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  • 研究所通信v435 菊芋チップス完売

    おかげさまで、菊芋チップスは完売しました。
    次期は自然と相談して決めます。しばらくお待ちください。

    秋の収穫時期からすぐの時は、何も考えずにひたすら「スライス&乾燥」の作業を進めましたが、いっぺんにはできないのでした。生の菊芋の保存期間がどれくらいなのかが勝負所でした。よく2か月間も作り続けることができたとは思います。(常温で1週間とも言われています)

    ここ北見では氷点下10度20度は普通なので、腐るということはありませんでした。発泡スチロールの箱に土と菊芋をサンドし、ミルフィーユ状態にして、「玄関」と「外」に置いてみました。(ていうかそこ以外に置く場所がなかった)
    玄関に置いたものでもカチカチに凍りました。外に置いたものは、菊芋が可哀想すぎて、12月のうちに玄関へと移動しました。

    この冬は1月が終わる頃までほとんど雪が降らず、雪による保温効果がなかったため、外置きでは菊芋は凍死するような気がしました。実際のところはどのくらいで細胞が破壊されてしまうのかわかりません。

    1月2日。0度くらいだったか、少し暖かかったので、箱の中身を出してみることにしました。

    左上、土と菊芋が凍って四角くなったままスポッと外せた。積雪はゼロ。
    とおー、ジャーマンスープレックスで崩す
    菊芋だけ箱に入れる

    もちろん菊芋も凍っているのですが、悪くはなっていないのでした。それをゆっくり解凍するため、バケツに小分けに入れて、寒いけど凍らない程度の廊下に置き、頃合いを見て順繰りにスライスしていきました。

    スライスするまでにも、土を綺麗に落とす作業がまた大変で、大きなタライの上でブラッシングしました。水で洗えば早いのですが、台所では土が出すぎ、外で洗おうにも、水を使えば全部凍るだけ。ということで土落としには苦労しました。

    また、乾燥方法については、昨年、靴乾燥機などを使ったのですが、今年は布団乾燥機と室内ビニールハウスで大量生産を図ったものの、うまく機能せず失敗。ナオヒロくんがうまい乾燥方法をナオヒロ邸で確立(企業秘密)したため、その方法に乗っかりました。

    わが研究所でも、環境の整備に腐心しながらも、なかなかうまくはいかず、品質が安定しないため、今回はひたすらナオヒロくんに負担をかけ続けました。

    菊芋チップスは、冷凍保存した菊芋でも作れることはわかりましたが、その手間があまりにも過酷(なんだかんだ乾燥だけで3日以上かかってしまう)で、「ちょーラクしたい派」の私としては、質の安定も考え、まともな食品乾燥機を購入することにしました。乾燥させるだけですから機械化しても良いかなと。時間短縮はできそうです。この1、2か月は実験期間となります。

    次期は春になります。菊芋はまだ大量に畑に残っています。菊芋が死んでいないことを祈ります。多分大丈夫。春は逆に凍りつくことがなくなるため、収穫後は速攻で一気にチップスを作っていかないと、菊芋が腐ってしまう可能性が高いです。

    秋の収穫時期には、凍らせて保管することもできますが、もうミルフィーユ保管はイヤ。(笑)
    収穫と同時に一気にチップスにしていくつもりです。チャッチャと終わらすっ。

    つまりどんな時期であっても、速攻でチップスにし続ける必要が出てきます。恐ろしいです。だって機械化してもやっぱりちょっとずつしかできないんだもん。(結局ラクはできそうもない)

    でもやるしかない。なぜなら菊芋は、今後の日本では必要不可欠の野菜となるからです。(大きく出たな)

    健康維持のためにも、特別な意味を持ってくるものだと確信しております。超自然食であり、多様な効果がある。もし、売れなかったら、自分とナオヒロくんだけがどんどん健康になっていきます。うまくいっても失敗しても大丈夫。(泣)

    頑張りマウス。


  • 研究所通信v434 社長逝く

    2008年5月当時の社長

    2月1日(土)ごご3時半頃、社長のトラッシュは老衰で他界いたしました。17年半の付き合いが終わりました。

    2002年の初夏に、生後1か月ほどで、風邪をひき、目やにで目が開かず鼻水で顔もドロドロの状態で、ゴミ箱に捨てられていました。

    たまたまその日は、ほとんど初めてといってもいい早朝の散歩に出かけました。背中が痛かったので珍しく病院へ行こうとして、早すぎるほど早めに家を出たのです。歩いて健康度を上げてみようなんていう無駄な抵抗も含め。その時歩いた遊歩道のゴミ箱の横を通過するときに、ゴミ箱からガサガサと音がしました。

    ゴミ箱はフタ付きで、上までいっぱいゴミが入っていました。恐る恐るフタを開けてみると、まるでエイリアンのような生物がジタバタしていたのです。猫でした。

    取り上げて道端に腰を下ろし、膝に乗せると、なんと、スヤスヤと寝てしまい情が発生。(笑)

    それで、どうみても放っておけば死ぬと思いましたので、近所に動物病院を見つけて、営業時間が来るまで待ちました。自分が病院へ行くはずが、エイリアンを病院へ連れて行くことになろうとは思ってもいませんでした。

    その獣医さんにひと通り診てもらうと、こう言いました。
    「放されるんですか?」(「捨てるのかい」を優しく言ってくれている)

    当時住んでいたマンションはペット禁止でした。応急処置をして、遊歩道に放すつもりでしたが、「放す」(捨てる)と答えると人間失格になりそうで「うーん」と答えに詰まってしまいました。

    そして「名前はどうします?」と聞かれ、同行した妻が即座に「ゴミ箱に捨てられていたから、トラッシュ」と言い、病院の助手(?)の女性が「まあ、しゃれのきいた名前ですね」と褒めてくれて決定しました。

    名前が決まったら捨てられないじゃないですか。

    すぐに飼うと決断して、それから何日かマンションの住人に見つからないようにビクビクしながらエレベーターに乗り、病院へ連れて行きました。マンションの廊下で鳴かれた時には狼狽して、完全に不審人物と化していました。

    そうして間もなく我が研究所の「社長の座に就いた」のでした。スピード出世。

    2014年8月、ミックチュ・フルーチュの箱でご満悦の社長。この写真を撮った2か月後に後で就職した専務のちゃ〜ぶーが他界。

    社長も専務もいない会社となってしまいました。これからどうしたらいいのか。

    しかしまだ「ちゃめ」と言うチンピラもいますし、

    2月2日

    この度新しく就職した「クリームマロン(うるまろ)」というランニャー(めちゃめちゃ走り回る)も入りましたし、

    2019年12月23日のクリームマロン。飛ぶように走ります。

    どうにかなるでしょう。

    合掌。


  • 研究所通信v433 カレー

    初日の出 2020

    あけましておめでとうございます。

    2月なのに。

    本当は5月くらいに「あけまして」と、新年第1号を出してみたかった。出来るだけ1月1日から遠い日に書きたかったという、一人チキンレースも今日で終わりです。たった1か月しか空けられなかったのは残念です。

    ところでカレーライスって知ってますか。何?

    知らない?
    それはとってもスパイシーな食べ物なんですがね。

    最近、各地の特産物を使ったカレーを町おこしに使っているとかで、テレビで紹介しているのを見まして、ああそういえばこのへんにもそんなのがあったなぁ、どこだっけな、と考えていたら思い出しました。それがなっかなかに美味かったのです。でもあまり話題にはなっていない。

    それは網走から20kmほど海沿いを知床方面に行ったところにある「道の駅・はなやか(葉菜野花)小清水」の中のレストランにあります。レストランといっても売店のフロアの脇にカウンターがある的な小振りな店です。

    値段は1杯550円とお手頃。
    「じゃがいもごろっとカレー」っていいます。
    最初は単に「ジャガイモがゴロっと1個まんま入っている面白さと、値段」で食べたのです。
    2回食べて2回美味しかったので、美味いんです。具はジャガイモが1個、ゴロンと入っているだけ。

    カレーの写真がないので、ジャガイモのイメージです。

    でも味の売りはジャガイモじゃないんです。
    「うーん、なんだろうこの味、なんて言えばいいんだろう、深み? コク?」
    辛さが売りではない。
    ルーに秘密があるのですが、何が入っているのかというと、それは小清水町(斜里郡)の特産品であるルバーブです。

    ルバーブって知ってますか? 何?

    知ってる? ウソついちゃいけないよ。カレーライスも知らない人がルバーブ知ってるはずないでしょ。それね。これ。

    「滝上(たきのうえ)産」ってなってるのは滝上で買ったから。小清水で食べたルバーブカレーが美味しかったので、滝上に行った時につい買ってしまったのでした。これはジャムです。

    ジャムの瓶じゃわからんって。(笑)
    だって写真がないんだもん。
    ルバーブってなんか葉っぱなんですけど、茎の部分が土に潜ってて、太くて赤いらしい。真っ赤。

    その味がっ、どうやって食べたらいいのっていう味。これはジャムだから砂糖が入ってて甘みも強いですが、酸っぱいと言うか…。

    酸っぱいのよ。

    この酸っぱいのをカレーに入れるとなんだかすごく美味いのよ。

    ルバーブ。タデ科ダイオウ属。タデと言うことはやっぱ、「タデ食う虫も好きずき」と言う言葉があるくらい、美味しいとは言えない(好みが偏る)植物で、しかも「その大王属」とはエラくマズそうですよね。

    ルバーブはもともとヨーロッパの植物で、100年くらい前に日本に入ってきて、日本にいる外国人向けに栽培されたらしいんです。耐寒性が強く、暑さには弱い。今は主に長野県の高地と北海道で作られているそうです。

    畑でこれもやっちゃおうかな、と思いましたが、葉っぱは難しいんです。鹿が食っちゃうから。あ、でも酸っぱいから食べないかな。でも葉っぱは鮮度が命ですから、採取したらすぐ食べるかジャムにしないといけない。ジャムは砂糖いっぱい使うから却下。

    でも酸っぱい食べ物は体にいいかも。カレーは薬膳だし、カレーにルバーブは、鬼に金棒的な組み合わせなのかもしれません。北海道のルバーブを買ってカレーに入れてみてね。

    あれ? でもルバーブをまんま刻んで入れるのかな、ひょっとしてジャムを隠し味的に入れるのかな、わからないな。まあいいか。やりたい人は調べてやってみて。(ぶん投げ)