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  • v309 大規模「家庭菜園」 いろいろ…

    ■大規模「家庭菜園」 いろいろ…

    カボチャの花とミツバチ
    カボチャの受粉にいそしむミツバチ(7/27)

    まずは、アリによってズッキーニとカボチャが殺戮されたことを受け、やむを得ず薬剤を使ってしまったその後についてです。これにはちょっと驚きました。アリは確かに数が減りましたが、毒入りのプラスチックの緑のケースが粉々になっていました。

    砕かれたケース
    砕かれたアリ殺しケース(7/13)

    置いたケース数個すべて砕かれていました。多分キツネです。甘い匂いがしたのか、食べようとしたんですかね。ちょっと気の毒に思いました。死にはしないと思うのですが、腹は壊すかも知れません。そういえばここしばらくキツネの姿を見なくなりました。

    その後、薬剤はやめ、アリを刺激しないようにして、多少の被害には目をつぶることにしました。数が多過ぎて無理なので。
    山の上、奥の方まで歩いてみたら、かなり広い範囲に、草むらにもアリがたくさんいました、あちこちで虫の死骸を運んでいます。意味があるんですね。やはりこのままにしておきましょう。

    さて、何だかいっぱい書きたいことだらけなのですが、書ききれません。写真を並べてひと口解説を添えて、一気にここまでの畑話を終わらせてしまいます。

    ジャガイモ畑
    ナオヒロくんのジャガイモ畑(7/3)

    なんかもう、穴掘ってぶっ込んで足でバンバン踏み固めたジャガイモが、ものすごく育ちが良く、周辺の農家のジャガイモよりも育っていました。これ植えた範囲が50メートルくらいありますから、どんでもない量が穫れると思われます。しかし、ジャガイモは意外に手がかかるのです。

    ジャガイモ畑
    働くナオヒロくん(7/5)

    まず間引きが必要です。そして土寄せも必要です。この写真の左側の土が削れていますね。この土をジャガイモの根元に盛ったのです、ナオヒロくんが。
    あっちもこっちも削れていて、さぞかし重労働だろうなと、直感的に思いました。
    この距離、土の量はハンパなく、私がやれと言われたら「やらない実験とする」と言って断ります。つらいですこれは。

    そしてこの日は、鹿の被害を防ぐために、おカネがない分、知恵で安価に鹿避けの柵を作っていました。

    ダイコン畑
    ナオヒロくんのダイコン畑。(7/5)

    このようにしっかりと作っているのはナオヒロくんの畑です。50cmほど土を掘って、ダイコンがきちんとできるようにしています。そしてきちんと肥料も入れています。キツネと鹿除けにナイロンテープを張っています。これやるだけで2日くらい寝込みそうです。

    豆の畑
    ナオヒロくんの豆畑(7/9)

    そしてまたナオヒロくんは一度も作ったことのない豆にトライしていました。
    しかしこれは闇の大王からの指令であり、本人は「やりたいのはコレじゃない」とつぶやいています。(ニンニクとカボチャに思い入れを強くしています)

    ジャガイモもその量を増やされ、ダイコンも、豆も、ニンジンも、カブも、オクラも、ズッキーニも、シシトウも、ホウレンソウも、闇の大王によって指令されていたのです。その大王は悪い人ではないのですが・・・。

    さてナオヒロくんが凄いのはよく分かりました。では私の畑を少し見てみましょう。

    チンゲンサイ
    チンゲンサイ(7/1)

    雑草もチラホラ目立つチンゲンサイ。7月1日の段階ではいい感じでした。私はチンゲンサイで失敗したことはありません。しかし寒かったんです。18日にはトウが立ち…

    チンゲンサイの花
    チンゲンサイの花(7/27)

    美しい花畑になっていましたとさ。これチンゲンサイです。早くも失敗、終了です。まったく食べることは出来ませんでした。(笑)

    パクチーは雑草の中にチラホラと生えています。ニンジンはなかなか育ちません。鷹の爪も成長が遅く困っています。ジャガイモは雑草を取らずに共生させています。なんとなく花をつけるまでには至りました。ズッキーニだけがよく育っていて、いくつか実を収穫しました、味もいいです。私の畑の写真は、ワケが分からなくて面白いんですが、説明必須で面倒です。いつか後の通信で掲載するかも知れません。

    何となくうまくいっているズッキーニはマルチもしましたからそこそこ手がかかりました。ほとんど放ったらかしの作物については、豆だけが雑草とともに生き、何となくうまくいっています。これは楽しいので載せましょう。

    豆が雑草とともに生きている
    わけわかんねー(7/27)

    このなかに枝豆だかキヌサヤだかエンドウだかがちゃんと元気に生えていて、しっかりした雑草(主にヨモギ)に巻き付いて花を咲かせています。笑えます。肥料も入れてないです。
    この写真では、どこに何があるか分からないですね。私の畑は全部こんな感じです。あえてアップの写真は載せません。実が付くんでしょうか。(笑)

    これは固定種なので、放ったらかせば来年自然に生えるかも。(いやー無理でしょう。他の植物がかなり強い)

    夢の実験は続きます。


  • v308 大規模「家庭菜園」 働き者は…

    ■大規模「家庭菜園」 働き者は…

    うる茶
    最近のうる茶くん。記事とは関係ありません(6/25)

    アリがズッキーニとカボチャを殺戮し、やむを得ず薬剤を使ってしまったその後については次号に書きます。今回は、とにかくよく働くセミプロのナオヒロくんの活躍について、記録をしておきたいと思います。

    2つあったビニールハウスのひとつが雪で潰され、使用不能でしたが、もうひとつは骨組みは壊れていませんでした。

    倒壊したハウス
    倒壊したハウス(結構でかい)
    倒壊したハウス
    手前が倒壊したハウス(解体中)、奥のハウスは使用可能(5/30)

    これを片付けるには、骨組みを引っこ抜かないとならないのですが、かなりしっかり組まれていて、結構な力仕事になります。それより私は、ちょっと怖くて触ることもできませんでした。

    「ここ片付けたいっすね」とナオヒロくん。
    「無理じゃね?」
    「無理じゃないっす」
    「アリの数もすごいよ」
    「うーん」

    考える人
    一人で解体を開始し、考え込むナオヒロくん(5/30)

    そして翌日。

    働く人
    働くナオヒロくん(5/31)

    骨組みの鉄骨は40~50本脇にきれいにまとめてありました。そして様々なゴミ的なものを一輪車で運び出していました。坂を下って80メートルほどの距離の「D型倉庫」まで運びます。私は鉄骨をチマチマ運んであげて、5往復でヒザをやられてしまいました。
    「ぅおおぅっ、ギブ、ギブ」私は死亡。
    ナオヒロくんは淡々と仕事します。

    働く人
    働くナオヒロくん。かなりの急斜面なのです。(5/31)

    素晴らしい。

    花メルヘンスタンプ
    LINEのスタンプ。クリックでショップに。こうてね。

    そのからナオヒロくんは水の確保について考えていました。
    以前使用されていたと思われる赤いタンクが転がっていて、それを見たナオヒロくんが言いました。
    「修理すれば使えそうですっ」
    「え、無理じゃね?、穴あいてるし」
    「ここ、ボンドか何かで固めて、水漏れを防ぎます」
    「えー、そうなの」
    「ホースは使えそうなのがありました。蛇口を付ければある程度使えるカかも。問題はどう固定するか」

    いろいろ考え、高度の高い斜面を削ってはめ込みました。その斜面はアリだらけでしたが、ナオヒロくんはヒルむことなく、スコップで切り崩しました。もちろん私も手伝いましたが、ヒザをやられているので、邪魔になっただけかも知れません。

    赤いタンク
    赤いタンク
    赤いタンク
    雨水を溜めて使う。(5/31、設置はこの日ではなかったかも、数日前か)

    しかしこれは雨水がうまく溜まらず、失敗でした。真上には邪魔をする枝がないのになぜか溜まりません。ただ、雨は定期的に降り、畑は普通に放置して問題ない状態でした。むしろ寒さの方がヤバかった。

    6月に入り数日すると、特に畑周辺の雑草が伸びてきました。手作業では不可能でしたので、草刈り機を購入。貧乏な2人ですが、ナオヒロくんの貧乏は数段上で、しかしこんなにやる気エネルギーを潰してはイカンと思って、思い切って買ったのです。

    「こんな刃物がグルグル回るものは怖くて使えんからさ」
    「自分は何でも使えます」
    「どこででも使っていいから自由にやっちゃって」
    「あざっす。木の伐採も仕事でしたことあります」
    「すげー」
    「植樹も、ブタの世話も、何でも」

    こんなに働くのになぜ貧乏かと言うと、想像はつくと思いますが、いわゆる季節労働者なんですね。一定以上収入がない。雨が降ると中止になったりして不安定。ボーナスもない。冬には仕事がほとんどなくなってしまう。ということで冬は冬眠するそうです。(笑)

    働く人
    ほんっっっとに、広いんです。頑張っています(7/5)

    6月の中旬に、まだ使えるビニールハウスのビニールが外れて(外されていたのかな)、地面に転がっていたのを、ナオヒロくんが少し天日に干して、破れたところを補修しながら直していきました。それも高さがあるので難しい作業なのですが、根性でハウスを復活させたのです。

    「道具入れにも使えますよね」
    「そーだねっ」
    「ここに収穫物を入れておくんですよ」
    「あーなるほどね」
    「キツネからも守れますよ」

    ビニールハウス
    ビニールハウス復活(7/9)

    しかしこれ本当に大変だったようで、サクラの木が食い込むように伸びていたため、枝を少し切ったり、ビニールをうまくよけながら作っているうちに、支柱をしっかり固定させようと踏ん張っていた時に胸が「メリッ」とヤバい音がしたんだとか。

    「あー、これはヤバいやつだ、あー」と独り言。
    病院へ行ったら骨と骨を繋ぐ軟骨か何かにヒビが入っていたようです。行きつけの病院なので医者がナオヒロくんのことを良く知っており、

    「ああ、3本にヒビが入っているね、キミは骨が丈夫だから折れないんだな」
    普通なら折れてる、とか何とか言われたようです。

    ナオヒロ肋骨3本にヒビ
    肋骨3本にヒビ状態の説明書(7/9)

    こうしてさらに貧乏も深まっていくのでありました。
    豊かな収穫の秋を迎えたいっ。


  • v307 大規模「家庭菜園」 名札

    ■大規模「家庭菜園」 名札

    チンダル現象
    畑で見たチンダル現象(6/10)

    ちょっと息抜きに、くだらない話をひとつ。
    種にはF1種という、1代限りで根絶やしになるくだらない種と、固定種という昔から代々続く、普通の種があります。
    畑にいろいろな種を撒きましたが、どこに何を植えたか分からなくなっては困るので、名札を書いて土に刺します。

    100均などで20本とか30本セットのプラスチック板に書きました。その時に実に困ったことが起きたのです。

    パクチーには「パ」と書きました。そうしたら後から「パセリだったかな」と一瞬分からなくなりました。ディルは「デ」と書きました。

    固定種で手に入れた鷹の爪には「固タカ」としました。
    それからとても困ったものが出てきてしまったのです。それはチンゲンサイ。

    「固チ」
    コレじゃ分からんな。
    「固チン」
    コレはヤバい。固定の固も誤解する。
    仕方ないな、
    「固チンゲ」
    ああっ、もっとヤバいぞこれはっ!!
    仕方ない、
    「固チンゲン」
    ここまで書いちゃったら「固チンゲンサイ」でいいよなっ。

    で、冷や汗をかきながら結局は「固チンゲン」にしたのです。

    チンゲンサイの札
    刺し過ぎ(5/30)

    「これは問題だろっ」

    カイワレスタンプ
    クリックでショップに

    どうもすみませんでした。


  • v306 大規模「家庭菜園」 アリ地獄

    ■大規模「家庭菜園」 アリ地獄

    テントウムシ
    生き物いっぱい。テントウムシ(7/5)

    前回の続きです。キツネと並んでアリもヤバい存在になっています。

    アリ
    アリの巣と化し、完全に消えたズッキーニ(7/1)

    どうもマルチの下にはアリが集まる、ような感じです。そしてここのアリはとても元気で、噛み付き攻撃、噛み付き攻撃、噛み付き攻撃、もうやめてっ、なのであります。
    最近、外来の毒のある「ヒアリ」が上陸、のニュースがあった中で、「ヒアリだったらどうしよう」とチラッと頭をよぎったりもします。

    私のズッキーニちゃんは20株ほど、種から芽を出し、ゆっくり育っていたのですが、そのうち2つはアリにやられ、あといくつかが死にかけています。写真のように、多分かき出した土がどんどん積もっていき、無惨な姿となります。カボチャも7株のうち2~3株がアリにやられそうになっています。

    当初はこう思っていました。
    「アリが野菜に悪さをするとは思えない、共存可能だろう」と。

    イモ虫がアリに…
    うんしょうんしょ アリは肉食(7/1)

    ただ、アリの数がとにかく膨大で、あちこちに密集している(アリ塚があちこちに)。でもアリが増えれば、天敵が出現しその数を調整していくはず。天敵ってなんだ、アリの天敵、ということで調べたら…せいぜいこの4つ程度でした。

    アリ地獄(ウスバカゲロウの幼虫)
    徘徊性のクモ
    アリクイ
    人間(理不尽なまでに凶暴)

    じゃあ人間以外で、一番アリを減らしてくれそうなアリクイを調達してみますか。んー・・・様々な角度から、無理。ペットショップで販売してるみたいですが。(驚)

    アリ地獄はここでは発見できていないし、1匹ずつ食べてたんじゃ追いつかない。
    徘徊性のクモは確かにすごくたくさんいる。なるほど。まあ選りに選って、一番期待できるのが私の苦手なクモとは…。 ○| ̄|_

    鵜だじゃれスタンプ
    クリックで店に飛ぶ

    クモもいっぱいいる割にはアリだらけ。とはいえクモだらけになってもイヤだし困ったな。困ったよ。

    ナオヒロくんはというと、苗を自宅で育ててから、満を持して植えたカボチャのいくつかがアリにやられて死んでいました。
    「あーーっ、ダメだー、やられたー、アリめー!!」
    「この…」

    「この、クソアリどもがーーっ!!」

    ナオヒロくんはついに怒りMAXとなり、数日後ピンク色の得体の知れない小さなケースをカボチャの周辺に置きました。

    そこに置くだけで、ピンクのケースに詰まったエサをアリが巣に持ち帰り、仕込まれた毒が働きアリも幼虫も、女王アリも根こそぎ殺害するというヤツ。人間おそるべし。

    可哀想だなー、でも、この状況では仕方ないのか。うーん。
    でも確かにアリの数が多過ぎるのです。そしてどんどん増えてしまう。

    カボチャ
    6月21日のナオヒロカボチャ。キレイですね

    どうも黒マルチの中にアリが巣を作りやすいのではないかと推測し、ナオヒロくんはマルチを外したのです。

    カボチャ
    写真奥のカボチャが数株やられています(7/5)
    カボチャ
    周辺がアリの巣だらけ。カボチャは死にかけている(7/5)

    しかしまあ、全部はやられないとは思うのです。やられてしまったのは10分の1くらいです。これをどう解釈するか。放っておけば被害がどのくらい拡大するのか(←ここが心配)、翌年はどうなるのか、難しいところです。自然淘汰するのかどうか。

    しかし、人間は自然淘汰を待ってられないのです。人間の欲望は10%の損失もしたくないのです。私は今回、カボチャは固定種のちょっと変わったヤツをネットで購入しました。種をとり、また来年その種からカボチャを作りたい。できれば放っといて、勝手に生えてくれれば、老化して寝たきりになっても、カボチャがゴロゴロできている、なんて夢のようなことになるわけです。寝たきりなら収穫に行けないけど。(笑)

    ていうか、アリを根絶すればそれはまさしく不自然農法であるし、農薬散布と変わらんのです。やっちゃいかんような気がする。それはやっちゃいかん。

    アリの巣退治
    いかんいかん、やったらいかん(7/9)

    説明書きを読むとそれは残酷そのものです。人で言えば、無人の屋台にケーキを並べて、「ご自由にお持ち帰りください」と書く。それを子どもが喜んで家に持ち帰り、家族団らんでケーキを食し、「美味しかったね」と語らう中で、じわじわと体調が悪くなり、七転八倒の末、おじいちゃんが死に、おばあちゃんが死に、家政婦が死に、お父さんが死に、長男が死に、四男が死に、次女が死に、孫が死に、七男が死に(何人家族なんだろ)、そして一家全滅、大惨劇。と同じですから。(ちょっと違う? いや同じだな)

    いや確かに、作物をやられるとアリ憎しの感情も起きますよ。全部ぶっ殺したる、と思いますよ。正直。で・・・

    ついに薬殺
    置いてみた(7/9)
    根元がアリの巣になってしまったカボチャは救われるのか
    これで人類は滅ぶのか・・・

    置いたらイカン。この殺虫成分がカボチャに吸収され、実に移る。それが人を殺すほどのものではないとは思うものの、学者を買収して「影響はない」って言ってもらえば問題ないか。カネは厳しいからカボチャの現物で。(笑)
    「美味いから安全だ」って政治家にでも言ってもらうか。誰も責任なんて取らない世界で、自分が責められることはないにしても、自分の良心が許すのか。
    それでいいのか。それでいいのか。

    答えは風の中、風が知っているだけさ。(すっごいウヤムヤに)

    帰宅してからちょっと凹んだ。やっぱマズかったかな。


  • v305 大規模「家庭菜園」 キツネの事件3

    ■大規模「家庭菜園」 キツネの事件3

    カエル
    生き物いっぱい(7/1) 素晴らしい表情

    キツネが、オオカミの小便(ウルフピー)を全く怖がらず、さらにはマルチの上にウンコを置いていったり、人間をあざ笑うがごとく振舞っている中で、ついに恐ろしい事件が発生しました。
    7月1日(土)、早朝に畑へ出かけました。

    畑
    いったいどこから畑なのかも分かりにくい

    育っている植物は主にヨモギです。この広い畑のほぼ全面に生えています。普通の人であれば、これは「雑草」と呼び、刈ってしまいます。ヨモギなんてモチに混ぜるくらいしか使い道もなかろうと、刈ってしまいます。もったいないですね。
    ここでは仮に刈ろうとしても物理的に手が足りないので刈り切れないというのはあります。また、あえて残しているとも言えますし、もったいなくて刈れない気持ちもあります。

    例えば、私の植えたジャガイモはかろうじて芽を出して、ちょこっと育っていますが、その周辺はというと…

    ジャガイモ
    いろいろ育っています

    これはジャガイモですが、手前には枝豆が伸びていて、周辺にはヨモギやらカヤやら、名前も知らない草がちょこちょこ育っています。少なくとも枝豆とジャガイモはコンパニオンプランツの関係が分かっていて、共生できるというので同居させています。

    次の写真はズッキーニですが…

    ズッキーニ
    いろいろ育ってます

    赤い矢印の先がズッキーニです。黄色い矢印の先はギシギシという植物で、勝手に生えてきたヤツです。人は雑草と呼びます。若芽は食えます。育ったらマズそうです。タデ科っていうくらいなので、タデ食う虫もなんちゃら、のそのタデの一種です。マズいけどマニアはいるかも知れません。
    ギシギシの根は畑を良く耕し、良い土を作るとどこで聞きました。だから抜きませんが、成長の早いこと早いこと。ズッキーニが困っていますね。

    ヨモギの成長もかなり早く、緑肥用に撒いたライ麦の成長よりも数倍早いのです。逆に、作物系はホントに成長が遅いというか、手間ひまかけないと死にますからね。弱いなーと思います。

    で、ズッキーニ周辺にもヨモギやら知らない草がいっぱい育っています。養分を取られないのでしょうか。摂取する養分の種類が違うかも知れないし、根の深さが違うかも知れないし、互いに成長させているかも知れない。やってみて、うまくいけば儲けもんです。雑草取りが不要になるのだから。

    あ、ていうか、ヨモギとかの話になってんじゃん。(長ーいボケでした)
    今回もまた、キツネ事件でしたね。これを見てください。
    (やっと本題)

    落とされたウルピー
    小さな支柱の上の方に、ビニールタイでウルフピーを吊るしていました。
    それがこんなことに。

    これはセミプロのナオヒロくんが植えた「黒豆」のエリアにあったウルフピーです。
    「ああ、なんだコレはっ!!」
    「あっ、まさか、キツネかっ、キツネがやったのかっ」
    「キツネだー、キツネにやられたーっ!!」
    「マジかー」
    「自然にこうなるはずがないっ!!」

    「あっやっぱり。コレ見てださいよ」

    引き抜かれた黒豆
    黒豆の葉がかじられ、引っこ抜かれていた

    ウルフピーのすぐそばの芽が出た黒豆が、3本ほど引き抜かれていました。ナオヒロくんがワナワナして言いました。

    「わざとだな・・・」
    「・・・だってこれ、こっちの変な草食べた跡があるでしょう。豆は引っこ抜いて」
    「・・・そしてウルフピーの容器はこれ見よがしに落としてある」
    「この・・・」

    「このクソギツネめーーーーっ!!」

    確かにクソも落としていくクソギツネです。陰で「フンフン」と鼻で笑っているかも知れません。

    いや、ナオヒロくんが怒るのも無理はないのです。ナオヒロくんの畑は手間ひまかけて、血と汗を流し、苦労して作っているのです。私ならいるだけで熱中症になるような中、手足がもげるくらい、彼はよく働いています。

    しかしキツネ対策はほぼ出来ないと思われ、この先どんな被害に遭うか、予測がつきません。・・・と書いた後、畑に行ってみると大変なことに。
    「ぁああぁ、ひでぇことしやがる・・・」

    引き抜かれた黒豆
    ナオヒロくんの黒豆が(7/9)

    黄色いところはセーフ、赤いところはおそらくキツネに食われています。新芽から出た2段目の柔らかい葉っぱを食べていると思われます。茎だけ残っているので。葉っぱを食われた黒豆ちゃん、死んでなければ良いのですが・・・。

    実害と言えば、アリもヤバい存在になっています。

    アリ
    完全に消えたズッキーニと、でかいアリの巣と大量のアリ(7/1)

    ズッキーニのマルチは完全にアリの巣と化しました。いったいどうなるっ。
    続く。

    最期に、最近恒例のスタンプを何気に宣伝するコーナー。(コーナーではない)
    絵をクリックすると売店に行きます。毎度毎度。(笑)

    スタンプ
    この「哲学者シュナウザー」を使いこなせたら、あなたは天才