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  • 研究所通信v477 山ぶどう

    まるでジャングル。我が家の庭は山ぶどうでいっぱい

    この庭には2羽ニワトリ・・・いや、カラスがよく来ます。スズメもハトもシジュウカラもヒヨドリもワケのわからない鳥もエゾリスもキツネも、まれにアカゲラも来ます。

    この庭には2羽ニワ、あっ、
    この庭には2羽・・・(条件反射なんでしょうね)

    この庭にはあまり陽が差しません。昔は見晴らしもよく、陽が当たって開放感があったのですが、隣にほら、暗黙のルール(大抵、日陰にならないように互い違いに建築するものらしいです)を破って、15年くらい前なのかな、よりによって3階の家が建っちゃったもんで、我が家は日陰の暮らしとなっていましたとさ。

    左が隣の家、右が我が家。
    この木の根本から山ぶどうは生えています。

    10年以上前からこの山ぶどうの実生がありました。伸びてきては家主に切られ、伸びては切られ、バサバサ切られ続けていました。と言うのもこのあたりにはクロッカスが咲き乱れ、ワケのわからない花もいろいろ咲いて、山ぶどうなんてものは邪魔者だったからです。ところが隣に壁ができて、花は咲いてもいつも日陰で、なんだか台無しでした。

    そんな中、山ぶどうが差別待遇を受けていることが可哀想な気がして、8年くらい前、山ぶどうを伸ばしてみようと思い、支柱を組んで誘引した結果、この隙間の手前と奥にどんどん伸びてこうなりました。

    きちんと剪定できればひょっとしたらぶどうの実はもっと大きくなるのかもしれませんが、なんだか無理に剪定しない方が自然でもあるし、山の中では剪定などされていないのだから、これでいいのだ、と思います。

    それにしても生命力半端なす。

    この通路にもワサワサ伸びてきます。郵便配達の人もここを通るので、通路に伸ばされたその触手は毎年チョキチョキ切ってしまうか、通路に沿って重ねて誘引していました。この誘引が限界に達してきたのもありますが、今年は屋根に上げてみようと思いました。屋根を覆ってくれたら夏場は涼しくなるかもしれないし。

    今年の夏は局所的に40度を超える灼熱地獄で、特に屋根はアツアツで、ジンギスカンもできると思いました。そんな時に誘引したこともあり、当初は葉っぱが焦げて、死にそうになっていました。でもその後気温がじわじわ下がり、しばらくすると伸び始めてきました。

    9/12 屋根に定着か。問題は冬の雪下ろし。

    去年はこの山ぶどうで「100%山ぶどうジュース」と「ジャム」を作りました。ジュースは足が早いので(足はないやろ)一週間以内に飲み干しました。ジャムは保存食ですので、1年は持ちます。「煮詰める作業」はひどく暑く、汗ダラダラになりながら5瓶作り、今までに3瓶は食べました。美味しいというか、甘いです。グラニュー糖どっさりですから。どっさり入れないと保存食にならないので仕方ないです。(それでも砂糖的なものはレシピの6割程度で抑えました)
    甘いけどぶどうの酸味があってまあまあ美味いと思います。

    え、ワイン?
    んなもん作ったら、網走刑務所にぶち込まれるじゃないですか。
    奴隷労働で殺されまんがな。

    ガタガタ、ブルブル・・・

    作物は全般に不作なのに、山ぶどうは今年も豊作

    おしまい。

    ていうかひとつ蛇足で。

    山ぶどうが実を付けているということは、メスの株なんですね。(オスが急にメスになることもあるらしいですが)
    実は事務所のプレハブの入り口の反対側にさくらんぼの大木があり、その根本に自然に生えたのか、山ぶどうが生えています。かなり前からあり、伸びるたびにザクザクと切られまくっていました。この株には実を付けないのでオスの株と思いますが、おそらくこのオスとメスがバランスよく身近にいることで、実がわっさわっさと付いているのかもしれません。

    こちらの山ぶどうも暴れん坊になりかけています。隣の敷地へ侵略しそうになるので大変です。


  • 研究所通信v476 キトピロ

    ウドの種

    これはウドだけど、キトピロって何だか知ってる?

    ウド(5/21)

    これはウドだけど、春先の5月に、ナオヒロくんは秘密のエリアにキトピロを仕込みました。キトピロって何かというと、行者ニンニクのことです。アイヌネギとも言います。ヒトビロとも言います。

    キトビロ、ヤマビル、ヤマニンニクともいうらしいです。なんでこんなにたくさん言い方があるのかは知りません。

    開拓を続けるナオヒロくん(5/21)

    人知れず山奥へ入り、自分で仕込んだキトピロを根から掘り出し、そのまま死なないうちに畑の周辺の誰もわからないような場所に移植していました。

    「来年、春になったらここでどっさりアイヌネギが採れますよ」
    「山奥まで行かなくてもいいからラクですね」と言いました。

    それを私がこうして記事にしたことで、第三者に場所がバレて、来年春に泥棒さんがきれいに引っこ抜いていくのかも知れません。

    やめてくださいね。わが実験研究畑の周辺は探さないでくださいよ、泥棒さん。ブルーベリーを根っこから持ってく泥棒さん、頼みますよ。

    山ニンニクっていうくらいですから、これを食べるとパワーがつきます。

    ゆくゆくはこの辺り一帯がアイヌネギ畑になることを夢見ているようです。

    ここにはもともとウドがガッツリ根をおろしていました。それを大地からひっぺがして、その一部は私の庭に植えました。来年は苦労せずにウドとキトピロを食べられるかも知れません。

    この秘密のアイヌネギ移植場所は、ウドをひっぺがしたのに、2か月後そこにはウドがありました。

    7/22 力強くウドが生えていて、その周りにヒトビロも共生しています

    ウドの根はものすごく太くて、マルタのようでしたから、取りきれなかったのですね。そこからまた芽が出て、ウーー、ドーーんと生い茂ったのですね。ウドなだけに。

    失格。

    という具合に、今年はほとんどの作物は壊滅しましたが、楽しみもまた増えています。
    天候不順、気象変動など、今後収まる気配はありませんけれども、
    「明かりははっきりと見え始めています」(スガ風)

    いや、見えてないから。気候の極端化は避けられないから。何言ってんの自分。

    見えていない中ではありますが、アイヌネギが身近な場所でたっぷり採れるかもしれないというのは、ひとつの希望ではありますね。
    いわゆる山菜は足が早いですので(足は無いやろー)、どうにか保存食を作って、来年以降、長期に楽しみたいものです。

    今年、私は結局ほとんど何もせず、菊芋が勝手に伸びるのを待っているところです。菊芋だけはやってくれるでしょう。大豊作で「やってくれたな」と言いながら、水道工事のような肉体労働で疲弊している自分が見え始めています。


  • 研究所通信v475 ジャガイモ壊滅

    ちゃめくんは本当はイケニャン(9/4)

    なんでこういう写真を使うかな。と不満なちゃめくんだと思いますが、この100%失敗している写真だからこその面白さを理解していただきたいところです。

    さて、畑ですが。まずはこれを見てください。

    5/21

    ビニールハウスは限界でした。このハウスをナオヒロくんは中古のハウスの支柱やビニールを農家さんから譲ってもらい、ダメになった支柱の取り換えから始めました。土はめちゃくちゃ固く、大変な労力が必要です。

    さらに、畑の近くに道具を置きたいということで、頻繁に出没する泥棒のことを考えて、監視カメラを付けたり、立ち入り禁止のタテカンを設置したりしていました。

    私もナオヒロくんもお金がないんですが、最小限で抑え、道具小屋もハウスもナオヒロくんの知恵と体力で完成させていきました。

    7/6
    7/6
    7/6 ハウスの後ろ側に将来ニンニクを植えたいというので、木の根を掘り起こして畑を作っていました。
    7/6 ハウス内も畝を立てて、トマトやキュウリを植えてました。

    ハウスの中は激暑で、中にいるとすぐに息苦しくなるほどで、風邪を通すように工夫もしてましたが、40度くらいになっていました。天候がおかしいというか、雨は降らないし、北海道なのにやたらと暑いし、なかなか大変です。

    7/22 ハウスにドアも設置
    8/6

    8月6日にはハウスの中はズッキーニやナスや大根も加わりました。

    このように水が不足しないようにペットボトルを使って水対策もして、よく育っていました。しかし、ハウスの中だけでは量産することは難しく、身内で食べる分だけ確保したという感じです。

    そんな中、ハウスに植えた1本のゴボウがありました。

    8/26 マリーゴールドの横にゴボウ

    このゴボウ、後から植えたのに、ずっと前から植えていた畑のゴボウが、少雨のためか育ちが遅いのを見て、ナオヒロくんは思いました。

    畑のゴボウを掘り起こす

    「そうだ、ハウスに移植しよう」と。

    この畑のごぼうは、太さがまだ5ミリ程度と、泣けてくるような細さでした。それをハウスへ持っていきます。

    ハウス内のヘリに植えた。

    土が固くて深くないのですが、はたしてどうなりますやら。

    ついでなのでハウス内に植えたもののやっぱり厳しかったのがニンジン。芽が出たのは数本。

    8/26

    「ダメかもしれませんね」と言いながら高らかに笑い、その笑い声がハウス内にこだましていました。この感じではダメじゃないでしょうか。

    それよりひどかったのがジャガイモでした。

    これは8月6日

    この写真の手前の2つの畝はジャガイモですが、奥にもたくさん畝があります。とにかく私がぐうたらだったので、写真がないのでアレですが、

    採れたジャガイモはなんとビー玉くらいの大きさしかなく、ある日の畑で、極小のジャガイモを天にかざして、「なんすかこれ」と言いながら高らかに笑い、その笑い声が広い大地にこだましていました。

    ジャガイモ壊滅。


  • 研究所通信v474 タマネギ壊滅

    まろっちゃんと呼んでいる猫のクリームマロン(9/4)

    まろっちゃんは少雨の水不足でも、天然の湧き水を毎日飲んでいますからとっても元気です。

    7月6日のタマネギです。ナオヒロくんは無農薬・無肥料と、無農薬・有機肥料の2種類を作っていた模様。それも前者は真白(マシロ)とかいう珍しい品種で、これを無肥料で作るやつはこの世にいない、と豪語していました。

    7月9日、これが多分それかな。

    7月22日。なかなか育たない。

    8月6日。これは肥料ありなのに超子玉。

    これを見ながらナオヒロくんは「もう、これ以上大きくはならないっす。ここまでひどいのは初めてですっ」、「見てくださいよこの小ささっ!!」と言いながらひとつ手渡してくれました。

    「これ以上は大きくなりません。完全な失敗ですっ。でも味は良いはずですよ」「災転じて福となす、ですかね」
    「福じゃねーわ!」
    「あはははははははは」
    と、安いドラマのような笑い声が広い大地にこだましていました。

    すいません、こんなに恥ずい会話はしていません。

    アップの写真がなくて残念ですが、タマネギはとにかくもう3〜4cmしかなく、衝撃の結末となりました。ナオヒロくんに少し分けてもらい、食べて見たところ、本当に甘味が濃縮されて美味しかったのです。

    「マイクロタマネギ」とか「ベビータマネギ」とか「ナノタマネギ」とか、ネーミングで工夫すれば高級玉ねぎとして売れたのかもしれませんが、すっかり無気力だった私はぐうたらとほとんど何もしませんでした。

    タマネギ壊滅。


  • 研究所通信v473 カボチャ壊滅

    昨年の秋頃から、我がプレハブ事務所の猫ドアから入ってくるクロちゃん(6/7)

    今回はカボチャの壊滅状況について書きます。7月6日の写真3つ。

    まあ、7月初旬ですからこんなもんかもしれません。で7月22日はこんな感じでした。

    なんか元気がないようです。とにかく雨が降らない。そして1か月後の8月26日。

    まあまあ伸びてますけど、葉っぱは小さくやっぱり元気がない。そしてもう大きめの実がついても良さそうなのに、60株ほどもあるカボチャのどこにも見当たらない。広い範囲に植えてますから、どこかにありそうなものですけど、見つからない。

    ナオヒロくんが言いました。
    「1個あるはずですよ」
    「えーと、この辺に・・・」
    「あ、ありましたっ。これですっ」

    手のひらくらいの大きさで、なんかしょぼい(8/26)

    これを見ながらナオヒロくんは
    「こーーんな小さいのがいっこですよーーっ!! げらげらげら」
    と笑い、その笑い声が広い大地にこだましていました。

    他にもまだ緑色の4〜5cmくらいの玉が4〜5個確認できました。現在もう9月で、寒くなってきましたから、ほぼ希望なしといった状況です。

    カボチャ壊滅。