研究所通信v526 今年の畑

今年の夏に出会した鹿 標茶のあたり 7月27日

さて、今年の畑の様子を写真で見て行きましょう。

ナオヒロくんのサツマイモ予定地 手前はタマネギ 2025.6.11

今年の夏、7月8月は猛暑となり、ここ北見でも40度近い気温になりました。畑は日光直撃で45度になっていました。当然野菜には影響があり、タマネギは大きくならず虫が入り、ジャガイモも虫に食われたり大きくならず、トウキビはほとんど鹿に食われ、うまくいったのはサツマイモでした。

2025.9.11 青いネットのところ2か所がサツマイモ

サツマイモはやはり気温の関係か、暑くてもよく育つみたいです。ナオヒロくんは4種類のサツマイモを植えていました。
植えるといっても、ちょっとびっくりしたのですが、サツマイモって種芋がないんですね。種がないんですよっ。去年作ったサツマイモの茎の節々から根が出て芋ができるみたいです。

それで、余談ですが、じゃあやってみようかなと、収穫後にたくさんある捨ててある茎をもらいまして、これを水の入った容器につけておき、春になったら取り出して畑に埋めればいいらしいです。手順としてはこんな感じ・・

2025.10.10 サツマイモの茎部分から
2025.10.10 葉っぱを取り除き
2025.10.14 水につけておく(2本入れた)

この茎を土に埋めると、それぞれの節(7〜8くらい)から根が伸びて、それがサツマイモになるそうです。さらに茎そのものが伸びていき、できてくる節ごとに芋がつきます。なんかすごいです。

それはともかく今年2025年の畑は・・・。

2025.6.11 ジャガイモの畝
2025.6.11 ニンジン予定地
2025.6.11 タマネギは既に植えてありました
2025.6.29 ジャガイモ発育中
2025.6.29 ジャガイモと、青い網のところはサツマイモ
2025.6.29の玉ねぎ 今年は暑すぎて成長しない
2025.8.22 畑からはみだして伸びるカボチャ

カボチャはうまく行きました。というのも見るとわかりますが、雑草が温度を5〜10度も下げてくれるらしく、それが良かったのかもしれません。
庭での家庭菜園の場合、いろいろな野菜を作る上で、ご近所さんの目を気にして「だらしない」とか「ズボラ」とか思われるからと、自ら雑草を刈ることで庭が高温となり、失敗するかもしれません。

余談ですが、
我が家の場合、庭に山ぶどうが狂乱状態で伸びまくっていて、しかも雑草もあまり刈らないので、ジャングルと化しているわけですが、私がこの状態を気に入っていまして、ご近所さんがどう思っているのかはわかりません。
雑草を狩らない理由がありまして、その雑草のほとんどが「ミツバ」と「チャイブ」が主たる草で、もったいなくて刈れないのです。ほかチューリップ、福寿草、クロッカス、ユリ、アスパラ、ミント、ルピナス、京ブキ、菊芋、アザミ、訳のわからない花、訳のわからない草、などもあり刈れません。カヤだけはカットするのですが、間違えてミツバやミントをカットしてしまうと「ああ、やっちまった、もったいない」と思ってしまいます。

2025.8.22 カボチャが大暴れ
2025.8.22 ハウスの中
2025.9.11 サツマイモも溢れんばかり
2025.9.11 ジャガイモ収穫、実は小さく少なく失敗気味
2025.9.18 サツマイモは大成功 これはごく一部

2025年は今ここまで。


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