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  • v356 超絶乾燥マシン1号機

    ■超絶乾燥マシン1号機

    数年前から我が家は日陰であり、天日干しが難しくなってしまった。しかし菊芋は乾燥させることで保存食となる上に、それを粉にしてペット食に混ぜて与えることで、糖尿病への効果が確認されている。もちろん人間にも効くという話だ。

    「粉を作らねばっ」

    いや、別に粉じゃなくてもカッチカチの天日干しでも構わない。とにかく天日干しは必要なのだっ。しかし天日が難しい。のであれば、人工的に乾燥させれば良いのではないか、と思った。

    「そうだ、野菜乾燥機を購入しよう」

    と思ったのですが、大きいのは6万円とか15万円とか、とんでもないし、電気代も大変。

    小型のはというと、4000円代ではあるものの、25cm四方の受け皿4枚程度では、大量の菊芋スライスを干し切るには何年もかかってしまいます。

    なら作ろう。作るしかないっ。原理は?
    周りを囲って温風を送り込めばいいんじゃないの?
    布団乾燥機を使うのはどうだろう。

    「どれどれ、ネットで調べよう。500Wとか780Wとか消費電力が大きいな、コンピュータが飛んだら大変だ」
    「靴乾燥機!! 180〜250Wで静音。ワット数の切り替えもタイマーもついて2600円か。これだっ!!」
    「100均に焼肉のでかい網があったな、10枚くらいセットすればなかなかのものだろう」

    ということで、靴乾燥機をネットで注文。出費は痛いが送料無料でお得。
    それと必要なものは全て100均。
    一式4223円と、無料の段ボールと、家にある色々なものを組み合わせて、
    野菜乾燥マシンが完成したのであります。(事務所狭いのに)

    野菜乾燥マシン組み立て中。下の白いやつは靴乾燥機。 11/5(月)早朝。

    野菜を乗せる焼肉用の網が450×350mm。それに合わせて作る。
    硬い金属の棒10本100円の花の支柱を20本購入し、両サイドの格子に渡して「ねじりんぼう」で固定。そこに網が乗る。それを10段設置できるようにした。段ボールの側のサイズは高さ1m、左右と奥行き共に約50cm。前の蓋になる段ボールを折りたたみ的な構造にして、上から下に垂らし、左右の段ボールの耳で押さえる形にして気密性を高め、100円のプラスチックチェーンで押さえ込む。

    ちょっと何言ってるかわからない?
    写真で見てみよう。

    こんな狭いところで作業する。まず菊芋と金網を準備。
    菊芋をスライスして金網に乗せていく。
    野菜乾燥マシン1号に、金網をスライドさせるようにセット。
    それを繰り返し、次々にセット。
    野菜乾燥マシン1号
    下から見たところ。なかなか壮観。
    側をチェーンで巻くように押さえる。外観はみすぼらしいが、素晴らしい。
    稼働する靴乾燥機。決して靴など乾燥させないぜ。これ以外は全て100均。

    こうして、1日6〜7時間稼働させてみたところ、どうも乾きが遅い。乾燥マシン1号の室内温度は上昇しているが、乾く速度が遅い。こんなはずはない。なんだろう。

    もっと早く乾燥できるはず。
    なんだろなー、これがああなって、こうなるから・・・あっ、そうかっ!! キラリーン (続く)


  • v355 菊芋全収穫

    ■菊芋全収穫

    残されていた菊芋12本分

    11月2日(金)早朝、残っている菊芋を全収穫することにしました。いつ雪が降ってくるかわからないからです。

    成長しなかった菊芋くんが6人、それ以外の12人を惨殺、いや収穫しました。ご覧の通りです。

    4人を滅多斬り
    通路脇のヤツをひと思いに。
    草むらの中に隠れたいたヤツを闇討ち。草ボーボーでも芋はできています。
    こいつもっ

    まあ全部の写真はありません。時間もなかったし。こうして収穫した菊芋は、スライスして天日干しにするのですが、この量をスライスするととんでもない量になってしまいます。

    しかも相変わらず天気が不安定で、晴れていても急に雨が降ったり、そもそも我が家の庭は、周辺に建ってしまった背の高い家に囲まれるように陰になって、ろくに日が当たりません。

    どうしたものか。うーん。

    あ、そうだっ、キラリーンっ!!  (続く)


  • v353 菊芋すごいぜ

    ■菊芋すごいぜ

    菊芋が猫を救う日も近い。このうるちゃ君は糖尿ではないと思う。

    猫なのにイヌリンで救う。
    糖尿病に有効とされるイヌリンを多分に含む菊芋の天日干し。人間にもペットにも有効らしい。
    犬はネコリンで救いたいところだが、じゃあウサギは何リンで救えば良いのか。
    ・・・イヌリンでいいじゃん。(最初からどうでもいい話に)

    10月21日、いよいよ菊芋を大収穫してしまおうと畑へ向かいました。

    菊芋君は私の失敗しない分離移植手術によって、34人に増え、先日一人から菊芋をゲットしました。それは天日干しにしていますが、晴れ間が少ない上に、我が家は日陰なので、ほとんど満足に干すことはできません。仕方なしに室内の窓際に吊るしています。

    今回は畑の奥の方から収穫することにしました。

    菊芋

    こちらに20人弱の菊芋さんたちが集まっています。最初にBのエリアの菊芋を掘ります。ここは当初アリですごいことになっていましたが、わさびとニンニク入りの木酢液を振りまいたところ、見事にアリは退散してくれました。

    菊芋

    EM菌培養の薄め液を来るたびに少しずつ投与しました。肥料はそれだけです。雑草は時々手で抜きました。というか本来というか、菊芋自体がまるで雑草扱いなのが現実でして、道端に生えていることに最近気づきました。非常に強い植物です。

    このA,Bエリアの菊芋は2メートルというところで、普通に3メートル4メートルになるので、小さい方です。芽のある部分を切り分けて植えたので、成長力が少しだけ弱いのかも知れませんが、その割にはまずまず育ったと思います。多年草なので、放っておけば翌年はもっと大きく成長するかも知れません。

    で、上の写真は「うおおおーっ」と引き抜いた時のものです。もう少し見やすい写真がこれ。

    菊芋

    結構付いてますよ。さらに周囲を掘ると、意外に離れたところまで伸びていて、大外からスコップを差し込んだつもりが、菊芋を真っ二つに割るという悲しい失敗を数度してしまいました。いやー、進出力がすごい。

    菊芋

    これは別の菊芋君ですが、まあ一株でこのくらいが引き抜かれて、土の中にゴロゴロと残っているパターンです。

    菊芋

    こんな感じで9人を惨殺、いや、収穫すると、持ってきたダンボールにいっぱいになってしまいました。
    小粒な芋はここには入れてません。

    菊芋

    軽く100個はあります。ヤバイっす。この後のスライスして天日干しなど、ちょっと処理しきれない。
    34人のうち、6人はほとんど成長せず(1メートルに満たない)、この日収穫されたのが9人なので、残りは19人。なんとまだ19人もいる。なかなか大量ではないですか。このダンボールにあと2箱は期待できるわけです。
    300〜400個は収穫できる。

    ということでこの日はここで終了。

    思ったよりも多いのと、小粒の菊芋は来年の種芋にしようと思い立ち、一定の大きさ以下のものを土に埋めてみました。ホイッ。あとで掘り起こしてどこかに保存するか、このまま保存するか、芽が出ないとも限らず、よくわからないのでとりあえず埋めます。

    菊芋

    そして土をかけて・・・

    菊芋

    この細い支柱をいっぱい立てて囲んだところに埋めました。ここには来春ロータリーをかける予定なので、あとで掘り起こして、菊芋畑にする予定のエリアにぶっ込みます。それ以降はそのまま放置、間伐的に収穫すれば放ったらかしで毎年毎年、収穫が見込めると思います。まさに自然農法の極み。しかも猫も救われる。

    翌22日、天日干しのスペースが少ない上、曇り空という不幸な環境下で、とりあえず10個を水で洗い落としました。

    菊芋

    グロいですね。こいつらをスライスします。前回の実験で、5ミリにスライスなど、スライスでもないので、2ミリ程度を意識してカットしましたが、今回は1ミリ厚にします。包丁でショキッ、ショキッと切っていきます。

    菊芋

    増えていく感じ。(笑)
    5個を包丁でカットした後、ふと、こんなものを持ってきてしまいました。

    菊芋

    タラララッタラー♪ 出ました、スライサーっ!! (ドラえもん風)
    間違って指を削ぐと大変ですから、注意しながらスライスしてみました。

    菊芋

    右のガラスボウルの外にあるのが手でカットした菊芋で、ボウルの中にあるのがスライサーでカットしたものになります。スライサーはおおむね0.5〜1ミリというところで、とても薄いです。この方が早く干せるはずです。

    菊芋

    これが薄い方、5個分。

    菊芋

    こっちが手切りの厚めの方、5個分。
    天気はイマイチ、陽は射さず、室内で自然乾燥させます。

    ところで前回厚くスライスした菊芋の天日干し状況はというと、こうなっています。

    菊芋

    なんか見た目は私の嫌いなシイタケのようになっていて、どこまでもグロい奴らなのでした。

    しかしまあなんですねぇ、まだ90個以上はダンボールに入ってる状態で、さらにこの2倍強の菊芋がまだ畑に生存中です。処理しきれない予感。

    うれしい悲鳴でした。


  • v352 菊芋成功の予感

    ■菊芋成功の予感

    花が咲いたら収穫のサイン。菊芋は3mくらいになります。いや2〜4mか。

    10月14日、菊芋には花が咲いていて、とりあえずどうなっているか、ナオヒロ君の菊芋を1株、私の菊芋を1人、実験的に掘ってみることにしました。

    まずナオヒロ君の、きちんと発酵させた鶏糞をぶっ込んで成長させた菊芋から。

    菊芋

    これ、元々は8個の種芋でした。見事に育っています。では1株、引き抜きます。
    むおおおおおお!! がばらーっ!!

    菊芋

    うわー、すごいすごい。すごい量でありますっ。結構でかいです。
    やったね。これはいいぞ。大成功でしょう。
    菊芋は鮮度が落ちるのが早いらしく、採ったらすぐ調理するのがいいらしいです。だから、食べたい時に引っこ抜いて食べることにしたそうです。

    で、私の方は、34人に増えた菊芋君たちの中から1人をチョイスしました。

    菊芋

    この手前のやつ、一番左のやつ。2メートルくらいです。
    ヒョロヒョロですが、なんか芋付いてたらいいんだがなっ!!
    むおおーーっ!! ズズズっ

    菊芋

    ん、どうなってる?

    菊芋

    お、付いてるぞ。

    菊芋

    このくらい付いてます。芋を取り外して、水で洗ってみた。

    菊芋

    おやおや、なかなかのものじゃないですか。これ種芋の複数ある芽を分離して別々に植え、EM菌だけで作った菊芋です。ちゃんと成長して芋がゴロゴロと付いています。ナオヒロ君の比ではないですが、よくできていると思いました。

    これを糖尿病の薬として使うために、スライスして天日干しをします。あ、もちろん食用としても大丈夫です。ていうか本来食用です。

    カッティングシートの上の菊芋。これも形状はやはり恐怖系ではあります。

    こいつをスライスするにあたり、ネットで調べてみると軒並み5ミリ程度にスライスと書いてあります。

    「5ミリ厚って、もうブロックと言ってもいいレベルじゃないの?」
    スライスなんだから2ミリ厚でも厚すぎではないか?
    5ミリはないわ、5ミリでカットしたら、厚すぎて乾きにくいじゃん。

    で、普通の感覚でスライスしつつ、「5ミリ」を意識しても2ミリが限界というか、それ以上厚くスライスすることができませんでした。5ミリではザク切り。

    端の方をスライス。自然と1〜2ミリ厚になってしまう。

    1ミリでも厚いような気がするぞ。

    菊芋スライス

    なんか厚さの意思統一ができないためにバラバラの厚さになってしまいました。

    まだあるぞ

    これらもスライス。

    気持ち厚めにスライスしてますが、やっぱり何か気にくわない。でもまあ一応実験っちゅうことで、これを天日に干します。

    陽の当たらない庭ですが、部分的に短時間陽が射します。ここは1時間で日陰となりました。 10/15

    カラカラになったら動物病院へ持っていきます。
    犬や猫の糖尿病にも菊芋は効果が見られるらしく、ヨモギより先に役に立ちそうです。

    そしていよいよ本格収穫へと続きます。


  • v343 菊芋成長中

    ■菊芋成長中

    菊芋
    9月1日の状態

    6月25日以来の菊芋記録です。
    菊芋の芽欠きがもったいなく、すべての芽を活かせないかと、分離・移植手術をし、それがすべて成功しました。それから彼らが一体どうなったかを書こうする気持ちはありました。ただ、34人に増えた菊芋たちは、場所によってバラバラな成長具合となり、ここに書くにはとっても面倒な状況となってしまい、記録する気力を失っていたのでした。

    ところで、私は菊芋の種芋を、植える前に、ナオヒロくんに8個くほど渡し、ナオヒロくんのやり方に任せました。私と絶対的に違うのは「ちゃんと肥料をぶっこむ」ことです。鶏糞を発酵させて、土に混ぜ込むのです。手作業なのでとっても大変なのです。

    菊芋
    ナオヒロ菊芋 7月2日

    7月頭ですでにこんなにワッサワサ。私の方はというと・・・

    上の2週間後の7月17日でこの状態。

    とてもわかりにくいですが、雑草の中に点在させています。肥料なし。(笑) ていうかEM菌を撒いています。EM菌はナオヒロくんの方にも撒いています。

    菊芋
    7月22日

    それとは別のところの菊芋です。
    ニンジンの種をいい加減にバラバラ蒔いて、芽が出ていない時に菊芋をここに移植したのです。やがてニンジンの皆様がみんながみんな芽を出して賑やかになっていきます。

    混植したけどいいのかな、知らんがな、ていうことで、見ていたら菊芋はそれなりに成長してきましたし、まあ共存はしています。

    菊芋
    8月4日

    以下は8月8日の菊芋くん34人のうちの半分くらいの菊芋たちの姿です。

    菊芋
    1、2人目。 8/8
    菊芋
    3、4、5、6、7人目。 ここが一番植物に厳しいエリアで、去年パクチーで失敗したところ。この5人の菊芋たちはなかなか成長しない。 8/8
    菊芋
    8人目。 8/8
    菊芋
    9人目。 成長しないエリアのそば、やはり弱々しい。ここは芽欠き(株分け)せず。 8/8
    菊芋
    10、11、12人目。 ここは、去年ズッキーニが大成功した場所。成長が他より早い。 8/8
    菊芋
    13、14、15、16人目。 ここは入口付近のところで、去年ジャガイモで失敗している。菊芋はまあまあきてる。かな。 8/8
    菊芋
    17、18人目。 8/8
    菊芋
    19人目。 8/8
    菊芋
    20、21、22、23、24、25人目。 8/8

    なんかよくわからなくなってきた。とにかく34人いて、場所によってまちまちの成長具合。
    その10日後、ニンジンと混植の菊芋は・・・

    菊芋
    ニンジンが森のようになってきている。菊芋も調子いい。 8/11
    菊芋
    1mはあるかな。 8/18
    菊芋
    その奥のやつら。いまいち成長が遅い。ここはアリが多い。 8/26

    片や同じ8月26日の時点でのナオヒロくんの菊芋集団はこちら。

    菊芋
    ナオヒロくんの菊芋はワッサワサ。着ぐるみキャラクターのようになっている。2mは軽く越えている。 8/26

    そして9月に入ります。

    菊芋
    明日9月5日に北海道に台風が来るらしい。でも北見はかする程度かな。写真は9月1日。

    今年はここまで本当に寒くて雨が多くてひどい天気でした。その割には菊芋は強い感じはします。ちゃんと肥料をあげれば最強。明日の台風で倒れなければいいが・・・。

    ここまでです。なんのオチもない。面白くもなんともない菊芋の成長の記録でした。
    おしまい。

     

    いや、おさらいとして、329号で書いた部分を引用します。なぜ菊芋なのか。

    これはもはや薬ですよ。イヌリンっていう物質が血糖値を下げ、中性脂肪も減らす芋なのです。「天然のインスリン」とか言われています。健康マニアの常識ですっ。なんだとさ、知らんけど。なんかテレビでやってブームになってるとかなんとか。
    しかもなんとですね、キクイモってのは土壌から放射性物質をほとんど吸い上げず、食べれば排出効果があるそうです。真実は知りませんよ。消化に悪いっていう話もあります。ただやっぱり割と簡単というか、ほっといてもできるみたいな類のやつです。2〜3mの高さになるらしく、この広い土地にはピッタリ。

    でさらに、菊芋の効果としてはこんな風に言われていますね。

    ★ 糖質の吸収を抑制
    ★ インスリンの分泌を促進
    ★ ナトリウム(塩分量の目安)の吸収を抑制
    ★ 中性脂肪の蓄積を抑制
    ★ ダイエット作用
    ★ 整腸作用
    ★ デトックス作用
    ★ 美肌・アンチエイジング作用

    痩せるし、若返るし、血圧下げるし、中性脂肪下げるし、糖尿に効果あるってさ。知らんけど。
    でも食べ過ぎはダメ(胃腸の不快感、膨満感、胃痙攣、ガスの蓄積など)で、イヌリンの1日の目標摂取量は10~20gだそうです。イヌリンだけ10~20gってわからんがな。ていうか多分人の体は、これはもう十分っていう直感なり体感があるであろうぞ。食べる適量は感覚じゃ。

    何はともあれ、収穫できるといいな。おしまい。