
以前のようなグロテスクにグローイングしたグログロ菊芋は少なく、丸っこくて小さめの菊芋が多くなりました。というのも、あまりに密集して芋そのものが大きくならないから。ただ、成分は同じでほぼイヌリンの塊なので、大きさに関係なく体にはとても良い食べ物だと思います。


掘り過ぎても食べきれないし、非常に疲れる作業で老体に堪えるので少量を収穫。

さて、その約半月後。

秋になると我が家の庭では、ジャングルと化した山ぶどうの葉っぱや、いろいろな木の落ち葉が堆積します。時々風で飛びます。つまり近所迷惑になるというので集めて捨てるわけですが(そのままにしておけばいい土になるんですが)、その量が45リットルの袋でトータル40袋くらいになるんですよ。
以前は「燃やせるゴミ」として有料のゴミ袋で出していましたが、ある時期から廃棄物処理場へ持っていって格安で処分してました。しかし考えてみたら肥料というか栄養になるのでゴミではなく宝物なんですね。それで随分前には腐葉土作りにもトライしましたが、結構面倒で、しかも嵩が減って量産できないので、5年くらい前から単に広い畑に葉っぱをぶちまけています。



しかしこの広さの前には落ち葉の量がいかに少ないかわかりますね。
さて、この日も少し菊芋が欲しくなりました。そろそろ地面も凍る頃ですし、最後の発掘活動になります。枯れた雑草をかき分けて進みます。夏場はもはや怖くて入れません。

夏場で、もしここが笹藪であればたちまちダニに血をチュウチュウ吸われるところですが、ここにいるのはクモクモクモ。私の苦手なクモ。虫が多いからクモが大量に発生する食物連鎖なのですね。まずまず健全な世界ではあります。

そしてヘロヘロになりながらこのくらい掘りました。


どんなに小さくても効果は同じ、糖尿病やその予防、強烈な整腸作用があることに違いはありません。生で食べれるので千切りにして適当になんかやると美味しく食べられます。炒めても煮ても焼いても美味いです。レシピはネットにゴロゴロと菊芋のように転がっていますので調べてみてください。
生で千切りして鰹節と醤油かけて終わりとか、生の千切りをごま油とポン酢と麺つゆだったかな袋に入れて混ぜて終わりとか、千切りを炒めて塩振って終わりとか、厚めの輪切りを焼いてバターとチーズで味つけて終わりとか、薄い輪切りを揚げて塩振って終わりとか、ごろごろと煮込んでシチューの素を入れて終わりとか、簡単に食べられるんす。菊芋自体に味がないというか、調味料の味になります。(笑)
現在菊芋の販売はしていません。腰が痛いので。首もヘルニアで。(笑)
欲しい方は10月くらいに連絡いただければ頑張れれば頑張ります。ていうかまた来年、っていう時期ですね。今は。ていうか送料が高くてやってられないってのが正直なところ。





















































