v393 菊芋の森と水供給システム

すぐ近所の畑に小鹿3頭

6月11日(月)。早朝から畑へ出ました。朝は17度程度の快適な気温。しかしドン曇り。我が家から山の畑までは車で5分程度で、その到着する500mほど手前の道路脇の畑に、バンビちゃんが3頭、野菜を喰んでいました。

「いっぱいあるからゆっくり食べなさいよ」

と思いましたが、農家さんには気の毒な上、バレたら鹿がぶっ殺されてしまうので、

「早く逃げなさい」

と思いました。

この日、作業を終えて帰る時には、畑は32度まで上がっていました。下界より15度高いのでした。

この日の目的は、「菊芋の森」を作ることでした。それと「水供給システム」を作ること。結果的にこの日は菊芋の森にしか手がつけられませんでした。

6/11現在の大雑把な地図

畑全体を下向きの「コの字」になるように植えた菊芋ですが、畑全体にロータリーをかけた時に、去年の土中に残っていた菊芋が混ぜられて、あちこちから生えているのでした。

それらを集めて「森」にしようと、地図の右上に微妙なスペースを作っておいたのでした。

去年、菊芋の種芋を寝かせて置いた場所に、取り残しがあって、たくさん生えていました。
このように菊芋を根っこからブロックで取り出し、森予定地へ運びました。

この野良菊芋を30株ほど掘ってネコ(一輪車)に乗せて、50mほど運んで、移植場所の草取って穴掘って、植えて、印を立てていく、ひとつひとつは大したことないのですが、2時間かかり、筋肉をいっぱい使います。

その前にこれをご覧ください。左側に菊芋、右にジャガイモの列ができています。地図でいうと下の通路寄り左側の「宇宙人のジャガイモ」「宇宙人菊芋」のところです。

「宇宙人ジャガイモ」の周辺に生えていたものを移植したようです。

影の・闇の・裏の大魔王宇宙人が、野良芋を集めて作っていたのでした。
ここは多分ナオヒロくんが陰の大魔王に操られて、収穫(力仕事)することになるのでしょう。

うーん、しかし手が早い。このままでは地球は野菜だらけにされてしまいます。

宇宙人によるミステリーサークルならぬミステリーストレート。ジャガイモへの土寄せまで完璧です。

完璧な雑草取り。おそらく目から何かしらのビーム光線を出して、ひとつひとつの雑草をピンポイントで焼き切ったのかもしれません。大魔王おそるべし。

それを横目に、菊芋の森の造成に取り掛かります。

真ん中の黄色で囲ったところが「菊芋の森」になります。
その左、マルチのないウネに、1粒ずつ20センチほどの距離を置いて蒔いたニンジン。

この写真は、東端の下から撮ったものです。水色部分に菊芋を植えていて、順調に育っています。黄色で囲ったところに30株ほどの野良菊芋を植林のように植えました。ここはなかなか良い土でした。

2時間かかりこの日は終わりです。

ちなみにその南側はこう。

これは東側の、南(下)から撮影したものです。この手前が「菊芋の森」です。
水色で囲った部分は菊芋で、順調に育ってきています。真ん中はニンジンで、オレンジ色のウネウネが、アリの地獄世界となっており、何も植えていません。右の黒い囲みはズッキーニで、3〜4か所はすでに蟻塚となっていて、ズッキーニは半分くらいダメかもしれません。

ところで西の端の菊芋の状況は、やや悲惨なことになっています。

西の南側から撮影。

黄色で囲ったところ1列に植えた菊芋は、北(上)の方の芽が出たのみで、下の方は芽が出ず不調です。繁殖力の異常に高い菊芋でもダメなんでしょうか、それともこれから根性を見せつけてくるのでしょうか。

実はこのエリアは、土に木や石などの雑味が多く、アリも多く、以前ここに蒔いた「パクチー」「緑肥用ライ麦」はまったく生えることなく全滅したエリアです。それにしても雑草は強い。

翌朝。

翌6月12日(火)の朝、気温12度と寒く、作業するには適温でした。

さてこの日は「雨水の自動流入装置」あるいは「雨水供給システム」を作ります。準備するものは、幅の広いマルチ(もともと畑に落ちてたやつ)と、支柱と発泡スチロールの箱。

大洋ホエールズの帽子で頑張る私の勇姿。

頭に描いていた完成形は、すぐさま行き詰まってしまい、その場で考えて適当に作りましたが、水を受ける箱が動かないように地面を掘るだけでヘロヘロになってしまいました。

長い支柱を探したり、ナイロンテープを取りに車に戻ったり、あっという間に1時間半もかかってしまい、3つ作るつもりが1つしかできず、しかも、なんか気に食わなくて、2つ目はいいアイディアが出たらなんか作ります。

単に雨水を集めるだけなんですがね。

クマのハンモック完成。

地面から20センチも掘ると硬い岩盤のようになっていて、支柱が深く刺さりません。とても不安定です。

これ、強風が来たら全部ふっ飛ぶな。www

はっ、今、書きながら、集水装置のアイディアが浮かびました。
どうしようかなー。あ、うーん・・・。

おしまい。


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