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  • v102 ダブルラーメン/愉快な札幌32:春夏冬

    ■ダブルラーメン

    ダブルラーメン

    ダブルラーメンをご存知でしょうか。ひとつの袋に2つの麺が入っていて、普通に食べたい時はひとつで良し、超空腹な時はふたつ作るも良し、調節自在の優れたシステムの袋ラーメンなのであります。

    昔、時々食べていた記憶があります。そしてこれは、北海道を出てから戻るまでの24年間、東京の生活では見たことがありませんでしたから、おそらく北海道だけで販売されていると思われます。

    こちらで発見した時は懐かしい感じがしました。記憶から消えかけていました。
    この日曜日にダブルラーメンを調理しました。おそらく27~28年ぶりに食べたことになります。懐かしい舌の記憶が蘇りました。

    「マルちゃん」こと東洋水産(東京都港区)の製品ですから、全国発売でもおかしくないと思うのですが、これがなぜ東京で売らないのかはよく分かりません。うまいのに。
    どれほどうまいのか…。

    北海道には数々のラーメンの有名店がありますが、すみれ? 青葉? てつや? 欅(けやき)? 味の時計台? 笑わせてはいけません、みんな味が濃過ぎて病気になってしまいます。薄味のあのうまいバーミヤンラーメンをしのぐ(笑)のが、このダブルラーメンであります。(まあまあ、話半分に)
    一刻も早い全国発売が急がれます。

    ホントに懐かしい味なんです。うまいです。疑うのであれば、先着2名様(せこっ)にプレゼント致しましょう。ホントですよ。食べてみたい方は

    「ダブルラーメンを恵んでくだせぇ」

    とメールに書いて送ってください。早い者勝ちですよ。食べた後は感想を送ってくださいね。

    さて、そんなうまいダブルラーメンですが、ふと食後に思ったのです。
    『まさかアメリカの狂牛エキス入ってないだろうなぁ』と。

    袋を見ると「精製ラード」というのがありました。これだけでは分かりません。しかし最後に「原材料の一部には鶏肉、豚肉を含む」と書かれていました。従いまして、狂牛エキスは入ってなさそうではあります。

    しかし、この表示すら今は信用することができませんよね。
    それもこれも北海道の苫小牧で発覚した「偽装牛肉コロッケ事件」のせいです。(北海道はいろいろとやってくれちゃいますねぇ)
    悲しいぞ、北海道。

    それはともかく、ひょっとして、うまいのに北海道限定っていうのは、まさか長期の人体実験を行っているのではないだろうな、と疑ってしまうのでした。

     

    ■第32回 愉快な札幌大発見:居酒屋「春夏冬」

    秋ない、商い

    何かつぶれてるっぽい看板ですけど、これ、なんて読むかわかりますか。

    多分、秋がないから「あきない(商い)」だと思います。トンチですかね。でもこれは、きっと日本全国にたくさんあると思います。そろそろネタ切れか…。


  • v101 ボルタ/愉快な札幌31:酒場

    ■ボルタ

    ボルタ

    鉄の町「室蘭(むろらん)」で、鉄をもっと生かしたまちづくりをしようというので、「てつのまちぷろじぇくと」なる市民団体ができ、去年の4月から写真のような商品を売り出しました。

    ボルトやナットをハンダで接着した「ボルタ」というロボット(置き物)です。ポーズは室蘭工大の10人ほどの学生が、毎月アイディアを持ち寄って、試作し、製品にしていってるそうで、現在85種類が販売されています。最終的には100種類を目指しているそうです。

    これのスゴいところは、作っているのは職人や芸術家などではなく、主婦や定年退職者だというところ。ハンダゴテも持ったこともないようなおばちゃんが作っていたりします。

    それは一度、札幌の東急ハンズに実演販売でやって来ました。ちょっと前のことですが、どのくらい前だったか思い出せません。(ボケの兆候か…)
    私は実作業を見てみたかったので行きました。そこにはまさにおばちゃん(2人)がハンダゴテを持ち、ペンチでボルトを曲げ、ハンダゴテでハンダを溶かして制作していました。

    これがまたなかなかうまいもので、大したもんだなあと感心して見ていました。ずっと見ていたらこの作業風景を撮影したいと思い、思い切っておばちゃんに聞いてみました。

    「あのー、写真撮ってもいいですか」
    「えっ。えーと、いいとは思うんですけど、よくわからないので店(ハンズ)の人に聞いてみてください」

    「すいませーーん」
    「はいはい何でしょう」(ハンズのおじさん店員)
    「あの作業風景を撮影してもいいですか」
    「それはですね、店内の撮影は禁止とさせていただいてるんですが」
    「えっ、作業風景ですよ」
    「すいません、ダメなんです」
    「手元とかだけでもダメですか」
    「すいません、ダメです」

    なんでやねんっ!! 技術を盗もうとか、本の記事を撮ったりとかじゃないんだし、犯罪性ないやろっ!!
    むしろ宣伝になるというのに融通が利かないのぉ、ハンズさんっ。

    というわけで、おばちゃんが作っている写真はありませんが、本当です。

    まあ、そんな素人の制作者ですが、実はプロ意識を持たせるための工夫があることを後から知りました。それは、分業制にしないで、一人が一体を完成させるということだそうです。そうすることで、同じポーズのものでも、自分が作ったボルタに愛着も沸き、自分の作ったものを買って欲しいと思うようになる、という狙いのようです。

    確かに「自分は足のカーブ担当」とかでは面白みという点でもなくなるし、やる気や達成感が失われるかも知れませんね。

    ボルタは一体500円だったと思いました。あれ? もっと高かったかな? 記憶が不確かで自信ないですが。(兆候か…)
    ちなみに、1年間で2万体売り上げたそうです。

     

    ■第31回 愉快な札幌大発見:酒場「Saka-Bar」

    酒場

    ベタです。説明不要ですね。

    店の前に車があるのは気になるところです。
    比較的近所ですが入ったことはありません。


  • v100 100号です/愉快な札幌30:いっちょこい

    ■100号です

    ガックリ

    せっかく100号を迎えたのに、ネタが切れてしまいました。
    まさかこんなことになろうとは…。

     

    無念です…。

     

     

     

    なーーんていう100号も考えていたのですが、良い温泉ネタがありまして、せっかく100号なので別ページにまとめました。良かったら見てやってください。
    ←コレをクリック(別窓で飛びます)(現在再構築中にて、しばしお待ちください。2018.4.12記)

     

    ■第30回 愉快な札幌大発見:ファミリー居酒屋「いっちょこい」

    居酒屋

    居酒屋へファミリーで行くのはいかがなものか。それと居酒屋で「専用駐車場」があるのもいかがなものかと思いました。
    そして「いっちょこい」っていう気軽な誘惑。おもわず「おりゃ」と家族で入ってしまってから、子どもがモウモウたるタバコの煙に包まれて肺ガンにでもなったりしたら大変ですよね。

    でも料理が美味しいかも知れないし、家族的な雰囲気で癒されるかも知れませんので、どなたか、通りかかったら入ってみてはいかがでしょうか。

    ここは我が家からはちょっと遠く、たまたま通りかかっただけなので入ったことはありません。


  • v099 断末魔、人体実験/愉快な札幌29:つどい

    ■断末魔、人体実験

    書類

    いよいよ北大による人体実験が始まろうとしています。

    と、この1行とタイトルだけ読むと、とても恐ろしいことが行われる印象を与えかねないので確認の意味も込めて、ちゃんと書いておきましょう。

    この実験は2回目になります。1回目は316名、今回の人数は明確なところが分かりませんが、同数くらいではないかと思われます。35~69歳、生活習慣病が発症していない肥満者(いわゆるメタボリックシンドロームといわれる人々)を対象に行われます。

    普通に生活をするグループと、生活指導・食事指導などがなされるグループに分け、2年間観察します。

    生活習慣病の発症具合や、健康状態の変化を記録し、効果的な運動・栄養指導の指針を作るのが目的となっています。

    そしてそれを世界人類のために役立てる”のが究極の目的であり、この北海道の札幌市民が礎(いしずえ)となって、指導を受けずに病気になって朽ちていく命を無駄にしない、もっと長生きできるのにもったいない、てゆー、日本ならではのもったいない精神の体現でもあるのです。

    検査項目は、心電図、血圧、体組成、コレステロール、中性脂肪、糖代謝、血管弾性、呼吸機能、自律神経、骨密度、体力測定、歯科検診、などとなっております。

    ちょっと堅くなってしまいましたが、個人的には、何と言いますか、要は、実験の最初と最後に「無料で健康診断が受けられ」、「うまくいけば健康になってしまう」という指導付きだったので、そのおトク感から募集に応募したわけです。

    昨年の12月に検診を受け、無事「肥満」ということで実験参加資格をクリアしまして、いよいよ3月開始かと思いきや、検診データの一部消失、システム構築のトラブルが発生。首を象の鼻にしながら待つことさらに3か月、ついにそのグループ割当の連絡が来たのですっ。

    拝啓
    薫風の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

    「ご清栄」って、いつ生活習慣病になってもおかしくないメタボリックな人々にはどうなんでしょう。よく分かりませんが、揚げ足取りはやめて、と。

    まず、グループ割付けの無作為化について書かれていました。割付けには恣意的なものが含まれてはいけないので、国際的にも是認されているUMIN(大学病院医療情報ネットワーク)に依頼した旨の説明がありました。

    タウンミーティングや行政委員会のような「最初に答えありきのデタラメはしない」、ということですね。さすがは大学、科学的な組み立てであります。

    そして、「運動指導や栄養指導を希望」した人が、指導を実施しない集団に入っている場合がある、とありました。それは確かにそれこそが無作為であるので、ここは私としても文句のないところであります。

    そして、指導の介入がない集団に入った人も、健康な生活習慣を目指すのはいっこうに差し支えないので、これまで以上に運動量を増やそうが、健康的な食生活に変えようが構わない旨も書かれていました。

    個人的な考えでは、それができないから太ったのであり、やはり半強制的な「指導介入」があるグループとは差が出来てくるのは自然だろうと思います。

    そして、ドキドキの結果は写真にあるように、こうでした。

    対照群(A群)へ割り付けされました。

    「A群? 指導される方か?」
    「どっちだ」
    「ん? A群の方々は現在の生活状態をそのまま継続して頂くことになります…」
    「…」
    「…ぎゃーーーっ!! 見殺しかいっ!!」
    「それゃないよ、見殺しだよー」

    ガックリ…。はずれです、はずれ。
    病気になるとわかっていて放置、の方です。

    あとは終了時の健康診断を受けるだけで、これといった指導もなく、ただただ暮らすだけであります。ケロロ。

    きっとこのまま肝臓病か心臓病かで早死にしてしまいますっ。くーっ!!
    内臓からの断末魔が聞こえてきますっ!!

    極めて客観的公平的な割り付け作業によって、「運」の悪さが露呈してしまいました。「運」ばっかりはどうしようもないです。
    世界人類のための礎となれることを誇りに思います。

    ええいやけ食いだっ。(はっ、これが悪いんだなっ。自分で改善改善)

     

    ■第29回 愉快な札幌大発見:コインランドリー「つどい」

    コインランドリー

    我が家からは結構離れている場所で発見したコインランドリーです。
    コインランドリーで「つどい」ってところが何となく気になりまして、思わず写真を撮りました。

    コインランドリーは以前、よく利用したものです。ただ、そこに知り合いが来て集う場所ではなかったです。しかも集うってのは3人以上じゃないかと、というか10人とか20人で「集い」に相応しい状態になるわけでして…。

    よく見ると、この「つどい」はとても狭く、集えるようなところじゃないです。集ったら息苦しくてしょうがないです。
    また、よく見ると「24時間」ですから、逆にここが集いの場であるならば、朝の4時とかにワイワイとツッパリとかが集っていたら面白いなと、思いました。(ツッパリって言うのかな今…、というかツッパリが洗濯の集会?)

    「19条店」ってことはチェーン店のようです。調べたらあちこちにあるみたいでした。
    札幌には集いの場が氾濫しておるようで、ますます人間味のある大都市なのだなと感心した次第であります。

    でも何で「つどい」なんだろう。別にいいけど。


  • v098 リペアムゲルは微妙/愉快な札幌28:ベア-3

    ■リペアムゲルは微妙

    リペアムゲルタイヤにした自転車

    以前、自転車のタイヤに画鋲が刺されていたことがありました。写真の左の折りたたみ自転車の前タイヤの左側斜め45度くらいの角度で、キレイに深く刺され、タイヤはペッチャンコになっていました。

    走行中にその角度で画鋲を拾うのは不自然で、多分、これは普段からストレスがたまっている生き物が、「むしゃくしゃしてやった」か「パンクして困る持ち主のことを想像すると愉快でたまらなくなってやった」んだと思います。

    犯人に対しては、多分同じようなことが、その身に降り掛かるように世の中はできているので(バチが当たると言いますね)、逆に可哀想な生き物だなと思っていました。

    ただ、その生き物に対して、できればパンクの修理屋で一生働かせられ、給料の半分をサイクリングロードなどの整備などに寄付をさせられる、というような厳罰を科してもらいたい、と、厳罰主義的なあまり良くない考えも浮かんだのは事実です。反省です。

    その事件から程なく、テレビで「パンクをしない自転車にしてくれる自転車屋」の情報をたまたま見ることができました。それによると温めたドロドロしたゲル状のものを自転車のチューブに入れ、固まると出来上がり、というものでした。

    リペアムというゲルを注入するので、リペアムゲル自転車というらしいです。
    タイヤ1本3500円。我が家の自転車は実は3台。2万1000円もかかってしまいます。

    悩みました。

    今まで、自転車のパンクは、何者かの腹いせで刺されたパンクを含め、すでに6~7回もあって、修理費も意外に高く、時間も無駄に費やすので悩みの種でありました。
    リペアムゲル自転車にしてしまいたいが高い。高いけど長い目で見ると安いのかも知れない。

    「絶対にパンクしない」(テレビではタイヤに木ねじをを貫通させてました)
    「空気をパンパンに入れた状態と同じなので、接地面が小さく、抵抗が少なく軽く漕げる」
    「固まった固体は収縮しないからずっと何もしなくてい」

    実に魅力的です。

    その乗り心地については
    「空気のタイヤと変わらないし、重さも感じない」
    と、テレビのレポーターも喜んでいました。

    ネットを見ると、どこかの主婦なども美辞麗句の嵐で、以前作ったことのあるヤラセの広告みたいなことを言っていましたが、まんざらウソでもないと判断してしまいました。やはりテレビの映像で見て悪くなさそうだったからです。

    というわけでついに決心し、このたび3台ともそのリペアムゲル自転車に仕立ててきました。パチパチパチパチ。(散財で泣きながら拍手)

    乗り心地について、感想を述べさせて頂きますので、みなさんも参考にしてください。

    多分、1年と経たずにスポークが折れると思います。(爆笑)
    衝撃を拾うのでスピードは出せません。(汗)
    ペダルは重くなったと思います。(悲)
    乗り心地悪いです。(怒)

    しかし、満足しています。本当です。

    第一に、パンクの愉快犯が、悔しがる。今度画鋲が刺さっていても、「ちみー、五寸釘打ち込んでもパンクしないんだぜっ」なんて言っちゃったりして。
    あ、とにかく、パンクしないっていうのはメリットとして大きいです。それから、実際に路上を乗ってみて思ったのは、スピードが出せないので、安全性が高まるのです。
    青信号の点滅などで急ぐと、車道と歩道の段差での衝撃が激しく伝わるため、急いで渡ることに諦めがつくのです。

    でもそうも言ってられない時や、不意の凸凹では確実に自転車にダメージがあるため、多分、そのうちスポークが折れると思うのです。

    長い目で見て、はたしてトクだったのだろうか…。

     

    ■第28回 愉快な札幌大発見:近所の看板「ベアのマーク」3

    株式会社ベアのロゴ

    この株式会社ベアのマークは、アンケートの結果、圧倒的な得票率により
    「パンダ」に決定 致しました。
    パチパチパチパチ(泣)

    内訳は次の通り。
    1 パンダである……………………………………67%
    2 タヌキである……………………………………11%
    3 アライグマである………………………………22%
    4 別の生物、もしくは架空の生物である ………0%

    全国9000万人(1000万で割って下さい)の回答で、3分の2を獲得。完璧なパンダということになりました。

    最初に答えありきのタウンミーティングよりは、民主的に決定できて良かったと思っております。

    とか言いながら、同じネタ、3週連続の珍記録。
    (まさかネタ切れ?)
    (そんなことないですよ)

    タヌキアライグマパンダ

    タヌキ(左)とアライグマ(中)とパンダ(左)