v365 令和ホラー

元号が5月1日から令和になる予定ですね。

私の令和の第一印象は「文字がキレイ」でした。美しさに騙されるところでした。(笑)
書道家おそるべし。

空気を読んで、「素晴らしい」とか言っておけばいいのでしょうけど、ウソはいけませんので、やっぱ、正直な感想を書きますね。

令和ってちょっと尖ってて切れそうで、一見した時に、文字にかっこよさは感じましたが、冷たいんですよ。平和の和を使っていながら、平和から遠いイメージ。トラップ的な。

そう言う意味で、個人的には令和の印象が「すこぶる悪い」です。「べらぼうに悪い」です。元気も暖か味もない。それなら平成にも昭和にも大正にも、元気や暖か味などないですが、フラットじゃないですか。冷たくはない。令和はなんか冷たさを感じるんです。

意味的には、何と言っても命令の「令」です。
そして「れい」の読みから浮かんだのは「霊」「零」「冷」。全部寒くて冷たいんだもの。

それと決め方に不信感があるんですよね。

えらい人たちが随分とウソばっかりついているこの頃ですが、閣議決定で「私人」とされた人がずっと公費を使って飛び回っていても、えらい政治家が暴力団に報酬出しても、あっせん収賄の証拠があっても、ひとつも突っ込まないマスコミのえらい人らがゾロゾロ入っている。
アンダーコントロールだとか、ウソ満載の原発にしがみつく、欲望丸出し・命軽視の経済界のえらい人たちもゾロゾロ入っている。
そんな有識者懇談会が決めたのですよね。そんなテイストは感じるわけです。

有識者懇談会の9人全員は、「威厳」とか「権威」とか「権力」とか、令の文字に惹かれて、共感したのかもしれませんね。

良い意味として「令嬢」の令だと説明はありましたね。『良い』『素晴らしい』『優れている』という意味があると。トラップ的な説明。その素晴らしさとは、家柄や身分の高さ、ですよね。自由や多様性は二の次というイメージがあります。あまり発展的な素晴らしさじゃないような気が…。

有識者懇談会には皇室問題や歴史学の専門家はゼロ。

名は体を表すって言います。令和、なーんか怖いなー、怖いなー。(稲川淳二風)
霊と零(無)の冷たい世界。怖いなー、怖いなー。
国民の命は大丈夫なの? 人権はあるの?
こんなこと書いたら粛清されちゃうのかなー。怖いなー、怖いなー。怖いでゲス〜。
言いたいことが言えない世界はイヤだな。
令和にモザイクかけてみよう。何か問題あるかな。

問題ない。問題ない。それには当たらない。

問題ない。問題ない。
まあ、見た目と中身が違うってことは、普通にありますから、怖い顔の人ほど優しいっていう場合もありますからね。案外フレンドリーな世界がやってくるのかもしれません。

温暖化が心配される昨今、令和の響きで寒くしてしまう、特別な効果もあるかもしれません。

でも冷たい世界にならないように、頑張らないといけませんね。
ウソつきのいない、あたたかで、楽しい時代になって欲しいものです。

今回が平成最後の記事になってしまうのでしょうか。(と言い出してから3回目)


コメントは受け付けていません