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  • 研究所通信v493 わからない

    今や我が家に猫はこの「まろっちゃん」(クリームマロン)しかいなくなったけれど、外には野良猫が増えている。

    この頃「わからないこと」が本当にわからなくて困っています。

    まずこのホームページで、右側に表示されていた「過去記事一覧」が消えてしまいました。それは、今年1発目の研究所通信を発行した時、過去記事の2023年の項目を作っていなかったため、それを表示するように更新したところ全部消えました。記事そのものは残っていますが、目次がなくなってしまったのです。このサイトを作っているWordPressというソフトが、常に自動的にバージョンアップされるうえに、マニュアルもなく、突然操作方法が微妙に変化したり、謎の機能ができていたりするのです。もともとよくわかっていないのに、「より便利にしてくれた」おかげでわからなくなり、調べてもわからず、やる気が削られます。

    それとは別の話で、このホームページの上のバーに「スタンプ販売中」とありますが、この販売サイトのLine Creators Marketが、何やら勝手に仕様を変えたのか、マイページにログインできなくなり、かれこれ2年ほど経とうとしています。PC版LINEにもログインできず、LINEにもLine Creators Marketにも連絡できる窓口はなく、電話もメールもできません。Q&Aコーナーから適当な項目を選んで、「この答えは役に立ちましたか」というところに記入欄があったので、そこに事情を書いて助けを求めたのですが、「このメールには返信はしません」と書かれていて、期待はできませんでした。それを5回くらい続けましたが返事は来ませんでした。打ちひしがれました。

    1月6日、あまりに寒い氷点下20度の世界で野良猫が生きている。やっぱりかわいそうでとても見ていられない。そこでネコハウスを作ってみた。

    Line Creators Marketのパスワードを変えていないのにパスワードが通らず、再設定するにはLINE(Line Creators Marketではない)にログインせよ、とQRコードが出てくるのですが、もともとLINEはPC版を使っていて、QRコードを物理的に読めないわけです。QRコードはスマホで読み込みますが、そもそも登録時は、ガラケーとピッチだったためLINEを入れることができず、LINEはPC版のみだったのです。
    ガラケーでQRコードを読み込んでみると、何も起こりませんでした。どうやらスマホ専用QRコードと思われました。仕方なくガラケーを去年の4月にスマホに変えたわけです。

    その後もスマホ操作に苦しみ、LINEのIDを作っていろいろやっているうちに「Dアカウント」を入れろという項目がっ!! スマホに切り替えた時に、なんか気持ち悪いと思ってDアカウントは作ってなかったのですよ。そもそもDアカウントって何よ。わからんよ。あーあ、どうやるんだっけ、これもマニュアルなんてないし、困ったもんだな、全然わからんということで、docomoのショップへ行って聞きました。Dアカウントはその場で作ってくれました。が、LINEやLine Creators Marketでの問題については別会社なので対応できないと言われて途方に暮れていると、「遠隔サポートサービス(有料)ならわかるかもしれません、ということで月々220円の遠隔サポートに加入しました。このサポートに電話をすると色々教えてくれるというのですが、何がわからないのかがわからないので、もうめんどくさくてまた放置しました。

    あれから10か月。話が複雑で、きっと読んでも面白くないです。しかし記録として書いておきます。

    遠隔サポートを使いました。電話で1時間くらい相談しましたが、結局LINEアプリはdocomoとは関係がないと、相談は終わってしまいました。

    ネコハウスは奥の部屋には断熱材をめぐらせ、毛布を敷いている。そして風除室を作りカリカリを入れてある。

    それから自力でなんとかしないといけなくなりました。この間、スマホに入れたLINEのIDはPC版と同じでないと都合が悪そうだから同じにしました。実はガラケーは2台あって、1台はピッチで途中でガラケーにしました。ピッチだった方は法人登録していて、Line Creators Marketは法人登録なので、その電話番号を設定していたのです。その番号がIDだったのです。そのスマホに個人登録のLINEを入れました。もう1台にもLINEが入っています。どちらも同じIDにしたのですが、IDは電話番号がダメだったのでメールアドレスにしました。それはLine Creators Marketに登録したメールアドレスで、ピッチではない方のガラケーのアドレスでした。PC版のLINEのIDは電話番号です。今は電話番号はダメらしいです。
    ピッチだった方のスマホは法人登録していましたが、料金が高いのでスマホに切りかえてから1か月で個人契約に変えました。

    ピッチだった方のスマホでLINEを立ち上げようとすると、「IDが使われているからLINEそのものを削除しなさい」と表示されました。なんでやねん。削除しました。でもそのあと使えました。じゃあこのLINEのIDは何なの。ついでにPC版のLINEもパスワードが違いますと表示が出て使えなくなっています。そしてパスワードを忘れた方はQRコードから入れとQRコードが表示されます。スマホで読み込んでLINEに入ります。どういう状態なの。わかんない。

    なんとかしてLine Creators Marketのマイページに入りたい。QRコードで読み込んでピッチだった方のスマホのLINEに入ると、Line Creators MarketのLINEが目に入り、「ああ、なんとかなるかもしれない」と思っていると、なんだか新しいLine Creators MarketのIDが生成され、その先、何をしていいのかわからなくなりました。その後もなんとかしたいと同じようなことを繰りかえし、Line Creators MarketのIDは4つくらいできているような感じになりましたが、実際どうなっているのかはよくわかりません。

    何をすればいいのかわかりません。

    ネコハウス全体にサランラップをぐるぐる巻きにして防水しているので段ボールはへたれない。入り口は薄いフィルムを交互に重ね、のれんのようにしてあり、風は入りにくく、中は意外に暖かい。

    おかしなことになってからずっとLine Creators Marketには連絡や問い合わせの窓口が無く連絡不可能でした。しかし新しく作ったLINEのIDから、新しくできたLine Creators MarketのIDのマイページに入って、どこだかもう覚えていない場所からメールが送れそうだったので、詳細を書き、さらにそれとは別に同じような詳細を書いたPDFファイルを作り添付して、確実に伝わるようにして送信しました。すると、親切なんだが不親切なんだかわからないメールが来て、「ここのURLをクリックして、質問に答えてください」的なことが書かれていました。「ああ、やっと連絡が取れるのか」と思ってクリックすると、見覚えのある「IDとパスワードを入れるフォーム」が出てきました。

    「パスワードが違います」

    なんなん。

    で、ダメな時はQRコードからどうぞと、QRコードが出てきました。泣けてきました。振り出しに戻りました。

    クロちゃんは事務所の猫ドアを通って、部屋で寝ていたりします。でも懐いていないので近づくと逃げたりします。ただ最近は寒すぎて逃げなくなりました。とりあえず寒さを凌ぐ場所として利用してもらっています。猫トイレも設置していますが、ご利用になりません。

    エネルギーを使うので、やる気に満ちている時しか再トライしようという気になりません。そうして2023年1月29日、土曜日の暇ができた時にまたまたやってみました。
    よくわからないままに、前のメールのURLからQRコードを出して読み込み、またできてしまったLine Creators Marketの新しいIDのマイページに入ると、いくつかの質問のフォームが出てきました。暗闇に一筋の光が差しました。さて、その設問に答えようとしました。その設問に「変更元のLINE Creators MarketのID」と「変更先のLINEアカウント」という言葉が出てきて、変更元というのは、元々のIDなのか、新しいIDなのかしばらくわかりませんでした。というのも変更元にはIDを入れるフォームに「メールアドレス」と書いてあったので、登録時のIDである電話番号を入れると無効になってしまうのです。そして機種名を入れる項目があり、スマホのことではないかと思われ、それは新しい方のIDのことではないかと思われたのです。ちょ待てよ、PCの機種のことかな、ならMacintoshだろうか、わからんなぁ。

    とりあえず、詳細書き込み欄に経緯などを書き込み、適当に送信しました。5〜6回記入漏れというか、該当するものがわからず空欄にしたところがダメだと送れず、最初からやり直せと、イライラ星人が地球を滅ぼしそうになりながらも、何度もやっているうちに送れました。
    すぐに親切なんだが不親切なんだかわからないメールが来て、「新しいLINEのアカウントに登録した新しいLine Creators MarketのIDはすぐに退会してください」と書かれてありました。すぐに退会しました。いったいどうなってしまうのでしょう。

    もうずーーーっと引っ張っているこの状況。とっても気持ちが悪いです。どうして電話やメールで対応してくれないのでしょう。

    ここまでです。まだ解決していません。これがあって、通信も書く気になれず、しかもホームページも過去記事の目次が訳もわからず消えているという状況。
    気力の低下? わからないことだらけ? これは老化なんですかねえ。

    ところで、もしLINE Creators Marketのクリエイターが突然死んでしまったらどうするんでしょうね。電話もねぇ、メールもねぇ、売上金は積み上がる、ほったらかして調べもしねぇ、2年くらいじゃ連絡もこねぇ、死んだ後では受け取れねぇ。オラこんなシステムはイヤだー。(作者は売上の35%しか受け取れないシステムでもある。なるほど死んでも放っておくのが良いってことか)


  • 研究所通信v492 あけおめ(ふるっ)

    あけましておめでとうございますと言いたげなこの写真は、今年の初日の出の写真です。朝4時50分に出発した時、氷点下16度でした。

    場所は北見から約60kmの、網走の濤沸湖(とうふつこ)というオホーツク海と接するようにある湖で、この時期はいつも白鳥がたくさんぷかぷか浮いています。そして20〜30km先にある斜里岳の上から見事に日が昇る絶好の場所でした。

    白鳥ぷかぷか。すぐ近くまで来るので、白鳥の写真もたくさん撮ってしまいました。

    白鳥さんはシベリアがあまりに寒いので、暖かいこの辺りに飛んでくるんだよなぁ、とこの日の寒さに震えながら思うのでした。が、実は白鳥は寒さ克服のために南下しているのではなく、シベリアでは餌場が凍ってしまって食べ物がないため、全部が凍らないところまで南下してくるんだそうです。

    ためになったねー。

    やっぱ、新鮮な魚を食べてスクスクと育って欲しいもんですな。とか思っていたら、何と何と、白鳥は水草や藻を食べるのであって、魚は食わないみたいです。いや、ひょっとしたらちょっとは食べるのかもしれませんが、ほぼ植物を食べているようです。虫も食べるようです。

    ためになったねー。

    日の出前は雲がじわじわと迫っていて、斜里岳付近だけが晴れているという奇跡的な風景となりました。

    それにしても、毎年のことではありますが、12月下旬には氷点下20度前後まで冷え込み、「やっぱ冬はさびーなー」と口にしてしまいます。本日1月5日は、氷点下23度まで下がりましたが、お出かけした1月3日に陸別を通過した時、朝8時で氷点下28度、少し前は30度に到達していたらしく、北見とは10度も違うのか、上には上がいるな、あ、下には下か、下には下がいるなと思いました。

    今朝洗濯したジーンズを試しに外に出したところ、独り立ちできるくらいになっていました。(笑)

  • 研究所通信v491 山葡萄をジュースに

    クリームマロンは元気いっぱいで微笑ましい (22/10/27)

    庭の山ぶどうが細長い庭のほぼ橋から端までの20メートル弱、二手に別れて2列、この5〜6年で伸びまくってたくさんの実をつけるようになりました。

    ビッシリ 22/10/29

    この山ぶどうには特に肥料をあげるわけでもなく、誘引はするものの剪定をするわけでもなく、放置しているだけで実をたくさん付けるわけです。ただ放っておくと、庭に生えている幾つかの高い木に巻きつき付いて、上の方まで上っていくので、途中で引き摺り下ろして、100均で買った細い支柱を組んだ「葡萄棚」的な棒にトマトクリップなどで固定していきます。

    春先から実がたくさん出来ていくのがわかります。問題がひとつありまして、スズメバチが山ぶどうが大好きで寄ってくる、というスリルが発生します。

    数年前のある日、知らないおじさん(70歳くらいか)が庭に侵入していて、ばったり出くわした時のことでした。

    「あ、あのー、どなたですか」
    「あー、ここにさ、これ付けといてさ、見に来たんだ」
    「はぁ」
    「ほらスズメバチがいっぱい取れとるわ」
    「あ、本当ですね」
    「スズメバチは山葡萄に寄ってくるからさ、ワナ仕掛けといたんだよ」
    「はぁ」(それまでまったく気づかなかった)
    「この辺一帯に仕掛けて回ってるの」

    だそうで、知らないおじさんがいつの間にかスズメバチのワナを仕掛けていること自体に多少のショックを受けたものです。なんというか、大したおじさんです。普通できないでしょ。(笑)←笑っている場合ではないかもしれん

    そしてそれは毎年、知らないうちに設置していき、知らないうちに回収されているのです。今年も知らないうちに設置されていて、スズメバチやハエなどがが取れていました。

    知らないおじさんが付けていくワナ

    10月29日、山ぶどうの葉っぱがほぼ全部落ちて、甘くなった山ぶどうの収穫を始めました。
    まずはでかい鍋に最初に採ったぶどうを放り込みます。

    15時23分

    じわじわ重ねていきます。

    15時26分

    ちょっと小粒かな。

    15時47分 これ2つ目の鍋(2段に重ねています)

    いやーなんぼでもあるわ。

    16時21分 鍋に収まらずバケツと袋にも

    1時間弱かかりました。去年はジュースとジャムを作りましたが、ジャムはたっぷり余っています。
    「しゃーない、ジュースだけ作るか」
    台所のシンクに全部入れました。

    包丁は大きさの目印 19時7分

    この山ぶどうの一粒一粒を軸から外して鍋に入れていきます。水道の流水でパチャパチャ洗いながら。

    20時20分 約30分かけてこのくらい

    そこそこの早さでぶちぶち外しているんですが。

    21時35分 約2時間

    今回は虫がほとんど出てこなかったのがラッキー。もう時々氷点下になるので虫が少ないのです。昨年の記憶では小さいクモがノコノコと歩いて出てきたりしました。クモは苦手なのでこればっかりは耐え難い。

    22時29分 でかい鍋2ついっぱいになりました。

    約3時間かけて軸から外しました。この日は疲れてしまい、翌日から夜に3日かけてジュースにしました。
    作り方は適当な鍋に取り分けて火にかけます。グツグツして10分くらいで火を止め、自然に冷まして、それをガーゼやサラシで濾します。(絞る)

    本当に少しずつしか絞れません。ほとんどが皮と種です。1リットル絞るのに1時間くらいかかります。結構飛び散るし、赤いしぶきがあちこちに血痕のように台所の壁に付着します。警察に見つかったら大変。

    1リットルのペットボトルに1日1本、3本絞りました。それを毎日少しずつ、ちょぴっとずつ飲んでいます。めちゃくちゃ濃くて甘くて酸味も良いです。これは多分体のどこかに良いクスリだと思います。

    何も加えていない、100%山ぶどう。足が速いし(足はないやろー)、冷蔵が必要なので、送料も高くつくし、量も多いわけでもなく(ゴクゴク飲むとあの苦労が一瞬にしてなくなってしまう感じ)、なかなかお分けすることもできません。残念ですが、自分うちだけで飲みます。本当に残念です。えーんえーん(嘘泣き)


  • 研究所通信v486 地獄のスマホ

    かれこれ3か月ほど前のこと。斜里の鹿牧場。(2022/5/22)

    4か月も更新しないと入院していると思われる年齢になっている上に、研究所通信の作成ソフトのバージョンが勝手にどんどん上がっていて、まだ理解の範囲でしたが、大幅リニューアルなどされた場合には理解不能となり、この通信そのものが発行できなくなるかもしれないと思いました。

    さてスマホ。
    6月25日、ついにガラケーからスマホに切り替えたのですが、1番の目的は写真や動画をスマホで撮ってPCに取り込むことでした。私には一番理解しやすい「SDカード」の抜き差しでやろうということで、アンドロイドスマホにしたのです。

    でもUSBが使えるみたいでしたので、購入から約3週間後の7月14日、100均でケーブルを買いまして、PCと繋げてみたのです。ところがどちら側の画面にもなんの反応もないので、「どうすればいいのでしょうか」と、ロバのように立ちすくんでしまいました。
    普通は繋げればそれがモニタに現れるものですが、スマホもPCも「なんかしたんですか」と心の中で言うだけで、何も起こらないわけです。

    それから1か月が過ぎた8月13日、普段デジカメで使っているSDカードリーダーが壊れてしまったのをきっかけに、カードリーダーとスマホ用のMicroSDカードを購入。

    スマホのスロットにMicroSDカード装着しようと引き出した骨組みのようなものからSIMカードがポロリ。ええええ、こんな作りなの、と驚く私。カレーの鍋に落としたらどうするんだよ。
    「んー、この辛さいいね、うまいわー、ガリガリ、なんだこれ、SIMカードじゃん」
    なんてことに。
    それにしても力を入れたらぶっ壊れそうな華奢な感じはとっても気になる。

    まだこんな感じなのか、と人類の限界を感じながらも、どうにか装着できました。
    カードを適当に載せると本体の一部が液状化して自動でぬかるむように吸い込まれるとか、できんのですかね。w

    そこからが地獄でした。このMicroSDカードに、今まで撮った写真をコピーする方法が見つからないのです。コピーさえできれば、SIMカードをカレーの鍋に落とさないように気をつけながら、恐る恐るカードを引き出して、PCに繋いであるカードリーターに差し込めば、PCへデータの移動が簡単にできるわけです。

    2時間ほどイライラしながら方法を探すものの、どうやっても見つからない。そもそも考えてみればUSBで直付けできるんだからSDカードいらんのではと思いつつ、どっちもどうすることもできないのでした。

    この過程で、ファイルマネージャーだのなんだのを「インストール」したり、その途中で「メモリが足りんからクリーンアップするアプリ」をインストールしろだの、これ、やったら課金されないのかとか、しかも明らかにそれは脇道であり、枝葉であり、無駄な作業にしか思えないのです。ていうか、SDカード入れたら普通にそれが見えるのがデフォルトじゃないんですかね。

    マニュアルも発見してインストールしましたが、マニュアルの使い方のマニュアルが欲しいわ。わからん。こうしておじいさんの気力は失われていくのでした。

    こんな簡単なこともできないのか。トホホ。

    50日経ってもスマホから写真がPCに移せない。
    仕方なく写真をメールで送ってみたが、それって草原で草刈りガマで草を刈るような、ぶちまけた塩を一粒ずつ拾うような、機械化しようよみたいな手作業なので、心の腰痛も痛み出し、嫌になってしまいました。

    あとは残された手段は多分ひとつだけです。この最終手段行使はいつになるのかっ。

    前置きはこのくらいにして。

    5月22日、「天に続く道」へ行きました。斜里町にあります。北海道はどこに行っても長ーーーい直線道路が多いですが、この海へ向かう直線道路が、うまいこと一旦下がってから上りになってその先が見えないのを良いことに、天に登っているのだと強弁した結果が「天に続く」だったのですね。

    この日の1か月前に知床観光船の沈没事件があり、ただでさえコロナで少なくなっている観光客がさらに少なくなってしまうという嘆(なげ)きがテレビで放映されていたりしました。それでもここにいると、10分に1組くらいの方々が訪れてきました。近所にコンビニも店も何もないのに。あ、何もないのが良いのか。

    ここから北東に約20kmのところにエゾシカファームというところがあって、さらに10km進むとそのウトロ観光船がある位置関係で、その先には知床五湖や知床峠があります。

    もう3か月ほど前の写真ですが一応掲載。

    オシンコシンの滝 まあまあ観光客がいました。
    雪解け水の関係か、水量は多かったです。
    知床エゾシカファーム すごい数の鹿がいます。
    近寄ってくる鹿に草をちぎってあげると美味そうに食べました。
    知床五湖の木道
    証拠写真
    白樺の木が風でうねうねした形に育っている
    雨でした。晴れていれば国後島が見えるそうです。

    畑についてはまた次以降の号で。(いつになるのか誰も知らない)
    一応簡単に書きますと、菊芋ばかりが大量に元気に育っています。あとはナオヒロくんのジャガイモがそろそろ収穫期です。他はまた失敗しています。去年は雨が降らずに大失敗でしたが今年はずっと雨ばっかりでほとんど畑に行くこともできませんでした。

    それと猫のチンピラ係長のちゃめくんが病気になってしまい、死にかけていることもあって、畑へ行く機会を作りにくかったこともあります。今でも厳しい感じはありますが、だいぶ良くなってきました。ちゃめ写真はスマホで撮っているので、PCにコピーできたらアップするかもしれません。

    MicroSDカードはいつ活用されるのか、最終手段はいつ炸裂するのか、お楽しみに。


  • 研究所通信v484 初日の出

    網走・天都山から見える、斜里岳から上がる初日の出

    2022年になってしまいました。
    あけましておめでとうございます。この日は朝の4時半起きで、カレーヌードルをすすって、車に乗り込みますと・・・

    なーんか寒いと思ったんだよなー。氷点下21度というめでたさ。

    道路の両サイドはカチカチに凍って、多分路面はツルツル。蒸気霧のようなモヤもかかった道を45km走ったところにその天都山(てんとざん)があります。トラックが狂ったようにスピードを出して、煽ってくるのでとてもめでたいです。

    日の出の50分前に天都山にある建物に到着。まだ暗い空にうっすーい三日月が出ていてとても美しいと思いました。

    この写真を撮るために、木や電線が邪魔になるので、200〜300メートルほど歩きましたが、戻る時には足下が冷え切っていて、走っても寒いし、転ぶかもしれないし、寒さで体に力が入って、車に戻った時にはヘトヘトになっていました。

    天都山には、天都山展望台・オホーツク流氷館、北海道立北方民族博物館、レークビュースキー場などがあります。写真は3階建ての「オホーツク流氷館」の2階で、コロナ対策なのか、窓の一部が空いていて、とっても寒いのでした。

    氷点下15度は、なんだかんだ寒いです。慣れても寒いです。

    この写真の左側はオホーツク海ですが、海に横に1本の筋が見えます。これ、多分、気嵐(けあらし)なんです。これがまあ、何ていうかまためでたいんですね。

    ちょっとめでた過ぎるので、日の出を撮った後に海へ出てみました。

    もう、ひたすら恐怖しかありませんね。めでたい恐怖。

    そして元旦も刻々と過ぎて、8時11分。日の出が見られたのだから天気は良いわけで、太陽の力で少しずつ暖かくなるだろうと思っていましたら、こんな感じでした。

    どこまで下がるねん。

    ということで、白鳥もカモと一緒に、おめでとうございますと言っていました。

    おめでとうございます。(屈斜路湖にて)

    今年もよろしくお願いします。
    菊芋チップスまだあります。買ってね。
    おならが出ますけど。(これを書くと売れないだろ)