6月11日(月)。早朝から畑へ出ました。朝は17度程度の快適な気温。しかしドン曇り。我が家から山の畑までは車で5分程度で、その到着する500mほど手前の道路脇の畑に、バンビちゃんが3頭、野菜を喰んでいました。
「いっぱいあるからゆっくり食べなさいよ」
と思いましたが、農家さんには気の毒な上、バレたら鹿がぶっ殺されてしまうので、
「早く逃げなさい」
と思いました。
この日の目的は、「菊芋の森」を作ることでした。それと「水供給システム」を作ること。結果的にこの日は菊芋の森にしか手がつけられませんでした。
畑全体を下向きの「コの字」になるように植えた菊芋ですが、畑全体にロータリーをかけた時に、去年の土中に残っていた菊芋が混ぜられて、あちこちから生えているのでした。
それらを集めて「森」にしようと、地図の右上に微妙なスペースを作っておいたのでした。
この野良菊芋を30株ほど掘ってネコ(一輪車)に乗せて、50mほど運んで、移植場所の草取って穴掘って、植えて、印を立てていく、ひとつひとつは大したことないのですが、2時間かかり、筋肉をいっぱい使います。
その前にこれをご覧ください。左側に菊芋、右にジャガイモの列ができています。地図でいうと下の通路寄り左側の「宇宙人のジャガイモ」「宇宙人菊芋」のところです。
「宇宙人ジャガイモ」の周辺に生えていたものを移植したようです。
影の・闇の・裏の大魔王宇宙人が、野良芋を集めて作っていたのでした。
ここは多分ナオヒロくんが陰の大魔王に操られて、収穫(力仕事)することになるのでしょう。
うーん、しかし手が早い。このままでは地球は野菜だらけにされてしまいます。
完璧な雑草取り。おそらく目から何かしらのビーム光線を出して、ひとつひとつの雑草をピンポイントで焼き切ったのかもしれません。大魔王おそるべし。
それを横目に、菊芋の森の造成に取り掛かります。
この写真は、東端の下から撮ったものです。水色部分に菊芋を植えていて、順調に育っています。黄色で囲ったところに30株ほどの野良菊芋を植林のように植えました。ここはなかなか良い土でした。
2時間かかりこの日は終わりです。
ちなみにその南側はこう。
これは東側の、南(下)から撮影したものです。この手前が「菊芋の森」です。
水色で囲った部分は菊芋で、順調に育ってきています。真ん中はニンジンで、オレンジ色のウネウネが、アリの地獄世界となっており、何も植えていません。右の黒い囲みはズッキーニで、3〜4か所はすでに蟻塚となっていて、ズッキーニは半分くらいダメかもしれません。
ところで西の端の菊芋の状況は、やや悲惨なことになっています。
黄色で囲ったところ1列に植えた菊芋は、北(上)の方の芽が出たのみで、下の方は芽が出ず不調です。繁殖力の異常に高い菊芋でもダメなんでしょうか、それともこれから根性を見せつけてくるのでしょうか。
実はこのエリアは、土に木や石などの雑味が多く、アリも多く、以前ここに蒔いた「パクチー」「緑肥用ライ麦」はまったく生えることなく全滅したエリアです。それにしても雑草は強い。
翌朝。
さてこの日は「雨水の自動流入装置」あるいは「雨水供給システム」を作ります。準備するものは、幅の広いマルチ(もともと畑に落ちてたやつ)と、支柱と発泡スチロールの箱。
頭に描いていた完成形は、すぐさま行き詰まってしまい、その場で考えて適当に作りましたが、水を受ける箱が動かないように地面を掘るだけでヘロヘロになってしまいました。
長い支柱を探したり、ナイロンテープを取りに車に戻ったり、あっという間に1時間半もかかってしまい、3つ作るつもりが1つしかできず、しかも、なんか気に食わなくて、2つ目はいいアイディアが出たらなんか作ります。
クマのハンモック完成。
これ、強風が来たら全部ふっ飛ぶな。www
はっ、今、書きながら、集水装置のアイディアが浮かびました。
どうしようかなー。あ、うーん・・・。
おしまい。