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  • 研究所通信v525 回顧録 畑2024その2

    2025.7.21 今年の夏、オホーツクのラベンダー畑で

    2024年の後半です。写真で雰囲気だけっ!!

    2024.6.3 ビニールハウスにナスやトマト
    2024.7.7 ニンジンがすごいもっさもさに成長
    2024.7.7 ナオヒロとうきび、カボチャ、ジャガイモなど
    ナオヒロくん、イチゴも作ってます。手は別人 2025.7.7
    2024.7.22 ナオヒロくんニンニクを収穫
    2024.7.22 私といえば、植えて放置のヤーコンと枝豆

    私は基本何もしないのですが、それでも雑草対策のマルチとか面倒です。しかも草取りもゼロっていうわけにはいかない。数回はちゃんと見ないと。もっと何もしないで自動的に作物が採れないだろうか。(こらこら)

    2024.8.3 ナオヒロくんタマネギ
    2024.8.3 カボチャがのびのび生きています
    2024.8.3 右トウキビ 左ジャガイモかなぁ
    2024.8.3 ナオヒロ作のレタスっす
    2024.8.3 ハウス内のナスが元気、トマトも元気に育ち中
    2024.8.8 タマネギのご様子
    2024.8.8 カボチャが畑をはみ出していく
    2024.8.8 なんとサツマイモがうまくいってました
    2024.8.8 こっちにも別のタマネギ畑 収穫期
    2024.8.22 ジャガイモとタマネギ収穫
    2024.8.22 ナオヒロくん、スイカも作っていました

    去年の感じでした。
    しかしいろいろありまして、確か、トウキビと枝豆は半分くらい鹿に食われたようです。また、スズメバチが大量発生し、罠の仕掛けにどっさり入っていました。その罠の中になんと・・・

    2024.7.28

    あー、これはこれは、カブトムシをいただきましたーっ。こんなんなんぼあってもいいですからねぇ。(ミルクボーイか)
    ということで罠にカブトムシが入っていてスズメバチと一緒に苦しんでいました。普段カブトムシはカラスに食べられているようで、私は気づきませんでしたが、地面にカブトムシのツノがよく落ちているとのこと。(つまりこの山にはカブトムシが結構いるっぽい)

    で、何を思ったかナオヒロくんはカブトムシを家で飼うことにしたとのことです。

    さあやっと次回2025年に入ります。


  • 研究所通信v523 回顧録 畑2024その1

    2024.4.29 トンビ襲来(いっつも飛んでる)

    2023年、2年前ですが、一面畑だったところは作物が育ちにくくなり、しばらく休眠させることとなりました。秋には我が家の庭の落ち葉が大量に出るので、それらを畑にぶちまけたりしています。ゴミ処理代も浮くし一石二鳥です。早く畑の栄養となることを願いつつ、部分的に枝豆やジャガイモやカボチャなどを植えたりはしていました。

    以前は耕運機頼んで入れてたんですが、ここ数年春先はこんな感じです 2023.5.4
    2023.8.8 2年前枝豆が雑草と共に生き豆もたくさん採れました。
    2024.8.8 去年も植えましたが、採れた豆はちょっぴりでした

    見ての通り草取りもほとんどしませんし、肥料も使わないので、枝豆やジャガイモたちは
    「もう無理やて」
    と言っていました。

    このカボチャ先生も
    「無理やで」
    と言っていました。

    それにしても雑草たちは実に元気に育っています。なんでですかね。キャベツとかピーマンとかナスとか過保護にしないと育ちゃしませんよね。

    その点、例えば自然に生えている山菜系の植物はとてもすごい。フキ、ワラビ、コゴミ、ウドなど。

    2024.4.29 畑の隅の一角に

    ここは木の根などで開拓が難しいところで、ナオヒロくんはなんと、ここにヒトビロを植えたのです。ヒトビロっていうかキトビロというかプクサというかなんというか、わかりやすい名称はアイヌネギ、行者ニンニクのことです。ここで根付きまして、大変スクスクと育ちまして、わざわざ山の奥まで行ってクマちゃんに怯えながら採取することもなくなりました。

    2024.4.29 菊芋の残骸

    菊芋の生命力もすごいもので、これは立ち枯れて倒れた茎ですが、土の中からまた芽が出まして、毎年2〜3mの菊芋の林を形成します。この死骸の山は見た目にしんどいので毎年除去しています。芋は毎年あまりに多すぎて採りきれず、秋に必要な時にだけ掘って食べます。あるいはチップスにしたり粉にしてほぼ薬として使います。

    2024.8.8 囲みのところが菊芋の林です
    2024.10.9 菊芋は花が咲いて枯れてきたら収穫時期です

    さて2024年の畑を振り返ってみます。まずはこちら。

    2024.6.3 誰の頭でしょう

    頭じゃないですね。大豆でございますね。これをこう

    2024.6.3 手入れした畑に大豆とニンジン(肥料は入れてない)

    大豆を1か所に2〜3粒ずつ入れて割り箸を立てました。全部から芽が出ても間引きせず放置します。
    それとニンジンを仕込みました。ニンジンはタネが細かくてスジ撒きするもんですが、1か所に1粒入れました(すごく大変だよ、やってみそ)。間引きで出来の悪い子をぶっ殺すのは忍びないので(笑)。
    それと奥のマルチ(ビニールがけ)してあるところにも枝豆(大豆)と、ヤーコンを仕込みました。

    2024.6.3 この荒れ地にはニンジン。割り箸を立てました。

    結論としてはマルチのところの枝豆とヤーコンが非常に良くできました。雑草取りは数回。放置系は今ひとつ育ちが悪い。ヤーコンは前回書きましたので、枝豆はというと・・・

    2024.9.10 マルチの方がよく育った

    まずまずの量ができまして、毎日毎日ビールのつまみになりましたとさ。

    2024.9.10 放置系ニンジン

    ニンジンは成長が今ひとつで、しかも

    2024.10.6 グロい

    毎度のことですが、グロくグローイングしたグログロニンジンとなってしまいました。

    2024.10.6

    味はすごいのにテンションは上がりません。グロいので。
    続く・・・


  • 研究所通信v518 回顧録 あっちこっち

    2024年9月15日、チミケップ湖近辺で鹿に出くわす

    2024年9月からの1年間を掻い摘んで列記。

    2024年10月13日、オンネトー。雌阿寒岳と阿寒富士かな
    その日に出くわしたキタキツネくん
    2024年10月20日、層雲峡
    鹿がわいわい
    鹿ががやがや
    帰り道でも鹿だらけ
    2024年10月26日、チミケップ湖にあるホテルの飼い犬、外に3匹いて、「チミちゃん」「ケップちゃん」「なんとかちゃん」みたいな名前だったような気がする。(未確認)
    2024年11月2日。標茶町標茶(しべちゃ)にある多和平(たわだいら)。360°の地平線が見渡せる大牧場。キャンプ場になっている。羊がいた。
    北見富士に続くまっすぐな道が見えるところ。2024.12.8
    2024年12月30日に出たサンピラー(太陽柱)
    2025.1.3の朝は氷点下19度
    その日の端野町忠志の橋。氷点下16度。
    2025.1.25 屈斜路湖の白鳥を撮る人
    その時近くにいたスズメ
    2025.2.11 上士幌あたりか
    2025.5.3 時期前の湧別チューリップ公園の金集め人形
    2025.5.6 斜里岳に続く道(清里町)
    同日 その左に知床連山も丸見え
    2025.5.12 我が家でガス漏れ 土中のガス管取替えでドタバタ
    2025.601 遠軽の牛
    同日、滝上へ向かう道路脇に一瞬何か見えた
    クマちゃんやないかい!!
    2025.6.8 足寄あたりの道で鹿横切る
    同日、音更にあるナイタイ牧場。日本一広い牧場1700ha
    その日のどこかの猫
    2025.7.5 帯広あたりのジャガイモ畑
    2025.7.13 温根湯「夢風船温泉」近くの池のスイレンと鯉の地獄世界
    2025.8.4 販売中の自分の作品。グラスが品切れになるとの通知があり自分で買った。
    2025.9.5 置戸町勝山の「虹の滝」
    その涼しげな滝のアップ。
    その清流。

    とりあえず。


  • 研究所通信v517 回顧録 トムラウシ温泉

    ここは士幌か鹿追町あたりかなぁ。2024年9月1日。約1年前。

    我が家からちょうど200kmのところにトムラウシ温泉があります。私がとても気に入っている温泉なのですが、日帰り温泉の時間が今は13時からと遅いのです。家に帰るまでに4時間はみておかないといけないので、入浴時間は1時間が限界。(もっとのんびりしたい)

    トムラウシ温泉へは鹿追町、新得町あたりから、トムラウシ山へ向かうルートしかなく、いわゆるどん詰まりでまた同じ道を引き返すので、ここだけで往復で80kmになります。奥の方はうねうねのアップダウンの砂利道です。時々鹿ちゃんも出ます。

    2023年5月の時に道に出てきた鹿ちゃん。群れで出てきます。

    大雪山系やら十勝連峰やら東ヌプカウシヌプリ山やら、すごい山だらけではありますが、山がなくても綺麗な風景です。草とか。

    草かよ

    で、途中に赤い綺麗な橋があります。高所恐怖症なので橋の上では前しか見前しか見ないようにしています。

    人もいないし自然ばっかりですから晴れていると気分がとても良いです。

    で、道は十勝川に沿っていて、ダム湖もあって野生動物もよく目にします。40kmほどは自然だらけで、中間あたりに集落がありまして、郵便局や小学校まであります。そして目的地の施設はなかなか立派な建物です。温泉は2つ広い露天があり、渓流沿いで、一度白いヘビが岩の囲いをゆっくりと私のすぐ近くを通り過ぎて行ったことがあります。

    こちらが温泉施設「トムラウシ温泉 東大雪荘」。宿泊できます。

    この日は温泉へ向かっている時にちょっとしたものを見て「へぇ〜!!」と思ったので、これを書くことにしました。とてもいい天気だったのですが、電光掲示板を見て「そうなのかぁ」とちょっと笑ってしまいました。

    そうですか、洪水中ですか。ヤバいじゃん。


  • 研究所通信v516 回顧録 黒曜石

    遠軽町白滝にある「埋蔵文化財センター」に展示されている黒曜石

    黒曜石(こくようせき)って知っていますか。なんか鋭利に割れる硬い黒い石です。
    昔々、鉄道の敷石に時々混ざっている黒曜石を集めたもんです。列車が近づくと危険なので、線路のレールに時々耳を当て、列車が近づく音を感知すると逃げる、ということしていました。線路で遊ぶと大人に怒られますから。実際耳を当てて音がして振り返ったら列車が見えていて焦って逃げたことがありました。良い子は真似をしてはいけません。
    田舎では線路自体がなくなり真似のしようもないですけどね。

    北海道は世界でも数少ない黒曜石の産地らしく(今まで知らなかった)、この「白滝」と、私の産地である「置戸」、それから十勝が主なところです。そういえば昔「十勝石」と呼んでいました。

    世界で見ると太平洋岸(オーストラリアにはない)、地中海周りと、エチオピア・ケニアあたりにしかないみたいなんです。いったいいつできたんだいっ、ていうと、このセンターにもいろいろ資料が展示されてますが、ネットでは・・・
    「約3万8千年前の旧石器時代にはすでに黒曜石が石器の材料として使われていました。それ以前の各地の火山活動が活発だった太古の昔に形成されたもの」
    だそうです。太鼓の昔て。

    北海道の真ん中周辺にありますねぇ
    まあなんかこんな感じの説明もありました

    とにかく珍しいし、遠軽的には「これはいいぞ」と、文化財センターまで作ってみんなに来てもらおうと必死です。ここの入場料は大人320円と安めで、尚且つ、写真を撮ってもいいですかと聞いた返事が

    「どんどん撮ってください。そして宣伝してください」

    と、もう財政破綻した北見市に遠軽の爪の垢を飲ませてあげたいくらい頑張っています。

    2024年8月11日は曇りでした。人っこ一人いません。このあたりは人は少ないです。
    入場者は自分たち以外は1人か2人。
    綺麗な設備です
    頑張って作った感が満載
    美しいです

    なんかこのヴィーナス像、これ黒曜石に見えないなぁ。なんだろう忘れたよ。あっこの左の感じはこれを想起させますね。

    違うかっ!(笑)(知る人ぞ知る)

    壁にもたくさんの黒曜石が。
    採掘した時のメモ的なものが細かく書かれていました。意味はわかりませんでしたが、頑張った感に溢れています。

    その前にひとつ大事なことを書くのを忘れていました。ここの「北海道白滝遺跡群出土品」は2023年6月に「国宝」に指定されました。(最初に書かんかいっ)
    日本では遺物としては最古の国宝だそうです。だからもう石器作りなどの体験学習も企画していたり、採取場所である山の中への見学ツアーを毎年やったりしています。
    ツアーでは地元食材を使ったレストランで食事をしたり、グルメ層も取り込もうと必死です。

    実はこのセンターに最初に行ったのは2023年10月15日でした。国宝に指定された3〜4か月後です。話題になったので行きました。この時(2024.8.11)は2回目です。
    それで、2024年7月15日に置戸が近いので黒曜石探索の旅に出かけました。調べてみるとピンポイントでこのあたりだということがわかり、行ってみました。それはある峠から林道に入り、多分どこかから歩きで探す場所。途中、鹿が走っていたり、蝶が地面に群がっていたり、水たまりにビビったりしながら進みました。

    車が走れる道路脇には全然見つかりませんでした。車を降りて道なき道を草をかき分け奥へ奥へと進まなければ見つからなさそうでした。最近はクマちゃんがすごい活躍をしているのでやめようと思いました。今後も行かないと思います。・・・知らんけど。