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  • v189 自転車―マナーの話/愉快な札幌118-美食専門

    ■自転車―マナーの話

    自転車

    4か月ぶりに自転車を引っ張り出し、外出をしました。無理矢理にひと冬、自転車を乗り倒す人もおります(昔は私がそうでした)が、大抵の人は冬の期間は自転車には乗りません。しかしもうそろそろ乗れそうな雰囲気になってきました。

    ということはもう春が近いわけです。

    大きな通りはこのように、自転車はギリOK的な状況で、気温も3度もプラスという暖かさ。汗が出ますよ。いやホンマに。

    大通り

    しかしちょっと裏の小道に入ると、交通量と日照の関係で、自転車にはまだまだ過酷な道路となっております。

    小道

    シャーベット状の雪はハンドルを取られ、雪解けの水たまりに遮られ、車のドライバーには「邪魔だなー」という顔をされ、まだ自転車は早かったかなと後悔するのでありました。

    気をつけながら走っていると、突然、恐怖の大王がひょっこりと顔を出しました。

    犬のフン

    『コラーッ!! 飼い主、ふざけんなっ!!』
    あやうくウンコに襲われるところでした。というのも、雪でハンドルを取られるので、時々足を着いて転ばないようにするわけです。この位置はまさにストライクゾーン。いやー危ない危ない。

    これで3回続けてカレー的な話になってしまいましたね。(あ、失礼)

    いやしかしですね、札幌市内を歩いていると結構多いのですよ。犬のフン。マナーを守りましょうよっていうお話でした。

     

    ■第118回 愉快な札幌大発見:美食専門・食堂館

    美食専門・食堂館

    「美食専門」の横に縦書きで「出前」「弁当」「専門」と書いてある。

    「美食専門」の下は「天丼」「うなぎ」と書かれ
    「確かに美味いけど・・・。確かに美食かも知れないけど・・・」
    とどことなく解せない気持ちになるのでした。

    いや、美食なのに、「出前」も解せないし、「弁当」も解せないし、「専門」っていうのもしっくりこないのでした。

    み、店構えも。

    でも私はこういう庶民的な雰囲気大好きです。怖くて頼んだことないですが。
    (庶民的なのに怖いってどういうことだ)
    (美食なのに庶民的ってどういう・・・)


  • v104 ポプラの恐怖/リペアル/愉快な札幌34:学校の標語

    ■ポプラの恐怖

    ポプラと空
    手前シルエットの木はポプラ

    私はいつもカメラを持ち歩いています。大抵の場合、仕事に使える画像を求めて撮ります。デジカメはいくら撮っても現像代がかからないので、メモ代わりにも撮り、面白いものがあれば撮り、景色が良ければ撮り、面白い模様があれば撮り、雲の形が良ければ撮り…、と、ほぼ1年で1万枚撮りました。

    恐怖は1万41枚目の今回使用している写真を撮っている時に発生しました。心霊写真じゃないですよ。
    大抵、「連れ」が一緒にいまして、その連れが、私が写真を撮っている間はヒマになるため、一種の暇つぶしでこのポブラの木を、手でポンポンと叩いていたのです。そうすると手にチクッと痛みが走ったらしく、「いてっ!」と叫びました。その後、「うわーっ!」と言って、ポプラからちょっと離れました。

    ここからは気持悪い話になるので、気の弱い方はご遠慮下さい。

    チクッとした原因は、木に付いていた毛虫くんでした。(毛虫「さん」かも知れませんが…)(どうでもいい引き伸ばしで恐怖を緩和しています)
    その毛虫くんは、いわゆる内地や南国のものに比べたら、北海道ですから、小振りで可愛いもんなのですが、でもやっぱり、ここに掲載すると食事に影響しないか気になるような感じで、だから掲載はやめておきます。

    その毛虫くん、ポプラの木の表面に保護色となってじっと動きません。多分毒はなかろうと思いましたが、念のため、それも写真に撮ってあとで調べようと思いました。それで、木の表面をじっと見ていると、これがあっちこっちに点在しています。

    「ゲロっ、ここにも」
    「ゲロゲロっ、ここにも」
    「ゲロゲロゲローーーーーーっ!!」(恐怖を緩和する表現)

    そして、根元の方はなんと言いますか、みっしりと言いますか、一面と言いますか、団体さんでおられまして、それもよく見ないと気付きませんでした。

    そこはポプラ並木で、次の木も次の木にも、その毛虫先生は分かりにくく存在していたのです。その後、行った先にポプラの木があると、ついその表面を見てしまうのですが、近所の道路の脇のポプラにもそいつはおりました。

    もう二度とポプラの木の表面を、気軽に触ることはできそうもありません。

    ●リペアムゲル再評価

    タイヤが絶対にパンクしない処理をした我が家の自転車について、少し、経過報告します。というのは、以前、この処理をして間もない時、乗り心地が悪いと書きました。確かに、決して乗り心地がいいとは言えませんが、この処理をして良かったなと思う機会が多いのと、また別の効果があると思ったので、少し評価を変えたいと思ったのです。

    あれから一度、スーパーに買い物をしに行った際、駐輪場に止めておいた自転車にいたずらをされていました。ライトを力ずくで上を向かせて、空に向けてライトを点けられていました。愉快犯ですね。
    その前にも別の場所で、ライトを盗まれたり、パンクさせられていたりして、犯人を哀れんだものですが、少なくともやられて一番つらいパンクだけは避けられるのは、この上なく心強いです。

    パンクしない心強さ。それはもともと予測できたことですが、改めて良かったなと思いました。

    さて、問題は、乗り心地です。
    この悪い乗り心地の自転車に乗り続けていると、だんだんそれが普通になり、ほとんど気にならなくなってきます。段差ではきちんとスヒードも落とすし、悪いことは特に感じなくなりました。

    これは、例えば運動部の学生などが、普段、鉄の下駄をはいて歩いているようなもので、慣れてしまうと、いつの間にかすごい脚力が身に付いている、という秘密特訓のような効果が期待できるのですっっ。

    というわけで、リペアムゲル処理の評価は、どんどん高まっております。
    (業者と結託してなんかいませんよっ)

     

    ■第34回 愉快な札幌大発見:某中学校の標語群

    標語の立て看板

    札幌市内の某中学校の前を自転車で通過する時に目にしたものです。中学校だけじゃなく、大人の世界にもいかがでしょう。

    こんなのどうでしょう。
    「きっぱりと やめる心が 命取り」
    「挨拶の キャッチボールが 命取り」
    深いなぁ。

    でも標語って、読むと力が抜けてしまうのは、私だけでしょうか。


  • v098 リペアムゲルは微妙/愉快な札幌28:ベア-3

    ■リペアムゲルは微妙

    リペアムゲルタイヤにした自転車

    以前、自転車のタイヤに画鋲が刺されていたことがありました。写真の左の折りたたみ自転車の前タイヤの左側斜め45度くらいの角度で、キレイに深く刺され、タイヤはペッチャンコになっていました。

    走行中にその角度で画鋲を拾うのは不自然で、多分、これは普段からストレスがたまっている生き物が、「むしゃくしゃしてやった」か「パンクして困る持ち主のことを想像すると愉快でたまらなくなってやった」んだと思います。

    犯人に対しては、多分同じようなことが、その身に降り掛かるように世の中はできているので(バチが当たると言いますね)、逆に可哀想な生き物だなと思っていました。

    ただ、その生き物に対して、できればパンクの修理屋で一生働かせられ、給料の半分をサイクリングロードなどの整備などに寄付をさせられる、というような厳罰を科してもらいたい、と、厳罰主義的なあまり良くない考えも浮かんだのは事実です。反省です。

    その事件から程なく、テレビで「パンクをしない自転車にしてくれる自転車屋」の情報をたまたま見ることができました。それによると温めたドロドロしたゲル状のものを自転車のチューブに入れ、固まると出来上がり、というものでした。

    リペアムというゲルを注入するので、リペアムゲル自転車というらしいです。
    タイヤ1本3500円。我が家の自転車は実は3台。2万1000円もかかってしまいます。

    悩みました。

    今まで、自転車のパンクは、何者かの腹いせで刺されたパンクを含め、すでに6~7回もあって、修理費も意外に高く、時間も無駄に費やすので悩みの種でありました。
    リペアムゲル自転車にしてしまいたいが高い。高いけど長い目で見ると安いのかも知れない。

    「絶対にパンクしない」(テレビではタイヤに木ねじをを貫通させてました)
    「空気をパンパンに入れた状態と同じなので、接地面が小さく、抵抗が少なく軽く漕げる」
    「固まった固体は収縮しないからずっと何もしなくてい」

    実に魅力的です。

    その乗り心地については
    「空気のタイヤと変わらないし、重さも感じない」
    と、テレビのレポーターも喜んでいました。

    ネットを見ると、どこかの主婦なども美辞麗句の嵐で、以前作ったことのあるヤラセの広告みたいなことを言っていましたが、まんざらウソでもないと判断してしまいました。やはりテレビの映像で見て悪くなさそうだったからです。

    というわけでついに決心し、このたび3台ともそのリペアムゲル自転車に仕立ててきました。パチパチパチパチ。(散財で泣きながら拍手)

    乗り心地について、感想を述べさせて頂きますので、みなさんも参考にしてください。

    多分、1年と経たずにスポークが折れると思います。(爆笑)
    衝撃を拾うのでスピードは出せません。(汗)
    ペダルは重くなったと思います。(悲)
    乗り心地悪いです。(怒)

    しかし、満足しています。本当です。

    第一に、パンクの愉快犯が、悔しがる。今度画鋲が刺さっていても、「ちみー、五寸釘打ち込んでもパンクしないんだぜっ」なんて言っちゃったりして。
    あ、とにかく、パンクしないっていうのはメリットとして大きいです。それから、実際に路上を乗ってみて思ったのは、スピードが出せないので、安全性が高まるのです。
    青信号の点滅などで急ぐと、車道と歩道の段差での衝撃が激しく伝わるため、急いで渡ることに諦めがつくのです。

    でもそうも言ってられない時や、不意の凸凹では確実に自転車にダメージがあるため、多分、そのうちスポークが折れると思うのです。

    長い目で見て、はたしてトクだったのだろうか…。

     

    ■第28回 愉快な札幌大発見:近所の看板「ベアのマーク」3

    株式会社ベアのロゴ

    この株式会社ベアのマークは、アンケートの結果、圧倒的な得票率により
    「パンダ」に決定 致しました。
    パチパチパチパチ(泣)

    内訳は次の通り。
    1 パンダである……………………………………67%
    2 タヌキである……………………………………11%
    3 アライグマである………………………………22%
    4 別の生物、もしくは架空の生物である ………0%

    全国9000万人(1000万で割って下さい)の回答で、3分の2を獲得。完璧なパンダということになりました。

    最初に答えありきのタウンミーティングよりは、民主的に決定できて良かったと思っております。

    とか言いながら、同じネタ、3週連続の珍記録。
    (まさかネタ切れ?)
    (そんなことないですよ)

    タヌキアライグマパンダ

    タヌキ(左)とアライグマ(中)とパンダ(左)


  • v094 札幌のイメージと実際/愉快な札幌24:あじと

    ■札幌のイメージと実際

    大通公園

    札幌という街は、住んでみたい街No.1なんだそうです。ところが、国保料、市民税、交通の便、自然環境など、現実の住みやすさを数値化すると、ベスト100にも入らないんだそうです。

    イメージは良くても、住みやすいわけではないという結果。確かに山道をうろついたらクマに食い殺されたり、冬の夜中に酔いつぶれたら凍死したりするので、そりゃあ実際に住むとなれば敬遠するかも知れませんね。

    あ、違う違う。いや、クマとか凍死ってのはめったにないことでして、私、個人的には夏は涼しいし、自転車の移動は気持いいし、たくさんの花が道路脇に咲いていたり、緑が多かったり、空間が広く感じたり、物価もやや安いし、うまいもんいっぱいあるし、そこそこ何でもあるし、冬は冬で雪はキレイだし、ナベはうまいし、UFOも出るし、これといった不満はありません…。

    ただ札幌は“中途半端に交通の便が悪い”んです。どこに行くにも「歩き」ではしんどい。健康のことを考えたら、1時間や2時間歩いた方がいいんですが、ヒザや腰が痛くなって、ぶっ倒れてしまったら、凍死するかクマに食われてしまいます。

    地下鉄の路線は3本と意外に少なく、市電もまた中途半端な感じで、バスは便利な方ですが、路線を覚えるとか、慣れるまでには時間がかかります。便利と言ってもなかなか来ないです。結局はマイカーということになってしまいます。車がないと不便だというのは確かに思います。でもネコも杓子も車に乗れば、地球環境は悪化の一途。電気をコマメに消してみたところで、ガソリンを消費すれば帳消しですよっ。人をはねても人生終了ですし。
    そういうわけで自転車が一番良いのですが、この前、ちょっと店に入って出てくるまでに、タイヤに画ビヨ(画鋲)を打たれてパンクさせられましたよっ。画ビヨを刺した者は怒らないから出てきなさい。画ビヨの刑で許してあげます。(怒ってるじゃん)

    交通の便の悪さの話に戻ります。自転車はパンクさせられるので不便です(怒ってる)。

    札幌の地下鉄は1本のレールをゴムタイヤで挟む、モノレールのような構造で、昔、これが世界でも珍しい地下鉄ということで、かっちょええなぁー、とか思っていたものですが、実はこのゴムタイヤ方式が発展を阻害しているようなのです。

    規格が合わないためにJRとの乗り入れができず、空港からダイレクトに繁華街に入れないのです。乗り換えでもまた結構歩かされてしまいます。

    当初、画期的と言われたゴムタイヤの地下鉄は静かで快適と言われていましたが、例えば、夏場は札幌と言えどもそこそこ暑いわけで、暑いのに冷房車両がないから窓を開けることになり、全然静かじゃないんです。むしろうるさい。
    ゴムタイヤは摩耗が早く、保守の費用もかさみ、今やデメリットだらけ。路線の延長も通常の地下鉄よりも費用がかかるらしく、なかなか手をつけにくいようです。地下鉄をほんの少し延ばすだけで、便利になる場所は結構あると聞きいてますが、その財源が「地方の自治体」にあるわけがない、そういう国なんですねぇ。国会議員宿舎には何千億円もかけられるというのに。1本5000円の水も税金でゴクゴク飲めるというのに。

    先進的なゴムタイヤの地下鉄は、かっちょえかったのに、先々を見通すことができないかっちょ悪さで締めくくられようとしております。

    我が家の場合、最寄りの地下鉄までは北に徒歩10分(東西線)、東に15分(東豊線)、北東に15分(南北線)、路面電車には北に10分、西に10分、北東方向の繁華街まで歩いて10分、札幌駅までは40分、長距離バス乗り場まで35分、と、すべてにおいて中途半端な位置にあり「不便極まりない」のですが、この話をすると妻がこう言います。

    「バカモン、10分くらい歩け」と。

    無精すぎる、と。

     

    ■第24回 愉快な札幌大発見:公開秘密結社「あじと」

    あじと

    民家改造シリーズです。この何の変哲もない家が「あじと」という飲食店です。2階は屋根裏部屋のようになっていて、斜めの少し圧迫した空間がまた、アジトっぽさを演出しているようでした。これも我が家から歩いてすぐのところにあります。


  • v012 放置自転車の話/前回の北海道弁の答え

    ■自転車放置の話

    放置自転車

    札幌は放置自転車が少ないという印象がありました。こちらは道そのものが広いので、私は今でもあまり気にはなりませんが、実際には市は放置自転車対策に力を入れざるを得ない状況のようです。
    随分前の話になります。6月10日、ちょっとした用事で自転車で町へ出ました。私は自転車が1台も止められていない広い歩道に自転車を止めて、あるビルに入って用事を済ませました。
    15分くらいで戻ってくると、何やらハンドルに、ホッチキスで止められた紙がヒラヒラしてます。

    「自転車利用者の皆様へ 北海道開発局札幌開発建設部 札幌道路事務所管理課」

    自転車を移動するようにと書かれています。さらに「1台自転車を置きますと次から次へと増え、歩道の通行が困難になりますので、置かないでください」と。
    うーんリアルな文章だ。納得だ、素晴らしい。しかも早い。わずか15分でこんな紙が貼られるとは。
    「いったい市の職員はどこに潜んでいるのだろうか」
    思わず辺りを見回してみるのですがその姿はどこにもありません。しかし必ず近くにいなくてはできないこと…。物陰から高速で近寄り、瞬時にホッチキスを打ち、高速で去っていくに違いない。素晴らしい。素晴らしすぎる。(でも自転車止めたときに注意して欲しい…)

    こうしている今にも放置自転車に素早く紙が貼られているのです。
    まだ私はその姿を見たことがありませんが。

     

    ■前回の北海道弁の答え

    1 ゲッパになる:これは「ビリになる」の意味です。ゲレともいいます。
    運動会のあとよく親に言われたものです。
    「またゲッパかい」と。

        面白かった回答 ★下痢してトイレにかけこむ
    ★ハゲになる

    2 ジョッピンをかる:これは「カギをかける」の意味です。
    ジョッピンはともかく、カギを「かる」という言い方がミソでして、
    北海道人は「カギかる」が通じないとは思いもよらないのです。
    昔は昼も夜も玄関にジョッピンをかるなんてことはなかったのですがね。

    面白かった回答 ★いい女をナンパする

    3 ツッペンをする:これは「栓をする」の意味です。
    鼻血を止めるのにティッシュで鼻の穴にツッペンをしたり、
    水や空気がもれる穴を塞ぐ時にツッペンをすると言います。
    うんこたれのガキは、ケツの穴をツッペンしたろか、と脅されます。

       これは「小便をする」と思われた方が複数いました。

    ということで、独断で埼玉のXさんに「しょぼくて涙が出るような使えない景品」を無理矢理送りつけますので、泣くか笑うかしてください。

    他の地方で、絶対通じないけど共通語だと思っていた言葉などがあったら、ちょっと知りたいような…。