(ウソ)

    足のつる人

    薬局でした。


  • v165 北海道独自のスポーツ/愉快な札幌94-焼かん

    ■北海道独自のスポーツ

    パークゴルフ
    知らないおじさんたち。何か本格的っぽい。

    パークゴルフ
    ある日、飲み屋のマスターに(飲み屋のマスター何人もいていろいろと声をかけられます)「パークゴルフ」に行かないかと言われました。

    「パークゴルフ?」
    「そうそう、難しくないよ」
    「パットパットゴルフですか?」
    「いやちょっと違うんだけど、やってみない?」
    「ゴルフやったことないですよ」
    「大丈夫、大丈夫」

    で、行ってきました。結構簡単そうで難しい、ってのはゴルフも一緒なんでしょうねきっと。玉打って穴に入れるだけですけどね。(暴言?)

    行った会場は札幌の東、車で1時間とかからない江別市というところにありました。天気も良く、風がサラサラで、広くて、秋の北海道最高です。

    年齢層が高く、使用するボールの大きさといい、クラブの短さといい、 一瞬、ゲートボールのような雰囲気がありました。そういえばウチの近所の豊平川の河川敷に、同じような光景を見ていますが、確かにそれはゲートボールではありませんでした。

    帰ってきてから、パークゴルフというものをちょっと調べてみたところ、これが何と、北海道独自のスポーツであることが分かりました。

    『パークゴルフとは、専用のクラブとボールを用いて行なう、ゴルフ風のスポーツである。1983年、「公園で幅広い年代の人ができるスポーツ」として、北海道幕別町で考案される。現在日本全国に、910個のコースがある(2004年3月現在、国際パークゴルフ協会算出)。 ルールは、ほぼゴルフと同じ。使われる道具は、専用のクラブとボールとティー。ボールはゴルフボールよりも大きく、ティーは地面には刺さずに置いてセッティングできる形をしている。』

    このスポーツの発祥の地、幕別町って、正直、聞いたことはあっても、場所は知りませんでした。襟裳の北東、帯広の南、かな。
    ボールは5センチくらい。クラブは1メートルも無いくらいでした。短いんです。

    『コースは、ゴルフよりも短い。パー数は18ホール66打である。国際パークゴルフ協会の範囲内では1ホールの距離は100mまで(9ホールで500m以内)としており、コース料金もゴルフと比べ安い(500円程度がほとんど、高くても1500円くらい)為、手軽にプレイできるのが特徴である。コースの呼び方も少し違う。18ホールの場合、アウトコース(1~9番ホール)をAコース(A-1~A-9)、インコース(10~18番ホール)をBコース(B-1~B-9)としている。』

    確かに、この通りでした。とにかく庶民の娯楽ですね。

    パークゴルフ
    こちらマスターの奥さんです。

    こんな感じで、ボールはほとんど地を転がしてホールへ近づけます。この日は7人が集まり、2組に分かれてプレーしました。

    私のスコアは90前後と散々でしたが、マスターは次の予定を口にしてましたので、多分、第2回、3回と続くのでしょう。いや、結構面白いんですよ。運動不足でメタボなので、遊びながら健康を維持できればそれに越したことはないと思いました。

    飲み屋のマスターが主催する形になるので、私はこのパークゴルフ大会を次回からこう呼ぼうかと思っております。

    「マスターズ」と。

     

    ■第94回 愉快な札幌大発見:悪い豆はやかん!(焼かん)

    自転車に乗っていたら、やかんが目に入りました。喫茶店でした。
    「悪い豆はやかん!」と書いてありました。「焼かん」のダジャレですね。うーん微妙。
    「一豆入魂」ってのも微妙。
    でも頑張れ。

    喫茶店


  • v164 クマの進化/愉快な札幌93-居酒屋

    ■クマの進化

    クマが地引き網
    地方の新聞は面白い

    9月3日の北海道新聞1面の左上に面白い記事を発見しました。オホーツク海に面した、知床岬の根元にある斜里という町でのことです。
    面倒だから新聞記事をそのまま載っけちゃいましょう。

    *****

    定置網クマも喜々
    知床 マスを“水揚げ”

    【斜里】大きな体を海に沈め、顔と背中を水面に出し泳ぐヒグマ。岸から延びる定置網にたどり着くと海に潜り、両手を使って網を引き寄せカラフトマスを上手にくわえた。
    網走管内斜里町知床岬先端からウトロ方面に直線距離で約十キロ。観音岩と呼ばれる岩がそびえる陸路のない海岸付近で、定置網にマスがかかっていることを学習したヒグマが網を巡回し、泳いでマスを捕食している。
    定置網は岸寄りの手網から魚を誘導し、魚捕り部と呼ばれる網に魚をためて捕獲。たっぷりマスの入った魚捕り部は百メートル以上沖にあり、泳ぎが得意でないヒグマは岸から五メートルほどの浅瀬の手網に引っかかったマスを狙っていた。
    同町のウトロ漁協の担当者は「定置網のマスをヒグマが狙っているというのは、初めて聞いた。網が傷むなどの被害は聞いていない」と言う。

    *****

    以前は民家に上がり込んだクマが冷蔵庫を開けて、飲食して冷蔵庫を閉めて出て行ったとか、そんなニュースもありましたが、今回は定置網を引き寄せマスをゲット。漁業に手を出し始めました。

    次は牛乳を搾って飲むとか、期待したいところですね。

    その記事の隣に、相撲協会の「大麻問題」がチラッと見えてますが、ちょうどこのオホーツク地域には、各地に大麻草が自生していることで有名ですね。

    私は高校卒業までそのエリアにいましたから、大麻の話は少し聞いたことがあります。よく警察が大麻が生えていないか、抜かりなく巡回していて、見つけては引っこ抜き、見つけては引っこ抜いているんだと。

    それでも植物の生命力には勝てないようで、どんなに引っこ抜かれても、あざ笑うかのように生えてくるんだとか…。植物おそるべし。

    しかし大麻はタバコや酒と違い、依存性もなく、毒でもないらしく、単にダメなものはダメ、というシロモノのようです。害の強いタバコの代わりに「しあわせ草」みたいな名前で解禁すれば、いいんじゃないかと思ったり、思わなかったり…。

    そういえば、大麻草を○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。(笑)

    やっぱ余計なことは書くのはやめます。でもネタ切れ。おしまい。

     

    ■第93回 愉快な札幌大発見:居酒屋

    一見何もない住宅街もよく見れば…。

    住宅街

    よーく見ると右に居酒屋がありました。拡大します。

    居酒屋ぼけ

    高齢化社会を見越したナイスなネーミングに乾杯。


  • v163 一部収穫/愉快な札幌92-見晴し台

    ■一部収穫

    ジャガイモ
    ジャガイモ家庭料理

    今年の4月に、誰も賛成しないジャガイモの室内栽培を敢行いたしました。
    (vol.142参照)
    とにかくプランター栽培の経験もなく、肥料とか剪定とかの知識もなく、あとは野となれ山となれ的に、まずは植えてみたのでした。

    ある情報によれば、植えてから2~3か月で収穫できると書いてありました。現在はすでに5か月近く経過しており、本来なら収穫は終わっているべき時期であります。

    ジャガイモは4か所に植え、きっちり4株が順調に育っていました。しかし、あまりにも育っていたため不安になり、ある情報の「剪定が必要」というのを思い出し、6月にバチバチと半分ほどカットしてしまいました。

    それからは元気がなくなり、7月末には2株が死んでしまいました。土を掘り起こしてみると、ほとんど根も張っていず、完全に失敗と分かりました。

    8月24日、死んだ2株の土の周りをならしていると、小さなジャガイモがコロンと出てきました。

    じゃがいも

    ジャガイモはおそらく左上の株のものだろうと思われるのですが、何だかよく分かりません。まあとにかく小さくてこんな感じです。↓

    じゃがいも

    ほぼ100円玉の大きさ

    「でも食えるだろ」

    と思いました。そんなわけでバター炒めにして、ジャガイモのプランターの横で栽培していたパセリを添えて、安物の赤ワインをついで、食卓に着きました。

    「ルネサーンス!!」

    のかけ声とともに乾杯。5か月間で育ったリトルポテトを大切に食べたのでした。味の方はちゃんとしたジャガイモで美味でした。うーんさすがは北海道、と思ったとか…。

    まだ2株残っており、花は咲かなかったものの、ひょっとすると小さいジャガイモがいくつか土の中に存在しているかも知れません。いつ掘り起こしていいのかそのタイミングさえよく分からないのですが、頃合いを見て収穫しようと思っています。

     

    ■第92回 愉快な札幌大発見:見晴し台

    札幌駅から南に、地下鉄とバスを乗り継いで、運が良ければ40分くらいのところに、西岡公園という水が豊かな自然公園があります。もともとは旧陸軍の水道施設で、「西岡水源池」(にしおかすいげんち:「ち」は池の字)と呼ばれていました。今でも水源池と言われていますが、みんな「地」と勘違いしているようです。多分。

    そこへ2週間ほど前に行ってきました。

    西岡水源地

    美しいです。でっかいフナやカメがたくさん棲んでいます。

    このいわゆるダム湖の周辺に散策コースがあり、その中に「木道」と称する道がありまして、湿地帯に延々と板を渡してある道がありました。地面から50~80cmくらいの高さがあり(記憶)、木道だけで1km以上ありそうでした。
    足を踏み外すと下は湿地だったり小川があったりするので、スリルがありました。落ちた時のためか、湿地に入るためか、長靴で来ている人を多く見ました。

    ここに子どものみならず大人までもが虫取りアミを持ち、トンボや蝶を取る姿が見られました。小川にはメダカやアメンボがたくさんいました。

    ホタルも生息しているらしく、夜にホタルを見にくる人もいるようです。しかし夜は灯りが一切ないので(明るかったらホタルがキレイに見えませんね)、肝試し的になってしまうためか、「心霊スポット」でもあるようです。

    木道は十字路やT字路でつながり、不思議な楽しさがあります。

    西岡水源地西岡水源地
    西岡水源地西岡水源地

    こんな感じです。楽しそうでしょう?
    歩いていると、見晴し台がありました。いよいよですよ。

    西岡水源地

    これが今回の愉快なものであります。

    西岡水源地

    まるっきり見晴らしの悪い見晴し台。