研究所通信v431 菊芋チップス苦難

複合機を泥だらけにするクリームマロン

菊芋チップスの製造は順調に進んでいたように思えました。少なくとも去年よりはいいものができている。ただ量産が難しい。

ナオヒロくんに参戦を求めたところ、良質なチップスが次々に出来上がってきました。(3日で1000グラム=1キロですが、これはなかなかの数字)

一方、言い出しっぺ&指導的立場の自分のチップスといえば、100時間かけても200時間かけても、そのナオヒロくんのパリッとサクッとした食感がなかなか出せず苦悩しておりました。

布団乾燥機と扇風機の併用だけではどうにも乾燥が一定以上進まない。日干しできる時間も少なく、寒すぎて外に出してもうまくいく気がしない。全然納得のいく食感にならないため、スライスした菊芋の量ばかりが増えて完成せず、いよいよ困ってしまいました。

なぜナオヒロくんのチップスは格段に違うのだろうか。

途中から去年の靴乾燥機も導入し、乾燥は少し進みましたが、ナオヒロチップスには到底かなわない。そこでナオヒロ邸に視察に行きました。

「おばんですー、入ってもいいかなっ」

「どうぞどうぞ」

「おー、これは、なるほど、これがいい味を出すわけだ」
「☆★をうまく◇◆させている。そうかそうか、少し危険度も高いなぁ」

「これがですねー、ずっと続けると、○△◇☆○△◇☆」

「わはは」

「○△◇☆○△◇☆○△◇☆」

「それは大変だなー」

「○△◇☆○△◇☆○△◇☆、○△◇☆○△◇☆」

「うーん、簡単にはいかないな」

などという重要な企業秘密に関わる会話を5〜10分して、視察は終わりました。
与党政治家の海外視察の数万倍有意義な10分の視察でした。数億倍かな。

それから、これは根本的に考え直す必要があると考え、今年作成した乾燥機1号と2号は解体しました。

道具の一部を揃えるのに1週間から10日かかる。それも見通しとしては、自信度60%くらいなのです。とにかく今の装置ではうまくいかないのだから、新システムを作らないといけません。

室内の大改造も必要になりそうです。

その間、ナオヒロくんに少し大変な思いをしてもらい、一定量作り続けてもらうこととしました。

それにしてもなんですねぇ、やっぱ、私一人では気づかないことだらけなんですね。一人の限界を感じます。ナオヒロくんには助けられることが多いです。

菊芋チップスの生産は、菊芋がある限りまだまだ続きます。

庭にぶっこんだ50キロもの菊芋は、本日12月9日の氷点下16度によって、掘り出しが不可能になったかもしれません。

北海道過酷。

土と菊芋のミルフィーユ発泡スチロール詰めは6箱(一箱の菊芋は15kg程度)あり、完璧にカッチカチに凍ったと思われますが、ひと箱は玄関内に救助したばかりでした。(それでも凍るけど)
それも室温によって徐々に解凍したときにまともなチップスになるのかどうかも、近日中に実験することになります。土も凍っているので、なんか、土の処理を考えだけでも憂鬱な感じ。

いやもともとは、冬でも菊芋を掘り起こして、新鮮な生の菊芋を食せないか、という発想であったのですが、「多分凍る」と思ったときに、凍ったら熱を通して食べると良い(生はおすすめできない)、との情報があり、チップスなら仕上がりが変わらないかもしれない、と思って、これ書いてます。

まだまだわからないことだらけでございます。


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