研究所通信v409 カレーマラソン、カレーを食らう

マッド3チームの、それぞれのコースのランナーがそれぞれの食材をゲットして、テントに戻っていました。私が到着した時には調理は始まっており、具材は切られて、鍋に入れられる直前でした。

「あー、ジャガイモがカットされるシーンが撮れなかったのは残念っ!!」
ところが、調理のメンバーがこう言いました。

「まだひとり、肉が来ていない」
「なんだとー」
「野垂れているのではっ」
「肉は誰だっけ」

肉コースは4kmと2番目に過酷。そのランナーが戻っていない、ということで、またゴール地点へ行きました。

まだ走っていたこんなに小さい子供、この子供より遅いのかっ?
走りにくいフルーツの仮装の人たちもここでゴール

しかしマッドチームのランナーがいない。どうもおかしい。道に迷ったか?(いやあり得ない)
最後のランナーまで待ち、一緒の肉コースを走っていた人に、こんな人は走ってなかったかと聞くと、こう言いました。

「ああ、あの狂犬病の方ね、すごく早かったよ、もうとっくにゴールしてると思うよ」

テントに戻ると、確かに、いつの間にかそのランナーはいました。そしてカレーは出来上がっていたのですが、3チームあるうちの1チームが、実は自宅でルーを仕込んで持ってきていたのです。しかも格別に新鮮な牛肉入り。マラソンでゲットした肉は豚肉。(北見市は今や焼き肉の町とか言われ、豚だって新鮮な地元産)

ゲットした野菜の具材を入れるだけにしてあったようで、5km走って手に入れたルーは誰かが持ち帰るという荒技に出ていました。

しかしですね、その仕込んできたルーがですね、これなんですが、

めっちゃくちゃ美味かったのですよ。めっちゃくちゃ。お店で出しなさいよってくらい激ウマ。必死に5km走ってゲットしたルーを入れずに作ったカレーが激ウマ。(笑)

持参したカレーが激ウマ。

外で食べるカレーはうまさも倍増。ちょうど腹も減っていてうまさはさらに倍増。満足度を数字で表すと、通常が1として、「元々が10」×「外2」×「腹減り3」×「苦労度1.5」で、90。

さてちゃんとマラソンでゲットしたルーを使って作ったカレーは「普通」でしたが、外で食べているのでうまさ倍増で美味しかったです。数字的には「元々が1」×「外2」×「苦労度4」で、「8」。(笑)
点数辛くない? そういえば味は甘口でした。甘口はマイナス2で「6」。(えー!? )

ルーを入れる前の鍋
ルーを投入

点数を出してしまいましたが、カレーの出来栄え、速さ、などは順位に関係ありません。みんなでワイワイやることで良しとするカレーマラソンなのでした。

ところで「ご飯はどうするの」と思いますよね。これ、地元端野で作られた米を炊いて、会場に用意してあるのです。容器を持っていけば分けてもらえます。ただ、炊き上がりから行列になるらしく、それを嫌がったメンバーが30人分の「こだわりのご飯」(タイ米ではない)を持ってきていたのでした。(おいおい)

とにかくもう行列に並ぶこともなく、ゲットしたルーでもないこのカレーライスが激ウマ。

そんなわけで、カレーも食べて、雨も降らず、楽しく終わろうとしていました。

でもまだこれで終わりではありません。この後「カレーの大食い大会」があるのです。

広い会場のステージには大食いのチャレンジャーがズラリと!!(画像では豆粒)
大食い大会の様子

ルーをよそった時に均等化しやすいように具を小刻みにした150gのカレーを、150gのご飯にかけます。つまり一皿合計300gのカレーライスを、10分間で食べる量を競います。エントリーは男女10名ずつの20名、プラス、協賛のハウス食品の社員が1名で合計21名。
去年の優勝者は男子9皿半、女子7皿半だったとか何とか。

開始前、進行のおじさんが、その説明の大半を足元に置いてあるゲロ袋について語っていて、苦笑を買っていました。貧笑というか、困笑というか。怒笑というか。食前なだけに。しかも食後も言ってました。押してはいけないツボを押し続けるおじさん。

そして開始の合図について、「今は笛を吹かなくても笛の音が出せる」と、笛のデジタル音を聞かせてくれて、便利になったとかなんとか言ってました。このままでは1000人の前で危険なオヤジの世界が出現しそうでした。(華麗に食べてください、カレーなだけに、などというオヤジギャクが炸裂するのではないかと危惧)
しかし間もなく笛のデジタル音が鳴りスタートしました。ホッ。

ぱくぱく、もぐもぐ、皿が積み上がる。

食べた紙皿を串に刺していきます。10分って意外に長い。優勝者には2万円が贈呈されます。目の前にぶら下げられたニンジン。必死にカレーを食う参加者。はっ、これはパロディなのか、社会の縮図を見せつけられているのか?(んなこたーない)

今年は男子8皿、女子7皿だったかな、最後までちゃんと見てなくて、確かそんな声が聞こえたと思いました。8皿は2.4kgですね。まあ、大食い大会ですから。

まだ終わりませんよ。
それから仮装大会の上位7チームの発表がありました。金賞はこの金色のファラオ。

これはすっごく目立ってました。2万円が贈られました。おめでとうございます。

そして特賞の3万円は、このアラジンでした。

こんなのもありました。映画館の仮装。

このあとステージではバンドの演奏がありました。懐かし系のミュージック。
そろそろイベントも終わりですよ、的な。

片付け中

てな訳で、第34回 端野カレーライスマラソンは、見事に直前に雨が上がり、晴れなかったことで太陽光に焼かれることもなく涼しげな適温で、外で食べるカレーは格別で、楽しいイベントでした。

多分来年もやるでしょう。応募すれば3分の2の確率で参加できそうです。4人一組。走れなくても歩いても問題なし。その時になったらネットで応募要項を見て、参加を考えてみるのも楽しくてよろしいんじゃないでしょうか。

遠くは福岡からの参加チームもあり、大阪や三重、神奈川からの参加者もいました。カレー好きのエネルギーと言ったらすごいものがありますね。いやカレー目的ではないよね。

開放感、ですかね。

帰り際に、広場の端の方でこんな風景を見ました。クレーンの先にたくさんの人を乗せて「高い高い」してました。なかなか恐怖のアトラクション。ガラスカバーもなくむき出しで、高所恐怖症の人は真の恐怖を体感できます。手作り感満載です。

おしまい。


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