v179 フンテロ/愉快な札幌108-無料の

■フンテロ

カラス
鳥は寒くないのだろうか

昨年、自転車に乗っている時、後ろからカラスの攻撃に遭いアタマをどつかれました。ムカついたのは言うまでもありませんが、そんなのは大したことじゃなかったなと、今になって思います。

ウチのカミさんがね、外から帰ってきて、コートをハンガーにかけて、しばらくしてから気づいたんですがね、そりゃもうすごいことになっていましたよ。

「くっそー!! ふざけやがってー!!」
「まあまあ、カラスの身になってみればさ…」
「許せねー!!」
「人間がすみかを破壊したんだよ」
「ぶるぶるぶる…」(憤怒)
「まあ、復讐だな、カラスの」(笑)
「くっそー!!」
「フンテロだな」(笑)
「どうしてやろうかー!!」

コートの肩にはべったりと鳥のフンが付いていたのでした。怒りはいつまでも続いているようでしたが、アタマ直撃よりは良かったのではないかと思ったりします。

はてさて、しかし、考えてみれば、それは本当にカラスなんだろうか。ハトかも知れないし、カモメかも知れません。
カラスは何かと悪い先入観を持たれるようです。

フン付きのコート
あまりに汚いのでぼかしてみました。白いのが鳥のフンです。
この画像の下の方にも飛び散っています。

2009年の1発目は「ウン」の付くお話でした。
それではまた。

 

■第108回 愉快な札幌大発見:無料の

タダの歯科

今や歯科はコンビニより多いので、こんな太っ腹な歯科を発見してしまいました。
いや、タダなワケないですよね。

いやいや、ここではないですが、ここ札幌に、本当にタダで治療するシステムを作り、違法性が問われ大騒ぎ、というニュースが12月にあったんです。
知ってますか。

説明しよう。
2005年、医療関連のセーフティーネットを構築することを目的に設立されたNPO法人があったとさ。「CMケア機構」という。

医療改革とやらで、老人の自己負担金がゼロだったのが1~3割になり、年金生活者などから悲鳴が上がったとさ。(改悪ですよね)
そして、歯の治療が受けられない老人が増えたのでした。
歯の治療が後回しになるため症状が悪化している現実があるのでした。

これはいかんっ!! 歯科診療の自己負担金を無くさなければならない、生活弱者にこそ医療をっ!! と、と小林理事は考えたのでした。

そこで、広報誌の広告収入などを資金にこんなことをやってみました。

アンケートに答えてもらいます。すると会員になれた上に、報奨金までつけます。その報奨金が1年間有効の治療費になるのでした。治療費が重なり多くなると、別のアンケートに答えればいいようにしました。会員は年収520万円以下の健康保険証を持っている人に限りました。

このニュースの配信は12月5日。その時の会員数6000人。平均年齢57.6歳。半数が治療を受けたとのこと。提携した歯科医院は2つ。

行政当局とも協議し、法律に反していないことを確認し1年半を費やして作ったというこのシステム。当然大騒ぎになり、札幌歯科医師会に問い合わせが殺到したそうです。

やがて、違法ではないのかとの声も上がり、ごたごたしているようですが、今どうなってるのか分かりましぇん。

そういえば、花咲か爺さんのような2兆円のバラまき政策もどうなるか分かりませんが、この国はいざとなると「埋蔵金」がザックザク出てきます。2兆円どころか、いざとなると10兆も20兆も出てくることが昨年分かりました。なんぼでも出てきます。特に選挙前は。(笑)
例えば、一人1万円分の治療をタダに、とやればですね、2兆円もあれば、何と2億人の人がタダで治療を受けられるんですよね。計算すると。

高齢者に絞ったら何億人助かることか。そんなにいないよ。(笑)

歯の治療は健康に大きく影響するので、病気も減るらしいんです。
経済効果ありありですよ。
ね。


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