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  • 研究所通信v465 極寒初日の出

    2021年1月1日6時56分 美幌峠の初日の出 氷点下17度

    コロナ先生も変異を遂げ、様々な形に変容していく中で、与党の先生たちは昭和からの変異を遂げることができずに、後手後手であっても先手先手と口でだけは言って偉ぶっている中で、また日は昇り、2021年の元旦がやってまいりました。

    (笑)

    初日の出を見る企画、ちょっと悩みました。人が集まったらコロナ感染が広がってしまうかもしれない、という理由で。国がちゃんと調べる体制を作らないから「かもしれない」とか曖昧な状況がずっとずっと続いていますね。

    元旦が晴れの予報でしたので、北見から50kmほどの美幌峠で初日の出を拝んでみようと思いました。コロナは初日の出の太陽光が焼き殺してくれるに違いありません。そういう国ですから。

    国の偉い人たちも数十人規模で会食したりお金を集めたりしてますし。

    暮れから降り続いている日本海側のドカ雪は、こちら道東にはほとんど影響がなく、積雪ゼロに近いです。しかし、かなりの低温が続いています。

    さて、日の出時刻(6:58)から逆算して、1時間以上の余裕を考えて、早朝4時半出発を考えていました。高齢化にて朝3時半起床。
    寒さに震えながら・・・エンジン、スイッチオンっ!! ブルルン、1発でかかります。すごいですねぇ。昔ならヤカンのお湯をかけたりしてました。でもでも、後ろのドアが凍りついて開きませんでした。

    4時20分に出発です。氷点下15度。予報では、美幌は氷点下17度になっていましたので、峠はおそらく20度を下回っていると思われました。

    出発して6分。

    1度下がりました。それから3分。

    1度下がりました。12分後。

    1度下がりました。27分後。

    気付いたら3度下がって、ついに20度を下回りました。

    凍ってる美幌の町を通過。

    このあたりから下がるたびに悲鳴をあげていました。21分後。

    きゃー、1度下がって氷点下22度。さらに5分後。

    きゃーきゃー23度ーっ!! ここはまだ峠のふもとでありまして、峠では一体何度まで下がっているのかと戦々恐々でした。

    出発から1時間半、峠に5時50分頃に着きました。日の出まで約1時間。真っ暗だというのにそこには交通整理をする警備員が動き回っていました。

    200台止められる駐車場はほぼいっぱいで、ギリギリ間に合ったのでした。もう少し遅かったら、もっと遠くに止めないといけないか、帰らされるかという感じでした。知らんけど。

    コロナどこ吹く風。

    釧路の納沙布岬では2300人が集まったと、後でニュースで知りました。美幌峠は勘ですが、車の台数から600〜700人くらいかなと思います。適当です。見た目には500人もいないように感じました。広いんです、ビューポイント。

    で、峠の気温はこれ。

    あれれ、17度とは暖かいのぉ。(あったかくねぇよ)
    予報通り、氷点下17度でした。つまり峠の麓の方が5度も低温でした。

    6時半頃、道路脇には駐車している車がズラリ
    ビューポイントの手前から
    寒いから嫌だけど日の出25分前にビューポイントへ向かいました。
    まあ広いですから、「密」になるっていう感じはないです。いや、こちらではこのくらいなら密ですけども。
    朝焼けがキレイ
    屈斜路湖が見えました。その向こう側から陽が昇ります。
    みなさんスタンバッています。
    反対側である西側の風景。月が。

    とにかく寒いので、歩きました。体を動かさないと死んでしまいそうになります。だからピューポイントの一番端、てっぺんまで歩きました。

    ここで10分も過ぎた頃、かなりの寒さに手がかじかんできました。風も強いんです。体感的には氷点下20度とか22度とかそんな感覚です。

    そんな中、みんなよく耐えているもんだなぁと思うのでした。

    キレイでしょう。屈斜路湖。凍ってますね。まだ太陽は昇ってませんよ。

    マスク姿でメガネの人のメガネはちょいちょい凍ります。

    連れのメガネがパリパリに

    本当にもう、これじゃ見えないわけですよ。マスク外したい。でも意外とマスク暖かい。でも凍るから外したい。外すと痛いくらい寒いから付けててもいい。でもまた凍るから外したい。の繰り返し。

    あ、雲が光ってきました。

    6時52分
    6時56分
    同じく6時56分

    みんな写真撮ってます。隣の人はすごくて、5台くらいのカメラで、カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ・・・と連写し続けていました。気合がすげー。

    こっちは寒くて寒くて、すぐ帰りたい、と思っていました。でも太陽はゆっくりゆっくり昇るのです。

    6時59分
    7時1分
    同じく7時1分
    同じく7時1分
    駐車場に向かいながら撮っています。7時3分

    もう少し陽が上がったところも撮ればいいのですが、寒すぎるので、たまらず帰り道道、歩きながら撮っています。どうでしょこのビューポイントというかビューラインは。300メートルはありそうでしょ。ん、倍くらいあるかな。

    道路は密になっています。道路の山側の列は、駐車しているのかもしれません。駐車場がいっぱいでしたので溢れたのかも。

    駐車場に戻ってきました。7時9分。しばらく車の中で寒さをしのぎ、落ち着いた頃、帰路につきました。

    美幌の町に降りてきた7時50分、峠より寒い氷点下21度。

    峠より街の方が寒いのね。意外。

    今回とっても寒かったです。症状がないので、風邪にもインフルエンザにもかかってませんが、コロナにかかってないとは断じて言えません。でも大丈夫です。マスクしてたから。(笑)

    2021年、丑年。もー、どうなることやら。


  • v439 コロばな(旭山動物園)

    オオワシ。こんな至近距離では普通撮れません。

    コロナウイルス感染について、いつまでたっても「検査」をしようとしない政府ですが、オリンピックが開催不能になったら(もうなってますが)、検査を本格的に進めるかもしれません。検査をしてほしいと声をあげることが大切と思います。現時点ですでに手遅れ感はありますが。

    イギリスでは、3月20日、従業員の雇用を維持した企業に対し、その給与の最大8割を支給すると発表しました。労働者の解雇を防ぐためです。外国の場合、外出自粛(禁止)と検査と生活保障がセットになってるのに対し、日本はダメですね。恥ずかしいです。

    日本では国民への補助の検討はしているものの、まごまごまごまごしていて、オリンピック開催の判断をすることにさせられたWHO(世界保健機構)には、サクサクと200億も300億も「寄付」してます。恥ずかしいです。

    政府は、間違え方だけは迅速であります。

    また、斡旋収賄で睡眠障害を装って捜査から逃げて説明もしない議員が、コロナ対策で「お金の話」を言われましても、まずはもらったワイロ1200万円をなんとかしてもらえませんかね。不正なお金の全額を吸い上げてもらって、コロナウイルス対策費に使って欲しい。

    しかし、そもそも一人に数万円補助したとしても、愚策的な商品券を配ろうとも、検査もせず、感染者を特定もできず、感染者が相当数潜伏しているこの社会で、何度補助金を支出するつもりなんでしょう。

    これって、ニオイの元を特定せずに、消臭剤をその都度配るっていう感じでありますね。とても場当たり的。考えが浅いなぁ、頭のいい人はいっぱいいると思うんだけど、どうして国の中枢にはいないのだろう。医療崩壊もさせないようないいアイディアも結構出ると思うんですが。

    英知を結集どころか、英知が排除されているこの国。

    さて、不要不急の外出は控えるようにと言われていましたが、北海道ではその「緊急事態宣言」が3月19日に解除され、「新たなステージへ」と、検査体制も拡大することなく、つまり科学的な根拠なしに、警戒しながら生活せよ、ということになりました。

    警戒しながら、1年前に行った旭山動物園へ行こう、と思いました。去年との比較ができるし。

    石北峠を越えていきます。

    道路の補修で通行止めが発生しているため、このルートでしかいけませんでした。
    「えーと、どういけばいいんだい。なになに・・・」

    「98キロ先を左か」(笑)
    もともと混雑しない北海道ですので、車が少なくても、コロナで少ないのかどうかはわかりません。
    150キロほど乗って・・・

    はい、着きました。(笑)

    まずまずの人出でありますが、去年と比べると半分か、いや6〜7割は来ているか。そういえばペンギンの散歩では、去年は写真を撮るのにとても苦労したのです。沿道には観光客だらけで、東南アジア系の言葉があちこちで聞こえていて、日本語がほとんど聞こえませんでした。
    今年は逆で、日本語しか聞こえてきませんでした。

    そのペンギンの散歩では、あっさりと沿道のすぐ脇を確保でき、しかもスカスカでした。ただ、時間が経つと人は増えていました。

    人はそこそこいました。ほとんどの人はマスクをしています。ただ、マスクは感染者が飛沫を飛ばさないことでは効果はあっても、ウイルスを取り込んでしまう場合にはほとんど効果はないようですので、でも、まあ、検査もしない国ですから、自分が感染者かもしれないと思ってマスクはした方がいいと思います。

    ペンギンの目ってちょっと怖いんですが、好きです。

    マヌルネコ。

    でもやっぱり客は少ないですね。

    レッサーパンダ
    エゾタヌキ
    猛獣館のチーターには客がそこそこ
    ホッキョクギツネが笑っていました「愚かな人間め」と。
    ホッキョクグマ館は閑散。

    さて、そんなわけで帰ります。旭川の町に入り、道の駅に寄りました。広い体育館のようなイベントスペースでブランドもののセールスをやってましたが、客はゼロ、ガッラガラで心が凍りました。50円のラベンダーサイダーを2本買い、ラベンダーが入っていないことに驚きつつ、帰路につきました。
    「えーと、どう行けばいいんだい、カーナビくん」

    「ん、117キロ先を左だね」(笑)

    道路はガラガラだけどいつもこんなもん

    そして、途中、層雲峡というところで、毎年行われている氷瀑まつり(1/23〜3/15)が、緊急事態宣言が出された2/18以降が中止となっていて、その「祭りの跡」が・・・

    でろでろどよよーーん

    不気味でした。毎年こうなのか、今年はコロナがあって手入れができなかったのか、わかりませんが、終末的な感じがしました。

    余談ですが、北見市に配られるはずの残りの33枚のマスク。7枚セットのマスクを5個、封筒に入れて、35枚が全世帯に配られました。トータル42枚。テレビなどではこう言ってました。
    「合計約40枚」を全世帯に配布した。

    3/16撮影

    残り33枚問題は、しれっとトータル42枚にして、全部で「アバウト40枚」ということで解決しました。それにしても、このマスク配布の後味の悪いこと。自分だけお得感を与えられ、アベ友みたいにされられた。「いらねぇ」とも言いにくい。

    北見でクラスターがあったからとは言え、日本中のどこでも起き得る状況で、「迅速な対応」と言われたいばっかりに慌ててマスクを配ったアベ総理。これもニオイの元を断つことなく、消臭剤をプレゼントしているようなもの。より根本的な部分にお金を投入しないと、無駄に時間が流れていくだけと思います。

    今や、「危機は去った」との雰囲気を醸し出す作戦が展開されていて、それに乗せられている人が多数いるのではないか。自然消滅してくれるほど甘い話ではないのに。気が緩んだ直後がとても危険であると思います。

    もはや大量感染者と、重篤患者の大量発生に備えた、画期的なアイディアが必要だろうと思います。そのためにどうするか、こんな個人がどうこうできるわけもなく、リーダーの皆さん、もたもたしてないで、英知を集めて対策してっ、としか言えない現状です。

    マスクを配られて得したようにされてしまった身の私としては、個人的にはそのように思っています。コロナ対策は全部が全部、間違いだったり、順番が違ったり、精神論だったりしていると思います。鋭い指摘をしている学者などは、不安を煽るなと総攻撃されているご様子。

    マスコミを餌付けして、学者も餌付けして、司法も餌付けして機能不全にし、人の話も聞かない強引すぎるアベ政治では何の解決策も出てこないでしょう。こんなザラついた話を書かねばならないほど、残念な国になってしまっています。

    まずは裸の王様に、王様は裸だと言うところからやらなければならないとは、本当に残念な状況です。

    そんな中でも、食べていかなきゃならないし、季節は冬から春へと変わり、植物は成長し始めます。つづく。(なんだなんだこの展開はっ)


  • v426 祭りは踊り

    何でしょうかこの、北見市民の半数ほどが集まったような行列はっ。

    入り口に近づいています。

    ・・まつり・・穫感謝祭 会場入口。午前10時で終わる祭り。

    11月17日(日)、ここは北見卸売市場の広〜い体育館のような施設。

    こんなに大勢の人が集まるところに来たのは久々です。

    なんか皆さん買ってますね、そしてゆうパックで発送するコーナーですよ。

    こっ、これはっ!!

    長芋じゃああーりませんか。そうなんです。長芋まつりだったのです。

    長芋祭りね。

    ここで会計して。

    発送するコーナーも行列。気温は確か氷点下。風もあってすごく寒かった。

    ↑これ、会場入り口なんですが、雪がうっすら。そして目を凝らすと・・

    ↓拡大

    寒いのに朝から並んでるーーーっ!!

    と、焦りました。並ぶのイヤ。

    で、結局30分くらい冷たい風に吹かれながら並び、半額くらいなのかな、長芋買いました。

    それから腰痛の治療ということで、塩別つるつる温泉へ行きました。

    ものすごい強風が吹いていて、露天風呂に浸かっていたら、ゴォーゴォーと風の音が響き渡り、山の斜面の木が折れるんじゃないかというくらいゆらゆらしていて、時々落ち葉が大量に舞って、湯船にブワーッと飛んできました。

    こわっ

    そういえば全然関係ないですが、前日、カーディーラーのタイヤ祭りだか、オイル祭りだかやってました。そこらへんでよく見る「肉祭り」だの「野菜祭り」だのもそうですが、おそらく日本全国で「祭り」をつけるブームが続いていますよね。

    祭りって本来、神事じゃないですか。踊ったりするじゃないですか。

    昨日(11/16)のタイヤ祭りのノボリ。祭り感はゼロ。

    祭りってどうなの。

    やっぱ踊らな祭りじゃないよなぁ、踊りは嫌いだけど。・・・・はっ!!

    そうか、この場合、安い価格で買えるということで人が集まるわけで、ね。

    みんな踊らされているんじゃん。(笑)

    というわけで、立派に祭りだったというお話でした。

    おしまい。


  • v412 チンアナゴ

    台風19号が関東を襲う直前の10月12日、網走市の「呼人」(よびと)にある、東京農業大学のイベントに行ってきました。3日間に渡ってのイベントなのですが、翌日が台風の影響で中止も考えられるため、初日であるこの日にしました。

    「オホーツク収穫祭」と言って、結構楽しみにしている人も多そうなイベントです。今回で31回目。食べ物系がほとんどかと思いきや、文化学術展やら、絵の展示やら、動物とのふれあいやら、映画上映やら、少年野球大会やら、野菜無料配布やら、豚の丸焼きやら、鮭掴み大会やら、キャンプファイヤー&打ち上げ花火やら、多彩にやっているようです。

    「やっているようです」というのは、この日は「前夜祭」という位置付けで、文科系の展示などは翌日からだったため準備中で、見れませんでした。ちょっと残念でした。

    そんな中で、トマトと玉ねぎの肉なしカレー(知床ごんた村)やら、農大と地元の高校(東藻琴高校)とで共同開発した麦のお菓子「ムギレーヌ」やら、とても美味しいものを食べ、「おいでよ動物の庭」なるコーナーへ足を運びました。

    主に子供が喜ぶやつですよ。そんな中に入ってハムスターやヒヨコと遊んできました。

    うさぎ
    ヒヨコ
    ハムスター

    うさぎやヒヨコと触れ合う前に、大学の校舎に入ってみたのですが、動物実験室みたいな教室があり、ちょっぴり戦慄を覚えましたが、忘れることとします。

    それから出店していた「海のほとりの雑貨屋さん」で見かけたチンアナゴグッズに目が止まりました。

    鉛筆付きで100円でしたので思い切って4個買いました。

    手作りです。100円とはその苦労に見合ってないと思うのですが、つい、4個も買ってしまいました。寒い北海道ですから、鉛筆も手編みの毛糸のチンアナゴにくるまれて温まればよろしいのではないでしょうか。

    そういえば自分もこんなスタンプ作ったなぁ。

    へのへのチンアナゴ。クリックで開きます。(買ってくれてもいいよ)

    スタンプの宣伝でしたー。

    おしまい。


  • v409 カレーマラソン、カレーを食らう

    マッド3チームの、それぞれのコースのランナーがそれぞれの食材をゲットして、テントに戻っていました。私が到着した時には調理は始まっており、具材は切られて、鍋に入れられる直前でした。

    「あー、ジャガイモがカットされるシーンが撮れなかったのは残念っ!!」
    ところが、調理のメンバーがこう言いました。

    「まだひとり、肉が来ていない」
    「なんだとー」
    「野垂れているのではっ」
    「肉は誰だっけ」

    肉コースは4kmと2番目に過酷。そのランナーが戻っていない、ということで、またゴール地点へ行きました。

    まだ走っていたこんなに小さい子供、この子供より遅いのかっ?
    走りにくいフルーツの仮装の人たちもここでゴール

    しかしマッドチームのランナーがいない。どうもおかしい。道に迷ったか?(いやあり得ない)
    最後のランナーまで待ち、一緒の肉コースを走っていた人に、こんな人は走ってなかったかと聞くと、こう言いました。

    「ああ、あの狂犬病の方ね、すごく早かったよ、もうとっくにゴールしてると思うよ」

    テントに戻ると、確かに、いつの間にかそのランナーはいました。そしてカレーは出来上がっていたのですが、3チームあるうちの1チームが、実は自宅でルーを仕込んで持ってきていたのです。しかも格別に新鮮な牛肉入り。マラソンでゲットした肉は豚肉。(北見市は今や焼き肉の町とか言われ、豚だって新鮮な地元産)

    ゲットした野菜の具材を入れるだけにしてあったようで、5km走って手に入れたルーは誰かが持ち帰るという荒技に出ていました。

    しかしですね、その仕込んできたルーがですね、これなんですが、

    めっちゃくちゃ美味かったのですよ。めっちゃくちゃ。お店で出しなさいよってくらい激ウマ。必死に5km走ってゲットしたルーを入れずに作ったカレーが激ウマ。(笑)

    持参したカレーが激ウマ。

    外で食べるカレーはうまさも倍増。ちょうど腹も減っていてうまさはさらに倍増。満足度を数字で表すと、通常が1として、「元々が10」×「外2」×「腹減り3」×「苦労度1.5」で、90。

    さてちゃんとマラソンでゲットしたルーを使って作ったカレーは「普通」でしたが、外で食べているのでうまさ倍増で美味しかったです。数字的には「元々が1」×「外2」×「苦労度4」で、「8」。(笑)
    点数辛くない? そういえば味は甘口でした。甘口はマイナス2で「6」。(えー!? )

    ルーを入れる前の鍋
    ルーを投入

    点数を出してしまいましたが、カレーの出来栄え、速さ、などは順位に関係ありません。みんなでワイワイやることで良しとするカレーマラソンなのでした。

    ところで「ご飯はどうするの」と思いますよね。これ、地元端野で作られた米を炊いて、会場に用意してあるのです。容器を持っていけば分けてもらえます。ただ、炊き上がりから行列になるらしく、それを嫌がったメンバーが30人分の「こだわりのご飯」(タイ米ではない)を持ってきていたのでした。(おいおい)

    とにかくもう行列に並ぶこともなく、ゲットしたルーでもないこのカレーライスが激ウマ。

    そんなわけで、カレーも食べて、雨も降らず、楽しく終わろうとしていました。

    でもまだこれで終わりではありません。この後「カレーの大食い大会」があるのです。

    広い会場のステージには大食いのチャレンジャーがズラリと!!(画像では豆粒)
    大食い大会の様子

    ルーをよそった時に均等化しやすいように具を小刻みにした150gのカレーを、150gのご飯にかけます。つまり一皿合計300gのカレーライスを、10分間で食べる量を競います。エントリーは男女10名ずつの20名、プラス、協賛のハウス食品の社員が1名で合計21名。
    去年の優勝者は男子9皿半、女子7皿半だったとか何とか。

    開始前、進行のおじさんが、その説明の大半を足元に置いてあるゲロ袋について語っていて、苦笑を買っていました。貧笑というか、困笑というか。怒笑というか。食前なだけに。しかも食後も言ってました。押してはいけないツボを押し続けるおじさん。

    そして開始の合図について、「今は笛を吹かなくても笛の音が出せる」と、笛のデジタル音を聞かせてくれて、便利になったとかなんとか言ってました。このままでは1000人の前で危険なオヤジの世界が出現しそうでした。(華麗に食べてください、カレーなだけに、などというオヤジギャクが炸裂するのではないかと危惧)
    しかし間もなく笛のデジタル音が鳴りスタートしました。ホッ。

    ぱくぱく、もぐもぐ、皿が積み上がる。

    食べた紙皿を串に刺していきます。10分って意外に長い。優勝者には2万円が贈呈されます。目の前にぶら下げられたニンジン。必死にカレーを食う参加者。はっ、これはパロディなのか、社会の縮図を見せつけられているのか?(んなこたーない)

    今年は男子8皿、女子7皿だったかな、最後までちゃんと見てなくて、確かそんな声が聞こえたと思いました。8皿は2.4kgですね。まあ、大食い大会ですから。

    まだ終わりませんよ。
    それから仮装大会の上位7チームの発表がありました。金賞はこの金色のファラオ。

    これはすっごく目立ってました。2万円が贈られました。おめでとうございます。

    そして特賞の3万円は、このアラジンでした。

    こんなのもありました。映画館の仮装。

    このあとステージではバンドの演奏がありました。懐かし系のミュージック。
    そろそろイベントも終わりですよ、的な。

    片付け中

    てな訳で、第34回 端野カレーライスマラソンは、見事に直前に雨が上がり、晴れなかったことで太陽光に焼かれることもなく涼しげな適温で、外で食べるカレーは格別で、楽しいイベントでした。

    多分来年もやるでしょう。応募すれば3分の2の確率で参加できそうです。4人一組。走れなくても歩いても問題なし。その時になったらネットで応募要項を見て、参加を考えてみるのも楽しくてよろしいんじゃないでしょうか。

    遠くは福岡からの参加チームもあり、大阪や三重、神奈川からの参加者もいました。カレー好きのエネルギーと言ったらすごいものがありますね。いやカレー目的ではないよね。

    開放感、ですかね。

    帰り際に、広場の端の方でこんな風景を見ました。クレーンの先にたくさんの人を乗せて「高い高い」してました。なかなか恐怖のアトラクション。ガラスカバーもなくむき出しで、高所恐怖症の人は真の恐怖を体感できます。手作り感満載です。

    おしまい。