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  • v334 アイヌ文化フェス その2

    ■アイヌ文化フェスティバル その2

    トンコリ
    トンコリの演奏

    前回からの続きです。

    小難しくも面白かった講演が終わり、休憩で気分転換し、スッキリしたところでアイヌ伝統楽器の演奏が始まりました。トンコリという楽器で、とにかく何の予備知識もないため、後で調べて「へー」が加わるわけですが、これ、最初に出た音を聞いて「ええ音やなー」と思ったのでした。

    腹にくるというか、地面から響いてくるというか、そう思うの自分だけかな、とにかくそれが3人で演奏しているので重層的にくるわけです。ただ、サビとか転調とかなくて、単調です。
    いやいや、あのー「ええ音」なんですよ、「ええ音」なのですが、単調に続くところがまた眠りを誘うわけです。スッキリしてたので眠りませんでしたけど。あ、単調なのが悪いっていうことじゃないですよ。汗汗。

    でもこの音聞きながら寝たら深い眠りに入れそうです。心地よい音であります。

    で「へー」の部分は、この楽器にはフレットがなく、弦を指でおしつけて音を変えることはしないんだそうで、基本的に弦の数(5本)の5音であるようです。ハープ的な感じ。

    web検索して聴いたトンコリの演奏は、どれも軽い音に感じました。生で聴いた音の方がズッシリして、暖かい音でした。曲にもよるのかな。音響環境かな。

    その後、ムックリの演奏もありました。音楽というよりは効果音のようでした。誰かが何か失敗した時に流れる効果音。
    ポヨヨーーン とか
    ビヨヨヨヨーン とか
    ポンヨヨヨーーン とか こらこら。

    ムックリ
    本体の竹の中に切り込んである細い方が本体から離れていて、ヒモを強く引くことで振動し音を出す。手を頰に当てて口の中の空間と共鳴させる。注意しないと唇を切ってしまうこともあるという。

    これ、人によって出てくる音が違うというのが面白いところで、ビヨーンボヨーンビヨヨーン的な軽めの音だけかと思っていたら、ベースのベンベン・・、デゥンデゥン・・、みたいな低くてキレのいい音も出ます。
    これ、実用的に使われていたのかなぁ。自分がいる場所を知らせるとか、クマよけとか。

    もしかしたら、ムックリは目覚ましなのかも知れません。ビヨーンビヨーンと鳴らしたら、ムックリと起きるという。
    えへ。
    山歩きでビヨヨーンと鳴らしていたら、クマがムックリと現れるとか。 やめなさいっ。

    あ、一応ムックリの解説。
    ムックリは、アイヌ民族に伝わる竹製の楽器。口琴と呼ばれる楽器の一種。製の薄い板(弁)に紐がついており、この紐を引っ張る事で弁を震動させて音を出し、これを口腔に共鳴させる。音程はほとんど一つの音高から変わらないが、口の形を変えることにより共鳴する倍音フォルマントを変化させて音楽表現とする。(WiKipediaより)

    ビヨヨーン、ボヨヨーーン、ベンベンベーン、ビヨンビヨンボヨン、ビヨヨヨヨーン。
    です。

    紙芝居的な

    えー続きまして、口承文芸っていうんですかね、アイヌには文字がなく、文化の継承がむずいんですね。言葉を伝承していかないとわからなくなってしまう。これ、紙芝居的なやつなんですが、一定のリズムで語っていきます。

    「ん、んん、あお、しねあん、と、た」 とか
    「ん、んん、あお、ぼくなしり、えん」 とか

    聞かないとわからないですね、それにこんなにハッキリした言葉じゃないので、日本語では表現できません。
    自分の耳には「んわ、ふわふわふー、◎△◇☆・・・」と聞こえてました。「んわ、ふわふわふー」が印象に残り、ずっと頭に残っています。一定のリズムで歌っているかのようでした。(写真の右下の人=伝承者が語っています)

    まず最初に、日本語で全ストーリーの説明があります。そして伝承者がアイヌ語で語りながら、そのシーンがスクリーンに動画で映し出されていきます。動く紙芝居ですね。この最初のストーリー説明の時、私は何かに気を取られていて、全く耳に入っていませんでした。そして始まってから、困ってしまいました。「クモの女神」というタイトルの物語です。

    日本語のタイトルがあってよかった。しかし以後、日本語訳はなかった。

    あとは「ふわふわふー、◎△◇☆・・・」と不思議なリズムで語られていきますが・・・。

    私の心の声。
    「このおじさん、何でこんなに顔小さいの?」
    「うわ、殺しとるやん」
    「え、なに、この地獄絵図はどういうこと?」
    「日本語説明はないんだな」(もうしちゃってるからね)
    「なんだろう、アイヌ語はわからないし、やっちまったな」

    まあ、しかし、要は言葉の「音」ですから、ああ、こういう外国語のようなのね、ということがわかれば良いのだと思います。
    ストーリー的には、悪い奴が地獄の底に追いやられる話です。(ザックリ過ぎ?)

    その後も、

    歌ったり

    踊ったり・・・。衣装は綺麗で面白い模様です。

    ・・・

    さて、ほぼ来場者全員にプレゼントされた楽器「ムックリ」ですが、ついにその時がやってまいりました。

    「みなさん、手元にムックリがありますね」
    「出してみてください。このヒモを左手の小指にかけて、しっかり固定します、できましたか」
    「で、いきなり音を出すのは難しいですから、まずは右手のヒモを・・・」
    「こんな感じで引っ張ってみてください」
    「どうですか、え? 音出ました? すごいですね、初めてですか、それはすごい」
    「ちょっと、音が出たっていう方は手をあげてください」

    私は、音が確実に出せる、と思いました。が、音を出すと大変なことになる、とも思いました。音が出ない事にしよう。と。

    「音が出たという方、ぜひステージに上がってですね・・・」
    (ほらほらきたよきたよ、あぶねー)

    何人か素人さんが生贄に捧げられていましたよ。

    前回の終わりに「ちょっとした勘が働いた」と書きましたが、予感があったのです。
    あの学術的DNA解析の講演を聞きながら、何の予兆もなく「これは参加型イベントかもしれない」と察したのです。
    かなりの予知力と言えるのではないでしょうか。(笑)
    そして前の席は危険なので「ここはダメだ」とつぶやき、通路から遠い会場のほぼど真ん中に移動したのです。

    ステージに上がるお客さんは、ムックリの時だけじゃありませんでした。

    「アイヌの踊りを皆さんもステージに上がって、一緒に踊りましょう」
    「簡単ですよ、誰でも踊れますーーーっ」

    なんかもうゾロゾロと上がっていくわけですよ、素人さんや、外人さんも。
    「えーーーーっ!! さ、サクラじゃないだろうな・・・」

    お客さんたちが踊っています。(ガクブル)

    さらにアイヌのゲームまで、皆さん和気あいあいとステージに上がって楽しんでいました。

    苦手だわー。(笑)
    ま、自分から上がらなきゃいいだけの話ですけどね。
    見てる分には楽しいイベントでした。

    ということでアイヌ文化に少しは興味が湧いたでしょうか。
    北海道の地名はほぼアイヌ語で、文字がないため漢字を当てたものです。ひどい当て字も多いのですが、後から全く関係ない和人の日本語を当てた地名などは何と薄っぺらいことか、とも思えるし、ともかくこちらのベース(土地)はアイヌ抜きには語れない。アイヌの土地を二束三文で買い叩いたとかヒデー話も聞きましたが、我々和人が侵略者なんすよね。

    ごくたまに、部屋でムックリを鳴らしていますが、特に楽しくもつまらなくもないです。
    ああ、音が出るなぁ、という感覚です。何かの時に役に立つかな。


  • v333 アイヌ文化フェス その1

    ■アイヌ文化フェスティバル

    アイヌ

    6月16日(日)、網走市のオホーツク・文化センターで「アイヌ文化フェスティバル」をやるよ、のチラシを見ました。

    「ご来場の皆様に先着でアイヌ伝統楽器「ムックリ」をプレゼント」と書いてありました。
    楽器がタダでもらえちゃうなんてね。行く気がムックリと起きました。

    ただ、それほど強い興味もなく、その日は久々に晴れたし、早朝から畑へ向かいました。菊芋を新たに9か所にぶっ込んだ日です。EM培養液を撒きまくって、4時間ばかり作業をして、筋肉が悲鳴をあげて終了。その時間が、文化フェスティバル開始の1時間半前。網走までは45km、車で1時間。せっかくだから行ってみることにしました。

    会場へ行くと280台は止められる駐車場がほぼいっぱいで、2か所空いていてかろうじてセーフ。何でこんなに来てるのと素直に思った次第です。さてはムックリ狙いか。(笑)

    開演10分前、ステージ会場への入り口でエコバッグを渡されました。中には公演のパンフと「国立アイヌ民族博物館2020年4月オープン」のリーフレットと「ムックリ」が入っていました。

    アイヌ
    「イランカラプテ」はアイヌ語で「こんにちは」。

    「ムックリゲット」

    ゲットしてから「ムックリって何?」というくらいよく知らないのでした。
    さて、まずは開催の挨拶。公益財団法人アイヌ民族何ちゃらの理事長など、が5〜10分ほど挨拶し、早速「基調講演」と題する篠田謙一博士による「DNAが明らかにする日本列島集団の成立史」の公演が始まりました。

    完全に学術的な講演で、実はこれが一番興味深かったのです。

    「日本人はどこからきたのか、アイヌ民族は、とやる前に、どうしても人類の成り立ちからやらないといけません」
    「ここ20〜30年で飛躍的に発展したDNA解析ですが、多くのサンプルを解析することにより・・・」
    「染色体のXとYの、男性(父)を決定づけるY染色体、そして女性(母)を追跡できるミトコンドリアDNAが・・・」
    「コピーされる時に起こるエラーが0.02%ほどあり、このUCCACCCGAUCC・・・といった配置を調査し、遺伝情報を比較することにより・・・」

    うーん、ぐー、はっ、・・・ぐーぐー。(眠りをこらえているが寝てしまう)

    「人類の発生は約20万年前のアフリカと推定され、6万年から7万年前にアフリカを出て3つの原人が・・・」
    「もう現代人とほとんど変わらないわけです・・・」

    んー、かくっ、ぐー、はっ、ぷるぷる、んー、ぐーぐー。

    いやいや、これね、すごく面白いのです。なんで寝るのかって? 考えてもみてください。早起きし、早朝から4時間びっちり畑仕事をやり、筋肉が悲鳴をあげ、コンビニ弁当で腹を満たし、1時間運転し、照明を落とした暗い会場でDNA解析の原理を15分聞いてみたらわかります、誰でも寝ますから。

    しかしですね、これ1時間強講演してましたが、よく頑張って聞いたんです。面白かったから。
    でも肝心なところを聞き逃すなど、あんまりここで適当なことは書けませんが、「DNA解析と調査によって、縄文人が進化して弥生人になったという過去の定説は完全にくつがえった」と言ってました。日本は単一民族とは言い切れない、実はもっと複雑だと。

    断片的記憶では、利尻島の縦穴式住居跡で発掘された人のDNAだったかな、興味深いことに、世界の中に類似のものがなく、特殊な位置に存在、日本に入ってきた以外のこの同種の人種は世界のどこかで滅んだのではないか・・・、とか。

    オホーツク海沿岸には、オホーツク人と呼ばれる人種の文化圏というか、遺跡がかなり広いエリアにあり、これがアイヌ文化とは別物で人種的にも謎が多いのです。そして消えてしまった。ちゃんと調べるとこれは深いです。多分。

    ここで一旦脇道に逸れます。

    「DNA・・・成立史」の公演を聞いてから10日後の6月26日、私が個人的にブックマークしてある「英語の翻訳家」のサイトの読み物を久々に見てみたところ、実にまあ類似の、非常に興味深いお話がありました。6月7日のものでした。

    それはアメリカとスイスの学者の発表で、10万種以上の生物種のDNAと、アメリカ政府の遺伝子データバンクにある500万以上のDNAの断片を、徹底的に調査した結果、ダーウィンの進化論を科学的に完全に否定してしまうものだった、という内容でした。DNA解析により、進化論が成り立たなくなったというお話。

    今いる生物の9割は少なくとも10〜20万年前には、ほぼ同時に全て新種として発生し、現在までどの生物も進化してきてはいないんだそうです。そういえば人間も発生したとされる時期から変わってないと講演で言っていました。
    「生物種には非常に明確な遺伝的境界があり、2つの間に位置する中間種は何もなかった」
    進化の過程とされる中間種は存在していないという衝撃。

    読み進みながら呟きました。「おいマジかよ」と。キリンの首が長くなったじゃん、あれはどういうことなの?
    試しに調べると、その中間種の化石は出ていないそうです。科学的な裏付けはないのでした。

    いや断定はできないか、ちゃんと調べないとわからんなー。
    でもこんな研究所通信ごときが、マジメに語ってもしょうがないわ。疲れるからこんなところで終わらそう。

    一応、元記事はAFP通信社(Associated Press)という、世界的な通信網を持つアメリカの大手通信社の特報記事でした。そして衝撃というか笑撃というか、これ海外では報じられてはいるものの、日本ではほとんど報じられていないんですね。(日本のAFPが、要旨を日本語翻訳されていますが、大変な発見であることがわかりにくかった)
    科学雑誌すら取り上げていないようです。根本的なことだから結構大事だと思うんですが、翻訳家も「定説を動かさない力」が強く働いているのかな、てなことを呟いておりました。なんとなくこの国は非科学的な方向へ向かっているなと感じるのでした。

    さて脇道から元の道に戻ります。
    アイヌ文化フェスティバルは長い公演のあと、20分ほどの休憩となり、ほぼ最前列の席からほぼ真ん中の席へ移動しました。ちょっとした勘が働いたのです。楽器の演奏が始まりました。

    トンコリの演奏
    DNAの講演の時は写真を撮っていいのかわからず、この時になってあちこちでシャッター音がしたため、安心して撮りました。だから講演の写真はありません。いくつか資料で撮っておきたかった・・・。

    トンコリっていう楽器らしいです。
    続く。


  • v318 カーリング女子 LS北見 祝賀パレード

    ■カーリング女子 LS北見 祝賀パレード

    カーリング女子 LS北見 祝賀パレード

    あけましておめでとうございます。2018年初記事ということで。

    3月21日(水)の春分の日、「そだねー」で話題になり過ぎた女子カーリングチームのLS北見が、北見駅前のなかなかにさびれてしまった商店街を約600m、祝賀パレードを行いました。

    ピョンちゃん・・・、ピョンちゃん・・、ピョンちゃんって誰? 地名だね、そのオリンピックで銅メダルを獲得したお祝いです。

    少し前からテレビや新聞、ラジオでも取り上げられていて、「実行委によれば2万人の人出」と予想、周辺の交通規制を実施すると報道されていました。いやぁ、高齢者多いし、まだ結構寒いし、普段は町に出ても20人もいないのに2万人はないよ、と思いました。ただ、メディアでこれだけ告知すれば、2000人くらい来るかも知れません。ちょうど2018人来るかも知れません。知らんけど。

    商店街は意外に狭いし、2万人も人が来たらおしくらまんじゅう状態で高齢者から死んじゃいますよね。・・・冗談ですよ冗談。

    で、本当に盛り上がるのか、全国レベルの話題でもあり、絶好の研究所通信のネタになると思い、パレードへ出かけました。

    テレビでは、パレードの障害にならないよう、路肩の雪を綺麗に除雪したと言ってました。必死の様相であります。一応、町から少し離れたウチの近所はこんな感じです。

    かなり融けていますが、この日の朝は氷点下13度でした。
    普通の人なら鼻がもげます。

    駐車場はおそらく空いてないので歩いて行きました。と言っても徒歩10分程度。
    会場が見えてきました。おやおや、遠目に、ちょっと黒々とした人の塊が見えました。
    うーん、結構いるなぁ。お祭りでもこんなにいなかったような気がする。

    ずんずん近づくと・・・

    ああ、これは一体どうしたことだ。本当に2万人くらいいるかも知れない。

    商店街は特に道が狭く、前に背の高い人が来たらもう見えません。前に出ようにも人が邪魔で(笑)、パレードがちゃんと見えるところまで行けないのでした。

    回り道して別のブロックへ移動。

    多分、藤沢選手の母校の北見北斗高校の吹奏楽部が演奏していました。

    しかしパレードの車が通る道には、ほぼ見えない位置までしか近づけず、そこで待つことにしました。
    パレードが始まり、車が近づいて来ました。

    全く見えません。

    通過しているらしいので、カメラだけを高く上げてシャッターを切りました。秘技心眼撮り。カシャカシャカシャ。

    現場ではよく見えず、後で画像を見たら、やたらとこの、お笑い芸人のナダルのようなコーチの姿ばかりが目立って写っていました。(失礼)

    写していた時はたまたま選手たちは逆方向を向いていたようで、やたらとハズレを引く自分らしいなと思いました。(失礼。コーチをハズレと言っちゃいかんですね)
    カシャ

    どうにもならないので、こんな手を。。

    おお、写っとる写っとる。  …って人のケータイやないかいっ。

    パレードの車が通り過ぎて人が減り、30mくらい離れた車を望遠でどうにか捉えることができたのが、肉眼とカメラで捉えた唯一の写真です。(最初の写真)

    ということで、このパレードには何人来たんでしょうか、
    ネットにはすぐ発表されていました。

    なんと、1万2000人だったそうです。
    現地での感覚では3万人くらいいるんじゃないかと思いました。ぎゅうぎゅう詰めでしたから。でも高齢者は死んでなかったし、2万人が危ないラインとすれば、1万2000人はまあ「ちょうどええ数字」だったと思います。

    後日談ならぬ、前日談になりますが、もぐもぐタイムで有名になった「赤いサイロ」というお菓子を、ウケ狙いで東京の方々に送ろうかと思い、そのメーカーである「清月」へ行きました。

    パレードの2週間くらい前です。午前10時過ぎに行ってみると「売り切れました」という貼紙が複数箇所にありました。毎朝開店前から長い行列ができ、すぐ売り切れるとのことで、ひとりでたくさん買うと顰蹙を買いそうです。ひょっとしたら個数制限があるかも知れません。

    ちなみに赤いサイロは、お菓子もパッケージも店の看板も、イメージ的には黄色です。
    何度か店の前を通過しているのですが、赤いサイロの看板が目に入る度に、「黄色かっ」と突っ込んでいますので、イメージは黄色です。

    ね。赤くないんす。


  • v317 お散歩観察会 濤沸湖

    ■お散歩観察会 濤沸湖

    白鳥
    白鳥の湖「濤沸湖」(とうふつこ) (12/2)

    網走市に「濤沸湖水鳥・湿地センター」なる施設があります。のっけから眠くなるかも知れませんが、一応、こんな施設です。

    ・・・
    人と自然を結ぶための拠点として環境省が設置し、地方自治体などが管理運営している施設です。濤沸湖周辺の自然、歴史、文化、利用に関する展示や映像、解説を通して、湿地の重要性を知り、自然を楽しむための情報を提供しています。
    ・・・

    ぐーぐー・・・。寝てる? ちょっと内容がカッチカチで、最悪の「つかみ」になってしまいましたね。
    この土曜日に、センターが企画している月1回の「お散歩観察会」に参加してみました。
    観察会では、濤沸湖周辺の野生生物や昆虫や植物を、解説してもらいながらお散歩をするというものです。参加費は無料。

    小学生や小さい子ども連れや、超望遠レンズの一眼レフカメラ持参のおじさんたちもおりました。(あ自分もだわ)

    この時期はちょうど白鳥やタンチョウなども飛来する時期にあたり、また年中オオワシやオジロワシも観察できるとあって、野鳥好きの方にはたまらない企画なんだろうと思います。

    地図
    わが家から約55km、約1時間。(クリックで拡大。斜里岳の位置も分かります)

    せっかくなので、その施設と参加者のいる風景をどうぞ。

    濤沸湖水鳥・湿地センター
    これが施設になります。
    野鳥観察舎
    施設の向かいにこの「2005年11月8日濤沸湖ラムサール条約登録湿地認定、濤沸湖白鳥公園野鳥観察舎」がありまして、超絶に寒い日などはここから観察するんだそうです。今回はここは使用しませんでした。たった氷点下5度でしたので。
    観察会
    どこからともなく参加者が集まり、いつのまにか10人を越えていました。
    施設の中にいろいろな展示があり、この湖に生息する生物や、今の時期に見られる野鳥などの説明をしてくれました。
    そして外へ出る前に、必要な人には双眼鏡を無料で貸してくれます。
    鳥の標本
    ここに生息する野鳥の剥製かな
    昆虫の標本
    昆虫の標本。ほかに植物も含めた、観察できる自然を収めたビデオが流れていたり、
    歴史的なパネル系もいろいろとありました。
    観察会
    施設の横は湖です。わずかにオホーツク海とつながっている汽水湖。
    この写真にはたまたま白鳥が映ってませんが、40羽ほど見えていました。

    この↑写真の観察地点は一般の人も入れるところです、
    観察会は普段一般の人が入れない湖のヘリを歩いていきます。と言っても50メートル程度の距離でした。ただ、少し歩くだけでもいろんな話が聞けて、なかなか面白いと感じました。

    観察会
    まずは設置されている木道に脚立をかけて、特別に湖畔に下ります。

    木道の高さは1メートル程度なので、ちょいワルおやじや悪ガキなら、ビョっと飛び降りて入れてしまいます。でも入っちゃダメですよ。
    というのも、夏場に植物を食べてもらうためにポニーをこのスペースに飼っていて、そのポニーの糞があちらこちらに転がっているため、知らずに入るとフンづけます。
    さらにっ

    観察会
    地面の薄いムラサキがかったものは何か

    この白っぽい斑点のようなものは「白鳥のフン」。以前は白鳥にお菓子的なエサを与える観光客の影響で、ゲリ便だったんだそうです。餌やりを禁止したらゲリはなくなったんだそうです。そもそも白鳥は湖底の水草を食べるので、食べ物はふんだんにあって、エサを与える必要などないんだそうです。でも以前もらった白鳥は、人に寄ってくるそうです。

    白鳥
    左の2羽は湖底の水草を食べています。この湖は浅いんです。
    右の1羽はまだ白くない「子どもの白鳥」です。生まれはシベリアだとか。
    子どもなのに飛んで来るんですよ。すごいですね。

    もちろんここには他の鳥のフンもあり、万が一鳥インフルエンザウイルスが混入している場合を考えると、やはり勝手に入るのはよろしくないみたいです。この観察会でも最後にはクツのウラはアルコール消毒をしました。

    白鳥のクチバシに黒い模様があるのですが、これが個体によって違いがあって、特徴のある白鳥にはセンターの職員が「名前」をつけていると言っていました。その個体は明確に分かるため、今年もヤツが来た、とか、どこそこの湖にもいた、とか、マニアックな楽しみ方をしているようです。

    白鳥
    くちばしの黒い模様が同じ白鳥はいない ここで突発的にクイズです。白鳥の体重は何kgでしょうか。 ネコは4kg前後ですね。ネコよりでかい白鳥ですが、 さて、空を飛び、長距離を飛ぶ白鳥はいったい・・・答えは後で。
    白鳥
    時々空を飛んでくる白鳥。美しいですね。

    さて、ここ濤沸湖周辺ではオオワシやオジロワシもいます。センターの職員は湖のまわりの山(というか崖というか)を見回して、400m先くらいか、遠くを見つめ、言いました。
    「いたっ!!」(視力8.0かっ!!)

    そして、持って来た高性能望遠鏡を設置して、そこに焦点を合わせました。職員はおばちゃんです。(失礼)
    その方向を見て、何となく白く光る点があったので、私はそのあたりを撮りました。

    オオワシがいる
    ここに2羽のオオワシがいます。
    300mmレンズ目一杯寄ってこのくらい。
    最初は1羽でした。後から1羽飛んできてハッキリ分かりました。

    普通は「これじゃ見えねぇわ」ってなりますよね。
    望遠鏡をのぞくと、すごくカッコいいオオワシがいました。
    でも望遠鏡なので、写真には撮れません。一応、自分の撮った写真を拡大してみますと・・・。

    オオワシ
    おおお、おるおるおるおる。(クリックで、図鑑にジャンプ)

    キャー、カッコいい、すごーい。
    いや望遠鏡で見たらパキッと明瞭に見えて感動しました。
    なお、おばさん(失礼)が言うには、
    「ワシさんは人間が近づくと逃げますから、追わないで、見させてもらうという気持ちで見てくださいね」と、人間の自然への過剰な介入をやめてほしいという気持ちがよくあらわれていて共感しました。
    外国からもここでオオワシが見られることを知って、時々来るようです。そしてとっても感激して帰っていくんだそうです。そんな場所が家からたった55kmと近距離でラッキーだなぁと思いました。

    観察会
    地面はフンだらけ。
    そして氷点下5度は、実は本当にめちゃめちゃ寒かったです。
    カメラを持つ手がかじかんでいました。
    白鳥
    まったりする白鳥、そして
    白鳥
    これな

    白鳥が、あと1メートルも高く飛んでくれたら、バックに斜里岳が収まって、バッチリだったのに。うーん残念。
    しかし楽しい観察会でした。子どもの質問がまたほのぼのとしていました。

    次はタンチョウが見たいっ。

    最後にクイズ(白鳥の体重は?)の答えは、10キロ前後、でした。ネコ2~3匹分。重いですよね。3000~4000kmも移動するわけですから。


  • v273 最後に得意技が炸裂/スタンプ新作

    ■最後に得意技が炸裂

    儀式
    BARのマスターがカレイにヘンシン

    風邪も治りかけの祝日の前日。久々に町へ飲みにいきました。どこもかしこも「飲み放題1000円」とか、随分安くまともな地焼酎が飲めたりします。社会の疲弊は進んでいるのですね。みんなカネがなくて(ウチだけ?)安くないと飲めないですから。店的には大出血だろうと思います。ガッツリ飲めば元が取れちゃいます。

    とても良く飲んだ後、ふと、気になった情報があり、以前から何度か行ったことのある「Gの館」というBARへ向かいました。

    Gの館
    この看板

    そしてこの雰囲気は、我が事務所と良くよく似ているのであります。

    Gの館
    おもちゃに囲まれています(3年前に撮った写真)

    それはあるイベントの話。ここのマスターがフェイスブックにぽつりと

    クリスマス寸前!奇跡が起こるかもしれない今夜のパーティー!

    と書き、謎の仮装姿の画像を貼っていたのです。

    店に入ると、何やら怪しい客がチラホラいて、そのイベントの準備をしていました。どうやら会場はこの近くらしい。
    若いコが裸で踊るとか、何やらエロい話もしています。仮装した人などが集ってくるんだそうです。これ書いててもよく分からないように、ホントによく分からないイベントで、22時から朝の4時までやってるんだそうです。
    「欲しがりの晩餐」といい、もう第6回目なんだとか。そしてマスターが着替え始め、ギラギラになっていきました。(最初の写真)

    チラシ
    こんな私が作りそうなチラシが(元はカラーらしい)

    「分からないけど面白そうですね、僕が行っても大丈夫ですか」
    「もちろんもちろん。もうやってますよ」

    Gの館
    カウンターの中ですが、これはマスターではありません

    そのイベント、男性は2000円、女性は1500円だそうです。

    Gの館
    お客さんのようですが・・・

    謎は深まるばかり。

    Gの館
    このノリは良いですね

    もうこれは行くしかありません。

    歩いて3分。会場を発見しました。中に知ってる人がいて驚きました。
    手の甲になぞのスタンプを押されて入場。くじ引きで景品が当たるとかで、トランプのスペードの6を渡されました。抽選は朝の4時なのかな。
    ドリンクがどれも500円。ジントニック頼みました。
    沢田研二とか槇原敬之とかかかっていて踊ったりしてました。聞くとJPOPだけで洋楽はかけないみたいで、それはそれで面白いなと思いました。

    欲しがりの晩餐会場
    背広な人もいる

    ジンライム頼みました。私は踊るのが苦手なのでひたすら飲みます。

    欲しがりの晩餐会場
    この人たちはGの館にいた

    オレンジブロッサム頼みました。

    欲しがりの晩餐会場
    すごく背の高い女性がサンタの恰好してます

    なんか強い酒頼みました。(このあたりから記憶が・・・)

    欲しがりの晩餐会場
    宗教かがってきました

    まあまあ見てるだけで楽しかったのですが、2時前に帰ることにしました。スペードの6をポケットに入れて。
    しばらく歩いていると、見たことのない風景になってきて、ヒザも痛くなってきて

    「これはヤバいのではないか」

    と思い始めます。

    見たことのない風景
    これは何だろなー(無意識に撮っていた写真で記憶なし)

    とにかく全然知らない道と知らない風景が続きました。
    よくあるんですよね。家に帰る道なのだから、完全に分かっているんですが、気がつくと知らない場所にいたりするんですよね。もう完全に道に迷っていました。

    「マジでヤバい・・・」
    と思ったとき、目の前にコンビニのローソンが現れました。
    「あー、助かった」
    駆け込んで、道に迷ったことを告げて、タクシーを呼んでもらいました。久々に私の得意技である「道に迷って帰れない」が炸裂したのでした。

    私はタクシーの運転手にやたらと話かけていました。
    「いやーもーホントにイヤになっちゃいますよ、こんなこと何回もあって、以前は何とですね、気がつくと元に戻ってたなんてことが・・・」
    そのタクシーの運転手が、ものすごく迷惑そうな顔をして聞いていた記憶が残っています。

    どこを歩いたのかは皆目見当がつきません。
    後で調べたら、道に迷って歩いていた時の気温は氷点下15度。
    「マジでヤバい」の続きに「死ぬかも」と思っていたのでした。
    風邪治りかけ(病み上がり)で泥酔でしたしね。

    欲しがりの晩餐会場
    このスペードの6が景品となりました

     

    ■LINEのスタンプの宣伝

    この2か月で新作スタンプ3つ作りました。

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    「今何時、からの」は古典ギャグですね。「ステンドグラス風味」はちょっと女子力高めです。買ってね。使ってね。ね。
    「そうですね集」は、かつてないリジェクト(40個中25個)を食らい、泣きながら完成させました。(笑)
    宗教ものはなかなかハードルが高いです。