• タグ別アーカイブ: 落ち葉
  • v171 落ち葉/愉快な札幌100-家賃が気になる

    ■落ち葉

    公園の落ち葉
    猫は関係ありません。落ち葉に注目。

    あの東京にしても、町には街路樹もあり、大きな公園もあり、そこそこ「木」はあるものです。おそらく日本中、自然はいっぱいで「木」だらけでありましょう。

    秋になれば舗装道路や、家のまわりが落ち葉だらけになりますね。その落ち葉を掃除してゴミ袋に入れると、燃えるゴミとして回収されることになります。

    その落ち葉、有料ゴミとなっている自治体がそこそこあるんです。札幌はまだゴミの有料化自体が「検討中」ですので、今のところはホイホイと出せるわけですが、近い将来有料化は避けられず、頭の痛い問題となると思われます。

    他所から飛んできた落ち葉を、お金を払ってゴミとして出すなんて理不尽ですよね。落ち葉が吹き溜まる家に住んでいたらたまったもんじゃない。

    ところが、その問題を解決すべく、先進的な実験を始めた市があります。すでにゴミ有料化を実施している旭川市です。一昨年まで、落ち葉は「燃やせるゴミ」として有料で回収していたそうですが、昨年から特定の落ち葉に限って無料としました。

    落ち葉は何年か放っておくと「腐葉土」と呼ばれる堆肥になります。(3年前後と聞いてます)

    はっきり言って燃やすなんて実にもったいない話なのです。

    そこで市は葉っぱの種類別に分けて集めて、何年で堆肥として使えるかという実験場を作ったわけです。(実験場と言っても、葉っぱを積んで放ったらかしておく場所みたいですけど)

    葉っぱの種類は限定されていて、種類別に袋に入れなければならないようです。具体的には、腐葉土に適しているモミジ、ナナカマド、イチョウ、ハルニレ、プラタナスの落ち葉が無料回収の対象になっています。

    現在のところ始めて2年目ということで、まだ詳細なデータとして取れてないようですが、葉っぱによって堆肥になる速度がほぼ同じであれば、分けて袋に入れる必要も無くなるでしょうし、何種類かを同じ袋に入れても良い、という具合になっていくと思われます。

    腐葉土ができたら、小分けにして販売も出来るし、農業政策にも有効に使えると思います。そこらへんに落ちている葉っぱが肥料となって、自分たちの食料になって返ってくるなんて、究極のエコではないですか。

    この試み、うまくいけばいいなと思うのでありました。(いい話だねー)

    ■第100回 愉快な札幌大発見:家賃が気になる

    たかすぎ

    セレブなマンションでござんすね。
    前はこんなのがありましたが。

    安いマンション

    せっかくのいい話のあとでこれか…。