v013 大洪水の歴史

■大洪水の歴史

豊平川

我が家から1キロちょっと東に豊平川が南北に流れています。石狩川の支流になります。
支流のくせに大きな川でして、100年から150年ごとに、大雨による大洪水が起こるのだそうです。
防災と、その意識を高める意味で、それぞれの地域に会わせた「洪水ハザードマップ」が市によって各家庭に配られています。
それよると、我が家は50センチくらいの水位になると予測されています。50センチならなんとかコンビニまでは行ける…。(コンビニが営業不能か)

最近の被害は1981年(24年前)、台風12号と15号が続けざまにひょっこり訪問してきたために大洪水となり、札幌では死者1名、交通網はズタズタ、広範囲に被害を出したそうです。
なんの準備もしていない時にお客さんがひょっこり現れて、やり過ごしたと思ったら、またひょっこりお客さんが来てパニクってお茶こぼした、みたいな状況だったわけです。
その時の洪水は、川の水位は9メートル23センチに達したそうです。地域によっては5メートルの浸水!!

豊平川が洪水となる雨量の目安は、3日間で300ミリだそうです。九州や四国などに来る最近の台風がもたらす雨量を見ていると、500ミリとか1000ミリとか、そら恐ろしいものがあります。豊平川なら簡単に溢れてしまうのですから。

毎年春先は雪解け水によって増水するので、今年はこの目で見ましたが、流れが速くてゾッとしました。
普段とても優しくていい人なのに、切れると半端じゃなく怖いって感じですね。(違う)

その時々切れて暴れる豊平川沿いに、とても素晴らしいものがあるのです。次回はその話を。


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