v192 水遊びデビュー/愉快な札幌121-大雑把な標識

■水遊びデビュー

双子のシロクマ

最近、また円山動物園の、双子のシロクマの子どもが話題になっています。この双子は、去年の12月18日に生まれ、一般公開が待たれていました。

そしてこの双子は、あの「ツヨシ」と名付けられたシロクマの兄弟(もしくは姉妹)に当たります。ツヨシは、釧路の動物園へお婿(むこ)に行ったらメスだったという、なんともマヌケな話で道民を和ませてくれてましたが、今度はそのようなことがないよう、3月下旬頃にDNA鑑定をするんだそうです。

DNAて・・・。
見ても分からんのでしょうかねぇ。人間と変わらないような気がするのですが…。
私の勘ではオスとメスだと思います。(どんなに間違えても1匹は正解ですね)

さて、このシロクマ親子は3月20日から一般公開され、愛くるしさが受けて、入場者がドッと増えたようです。この日(4/19)の朝の11時頃、動物園の正門はこんな感じでした。

円山動物園正門
円山動物園正門

シロクマの双子の子どもが目当てに違いありません

ここ数日、双子の小熊がいつ母熊の「ララ」とプールに入って遊ぶのか、が注目されていました。というのも4月17日に、シロクマのエリアのプールに今年初めて水を入れたからなのでした。

初日はプールに入ったのはララだけで、2匹の小熊は水に入ってずぶぬれのララを見て怖がっていたそうです。

翌18日も水を張らなかったみたいですが、テレビのニュースでは、「そのうち慣れたら入ることでしょう」みたいな、平和なコメントをしておりました。

というわけで、ローカルマスコミの思惑通り、私は「双子の入水」の瞬間を見るために動物園へ行ったのでした。到着した11時頃からシロクマコーナーは人でいっぱいで、テレビのカメラも陣取って「入水」を固唾を飲んで待っているのでした。

ところがララも双子の小熊も一向にプールに近付かず、縁(へり)の方へ行って2匹の小熊を隠すようにして授乳を開始。まるでオヤジのような格好で動かなくなってしまいました。

円山動物園・シロクマコーナー
右端にテレビカメラ、左側中央のララはオヤジのような格好のまま
円山動物園・シロクマコーナー
いつまで経っても縁(へり)の方でたむろするシロクマたち

ずっと待っているとだんだん寒くなって来ました。もっと暑ければプールに入るのだろうけど、と思いつつ、シロクマ親子はプールに興味を示さないので、1時間ほど待って、あきらめて帰りました。

夕方6時頃のテレビで「双子のホッキョググマが水遊び」のニュースが流れました。

「えーーーっ、入ったのーーっ!!」
「…なかなか入ろうとしませんでしたが」
「いつ?」
「…開園からおそよ1時間後に…」
「えーっ、動物園に行った前?」
「…2頭一緒に、水遊びデビューを果たしました」
「すでに遅かったのかぁーっ!!」

行った時点ですでにララと小熊はプールに入った後だったのでした。テレビカメラのスタッフは、「入水」について、決して固唾を飲んで待っているのではなかったということになります。

お願いだから、絵が取れたんなら帰ってー。(ザ・パンチ風)

 

■第121回 愉快な札幌大発見:大雑把な標識

大雑把な標識

ここは札幌市中央区北1条西12丁目あたり。札幌駅までは2kmといったところ。
向こうの奥に見えているのはロイトンホテル。まあまあ札幌の中心地ですよ。

「千歳 Chitose→」

いや、ザックリ!!


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