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  • 研究所通信v445 鹿とキツネ

    5月17日(日)

    5月17日、鹿でも出ないかなぁとチミケップ湖へ出かけました。湖は山の上の方にあり、そこへいくルートは4本あり、2本閉鎖されていました。山深くまずまずの危険な道路です。

    津別方面の道路から上がり、北見方面へ抜けました。

    鹿やキツネが出ることを期待していたので、車のアイドリングストップ機能をOFFにしました。これが働いていると、写真が撮れなかったりします。

    例えば前方に鹿を発見した時に車を止めるのですが、こんな感じになります。

    鹿「あれ、なんだろな」

    鹿が「おい、なんか来たで」と言ってます。

    車は止めます。エンジンが自動で止まってしまいます。鹿は大抵、キョトンとして動かないのですが、車をゆっくり近づけようとした時に、止まっていたエンジンからキュルルっと音が出ます。

    鹿「ぎゃー、なんか怖いよー」

    と、その音で素早く逃げてしまうのです。以前何度かこの失敗をしました。今回はあらかじめその機能を切っていたので、エンジンは止まらず、そろーりそろーりと車を前進させることができました。

    じわじわ、じわじわ近づきます。

    鹿「うーん、なんだろな」

    と、しばらく止まっていてくれるので、近づいて写真が撮れるわけです。でも車から外に出ると、鹿は・・

    鹿「うっわー、やべぇー」

    とすぐに飛ぶように逃げてしまいます。近くで撮るのはムズいです。
    車内からの撮影ですが、今回はうまくいきました。

    キツネは、人が食べ物を与えられたことのあるヤツが近づいてくる場合もあります。こいつはとっとと逃げてくれたので安心しました。

    まだコロナ警戒中の中でしたが、こういう場所への外出は許してくだせぇ。ww


  • 研究所通信v442 政府批判と野生動物

    4月26日、津別町で。

    新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。日本ではPCR検査をしないことで「ギリギリ持ちこたえている」とウソぶく政治と、まともに突っ込まないマスコミにも困ったものです。非科学的で無責任な政治への無批判。こんな非常事態に何も機能していない劣化社会の出現とは、なんとも悲しい現実です。

    嘘つきのトップを変える手立てはないのだろうか。政治を象徴するかのように、配られた布マスクは低性能で、あり得ないほどの低品質(カビ・虫入り)。そして隠蔽される利益誘導の犯罪臭にも、まともに突っ込まないマスコミ。いつまで続くのでしょうか。将来、どうにか民主主義が健全に働くよう祈るばかりです。そこにしか活路はないように思います。

    税金をまともに使ってくれる、隠蔽体質ではない政治になりますように。科学者や専門家が力を発揮できる社会になりますように。

    さて、北海道はあちこち、もともとほとんど人などいないのですよ。

    これは4月12日の清里町。

    密ではないのですが、コロナのこともあって、外出は減りました。時々車で遠出してます。ほとんど人に会いませんので。

    外に出られない東京の皆さんにはほんと申し訳ないです。無検査に近い政策によって、「誰が感染しているかも分からない」状況では、家にいたって、どこにいたって心配になるだけですよね。

    無検査だから病院のクラスターも次々に起きています。やり方が間違いですよ。有名人が死んでしまっても、検査はされない状況が続いています。早く上を変えたいですね。どうせまた、「ギリギリ大丈夫」とウソをつくのです。いつまでも本当のことはわからないのですよ。

    人を集めるイベントはいつまでも開催できないのは、誰が感染しているかわからないからです。いやぁ、あまりにもイヤすぎる政治に、我慢できず書いてしまいます。いかんいかん。

    こちらは自然がいっぱいで、野生動物も頑張って探せば結構いたりするものです。全然出てこない時も結構ありますけど。

    動物の写真でも見て、和んでください。

    道路脇にキタキツネ(3/28)
    写真撮るのはなかなか難しいです。

    キツネはちょいちょい道路脇にいます。まあ、なんと言いますか、キツネだってエキノコックスという恐ろしい病原体(虫)を持っている可能性があり、人に感染するのですよ。だからキツネとは距離を置きます。そんな中・・・

    こいつは超レア。エゾタヌキです。(3/28)

    タヌキは「狸寝入り」という言葉があるように、危険を察すると気絶したふりをするんですね。実際には怖くて動けないんだと思います。この時は車に乗っていたら、道路脇に何か動物が見えて、通り過ぎてから車を止めて、ゆっくり近づいていったのです。

    驚かさないように、ちょこちょこと、何気なく近づき、シャッターを切りながら、3メートルくらいまで近づきました。もっと近づきたかったのですが、可哀想かなと思って引き返しました。逆光なのが残念でした。

    ちなみに、タヌキにも、キツネほどではないものの、エキノコックスの病原体を持っている場合もあるそうです。エキノコックスは潜伏期間が5〜10年と長く、肝臓をやられます。やられたら肝臓を切除するしかないようです。こわっ。

    牛。(4/12)

    牛はつまらんですか。野生ではないし。

    最初の写真の鹿は4頭群れていたのです。鹿はすぐに逃げてしまいますので、気がつくとお尻ばっかりが見えて、正面から写真に撮るのは難しいです。

    鹿までは100メートル弱離れています。

    おしまい。


  • v390 チミケップ・イベント 後編

    15年ぶりに開通したチミケップ湖の「西湖畔コース4km」の遊歩道を2時間近くかけて歩き、クマちゃんに会うこともなく、みんな無事に完歩しました。こんなめでたいことはない、というので、50人(正確には45人くらいか)ひとりひとりにいろんなものを手渡されました。

    まずは完歩証明書。名前は自分で書き入れるっていうことでOK?
    それはちょっとイヤげな気もしつつ、自分で自分に証明書に名前を書きました。
    そうしたらちゃんと歩いたのに偽造感がっ。
    そしてこれ!

    木製のしおりです。これさえあれば、読書の途中で休んでも大丈夫ですね。便利なものができたものです。日本人すごい。(笑)

    そしてこの受付周辺にはテーブルを集合させて、「木育体験イベント」というのをやっていました。津別町は木材の町なので、アピールを兼ねてでしょう。

    加工された綺麗な木の板に、紐を通す穴が2か所に空けられていて、この板に木工ボンドで、色とりどりの用意された小さい木のブロックを並べて、文字を書いたり絵も描けたりする「ネームプレート作成コーナー」。

    私も挑戦しました。それはそれは複雑な漢字3文字で、木のブロックをちょっと多く使いました、タダなもんで。完成品はタダでもらえちゃうのです。完歩したご褒美ですね。

    多分子供が喜んでやるものなのでしょうが、ここには子供はいない。

    地方には子供がいない。

    『できたらみなさん3人くらい作ってもらえたら』とは言わない。

    この木のブロック貼りは大人も楽しめる遊びですね。
    私のツレが「しごと中」その裏面に「OFF」というのを作りました。

    「と」がなぜか奇跡的に読めますが、さて、ドアに掛けるべきか迷います。ていうか人が来ないので意味ないか。

    「OFF」すなわち「留守」と解釈すれば、どうぞ泥棒さんお入りなさい、だし、困りました。あ、人来ないからやっぱり意味ないか。

    この他に、自然の葉っぱを取って来て、インクをつけて葉っぱ拓を作るやつもやってましたが、しばらく閑古鳥が鳴き、主催者も泣いていました。見本を見ると結構綺麗な芸術でした。

    この葉っぱの芸術は、そもそもここは道有林なので、葉っぱ1枚といえども破損させたり持って行ったりすると犯罪になるわけで、今回は特別に許すと、笑いながら説明しておりました。(実際に北海道から許可が出たのだそうです、今回のみ)
    そういえばコゴミが美味そうとか書いて、実際に採っていったら厳密にはドロボーなんですね。

    気をつけましょう。

    そんなわけでチミケップのイベントは無事終わりまして、帰宅して、寝て、起きたら、案の定私の筋肉先生が言うことを聞かず、湿布を貼りまくり。

    あの程度のウォーキングでこの筋肉痛はだらしないわ、とか、細胞系の衰えをひしひしと感じている時に、こんなものがっ!!

    北海道新聞の記事になっとるやないかーーい。

    この記事には知りたかったことがちょっと書かれていました。

    ネットで寄付を募るクラウドファウンディング で集まった金額は163万円だそうです。これに事業費を乗せて200万円を遊歩道の整備に使った、とありました。自治体としては100万円すら出せなくて15年間整備できなかったんです。偉い人らの1回の食事代じゃないですか。密会とか、えらい高額な店で、税金で食べてるじゃないですか。なんで?

    税金の吸い上げ方や使い道、おかしいなぁ、と思いますよ。外遊とか億だし。プンスカ。

    あ、それはそれとして、記事によると、
    参加者が「コースはなだらかで歩きやすく・・・」
    ウンウン、歩きやすかったです。
    「シャクナゲの群生が綺麗だった」と語っていたのこと。

    目を皿にして写真撮ってたのに、シャクナゲが目に入ってなかったー。
    もっと小さな小さな白系の花に目を取られていました。

    季節が変われば風景も変わります。チミケップ湖周辺を歩きに、たくさんの人が来るといいですね。店とか何もないですが、それがいいところですから。あ、遊歩道にはトイレもないや。クマちゃんが来るので、道ではしないで、キャンプ場で済ませてね。

    おしまい。


  • v389 チミケップ・イベント 中編

    チミケップ湖周辺の遊歩道は、4コースあります。「1kmの野鳥コース」「1.2kmの見晴台コース」「1.1kmの樹木園コース」そして「4kmの西湖畔コース」、このうち15年間にわたって閉鎖されていた「西湖畔コース」を行きます。

    冒頭の写真は、さすが15年間閉鎖されていた西湖畔コースだけあって、コケがすごい。いや、そんな気持ち悪くはない。美しい。豊かな自然であります。

    さあ、進みますよ。

    ズンズン

    ズンズン

    まあ、人によっては「別に」っていう感じの小さい花も咲いていますし、青い花も、ピンクのクリンソウもあちこちに咲いています。自分で目を皿のようにして見つけるなら、いろんな自然がいっぱいあります。この遊歩道に限りませんが。

    おおー、これは私が昔嫌いだったシダ類ではないですか。これが「コゴミ」と言って美味しい山菜のひとつでありまして、8年ほど前に最初に食べた時は、シダ植物が食えることに驚きました。美味いです。でもこの時期は育ちすぎ。

    ていうかこのコゴミがものすごく生えていて、こりゃあ食い切れないなと思ったのでした。宝の山ですよ。

    UFOが突き刺さっていました。

    うわーきもいよー。こういうのって毒でもあり薬でもあるのでしょうね。

    ズンズン

    さて遊歩道はというと、やはり倒木があちこちにあり、チェーンソーでぶった切られていたり、ものすごく苦労して開通させた痕跡がたくさんありました。この倒木は、遊び心からなのか、うまいことカットされていました。

    キツツキ系のアカゲラやクマゲラの仕業か、木には深い穴がいくつも。

    湖には倒木が刺さり、コケが。

    倒木はこんな感じでぶつ切りに

    遊歩道の左側が湖で、この日は晴れたり曇ったり雨が降ったり晴れたりと、訳のわからない天候でした。

    エゾ松か赤松か赤エゾ松か、よくわからんとです。

    ただの松の葉っぱですけど、先端の色が鮮やかです。

    ズンズン ヨロヨロ

    先頭の女性の保安要員が、時々立ち止まっては、自然現象やら何やら色々と説明してくれました。エゾモモンガがいる形跡とか、氷点下30度くらいで木の幹が割れることがあるとか、なかなか為になります。ヤマブドウかと思ったら「ツルアジサイ」であったり、まったく知らないことを知ると得した気分に。

    ヨロヨロ

    特に何もない道ですが、何でもある道でもあります。土も石も草も花もキノコもある、虫もいる、人によっては「別にどうってことのない見所」ですが。途中、シマリスがちょろちょろっと出てきたり、うまくいけばクマちゃんにも・・・。

    特に地元の人、北海道人には、何の感動もないかもしれません。私は長いこと東京にリタイヤしていたためか、戻ってきて10年が過ぎても、目に入る自然はとても美しいものばかりです。

    どうですかこのコゴミ。

    フラフラ

    コゴミ、どんだけーっ!!

    フラフラ

    倒木のトンネルです

    いやー、半端ない。やはりこの倒木、ひとつひとつがかなり重いですし、遊歩道を整備していくには、倒木は撤去したいのでしょうが、重機も入れにくく、自分がやると考えたら、ここを整備するのは嫌だなー無理だなーと思いました。

    歩いているだけで、筋肉痛が襲ってきて、最後の方はフラフラでした。たった1時間半歩いただけで。(前日の畑の作業の影響も)

    大人数で歩いたので、クマちゃんの心配はほとんどありませんでした。個人で来た時に、1人・2人で静かに歩いたら、出てくるかもしれませんね。

    無事、歩き切り、車に乗って最初の集合場所へ戻りました。そして何かをもらっています。

    一体何を・・・。

    続く。


  • v388 チミケップ・イベント 前編

    我が家から南にわずか24kmほどのところに、チミケップ湖という湖があります。写真を見ての通り、水はキレイで、波がないと鏡面仕上げになります。この撮影してるところがキャンプ場で、写真に写っている対岸に4kmほどの遊歩道があり、それが15年ぶりに開通したというので、記念のイベントを開催することになったようです。

    根底には市町村合併に関係しているようで、チミケップのある津別町は、近隣の美幌やら網走やらと合併すると言われていたらしいところに、北見と合併する話が湧き出て、町民が、そんなわけのわからん話は冗談でねぇ、と(知らんけど)いうことで、住民投票で合併を拒否したらしいんですね。多分地形的な問題か…。

    で、自治体の予算のことになるとそもそも当時、私はまだ東京でしたし、よくわからないです。ただ、津別町の予算の関係か、森林の管理が滞ってしまい、苦肉の策でクラウドファウンディング で援助を求めて、一定の額が集まったようで、整備に踏み切れたようです。でも詳しくは知りません。

    そもそも何で市町村合併なのか、東京に住んでいたら関心もなく、よくわかりませんでしたが、どうやら健康保険の行き詰まりが最大の問題であるようです。知らんけど。

    つまり、生活道路はともかく、このような遊歩道に割けるだけの予算がなかなか組めなかったのでしょう。地方には大企業がいないですから、あの札幌の時でさえ、市役所で「大企業のある東京と違って、お金が集まらないから、保険料がどうしても高くなる」と説明を受けましたし、お金が都市部というより、東京に集中しているんだなぁ、と思うのでした。人口も多いですが、一人当たりの恩恵(恩恵なのかな)という意味では、かなりゆがんでいるのは確かです。

    この小さなイベントにも、お金がない中で、しかし、観光資源として何とかしたい、人を集めたい、最終的に若い人来て住み着いてくれ、みたいな苦悩があるような気がします。クマちゃんの方が多いかもしれない人口ではね。

    個人的には「人間増えないでくれ」って思いますが。

    この画像の右下に「クラウドファウンディング」と書かれていますね。

    長い間、この対岸の遊歩道の整備がしたくてもできなかったけれど、チミケップファンによって、開通にこぎつけたと思われます。

    5月にこの「森林ウォーキング」のイベントをやるよと公表してたのを何かで見て、個人的には写真を撮りたいと思って参加を決めました。定員は50名。申し込んだら受理されました。

    チミケップ湖は水面の標高が290mと、高いんだか低いんだかわかりにくい位置にありますが、そこへ向かう道路は砂利の山道を登って行った上の方にあるので、標高の高い湖というイメージです。

    湖へ行く道は4本ありますが、訓子府からの1本は特に険しく、数年前から閉鎖されています。おそらく豪雨の時、道が崩れたり倒木で通れないんだと思います。かなりヤバい状況になっていると思われます。そしてやはり整備するだけの予算が厳しいのではないかと思われるのです。

    地方は疲弊しているような感じですね。あちこちで、整備できてない道がたくさんあります。

    車がすれ違うのも危うい砂利道で、誰もいないような静かな湖に、50人も来るんだろうか、というイベントであります。熊もいますしね。

    キャンプ場のすぐそば

    6月2日(日)、キャンプ場の駐車場に10時集合、20分から開会式です。おー、「開会式」って久々の響きです。人数が少ないと悲惨ですよ。はいっ、こうなりました。

    まずまずの人数。目測でスタッフ入れて60人はいました。道東でこんなに人が集まるのは珍しいです。しかもこんなクマちゃんが時々出るような山奥で。こりゃあ人間大集合です。

    流石に50名近くでぞろぞろ歩くとクマが興奮してしまうので(ウソ)、4班に分けられました。私は3班。

    この袋をもらいました。中には植物の資料やら、注意事項やら、いろいろ入ってました。

    主催は「北海道オホーツク総合振興局東部森林室」となっています。

    10人くらい乗れる車2台で、「西湖畔コース約4km」の北側入口へ行き、そこで降りて、南側入口へと歩き、そこからまた車で元のキャンプ場の駐車場へ戻ります。個人でこのコースを歩く場合、どうしても出発地点に戻らないといけないので(車の関係で)、8km歩かないといけない。そのいう意味では、4kmを歩いた先に送迎の車がいてくれるのはありがたいです。

    これ2台で行きます。

    北側入口までは車で4分程度。すぐ着きました。集団の前と後にスタッフが1名ずつ付き、クマちゃんが出てきた時に差し出すことになっています。(ここ笑うとこですよ)

    いよいよ出発

    はい、この続きは次回です。