
今年は何か変でした。
2023年は大収穫目前ですべて鳥に食い尽くされ、2024年はガードして過去一番の収穫。今年2025年、春には早くもたくさんの山ぶどうベイベーがありワクワクしました。(写真撮っておけばよかった)
ところが早い段階でそのベイベーたちが日に日にどんどんなくなっていき、そこに記録的な暑さが襲い減り続けました。それでも少しは実っていて、この秋には「また鳥に食い尽くされないよう」ひとつひとつにカバーをかけました。

全部ではなく良さげなものにだけ。鳥に少しは分けてあげないといけませんからね。
ただ、このカバーかけは、自分の理想とする「ほったらかして実ったら食う」には程遠いのであります。かなりの手をかける不自然なやり方であり、自らやってしまっていることは残念であります。

どうですかこの少なさ。過去一少ない。気候が関係したのかはわかりません。山の山ぶどうもこんな感じであればクマちゃんも人里に降りてくるのもわからなくもないです。

11月1日に山ぶどうの処理にかかりました。ささっと水洗いして、軸から実をひとつずつ外していきます。


それでも15分くらいかかりましたかねぇ。ここから潰していくわけですが、ふとテレビを見ると大谷しゃんが山ぶどういいなぁという顔でバッターボックスに入っていました。

そして私は潰した少ない山ぶどうの糖度を測ったところ22度もありました。これは果物としてはかなりのもので、AIくんに聞いてみたら果物ってこんな感じなんですよ。
果物 糖度 (Brix%)
イチゴ 8.0〜15.0度
みかん 10.0〜14.0度
りんご 12.0〜17.0度
ぶどう 17.0〜22.0度
バナナ 20.0〜21.0度
スイカ 10.0〜13.0度
メロン 12.0〜16.0度
桃 11.0〜15.0度
梨 10.0〜14.0度
グレープフルーツ 7.0〜10.0度
22度の山ぶどう最高じゃないですか。スイカのほぼ倍じゃないですか。クマちゃんが欲しがるのもわかりますよ。ところで鳥って甘さを感じるんでしょうか。わからずに食べられていたとしたらちょっとそれどうなのよと詰めてみたいところですね。
それはともかく、良質なのにちょっとしか採れなかったのは返す返すも残念です。

ここに謎の粉を2種類加えました。1種類の粉をやや入れすぎたと思われ、何もかも失敗に終わるかもしれません。どうか美味しいジュースができますように。できてもコップ2杯かな。(笑)