• タグ別アーカイブ: 芸術
  • v367 げーじつ売り切れ

    立体系のげーじつ作品が賑やかに展示されています。
    春のげーじつ祭in北見

    10連休初日。湧き水を汲んで、帰ってきて、ナオヒロくんの作品が展示されて売られている喫茶店へ行きました。

    この喫茶店「シンチャオ!」には、油絵なども飾られていまして、げーじつが好きなようです。

    店内には美味しそうなカレーの匂いがしていました。

    なんて言いますか、げーじつ作品ってのは、売るのは大変ですよね。

    立体作品の数々
    ケツのようなものは売約済み

    個人的にはあれこれ、いいな、と思うものの。

    巻貝の隙間からカエルが顔を出している
    貝にカエル。これいいな。

    コーヒー代で持ち金がなくなりましたから、見るだけ。

    ドングリを使った立体作品
    これが思った以上に重量があり楽しい。どんぐり使ってるっぽい。

    で、ナオヒロくんの作品は、7作あったそうですが、ちょっと高めであるにも関わらず、なんと早々と全部売れたということでした。例えば、

    鼻の形の傘からヒゲが下にたくさん伸びている「鼻クラ毛」

    これは「鼻クラ毛」。鼻クラ毛ファンも発生したようです。

    ニンニクに、ダリのヒゲと帽子を加えた「サルバドール髭にんにく」
    ダリ風味の作品

    これは「サルバドール髭にんにく」だそうです。まるでウソのような好景気にでも、げーじつ作品が売れるっていうのは、すごいですね。

    平成最後の記念に、楽しいげーじつ作品祭りを紹介しました。
    この記事が研究所通信平成最後の記事ですね、きっと。


  • v364 げーじつ

    ナオヒロくんが人形になりました。(笑)
    売り物ではありません。ナオヒロくんの心の師匠である人形作家の作品です。

    超絶な貧困状態にあるナオヒロくんですが(笑)、粘土のようなものや、セメントのようなもの、ゴムのようなもの、金属の粉のようなもの、絵の具のようなものを格安か無料で手に入れては、立体げーじつ作品を作っては、5京円や10阿僧祇円で販売しております。
    だから時々、電話も電気もガスも水道も止められていたりします。(マジですが、笑)

    今なら格安の数1000円から数万円となっております。それはもちろん大変時間をかけて、独特の感性で作れているため、値段はつけられないのですが、あえてつければ2恒河沙(ごうがしゃ)円のところ、あえて5000円、などとしています。

    今流行りの、「今ならもうひとつ」とか、「下取りで1万円引き」とか、唯一無二のものであるため、適用できません。

    どうせバレるので、ナオヒロくんのげーじつネームが「ちょくだい」であることを付け加えておきます。

    そんなナオヒロくんの作品が、北見市のママハウスの向かいの喫茶店「シンチャオ!」で、コーヒー(飲み物)必須で鑑賞でき、購入することもできます。北海道新聞も後押ししてくれています。

    2019年4月10日付、16面「地域の話題」、北海道新聞

    今月29日まで開催。あと5日。

    暮らしに潤いを与える「げーじつ」の力。この世のものとは思えない奇妙な生物、全国の作家から集めた80点を展示しているそうです。

    お近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄って、頭の中を空白にしてみてください。

    さてそれはさておき、これが研究所通信の平成最後の記事になってしまうのでしょうか・・・。


  • v351  恐怖の芸術ニンジン

    ■恐怖の芸術ニンジン

    ニンジン
    掘り出した直後のニンジン。完全無農薬。まともな形のニンジンは3割程度だった。その理由は・・・

    こりゃあ500本じゃきかないな。10月14日に収穫したニンジンは、ニンジン畑全体の約半分。

    写真では分かりにくいですが、とにかくすごい本数なのです。それで半分。

    まともな、立派なものが150本ほどありました。そして、恐怖としか言いようのない形状のニンジンはその倍くらいありました。その恐怖ニンジンのほとんどが「ワタス、失敗しないので」、と言って移植したニンジンでした。100%に近い確率で、移植ニンジンはひねくれていたのです。

    恐怖としか言いようがない。

    この血も凍るような恐怖ニンジンは、半分はナオヒロくんが引き取ってくれました。逆にその形状が芸術的であったからです。
    そして残り半分のうちの5分の1は、東京にお住いの「でっちさん」が、恐怖におののきながら引き取ってくれました。しかしその恐怖から一刻も早く逃れるために、速攻で無農薬野菜をありがたがってくれる人々に分けたところ、大変喜ばれたということで、まずまず落着してくれました。でっちGJ!

    まともなニンジンは畑にはもう少なくなってしまいました。残っているほとんどは、この恐怖ニンジンと思われます。移植した畑から掘り出すのが怖くて採るのをやめたからです。
    それらもそうですが、今回収穫してまだ残っている恐怖ニンジンを処理していかなくてはなりません。100個はあります。

    それらの恐怖の芸術ニンジンの一部を、とりあえず、ザックリと皮をむき、彫刻物のようにしてみました。

    恐怖感は消えたニンジン

    おお、普通だ。これはいいぞ。と思いましたが保存がきかない。冷蔵庫にはとても入りきらない。この作業は量が多すぎてとてつもなく時間がかかり、手が痛くなる。どうしよう。

    「そうだ、ジュースにしよう」

    ジュースなら形状関係ない。しかもまだちょっと土のついたニンジンは少しは日持ちするので、1日4〜5個を使って毎朝飲めばあっという間になくなるし、飲む分だけカットするから手も痛まないし、何よりも体にも良いはず。一石四鳥のお得感です。ミキサーさえあれば。

    しかし、薬のようなニンジンで作るジュースは甘みが少なくてゲロマズじゃなかろうか。でもやってみなくちゃわからない。ということで、安くて高性能のジューサーを手に入れることにしました。手に入ったらジュース報告をしようと思います。

    それから、越冬ニンジン、あるいは雪の下ニンジンというものが実際に作られていて、それはそれは甘みが強くなって美味しいのだそうです。まだ畑に残っている恐怖ニンジンは200本ほどあり、越冬させることにしました。

    さてどんなことになっていくのでしょう。

    それとこのニンジンは2種類あって、2種類とも固定種なので、種を採取して、また収穫することができます。もうそろそろ雪が降ってくるのですが、トウが立っていない、花が咲いていない状況で、花待ちです。
    調べてみると種採りがまた面倒で、げんなりしています。しかしなんとかせねば。

    ニンジンの話はまたあとで。